JPH054213Y2 - - Google Patents

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JPH054213Y2
JPH054213Y2 JP12166689U JP12166689U JPH054213Y2 JP H054213 Y2 JPH054213 Y2 JP H054213Y2 JP 12166689 U JP12166689 U JP 12166689U JP 12166689 U JP12166689 U JP 12166689U JP H054213 Y2 JPH054213 Y2 JP H054213Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電線類の接続に使用される電線接続用
コネクタに関する。
[従来の技術] 従来の電線接続用コネクタの例を第8図および
第9図に示す。
第8図において、コンタクト1は導電材よりな
り、上面にねじ孔53が設けられ、端末が下方に
屈曲されてターミナル部14となつている。この
コンタクト1を複数個、ねじ孔53を上面にしタ
ーミナル部14を下面より突出させた状態で、絶
縁材により成型されたベース56に埋設する。ベ
ース56は各コンタクト1間に位置する隔壁55
を有している。ねじ孔53にねじ54を入れ、被
覆が取り除かれた電線導体をねじ54でコンタク
ト1に締付け固定することで電線の接続が行われ
る。
また第9図のように、コンタクト1が2列に備
えられる場合もある。その場合には、コンタクト
列間にも隔壁55が設けられる。
[考案が解決しようとする課題] しかし従来例においては、2本の電線導体相互
を直接接続する場合、1個のねじ54に重ねる
『とも締め』をしなければならず、締付けが不完
全で、また作業が繁雑で締付けが不均一となり、
相当の時間を要する欠点があつた。
それ故に本考案の課題は、数本の電線の『とも
締め』ができ、しかも電線を簡単に取付け取外し
ができる電線接続用コネクタを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、一枚のコンタクト板の両端部
分を複数個に分割したそれぞれの先端を近接させ
て上方に向けて屈曲された主接触片と補助接触
片、および前記コンタクト板の中央部分を下方に
向けて折り曲げられたターミナル部とが弾性導電
材にて形成されたコンタクトを、後壁面より前記
ターミナル部の先端が底面より突出させる底壁
と、前記補助接触片を上面より確認できる電線確
認窓が貫設された中間壁とが突設された絶縁材に
て形成されたメインインシユレータと嵌合し、前
記主接触片のそれぞれに対応して接触する電線導
体が貫入される電線挿入孔を前面壁より、前記主
接触片のそれぞれの上面に対応した位置に電線除
去窓と前記電線確認窓と対応した位置に監視窓と
を設けた上面板を突出させて絶縁材にて形成され
たカバーインシユレータにて覆つたことを特徴と
する電線接続用コネクタが得られる。
[作用] したがつて本考案においては電線挿入孔から挿
入された電線導体は主接触片と接続され、その状
態は観察窓、電線確認窓を介して目視確認ができ
る。従つて、幅広部が電線導体に幅広部のエツジ
で食い付く状態で接触していたものが、側面板の
押し下げで開放され、補助接触片のみの接触とな
る。さらに電線導体は電線挿入孔にガイドされ、
この電線挿入孔に対して直交する状態となつるよ
うに変形し、引き抜くことができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例による電線接続用コ
ネクタを示す。この電線接続用コネクタは、弾性
導電材よりなるコンタクト1と、絶縁材によりな
るメインインシユレータ2と、絶縁材よりなるカ
バーインシユレータ3とを含んでいる。
コンタクト1は、第2図に示すように、両側縁
に圧入部13が突設された1枚のコンタクト板1
0と、このコンタクト板10の両端から延出して
互いに接近するように屈曲した主接触片11及び
補助接触片12と、コンタクト板10の中心部分
から下方に折り曲げ下面より突出させたターミナ
ル部14とを有している。主接触片11及び補助
接触片12がそれぞれ2個に分岐した形状を呈し
ている。また主接触片11の延出端部はT字状の
幅広部15にされている。一方、補助接触片12
は延出端近傍を下方に向けてくの字に折曲げてい
る。
第1図に戻り、メインインシユレータ2は両側
壁21間で後面壁22の中間より壁面近くに電線
確認窓23が貫設された中間壁24と、下部より
中央近くにターミナル部14が貫通突出される溝
25が切り欠けられた底壁26とを有する。
またカバーインシユレータ3は後面壁22に対
面した前面壁31を有している。前面壁31の上
部には電線導体を挿入するための2個の電線挿入
孔32が形成されている。電線挿入孔32は挿入
される電線導体が主接触片11の上面と接触でき
るよう前面より後方に向けてやや下方に傾斜した
状態に貫設されている。
カバーインシユレータ3はさらに上面板35と
側面板36とを有している。上面板35には電線
除去窓33とこれに隣接する位置の観察窓34と
が設けられている。電線除去窓33は主接触片1
1のそれぞれの上面に対応する位置にあつてねじ
回しの先端が挿入できるものである。側面板36
はメインインシユレータ2の側壁21の内面に接
し主接触片11の幅広部15の外縁と接する部分
である。
ここで第3図のようにメインインシユレータ2
の底壁26と中間壁24間の空間にコンタクト1
の補助接触片12の部分を入れ、ターミナル部1
4を底壁26の下面より突出させ、また圧入部1
3を底壁26に圧入し、さらにカバーインシユレ
ータ3の後面壁22の上部と底壁26とを嵌合さ
せて主接触片11の部分を覆い、かくして第4図
にも示すような電線接続用コネクタが形成され
る。
いま第5図のように、被覆が剥がされた電線導
体51を前面壁31の電線挿入孔32より挿入す
ると、電線導体51は主接触片11および補助接
触片12と接し、ターミナル部14との間は導通
される。この場合2個の電線挿入孔32のそれぞ
れに挿入された電線導体51は主接触片11と接
するが、主接触片11と補助接触片12およびタ
ーミナル部14とはコンタクト板10とは一体な
ので、これらの間は導通状態となる。しかも電線
導体51の挿入、接触状態を観察窓34と電線確
認窓23とを通して外面から見ることができる。
次にこの電線の引き抜き動作について説明す
る。電線除去窓33に工具52等を挿入し、カバ
ーインシユレータ3を押し下げると側面板36の
両端が、幅広部15の外側端部に引つ掛かり、こ
の幅広部15を押し下げて、電線導体51と主接
触片11の幅広部15との接触が開放状態にな
る。この時、同時に電線挿入孔32にガイドされ
ている電線導体51は、カバーインシユレータ3
の下降にともない第6図で示す状態に押し下げら
れた形となり、挿入時は電線導体51が斜めであ
つたものが、ほぼ直線状態になり引き抜くことが
できる。
また、第7図のように『とも締め』を要しない
他の実施例であつては、主接触片11、補助接触
片12、およびターミナル部14をそれぞれ1組
ずつ設ければよく、長手方向の寸法は短く、実装
面積が少なく有効に使える。
[考案の効果] 以上述べたように本案によれば、数本の電線の
『とも締め』ができ、しかも電線を簡単に取付け
取外しができる電線接続用コネクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電線接続用コ
ネクタの組立途中の断面図、第2図は第1図の電
線接続用コネクタのコンタクトの斜視図、第3図
は第1図のコネクタの組立後の断面図、第4図は
同じく外観斜視図、第5図は第3図において電線
挿入孔から電線を挿入したときの断面図、第6図
は第5図において電線を引き抜くときの断面図、
第7図は本考案による他の実施例による電線接続
用コネクタを示し、aは平面図、bは正面図、第
8図は従来の電線接続用コネクタの一例の一部の
外観斜視図、第9図は従来の電線接続用コネクタ
の他例の一部の縦断側面図である。 1……コンタクト、10……コンタクト板、1
1……主接触片、12……補助接触片、13……
圧入部、14……ターミナル部、15……幅広
部、2……メインインシユレータ、21……側
壁、22……後面壁、23……電線確認窓、24
……中間壁、25……溝、26……底壁、3……
カバーインシユレータ、31……前面壁、32…
…電線挿入孔、33……電線除去窓、34……観
察窓、35……上面板、36……側面板、4……
端子ユニツト、5……電線、51……電線導体、
52……工具、53……ねじ孔、54……ねじ、
55……隔壁、56……ベース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚のコンタクト板の両端部分を複数個に分割
    したそれぞれの先端を近接させて上方に向けて屈
    曲された主接触片と補助接触片、および前記コン
    タクト板の中央部分を下方に向けて折り曲げられ
    たターミナル部とが弾性導電材にて形成されたコ
    ンタクトを、後壁面より前記ターミナル部の先端
    が底面より突出させる底壁と、前記補助接触片を
    上面より確認できる電線確認窓が貫設された中間
    壁とが突設された絶縁材にて形成されたメインイ
    ンシユレータと嵌合し、前記主接触片のそれぞれ
    に対応して接触する電線導体が貫入される電線挿
    入孔を前面壁より、前記主接触片のそれぞれの上
    面に対応した位置に電線除去窓と前記電線確認窓
    と対応した位置に監視窓とを設けた上面板を突出
    させて絶縁材にて形成されたカバーインシユレー
    タにて覆つたことを特徴とする電線接続用コネク
    タ。
JP12166689U 1989-10-19 1989-10-19 Expired - Lifetime JPH054213Y2 (ja)

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JP12166689U JPH054213Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19

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JP12166689U JPH054213Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19

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JPH0360762U JPH0360762U (ja) 1991-06-14
JPH054213Y2 true JPH054213Y2 (ja) 1993-02-02

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