JPH054198Y2 - - Google Patents

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JPH054198Y2
JPH054198Y2 JP19424887U JP19424887U JPH054198Y2 JP H054198 Y2 JPH054198 Y2 JP H054198Y2 JP 19424887 U JP19424887 U JP 19424887U JP 19424887 U JP19424887 U JP 19424887U JP H054198 Y2 JPH054198 Y2 JP H054198Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液晶パネルのバツクライト等として
使用する平面型蛍光灯に係り、詳しくは、電極の
構造を改良した平面型蛍光灯に関するものであ
る。
(従来の技術) 第4図および第5図は従来の平面型蛍光灯を示
し、第4図は断面平面図、第5図は第4図の−
矢視断面図である。
一般に平面型蛍光灯は、スペーサーガラス12
を2枚のガラス基板13,13で挟んで画成され
る放電空間14内に水銀蒸気とアルゴンガスを封
入するとともに、2枚のガラス基板13,13の
内面に蛍光膜15,15を形成し、放電空間14
内の両端部に平行に配設された一対の電極16,
16間で放電を行なわせ、水銀蒸気を励起させて
発生した紫外線により蛍光膜15,15を発光さ
せるものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述のような平面型蛍光灯にあつて
は、下記の如き問題点があつた。
すなわち、ガラス基板13,13とスペーサー
ガラス12とはフリツト17を介して焼成により
封着するため、ガラス基板13,13およびスペ
ーサーガラス12を構成するガラスと、電極1
6,16を構成する合金との熱膨張係数の違いに
より、封着後、電極16,16が伸長したり、あ
るいは変形したりして電極16,16間の距離が
不均一となり、電極16,16間で均一な放電を
維持できない場合がある。
また、電極16,16は、端子片18,18に
よつて放電空間14内に保持されているため、電
極16,16と端子片18,18との溶接作業が
必要となり、生産工程が煩雑になる。
さらに、端子片18,18は合金で構成されて
いるため、端子片18,18とフリツト17との
封着を完全に行なうためには、端子片18,18
のフリツト17との接触面に酸化処理が必要とな
り、生産工程が煩雑になる。
本考案は、かかる従来の問題点を解決すべく成
されたものであり、その目的とする処は封着時の
熱による電極16,16の伸長や変形を防止して
均一な放電を維持することができ、しかも、電極
16,16と端子片18,18の溶接作業や端子
片18,18の酸化処理を省くことによつて生産
工程を簡略化し、生産コストの削減を図ることの
できる平面型蛍光灯を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案は、スペーサー
部材を2枚のガラス基板で挟んで放電空間を画成
し、前記スペーサー部材のうちの相対向するいず
れか一対のスペーサー部材の端部を延在方向に延
出形成して突出部を設け、前記一対のスペーサー
部材の相対向する壁面に導電膜を形成し、前記導
電膜のうち前記放電空間内に形成した導電膜を電
極とし、前記突出部に形成した導電膜を端子とし
たことを要旨とする。
(作用) 一対のスペーサー部材に突出部を設けるととも
に、前記スペーサー部材の相対向する壁面に導電
膜を形成し、放電空間内に形成した導電膜を電極
として使用し、突出部に形成した導電膜を端子と
して使用するため、封着時の熱によつても電極は
伸長したり、変形したりせず、均一な放電を維持
することができる。また、電極と端子とが導電膜
として一体化されるため、電極と端子との溶接作
業が不要となる。さらに、端子片も不要となるた
め、端子片の酸化処理も不要となり、生産工程が
簡略化され、生産コストの削減を図ることができ
る。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図
であり、第1図は平面型蛍光灯の断面平面図、第
2図は第1図の−矢視断面図、第3図は第1
図の−矢視断面図である。
第1図乃至第3図において、1は照射面を構成
する前面ガラス基板、2は非照射面を構成する後
面ガラス基板であり、ガラス基板1,2はそれぞ
れ正面視長方形に形成されている。3a,3aは
ガラス基板1,2間を密閉するためのスペーサー
ガラスであり、スペーサーガラス3a,3aは、
ガラス基板1,2の長辺側端部に設けられてお
り、スペーサーガラス3b,3bは、ガラス基板
1,2の短辺側端部に設けられている。また、ス
ペーサーガラス3b,3bの長さ寸法は、ガラス
基板1,2の短辺側幅寸法よりも大きく形成され
ており、スペーサーガラス3b,3bの一端部
は、ガラス基板1,2間から外部へ突出する如く
突出部3c,3cを形成している。
ガラス基板1,2およびスペーサーガラス3
a,3a,3b,3bとで放電空間4が画成され
ており、また、ガラス基板1,2の内面には蛍光
膜5,5が形成されている。
スペーサーガラス3b,3bの相対向する壁面
には導電膜6,6が略一面にわたつて形成されて
おり、本実施例においては、導電膜6,6として
CVD法(chemical vapor deposition法)により
酸化スズ膜(SnO2膜)が形成されている。スペ
ーサーガラス3b,3bのうち放電空間4内の相
対向する壁面には導電膜6a,6aが形成され、
また、スペーサーガラス3b,3bの突出部3
c,3cの相対向する壁面には導電膜6a,6a
と導通する如く導電膜6b,6bが形成されてい
る。
導電膜6,6のうち、放電空間4内に形成され
た導電膜6a,6aは、放電のための電極として
使用され、またスペーサーガラス3b,3bの突
出部3c,3cに形成された導電膜6b,6bは
後述する電源接続用の端子として使用される。
7,7は導線であり、導線7,7の一端は、導
電膜6b,6b上にガラス系Agペーストを用い
ハンダ接合により固着されており、また、導線
7,7の他端には電源8が接続されている。
9は製造工程中において放電空間4内の空気を
排気し、後に水銀蒸気、アルゴンガスを封入する
ための排気管である。
10はガラス基板1,2とスペーサーガラス3
a,3a,3b,3bとを焼成によつて固着する
ためのフリツトである。
以上の構成のもとに、平面型蛍光灯は、導電膜
6a,6a間で放電を行なわせ、放電空間4内に
封入した水銀蒸気を励起させて紫外線を発生さ
せ、この紫外線により蛍光膜5,5を発光させて
液晶パネルのバツクライト等として使用される。
本実施例によれば、スペーサーガラス3b,3
bの相対向する壁面に形成した導電膜6,6のう
ち、放電空間4に形成した導電膜6a,6aを放
電のための電極として使用するため、ガラス基板
1,2とスペーサーガラス3a,3a,3b,3
bとを封着する際に加えられる熱によつても、電
極として使用する導電膜6a,6aは、伸長した
り、あるいは変形したりせず均一な放電を維持す
ることができる。
また、突出部3c,3cに形成した導電膜6
b,6bを電源8を接続するための端子として使
用するため、電極と端子片との溶接作業が不要と
なる。
さらに、端子片も不要となるため、端子片とフ
リツト10との間でスローリークが発生すること
もなく、端子片の酸化処理も不要となり、生産工
程が簡略化されて、生産コストの削減を図ること
ができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
平面型蛍光灯において、一対のスペーサー部材の
相対向する壁面に導電膜を形成し、この導電膜を
電極および端子として使用するため、封着時に加
えられる熱によつても電極は伸長したり、変形し
たりせず、均一な放電を維持することができる。
また、電極と端子とが導電膜として一体化される
ため、電極と端子片との溶接作業が不要となる。
さらに、端子片も不要となるため、端子片とフリ
ツトとの間でスローリークが発生することもな
く、端子片の酸化処理も不要となり、生産工程が
簡略化されて、生産コストの削減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例にかかる
平面型蛍光灯を示し、第1図は平面型蛍光灯の断
面平面図、第2図は第1図の−矢視断面図、
第3図は第1図の−矢視断面図、第4図およ
び第5図は従来の平面型蛍光灯の一例を表し、第
4図は平面型蛍光灯の断面平面図、第5図は第4
図の−矢視断面図である。 尚、図面中、1は前面ガラス基板、2は後面ガ
ラス基板、3a,3aはスペーサーガラス、3c
は突出部、6,6a,6bは導電膜である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スペーサー部材を2枚のガラス基板で挟んで放
    電空間を画成し、前記スペーサー部材のうちの相
    対向するいずれか一対のスペーサー部材の端部を
    延在方向に延出形成して突出部を設け、前記一対
    のスペーサー部材の相対向する壁面に導電膜を形
    成し、前記導電膜のうち前記放電空間内に形成し
    た導電膜を電極とし、前記突出部に形成した導電
    膜を端子としたことを特徴とする平面型蛍光灯。
JP19424887U 1987-12-21 1987-12-21 Expired - Lifetime JPH054198Y2 (ja)

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