JPH0541776Y2 - - Google Patents

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JPH0541776Y2
JPH0541776Y2 JP1987169443U JP16944387U JPH0541776Y2 JP H0541776 Y2 JPH0541776 Y2 JP H0541776Y2 JP 1987169443 U JP1987169443 U JP 1987169443U JP 16944387 U JP16944387 U JP 16944387U JP H0541776 Y2 JPH0541776 Y2 JP H0541776Y2
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JP
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stirring
rotating shaft
casing
stirring blade
annular member
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JP1987169443U
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JPH0173333U (ja
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば撹拌タンクや撹拌用バツト内
で粉体、液体等を撹拌する場合に、これら物質を
予備撹拌するのに用いて好適な携帯型撹拌機に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、例えば粉体と溶液を撹拌用バツト内で
混合する場合、これらの物質を一時に混合すると
塊が出来てしまうため、少量ずつ徐々に混合する
予備撹拌を行つている。また、撹拌タンク内で反
応性の高い基剤と溶液を混合する場合は、異常反
応を防止するために撹拌タンク内に溶液を徐々に
投入しながら撹拌する予備撹拌を行つている。そ
して、このような予備撹拌を行なう手段として、
従来、携帯型撹拌機が用いられている。
この種の携帯型撹拌機は、作業者が把持できる
ように外側に把持部が設けられ、内部に電動モー
タを収容したケーシングと、該ケーシングから外
側に突出し、前記電動モータにより回転駆動され
る長尺、例えば60〜80cmの軸長を有する回転軸
と、該回転軸の先端側に設けられた撹拌翼とから
大略構成されている。そして、この携帯型撹拌機
を用いて例えば撹拌タンク内の基剤と溶液を予備
撹拌する場合は、作業者が両手でケーシングの把
持部を持ち、投入口から撹拌タンク内に撹拌翼側
を挿入し、該タンク内で上下、左右方向にゆつく
りと移動させながら撹拌している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来技術によれば、回転軸及び撹拌
翼の外側には何等の保護部材も設けられていない
ため、撹拌中に回転軸が投入口の口縁に接触した
り或いは撹拌翼が撹拌タンクの内壁に当つて折損
し、撹拌タンク内に金属粉や金属片が混入する恐
れがあり、また高速回転する撹拌翼9が露出した
ままであるため、作業時の危険性が高いという欠
点がある。
また、従来技術のものには非使用時に載置して
おくための架台が設けられていないため、撹拌作
業終了後は作業場の床上に横倒しの状態で置いて
おくのが実情であり、撹拌翼の捩れや汚染を招
き、撹拌機の耐久性や作業性が損われるという欠
点がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、金属粉や金属片の発生を防止でき、し
かも安全性、作業性に優れた携帯型撹拌機を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために構成された本
考案の手段の特徴は、回転軸の周囲に沿つて伸長
し、一端側がケーシング側に固着され、他端側が
自由端となつて撹拌翼近傍に延在する複数本の支
柱と、前記撹拌翼の外側を囲繞すると共に、先端
縁が該撹拌翼よりも軸方向に突出した状態で該支
柱の先端側に固着された環状部材とを配設したこ
とにある。
〔作用〕
回転軸から撹拌翼の外側は支柱と環状部材によ
つて囲繞してあるから、回転軸や撹拌翼が作業者
や撹拌タンク等に直接接触するのを防止でき、し
かも環状部材を撹拌タンク内壁に沿つて移動させ
ることによつて、撹拌タンク内を隅々まで撹拌で
きる。
また、支柱と環状部材は架台としての機能を持
つているから、作業性が良く、また回転軸や撹拌
翼の捩れ等の損傷を防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
す。図において、1はケーシングで、該ケーシン
グ1は周胴部2A及び上面部2Bからなり、内部
がモータ収容室になつた有蓋円筒状のケーシング
本体2と、該ケーシング本体2の下側開口に嵌合
され、外側に小径円筒状の取付部3Aが突出形成
された下側蓋体3とから構成されている。そし
て、前記ケーシング本体2の周胴部2Aから上面
部2Bには略形をした上側把持部4が一体的に
突設されると共に、周胴部2Aの中間には丸棒状
の側方把持部5が上側把持部4に対して直角方向
に突設されている。また、該上側把持部4にはケ
ーシング1内に収容した電動モータ(図示せず)
に給電するための電源ケーブル6の先端側が接続
されると共に、該電源ケーブル6と電気的に接続
され、電動モータの起動、停止を操作するスイツ
チ7が設けられている。
8は基端側が前記ケーシング1内に位置して電
動モータの駆動軸に接続され、先端側8Aがケー
シング1の下側蓋体3から外側に突出した回転軸
で、該回転軸8は例えば60〜80cmの長軸からなつ
ている。
9,9,…は粉体等を撹拌するため、前記回転
軸8を介して電動モータにより高速回転される撹
拌翼で、該各撹拌翼9は前記回転軸8の先端側8
Aに着脱自在に嵌着されるボス部9Aの外周に十
字状に植設されている。
次に、10は前記撹拌翼9と回転軸8を保護す
るためにケーシング1に固着された保護用枠体を
示す。11は該保護用枠体10を構成する固定用
ブラケツトで、該ブラケツト11は中間が下側蓋
体3の取付部3A外周に嵌合する凹状湾曲部12
A,12Aになり、長手方向両側が平坦な締付部
12B,12Bになつた一対の帯板状の挟持部材
12,12と、該各挟持部材12の締付部12B
と同じ長さを有する平板からなり、挟持部材12
の凹状湾曲部12Aの外側に直角方向に突設され
た突状部材13,13(但し、一方は図示せず)
とから構成されている。そして、該一対の挟持部
材12,12は凹状湾曲部12A,12Aを下側
蓋体3の取付部3Aに嵌合し、相互に衝合した締
付部12B,12Bをボルト14とナツト15で
締結することによつて、ケーシング1に固定され
ている。
16,16,…は前記固定用ブラケツト11を
介してケーシング1に固定された4本の金属製支
柱で、該各支柱16は一端側16Aが前記挟持部
材12の一側締付部12B又は突状部材13の先
端部に溶接その他の固着手段によつて固着するこ
とにより、回転軸8を囲繞するように方形の各頂
点に位置した状態に配設されている。そして、該
各支柱16は回転軸8に沿つて配設され、その他
端側16Bは自由端となつて撹拌翼9の翼端近傍
まで伸長している。
更に、17は前記撹拌翼9の回転直径よりも若
干大きい内径を有し、該撹拌翼9の翼端外側を囲
繞する環状部材で、該環状部材17は回転軸8の
軸線に直交するように各支柱16の先端側16A
に溶接その他の固着手段によつて固着されてお
り、しかも該環状部材17はその先端外周縁17
Aが第2図に示すように撹拌翼9の下面に対して
回転軸8の軸方向に突出した状態に位置決めして
ある。また、図中18,18,…は支柱16の長
手方向中間に位置して隣接す支柱16,16間に
架設された丸棒状の補強部材である。
かくして、実施例の保護用枠体10は固定用ブ
ラケツト11、4本の支柱16,16,…、環状
部材17及び4本の補強部材18,18,…から
構成されている。
本実施例は上述の如く構成されており、電動モ
ータを駆動して撹拌翼9,9,…を回転すること
により撹拌タンク内の粉体等を撹拌する点は、従
来技術によるものと実質的に異るところはない。
而して、実施例によれば、回転軸8の外側は方形
状に配設した4本の支柱16,16,…で囲繞し
てあるから、撹拌作業中に回転軸8が撹拌タンク
の投入口口縁や撹拌用バツトの上縁に当るのを確
実に防止できる。
また、撹拌翼9,9,…は支柱16の先端側1
6Bに固着した環状部材17によつてその外側を
囲繞してあり、しかも該環状部材17の先端外周
縁17Aは撹拌翼9よりも軸方向に突出した位置
にあるから、撹拌翼9が撹拌タンクや撹拌用バツ
トの側壁内面はもとより、底壁に衝突する事態を
防止できる。
一方、外部から内部を目視するのが困難な撹拌
タンク内を撹拌する場合等には、保護用枠体10
の環状部材17側を該タンクの内壁に摺接させな
がら移動させることにより、該タンク内の隅々ま
で十分に撹拌することができ、撹拌むらや粉体の
塊等が出来るのを防止できるし、撹拌作業を効率
良く行うことができる。
更に、保護用枠体10の環状部材17は回転軸
8の軸線に対して直交した状態で支柱16,16
…に固着してあり、しかも前述の如く環状部材1
7の先端外周縁17Aは撹拌翼9よりも軸方向に
若干突出した状態にあるから、非作業時には撹拌
翼9を作業所等の床面に直接接触させることな
く、鉛直状態に載置する架台として用いることが
できる。
次に、第3図は本考案の第2の実施例を示す。
なお、前述した第1の実施例の構成要素と同一の
構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
而して、本実施例の特徴とするところは、回転
軸8の軸方向途中に円筒からなるすべり軸受21
を摺動可能に挿嵌し、該すべり軸受21は各支柱
16から中心に向けて突設した4本の支持棒2
2,22,…先端に固着すると共に、第1実施例
における4本の補強部材18は廃止したことにあ
る。
上述の如く構成することにより、撹拌翼9が撹
拌物質から受ける粘性抵抗等によつて回転軸8が
芯振れするのを防止でき、しかも第1実施例の補
強部材18,18,…と同様に各支柱16の捩れ
等を防止することができる。
なお、第1及び第2実施例において、支柱1
6,16,…は回転軸8を中心に方形状に4本配
設するものとして述べたが、三角形状に3本配設
してもよく、要は回転軸8が撹拌タンクの投入口
口縁等に直接接触しないように保護できればよ
い。また、環状部材17も必ずしも円形である必
要はなく、六角形等の多角形の形状にしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述した如くであつて、下記の諸
効果を奏する。
従来露出していた撹拌翼は環状部材で囲繞し
たから、高速回転する撹拌翼から作業者を保護
でき、安全性が向上する。
回転軸から撹拌翼の外側は支柱と環状部材で
囲つたから、回転軸や撹拌翼が撹拌タンク等に
当つて金属粉や金属片等が発生し、撹拌物中に
混入する自体を確実に防止できる。
撹拌中に環状部材を撹拌タンク等の側壁や底
壁に摺接させることによつて、該撹拌タンク内
の隅々まで撹拌でき、撹拌むらや塊等が発生す
るのを防止できる。
支柱と環状部材は非使用時には架台として機
能するから、作業性が高くなり、しかも撹拌翼
が床等に当つて捩れたりするのを防止でき、機
器の耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図は携帯型攪拌機の外観斜視図、第2図
は該攪拌機の部分拡大図、第3図は本考案の第2
の実施例に係る携帯型攪拌機の外観斜視図であ
る。 1……ケーシング、4,5……把持部、8……
回転軸、9……撹拌翼、10……保護用枠体、1
6……支柱、17……環状部材、17A……先端
外周縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に電動モータを収容した把持可能な携帯型
    のケーシングと、該ケーシングから突出し、前記
    電動モータにより回転駆動される回転軸と、該回
    転軸の先端側に設けられた撹拌翼とからなる携帯
    型撹拌機において、前記回転軸の周囲に沿つて伸
    長し、一端側が前記ケーシング側に固着され、他
    端側が自由端となつて前記撹拌翼近傍に延在する
    複数本の支柱と、前記撹拌翼の外側を囲繞すると
    共に、先端縁が該撹拌翼よりも軸方向に突出した
    状態で該支柱の他端側に固着された環状部材とを
    配設したことを特徴とする携帯型撹拌機。
JP1987169443U 1987-11-05 1987-11-05 Expired - Lifetime JPH0541776Y2 (ja)

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JP1987169443U JPH0541776Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

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JP1987169443U JPH0541776Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05

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JPH0173333U JPH0173333U (ja) 1989-05-17
JPH0541776Y2 true JPH0541776Y2 (ja) 1993-10-21

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JPH0173333U (ja) 1989-05-17

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