JPH0541781U - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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JPH0541781U
JPH0541781U JP9781491U JP9781491U JPH0541781U JP H0541781 U JPH0541781 U JP H0541781U JP 9781491 U JP9781491 U JP 9781491U JP 9781491 U JP9781491 U JP 9781491U JP H0541781 U JPH0541781 U JP H0541781U
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JP
Japan
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board
substrate
screen
moving body
paste
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Pending
Application number
JP9781491U
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Inventor
智史 土屋
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板を保持する昇降ボードの上面に付着した
印刷ペーストや塵等の異物を除去することで、印刷精度
を高くし、基板がペースト等で汚れないようにする。 【構成】 円筒体に不織布を被着したロール14を移動
体12から突設された支持架13に回転自在に装着す
る。昇降ボード6が次の基板2を押し上げるまでの待機
時間中に、移動体12がリニア軌道11に沿って往復す
る。このとき、前記ロール14を昇降ボード6の上面に
押し当てて移動させることにより、昇降ボード6の上面
に付着した印刷ペーストや塵等の異物をロール14で拭
き取り、清掃する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば配線パターンを回路基板上に印刷する為に、スクリーンを用 いて所定のパターンで印刷ペーストを基板上に印刷するスクリーン印刷装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図7と図8に従来のスクリーン印刷装置の一例を示す。このようなスクリーン 印刷装置では、コンベア1を進行する基板2を、所定位置で停止させ、続いて、 基台10上に設置したリフト機構9、9で昇降ボード6を上昇させることにより 、この昇降ボード6に基板2を乗せて保持し、さらにコンベア1からスクリーン 5の下まで押し上げる。そして、スクリーン5のスクリーン膜(図示せず)上に 印刷ペーストを付与し、スキージ4をガイド3に沿って移動させて、スクリーン 膜上の印刷ペーストを展開し、所定のパターンで前記基板2の表面に印刷ペース トを印刷する。その後、昇降ボード6が下降し、基板2がコンベア1上に戻され る。
【0003】 前記昇降ボード6には、真空吸引路7が形成され、これがダクト8を介して真 空ポンプ等の真空源(図示せず)に接続されている。基板2を昇降ボード6上に 保持するときは、前記真空吸引路7を負圧に維持することにより、昇降ボード6 上に開口する真空吸引路7の吸引口を負圧とし、そこに基板2を吸着する。これ によって、基板2を昇降ボード6の上面に密着させ、同基板2の印刷時のスクリ ーン5との平行度を維持するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとしている課題】
ところが、前記従来の装置において、基板2の上に印刷された厚膜ペーストが 基板2の開口部や凹部等を通って、昇降ボード6の上面に付着することがあった 。ここで付着するペーストは少量であるが、このペーストによって、昇降ボード 6の上に載った基板2の完全な平行度が維持できなくなる。このため、印刷ずれ を生じさせたり、或いは昇降ボード6の上のペーストが次に搬送されてきた基板 に付着することがある。特に基板2に高精度の印刷を行うような場合、このよう な基板2の平行度の狂いや基板2の汚れは、製品の信頼性を損う原因となる。ま た、ペーストのみならず、搬送されてきた基板2に付着した基板2の欠け屑等も 昇降ボード6の上面に付着することがあり、この場合も前述と同様の問題が起る ことがある。
【0005】 本考案は、前記従来の装置の課題に鑑み、昇降ボードに付着した印刷ペースト や塵等の異物を除去することが可能であり、もって印刷精度が高く、しかも基板 がペースト等で汚れないようなスクリーン印刷装置を提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案では、前記の目的を達成するため、搬送路上を搬送される基 板を保持する昇降ボードを備えたスクリーン印刷装置であって、所定の軌道をス トローク運動し、前記昇降ボード上面に接触する拭き取り手段を有する移動体を 備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置を提供する。
【0007】
【作用】
本考案のスクリーン印刷装置は、昇降ボードが基板を保持していないとき、つ まり基板を保持する前の待機状態にあるとき、移動体をストローク移動させるこ とにより、拭き取り手段を前記昇降ボードの上面に擦り合わせ、同昇降ボードの 上面に付着した印刷ペーストや塵等の異物を清掃し、除去することができる。
【0008】
【実施例】
本考案によるスクリーン印刷装置の要部の側面を図1に、また同装置からスク リーンとスキージを除去した要部の平面を図2に示す。 これらの図から明かな通り、このスクリーン印刷装置の要部は、図7及び図8 に示した前記従来のスクリーン印刷装置と同じであり、共通する部分は同じ符号 で示してある。すなわち、このスクリーン印刷装置では、コンベア1を進行する 基板2を、所定位置で停止させ、続いて、基台10上に設置したリフト機構9、 9で昇降ボード6を上昇させることにより、この昇降ボード6に基板2を乗せて 保持し、さらにコンベア1からスクリーン5の下まで押し上げる。この状態で、 前記基板2の表面に所定のパターンで印刷ペーストを印刷した後、昇降ボード6 が下降し、基板2がコンベア1上に戻される。スクリーン4は、コンベア1の昇 降ボード6の真上に配置され、さらにその上にスキージ4が配置され、このスキ ージ4は、ガイド3にそって図1において紙面の前後にスライドされる。 基板2を昇降ボード6上に保持するときは、ダクト8を通して真空吸引路7内 を負圧に維持し、昇降ボード6上に開口する吸引口7’、7’を負圧とし、そこ に基板2を吸着することも、前記従来例と同じである。
【0009】 本考案によるスクリーン印刷装置では、前記基板2を乗せる昇降ボード6の上 面を拭き取る拭き取り手段を備えている。図1と図2に示した実施例では、拭き 取り手段として、円筒体に不織布を被着したロール14を採用しており、このロ ール14を、移動体12から突設された支持架13に回転自在に装着している。 この移動体12は、基板を搬送するためのコンベア1と直交するよう配置された リニア軌道11を往復駆動されるものであり、例えば、磁石を取り付けたロッド (図示せず)をリニア軌道11でストローク運動させ、前記移動体12の底面に 設けた磁石(図示せず)を介して、移動体12にリニア軌道11に沿った往復直 線駆動力を与える。
【0010】 このスクリーン印刷装置の動作を説明すると、まず、コンベヤ1で基板が搬送 され、この基板2が待機状態の昇降ボード6の上で停止させられる。続いて、昇 降ボード6が上昇し、その上に基板2を乗せ、この基板2をコンベア2からスク リーン5の下面に押し上げる。このとき、昇降ボード6の上面の吸引口7’、7 ’を真空吸引路7及びダクト8を介して負圧に維持することにより、基板2が昇 降ボード6の上面に吸着される。次に、スクリーン5のスクリーン膜に銅ペース ト等の印刷ペーストが付与され、スキージ4がガイド3に沿ってスクリーン5上 を移動することにより、印刷ペーストがスクリーン膜上に展開され、その印刷パ ターンに従って基板2に印刷ペーストが印刷される。
【0011】 次に、スクリーン5及びスキージ4が元の位置に戻り、昇降ボード6が下降し 、基板2がコンベア1の上に戻される。そして、基板2がコンベア1によって次 の工程に搬送されると共に、次の基板2が昇降ボード6の真上に搬送される。こ の間の時間、つまり昇降ボード6が次の基板2を押し上げるまでの待機時間中に 、移動体12がリニア軌道11に沿って図1及び図2に矢印で示す方向に前進す る。そしてこれら図面において二点鎖線で示されたように、ロール14が昇降ボ ード6の上面に接触し、さらに前進し、その後後退する。これによって、昇降ボ ード6の上面に付着した印刷ペーストや塵等の異物がロール14に拭き取られ、 清掃される。ここで、ロール14が昇降ボード6の上で何度か往復するように、 移動体12を何回か往復させて、拭き取り動作を繰り返してもよい。 以上で1サイクル分の印刷工程が終了し、このサイクルを繰り返すことにより 、順次各基板2に印刷が行なわれる。
【0012】 次に、図3と図4に示された実施例について説明すると、ここではコンベア1 の脇に平行に配置したリニア軌道15を移動体16が走行するようにし、この移 動体16にクリーニングテープ23の巻出ロール17と巻取ロール18及びガイ ドローラ21を設けている。さらに、リンク20の一端を移動体16に回転自在 に支持すると共に、移動体と前記リンク20の中間部とにエアシリンダ22を連 結し、リンク20の角度を変えることができるようにしている。このリンク20 の支点となる基端側と可動端となる先端とにローラ19、19を回転自在に支持 し、前記巻出ロール17から巻き出したクリーニングテープ23を前記ローラ1 9、19に巻き掛けし、さらにガイドローラ21を通して巻取ロール18に巻き 取る。
【0013】 この実施例では、巻出ロール17から巻き出したクリーニングテープ23をロ ーラ19、19を通して走行させ、さらに巻取ロール18に巻き取りながら、前 記移動体16を図3から図4で示すように移動させ、その後図3に示す位置に戻 す。このとき、エアシリンダ22でロール14を昇降ボード14の上面に押し当 てることによって、待機中の昇降ボード6の上面に付着した印刷ペーストや塵等 の異物をリール14で拭き取り、清掃する。
【0014】 次に、図5と図6に示された実施例について説明すると、ここでは中間部が移 動体16のアーム24の先端に枢着された一対のリンク20、20を備え、これ らのリンク20、20の先端にローラ19、19…を回転自在に支持すると共に 、これらリンク20、20をエアシリンダ22で連結している。そして、巻出ロ ール17から巻き出したクリーニングテープ23がガイドローラ21を通して前 記ローラ19、19…に巻き掛けされ、さらにガイドローラ21を通して巻取ロ ール18に巻き取られるようにしている。
【0015】 この実施例では、巻出ロール17から巻き出したクリーニングテープ23をロ ーラ19、19を通して走行させ、さらに巻取ロール18に巻き取りながら、前 記移動体16を図5から図6で示すように移動させた後、図5に示す位置に戻す 。このとき、エアシリンダ22でリンク20、20の角度を広げ、ローラ19、 19…を通過するクリーニングペーパ23が待機中のスクリーン5の下面と昇降 ボード6の上面とに共に接触するようにし、それらの面に付着した印刷ペースト や塵等の異物を清掃する。この実施例では、昇降ボード6の上面だけでなく、ス クリーン5の下面に付着したペーストや塵等の異物を清掃することによって、ス クリーン5のスクリーン膜が目詰りを起こすことを防止できる。クリーニングペ ーパ23としては、昇降ボード6の上面に傷を付けない程度に柔らかいものを採 用することが望ましい。また、前記のようなリール14の周面に溶剤を供給する 機構を付加して、異物の除去を容易するように図っても構わない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案により、昇降ボード上の異物を清掃、除去すること ができ、昇降ボード上に乗せられる基板の平行度を精密に維持し、基板の汚れが 防止されて、信頼性の高い製品の印刷ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示すスクリーン印刷装
置の要部側面図である。
【図2】同実施例を示すスクリーン印刷装置からスクリ
ーンとスキージを除去した要部平面図である。
【図3】本考案の第二の実施例を示すスクリーン印刷装
置の移動体が基点位置にあるときの要部側面図である。
【図4】同実施例を示すスクリーン印刷装置の移動体が
基点位置から昇降ボード側に移動したときの要部側面図
である。
【図5】本考案の第三の実施例を示すスクリーン印刷装
置の移動体が基点位置にあるときの要部側面図である。
【図6】同実施例を示すスクリーン印刷装置の移動体が
基点位置から昇降ボード側に移動したときの要部側面図
である。
【図7】従来例を示すスクリーン印刷装置の要部側面図
である。
【図8】同従来例を示すスクリーン印刷装置の一部断面
要部正面図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 基板 4 スキージ 5 スクリーン 6 昇降ボード 9 昇降ボードのリフト機構 11 リニア軌道 12 移動体 14 ロール 15 リニア軌道 16 移動体 23 クリーニングテープ

Claims (1)

    【整理番号】 0030368−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上を搬送される基板を保持する昇
    降ボードを備えたスクリーン印刷装置であって、所定の
    軌道をストローク運動し、前記昇降ボード上面に接触す
    る拭き取り手段を有する移動体を備えたことを特徴とす
    るスクリーン印刷装置。
JP9781491U 1991-10-31 1991-10-31 スクリーン印刷装置 Pending JPH0541781U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9781491U JPH0541781U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 スクリーン印刷装置

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JP9781491U JPH0541781U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 スクリーン印刷装置

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Publication Number Publication Date
JPH0541781U true JPH0541781U (ja) 1993-06-08

Family

ID=14202222

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JP9781491U Pending JPH0541781U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 スクリーン印刷装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020146838A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 日本電気株式会社 スキージ清掃装置およびスキージ清掃方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213628B2 (ja) * 1976-02-23 1987-03-27 Allied Corp
JPS6221572B2 (ja) * 1978-11-06 1987-05-13 Asahi Chemical Ind

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960910