JPH0542148Y2 - - Google Patents

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JPH0542148Y2
JPH0542148Y2 JP1986193764U JP19376486U JPH0542148Y2 JP H0542148 Y2 JPH0542148 Y2 JP H0542148Y2 JP 1986193764 U JP1986193764 U JP 1986193764U JP 19376486 U JP19376486 U JP 19376486U JP H0542148 Y2 JPH0542148 Y2 JP H0542148Y2
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JP
Japan
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groove
logs
log
forming part
iron
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JP1986193764U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は横断溝止金具に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 従来林道には、山側から谷側に横断する溝を形
成して、山側の水が谷側に流れ落ちる際に、林道
を削り取り、林道を破壊することがないようにし
ている。山の中の林道であるので、木材を利用す
るのが便利であり、特に丸太が多く利用されてい
る。当該丸太で溝を形成し、木の杭で丸太を固定
し、溝の上に木の板あるいは鉄板を置き、その上
に土をかぶせるのが、一般的である。しかしなが
ら、木の杭ではゆるんだり、腐つたりして固定が
不充分になるという問題点がある。特に車の従来
が激しい林道では直ぐに横断溝が破壊して溝を埋
め、そして山側の水が谷側に流れ落ちる際に、林
道を削り取り、林道を破壊することが起るという
問題点がある。横断溝をコンクリートあるいはコ
ンクリートブロツクで形成すれば、直ぐに横断溝
が破壊するようなことは防げるがコストが高くな
るという問題点がある。
本考案は上記問題点を解決し、便利に利用でき
る木材、特に丸太を使用し、安価に、しかもしつ
かり固定できて、横断溝が破壊することを防止
し、土砂くずれを防止する横断溝止金具を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、考案の目的を達成するた
め本考案に係る横断溝止金具は次のように構成し
たことを特徴とする。すなわち、溝幅の間隔を有
し、垂直に伸び且つ補強された一対の金具とから
なる溝形成部と、当該溝形成部の外側にほぼ水平
に置かれた複数本の丸太を固定する垂直に伸びる
金具とからなる丸太固定部を有する金具と、複数
本の異形鉄筋の下に複数本の等辺山形鋼を有する
鉄製格子蓋とからなり、当該格子蓋は前記溝形成
部に隣接する丸太の一部に切込を入れ、当該切込
と前記山形鋼の垂直面とを嵌合させることにより
固定することができ、溝形成部を形成する金具が
土中に押し込まれることにより、または前記金具
底部を補強材により補強することができ、且つほ
ぼ水平に置かれた複数本の丸太を別体に成型され
た金具と組み合わせて固定することができること
を特徴とする。
[実施例] 以下図面に示す本考案の実施例により詳細に説
明する。第1図は本考案に係る横断溝止金具の第
1実施例の正面図、第2図は第2実施例の正面
図、第3図は丸太固定部の一部を別体形成してな
る第3実施例の正面図、第4図は丸太固定部の一
部を別体に形成してなる第4実施例の正面図、第
5図a、第5図b、第5図cは鉄製格子蓋の正面
図、平面図、右側面図である。ここで、1は横断
溝止金具、2は溝形成部、21は補強材、3は丸
太固定部、31は別体に形成してなる丸太固定部
一部、4は丸太、5は鉄製格子蓋を示す。
本考案に係る図面に示された横断溝止金具1は
溝形成部2と丸太固定部3とからなる。
横断溝止金具1は各種の素材を使用することが
できるが、中でも鉄の棒が安価であり、入手し易
く、強度的にも充分であるので最も適している。
溝形成部2は、第1図に示される第1実施例に
おいては、鉄の棒によりコの字形に中央部に形成
してある。また第2図に示され第2実施例におい
ては、鉄の厚板に孔をあけて形成した補強材21
により溝形成部2の底部を補強して、ロの字形に
中央部に形成してある。
丸太固定部3は、第1実施例、第2実施例とも
に溝形成部2の両側に、鉄の棒により形成してあ
る。第3実施例、第4実施例の別体に形成してな
る丸太固定部の一部31は鉄の棒によりコの字形
に形成してある。
上記のように形成した横断溝止金具は次のよう
にして使用される。
第1実施例においては、横断溝を形成する場所
において第1図に示されるように2箇所の丸太固
定部3に2本の丸太4を配して丸太4を固定す
る。丸太4の両端を固定することにより、溝形成
部2の両側の2本の丸太4の間に溝が形成され
る。2本の丸太4の間に形成された当該溝の上に
鉄製格子蓋5を設置し2本の丸太を更に補強す
る。なお本実施例における鉄格子蓋5は、第5図
a、第5図b、第5図cの正面図、平面図、右側
面図、に示されるような形状を有しており、当該
鉄製格子蓋は、複数本の異形鉄筋の下に複数本の
等辺山形鋼を溶接して形成したものである。
第2実施例においては、第1実施例の溝形成部
2の縦の2本の鉄の棒を、孔のあいた板状の補強
材21の孔に通して第2図に示されるように溝形
成部2を形成し底部を補強してあるので、横断溝
を確実に且つ強固にしている。
第3実施例においては、第1実施例における2
箇所の丸太固定部3に2本の丸太4を配して丸太
4を固定した後、その両側に別体に形成してなる
丸太固定の一部31を配し、複数本の丸太4を固
定する。その後2本の丸太4間に形成された溝の
上に鉄格子蓋5を設置し2本の丸太を更に補強す
る。別体に形成してなる丸太固定部の一部31を
配し、複数本の丸太4を固定した当該丸太4の部
分は敷砂利等が溝の部分に入り溝が埋まるのを防
ぐために設置するものである。このように形成す
ることにより、路面の排水をよくし道路面の洗掘
や路肩欠壊を未然に防ぎ、しかも車の従来が激し
い林道でも横断溝が破壊することなく長期間使用
に耐える横断溝を形成することができる。
第4実施例においては、第2実施例のように溝
形成部2の縦の2本の鉄の棒を、孔のあいた板状
の補強材21の孔に通し溝形成部2を形成して底
部を補強し、且つ2箇所の丸太固定部3に2本の
丸太4を配して丸太4を固定した後、当該丸太4
も固定するように、別体に形成してなる丸太固定
部の一部31の一端を溝形成部2に揃えて配し、
前記丸太4の両外側に複数本の丸太4を配して別
体に形成してなる丸太固定部の一部31により丸
太4を固定する。その後2本の丸太4の間に形成
された溝の上に鉄製格子蓋5を設置し2本の丸太
を更に補強する。別体に形成してなる丸太固定部
の一部31を配し、複数本の丸太4を固定した当
該丸太4の部分は敷砂利が溝の部分に入るのを防
ぐために設置するものである。このように補強材
21によつて底部を補強し、又鉄製格子蓋5によ
り更に上部を補強するので、車の往来が激しく林
道でも横断溝が実開昭することなく長期間使用に
耐える横断溝を形成することができる。
[考案の効果] 本考案に係る横断溝止金具は上記のように構成
されているので、便利に利用できる木材、特に丸
太を使用し、安価に、しかもしつかり固定でき
て、横断溝が破壊することを防止、土砂くずれを
防止するという効果を有する。特に補強材で底部
を補強した場合には、横断溝を確実に且つ強固に
するという効果を有する。また丸太固定部の一部
を別体に形成した場合には、横断溝を更に確実に
且つ強固にするという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る横断溝止金具の実施例を示
すもので、第1図は本考案に係る横断溝止金具の
第1実施例の正面図、第2図は第2実施例の正面
図、第3図は丸太固定部の一部を別体に形成して
なる第3実施例の正面図、第4図は丸太固定部の
一部を別体に形成してなる第4実施例の正面図、
第5図a、第5図b、第5図cは鉄製格子蓋の正
面図、平面図、右側面図である。 1……横断溝止金具、2……溝形成部、21…
…補強材、3……丸太固定部、31……別体に形
成してなる丸太固定部の一部、4……丸太、5…
…鉄製格子蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 溝幅の間隔を有し、垂直に伸び且つ補強され
    た一対の金具とからなる溝形成部と、当該溝形
    成部の外側にほぼ水平に置かれた複数本の丸太
    を固定する垂直に伸びる金具とからなる丸太固
    定部を有する金具と、複数本の異形鉄筋の下に
    複数本の等辺山形鋼を有する鉄製格子蓋とから
    なり、当該格子蓋は前記溝形成部に隣接する丸
    太の一部に切込を入れ、当該切込と前記山形鋼
    の垂直面とを嵌合させることにより固定するこ
    とができることを特徴とする横断溝止金具。 (2) 前記一対の金具底部材が補強材により補強さ
    れてなることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の横断溝止金具。 (3) ほぼ水平に置かれた複数本の丸太を、別体に
    成型された金具と組み合わせて固定することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項のいずれか1項記載の横断溝止金具。
JP1986193764U 1986-12-18 1986-12-18 Expired - Lifetime JPH0542148Y2 (ja)

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JP1986193764U JPH0542148Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS63100509U JPS63100509U (ja) 1988-06-30
JPH0542148Y2 true JPH0542148Y2 (ja) 1993-10-25

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ID=31150095

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644939Y2 (ja) * 1985-03-19 1989-02-08

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JPS63100509U (ja) 1988-06-30

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