JPH0541957Y2 - - Google Patents

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JPH0541957Y2
JPH0541957Y2 JP1986041608U JP4160886U JPH0541957Y2 JP H0541957 Y2 JPH0541957 Y2 JP H0541957Y2 JP 1986041608 U JP1986041608 U JP 1986041608U JP 4160886 U JP4160886 U JP 4160886U JP H0541957 Y2 JPH0541957 Y2 JP H0541957Y2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車等の車内に備えられる無線機等
の乗物用送受信機を固定する固定具に関する。
<従来の技術> 従来自動車に備えられる無線機は、ダツシユボ
ード付近に嵌め込まれていた。即ち前部座席に座
する人のみが無線機を使用するという認識に沿つ
たものであつた。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、複数の人が車内に居る場所、前部座
席の人しか無線機が使えず後部座席の人が無線
機を使えないというのは、甚だ不便な事であ
る。何故なら、後部座席の人は運転に拘らず自
由に送信、受信に集中出来るからである。
又、外部からの光や熱を受けて温度が高くな
り易いダツシユボード付近に無線機を固定して
おくのは、機材の性質上好ましいものでは無
い。
このため、例えば、無線機を実開昭56−160148
号公報に見られるようなガイドブツクスタンドに
固定し、運転席と後部座席との間で、無線機を移
動可能に固定することが考えられる。
このガイドブツクスタンドは、運転席の近傍に
立設されたスタンドの上部に支持部を設け、支持
部に回動的に支持された回動棒の上部を水平方向
に延長して回動腕とし、テーブルの下縁を枢着部
によつて回動腕にそのまわりに回動し得るように
枢着して成るものである。
ところが、これは、テーブルの移動は、回動棒
の水平面での回動によつてなされるものであるた
め、運転手が後部座席からテーブルを運転席側へ
移動させようとすると、少なくとも前部座席を越
える高さまでテーブルの位置及び回動腕が持ち上
げられている必要がある。そして、その後無線機
のスイツチパネルやチユーナーを操作するのに適
した位置まで、回転棒を支持部に繰り込んで、テ
ーブルの高さを低い位置に持つてきて使用するこ
ととなる。
回動腕を回動する作業は、運転席の助手席に同
乗者がいない場合は、上述の手順で行うことがで
きるが、運転席の助手席に同乗者がいる場合、そ
の頭が邪魔となり、簡単にテーブルを移動するこ
とができない。
これは、同乗者の座高が高い場合や、車のルー
フの位置によつては、高さの調整作業によつて
も、ルーフと同乗者の頭との間へテーブルを通す
ことができないことともなり、非常に不便であ
る。
本考案は、上記問題点の解決を目的とする。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案に係る乗物用送受信機固定具は、
自動車等の車内に固定されるポール3と、このポ
ール3の先端にヒンジ部9を介して固定される中
空のアーム2とを備えてなり、下記の構成を採る
ものである。
即ち上記アーム2は先端に乗物用送受信機が固
定可能であり、更にアーム2は、その後端に、開
口部14と、長孔15,15と、挿入口13とを
備えるものである。開口部14は、アーム2後端
面に形成されアーム2の中空内部に通じるもので
あり、挿入口13は、アーム2後端側面に形成さ
れると共に開口部14と繋がるものであり、長孔
15,15は、アーム2後端側面であつて、上記
挿入口13が設けられた側面の左右に位置するア
ーム2後端側面に形成されると共にアーム2後部
からアーム2の先端方向に伸びるものであり、ポ
ール3先端が、挿入口13或いは開口部14から
アーム2に収容された状態において、長孔15の
一方から他方15へ締付け具であるボルト16が
挿通されるものであり、このボルト16は、アー
ム2内部にて、ポール3先端を貫通するものであ
り、これらボルト16、長孔15,15、開口部
14、挿入口13が上記ヒンジ部9を形成するも
のである。
<作用> 上記手段を施した本考案に係る乗物用送受信機
固定具は、アーム2後端面に形成された開口部1
4からポール3先端を挿入し、アーム2とポール
3とが一直線となつた状態(アーム2が起立した
状態)において、アーム2内部にポール3を繰り
込みアーム2とポール3とがなす長さを伸縮可能
とし、必要な長さにてボルト16を締めつけるこ
とによつて、その長さを維持することが可能であ
り、ボルト2を緩め、ポール3の先端をアーム2
の開口部14付近まで引き出すことによつて、開
口部14と繋がる挿入口13内にポール3の先端
を導き入れることが可能である。従つて、ポール
3の先端をアーム2の開口部14付近まで引き出
すことによつて、アーム2をポール3に対して折
ることが可能である。これは、ポール3に対し
て、アーム2が前屈する状態となることが可能な
ものである。
この状態において、再びボルト16を締めつけ
ることによつて、アーム2が言わばお辞儀をした
状態を維持するものである。
以上のような動作が可能であることから、ポー
ル3の基部を前部左右の座席、即ち運転席と助手
席の両背もたれの間に鉛直方向に立つた状態に固
定し、この際アーム2をポール3と一直線に起こ
した状態において、その挿入口13が乗り物の前
方を臨むように位置決めすることによつて、上述
したようにアーム2を前屈させることによりアー
ム2先端が運転席と助手席の間を通り抜けて前部
座席の前に位置することが可能である。従つて、
アーム2先端に取り付けられた乗物用送受信機を
運転席と助手席の間から前後させることができ
る。
<実施例> 以下図面に基づき、本考案の実施例について述
べる。
第1図に本考案の一実施例を示す。これは第1
アーム1と第2アーム2とポール3とが連接され
る事によつて構成される。連接方法については後
述する。
第1アーム1は本実施例において略L字形とな
る様先端が折曲された棒状体である。この先端は
更に適当な角度を有して折曲されており、この折
曲された部分の側面に無線機4が固定される。上
記折曲角度は無線機4の操作面5が、操作する人
の目の位置或いはその付近に向くように決められ
る。詳しくは後に述べる。
第2アーム2は、中空の棒状体である。この先
端内部へ前記第1アーム1の後端が収納され、第
2アーム2外部側面からネジ6,6締めされる。
ネジ6,6を締める事によつて長さ調整が出来
る。ポール3は基端部に板状体7が連接されてな
る。即ちこのポール3は板状体7に垂直に立設し
た形状に形成されており、この板状体7は車内の
前部座席の側部付近の床面にネジ8,8,8,8
止めされる。ポール3先端と前記第2アーム2の
後端とはヒンジ部9を介して連接されている。
無線機4に結線される各コード10、ケーブル
11類は第1アーム1、第2アーム2の側部に沿
わして固定すれば良い。また、盗難に備え、第1
アーム1はネジ6,6を緩める事によつて取外し
が可能であり、車外に出るときは持ち運べる。こ
の事を考慮して各コード10ケーブル11類の接
続部12は第1アーム1側部の後端付近に集中さ
せれば良い。
第1図は無線機4を前記座席から操作するため
にヒンジ部9を折曲して第1アーム1、第2アー
ム2を水平状態にしたものを示している。即ち、
第1アーム1は、前部座席間(座板間)を抜けて
先端を前部座席の足元から突出させた状態とな
る。そしてこの先端に取付けられた無線機4は、
助手席の右足元付近から運転席を臨む。
第2図は無線機4を後部座席から操作するため
にヒンジ部9を伸ばして第1アーム1第2アーム
2を床と垂直に起こした状態を示している。即ち
運転席の背凭れの背面上部から無線機4が後部座
席を臨む。
上記の事から第1アーム1の無線機4が取付け
られる部分は、第1図の状態からも第2図の状態
からも無線機4操作面5が操作する人を臨む様な
角度を持つて、折曲される必要がある。
第3図a,b,c,dによつて前記ヒンジ部9
の一実施例とその動作状態を示す。
第3図aは第1図の状態のときのヒンジ部9を
示す。第2アーム2の後端側面には、ポール3の
先端部を挿入する挿入口13が設けられている。
この挿入口13は第2アーム2後端開口部14と
つながつている。第2アーム2の挿入口13が設
けられた側面の両隣の側面には第2アーム2先端
方向に伸びる長孔15,15が設けられる。ポー
ル3先端を挿入口13に挿入し(突き当たりまで
挿入せず、奥から若干の隙間を有して)、上記長
孔15,15にボルト16を通す事によつて、ポ
ール3先端を第2アーム後端内に軸止する。第2
アーム2の挿入口13が設けられた同一側面上の
適当な位置に、その内部に突出するネジ17を設
ける。第2アーム2先端に近い側の挿入口13端
部18にポール2側面が当接して第2アーム2が
止まり、ヒンジ部9の折れ角が決まる。第3図b
に示すように第2アーム2をボルト16を中心と
して回動しポール3先端は開口部13内に入り、
第3図cに示すようにポール3と第2アーム2が
一直線となるまで回動する。そして第3図dに示
した通り、第2アーム2内部にポール3は深く入
り込む。このとき長孔15,15内をボルト16
の軸がスライドする。ポール3の先端は前記ネジ
17に当り、第2アーム2内部に入り込む深さが
決まる。この状態でポール3と第2アーム2は一
直線に保たれ、後部座席にて無線機4が操作でき
る。
第4図及び第5図に、本考案の固定具を車内に
取り付けた状態を示す。図中19は、自動車のル
ーフを示し、20は運転席、23は後部座席を示
している。
この第4図及び第5図に示すように、板状体7
を運転席20と助手席の間付近の床に取り付け、
ポール3を立てた状態に設置する。
第4図に示すように、第2アーム2を前屈させ
て、無線機4等送受信機を前部座席側へ配位する
ことができ、運転手や助手席に座る者が無線機4
等送受信機を操作することができる。
そして第5図に示すように、第2アーム2をポ
ール3と一直線に起立した状態にすることにより
後部座席23に座つている者が無線機4等の送受
信機を操作することができる。
このような操作中、無線機4が、ルーフ19と
接触しないように、第1アーム1と第2アーム2
との間、或いは第2アーム2とポール3との間の
長さを調節すればよい。又未使用時、日光等によ
つて無線機4が加熱しないように、第2アーム2
を図5へ示す状態に起立させ、極力ルーフ19の
裏にくるように位置調整して、外部からの入射光
の影響を受けないようにすることも可能である。
この調整については、ヒンジ9やネジ6の位置に
おいて、第2アーム2或いはポール3間或いは第
1アーム1と第2アーム2間の伸縮による調整で
対応する。
このような調整機構を備えることによつて、車
種や車内の構造、広さが異なつても一つの固定具
で適宜対応することができる。
<効果> 本願の実施によつて、自動車等の乗物の前部座
席に座す人のみならず後部座席に居る人も座つた
ままで無線機が使用出来る。このとき、助手席に
人が座つていてもその頭が邪魔にならず、複雑な
調節をすることもなく上記操作が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図で
あり、第2図はその、他の使用形態を示す全体斜
視図である。第3図a,b,c,dは上記実施例
のヒンジ部の回動状態を示す要部説明図である。
第4図は、使用状態を示す説明図であり、第5図
も、同じく使用状態を示す説明図である。 2……第2アーム、3……ポール、9……ヒン
ジ部、13……挿入口、14……開口部、15…
…長孔、16……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車等の車内に固定されるポール3と、この
    ポール3の先端にヒンジ部9を介して固定される
    中空のアーム2とを備えてなり、 上記アーム2は先端に乗物用送受信機が固定可
    能であり、更にアーム2は、その後端に、開口部
    14と、長孔15,15と、挿入口13とを備え
    るものであり、開口部14は、アーム2後端面に
    形成されアーム2の中空内部に通じるものであ
    り、挿入口13は、アーム2後端側面に形成され
    ると共に開口部14と繋がるものであり、長孔1
    5,15は、アーム2後端側面であつて、上記挿
    入口13が設けられた側面の左右に位置するアー
    ム2後端側面に形成されると共にアーム2後部か
    らアーム2の先端方向に伸びるものであり、ポー
    ル3先端が、挿入口13或いは開口部14からア
    ーム2に収容された状態において、長孔15の一
    方から他方15へ締付け具であるボルト16が挿
    通されるものであり、このボルト16は、アーム
    2内部にて、ポール3先端を貫通するものであ
    り、これらボルト16、長孔15,15、開口部
    14、挿入口13が上記ヒンジ部9を形成するも
    のであることを特徴とする乗物用送受信機固定
    具。
JP1986041608U 1986-03-19 1986-03-19 Expired - Lifetime JPH0541957Y2 (ja)

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JPS62152850U JPS62152850U (ja) 1987-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160148U (ja) * 1980-04-30 1981-11-28

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JPS62152850U (ja) 1987-09-28

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