JPH0541836B2 - - Google Patents
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- JPH0541836B2 JPH0541836B2 JP59132079A JP13207984A JPH0541836B2 JP H0541836 B2 JPH0541836 B2 JP H0541836B2 JP 59132079 A JP59132079 A JP 59132079A JP 13207984 A JP13207984 A JP 13207984A JP H0541836 B2 JPH0541836 B2 JP H0541836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- phase electric
- phase
- heating
- frequency converter
- Prior art date
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- Compressor (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は三相電動圧縮機の加熱方法に関する。
従来、三相電動圧縮機の始動トルクの軽減、お
よびこの三相電動圧縮機を使用したヒートポンプ
式空気調和機の暖房立上り特性の改善のため、始
動時に三相電動圧縮機に潜熱を持たす方法として
三相電動圧縮機のケーシング外壁にヒータを巻き
このヒータにより圧縮機を加熱する方法があつた
しかしながらこの方法では、圧縮機の構造が複雑
になる。圧縮機の外部から加熱するためロスが多
いという欠点があつた。そして、この欠点を解消
するため、特開昭58−14071号公報に示されるよ
うに、周波数変換器から圧縮機に始動トルクが出
ない低電力を供給する方法が考えられている。こ
の方法では周波数変換器の出力電力を三相電動機
の巻線の発熱に使用するため、三相電動圧縮機の
構造を変えることなく、かつ、圧縮機内部から発
熱するためロスが少ない加熱が行ないうる。
よびこの三相電動圧縮機を使用したヒートポンプ
式空気調和機の暖房立上り特性の改善のため、始
動時に三相電動圧縮機に潜熱を持たす方法として
三相電動圧縮機のケーシング外壁にヒータを巻き
このヒータにより圧縮機を加熱する方法があつた
しかしながらこの方法では、圧縮機の構造が複雑
になる。圧縮機の外部から加熱するためロスが多
いという欠点があつた。そして、この欠点を解消
するため、特開昭58−14071号公報に示されるよ
うに、周波数変換器から圧縮機に始動トルクが出
ない低電力を供給する方法が考えられている。こ
の方法では周波数変換器の出力電力を三相電動機
の巻線の発熱に使用するため、三相電動圧縮機の
構造を変えることなく、かつ、圧縮機内部から発
熱するためロスが少ない加熱が行ないうる。
しかしながら、この周波数変換器による方法で
は、始動トルク以下の電力を加えるため発熱が少
なく、温度上昇に時間がかかる。また、温度変化
等の外乱により圧縮機が回転を始めてしまうこと
がある等の問題があつた。
は、始動トルク以下の電力を加えるため発熱が少
なく、温度上昇に時間がかかる。また、温度変化
等の外乱により圧縮機が回転を始めてしまうこと
がある等の問題があつた。
本発明は、圧縮機を回転させることなく、短時
間で効率良く加熱することのできる三相電動圧縮
機の加熱方法を提供することを目的とする。
間で効率良く加熱することのできる三相電動圧縮
機の加熱方法を提供することを目的とする。
本発明は、周波数変換器により三相電動圧縮機
の三相のうち二相のみに断続的に通電を行なう三
相電動機の加熱方法である。
の三相のうち二相のみに断続的に通電を行なう三
相電動機の加熱方法である。
本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して
説明する。
説明する。
三相電動圧縮機1は三相電動機部1aと圧縮機
部1bから構成されており、室内熱交換器2、減
圧装置3、室外熱交換器4が配管により順次連通
されている。また三相電動圧縮機1の三相電動機
部1aには周波数変換器5からの出力が供給され
ている。すなわち三相電動機部1aは周波数変換
器5の出力により可変速駆動され、これによつて
室内暖房能力が変化するそして、周波数変換器5
はその出力が制御回路6によつて制御されてい
る。
部1bから構成されており、室内熱交換器2、減
圧装置3、室外熱交換器4が配管により順次連通
されている。また三相電動圧縮機1の三相電動機
部1aには周波数変換器5からの出力が供給され
ている。すなわち三相電動機部1aは周波数変換
器5の出力により可変速駆動され、これによつて
室内暖房能力が変化するそして、周波数変換器5
はその出力が制御回路6によつて制御されてい
る。
この制御回路6は室温検出部7からの室温信号
や操作部8の設定温度信号を入力としている。
や操作部8の設定温度信号を入力としている。
このような空気調和機において圧縮機加熱時は
制御回路6から周波数変換器5へと加熱用信号が
送られる。
制御回路6から周波数変換器5へと加熱用信号が
送られる。
周波数変換器5はこの加熱信号により三相出力
のうち二相のみに出力を与える。すなわち、第2
図に示すように三相のU、V、W相のうち二相の
みに通電を行なう。そして通電期間(図中ton)
中は適当にチヨツピングを行ない巻線の焼損が発
生しないように電流を調整する。そして、この断
続的な通電によつて巻線を発熱させ、圧縮機を加
熱する。この際の加熱スピードは通電期間ton及
びチヨツピング周波数により自由に変化させるこ
とが可能である。
のうち二相のみに出力を与える。すなわち、第2
図に示すように三相のU、V、W相のうち二相の
みに通電を行なう。そして通電期間(図中ton)
中は適当にチヨツピングを行ない巻線の焼損が発
生しないように電流を調整する。そして、この断
続的な通電によつて巻線を発熱させ、圧縮機を加
熱する。この際の加熱スピードは通電期間ton及
びチヨツピング周波数により自由に変化させるこ
とが可能である。
また、本実施例では加熱の際、通電する二相を
t0〜t1時間はU相、V相、t1〜t2をU相、W相、t2
〜t3をV相、W相のように適宜変化させることに
より巻線の消耗を均一にすることができ、特定の
相に負担をかけることがない。
t0〜t1時間はU相、V相、t1〜t2をU相、W相、t2
〜t3をV相、W相のように適宜変化させることに
より巻線の消耗を均一にすることができ、特定の
相に負担をかけることがない。
本発明によれば、三相電動機の二相にのみ通電
するため電動機が回転することなく、十分な熱量
を短時間で得ることができる。
するため電動機が回転することなく、十分な熱量
を短時間で得ることができる。
また、通電時間、チヨツピング周波数を変化さ
せることにより加熱量を制御することが可能であ
る等の効果を奏する。
せることにより加熱量を制御することが可能であ
る等の効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例に係る空気調和機の
構成図、第2図は同実施例の三相電動圧縮機の通
電パターンを示す図である。 1……三相電動圧縮機、1a……三相電動機
部、1b……圧縮機部、5……周波数変換器。
構成図、第2図は同実施例の三相電動圧縮機の通
電パターンを示す図である。 1……三相電動圧縮機、1a……三相電動機
部、1b……圧縮機部、5……周波数変換器。
Claims (1)
- 1 三相電動機と圧縮機部とを同一ケーシング内
に収納した三相電動圧縮機の加熱方法において、
前記三相電動機停止時に、周波数変換器により三
相電動機の三相のうち二相のみを断続的に通電さ
せて三相電動機を加熱することを特徴とする三相
電動圧縮機の加熱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59132079A JPS6114487A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 三相電動圧縮機の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59132079A JPS6114487A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 三相電動圧縮機の加熱方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114487A JPS6114487A (ja) | 1986-01-22 |
JPH0541836B2 true JPH0541836B2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=15073014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59132079A Granted JPS6114487A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 三相電動圧縮機の加熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011074145A1 (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670514B2 (ja) * | 1985-07-10 | 1994-09-07 | 株式会社日立製作所 | 空気調和機 |
JPS62258964A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-11-11 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
KR100360234B1 (ko) * | 1999-09-16 | 2002-11-08 | 엘지전자 주식회사 | 인버터 구동 압축기 예열방법 |
KR20020088627A (ko) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | 주식회사 엘지이아이 | 압축기의 예열운전제어방법 |
JP2013108675A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍サイクル装置の室外機 |
CN108374777A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-08-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种压缩机预热控制方法、装置、存储介质及设备 |
CN109058080B (zh) * | 2018-08-13 | 2021-10-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种利用定子绕组对压缩机加热的方法及装置 |
CN112901454B (zh) * | 2019-12-03 | 2022-08-19 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 三相压缩机的双相绕组通电加热方法 |
CN112696795B (zh) * | 2020-12-28 | 2024-01-23 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种空调器和控制方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616549A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の圧縮機駆動装置 |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP59132079A patent/JPS6114487A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616549A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の圧縮機駆動装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011074145A1 (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
US9496816B2 (en) | 2009-12-17 | 2016-11-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner controlling prheating power of compressor and mechanism providing preheating power for compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114487A (ja) | 1986-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |