JPH0541653U - 自動切離しテレスコカバー - Google Patents

自動切離しテレスコカバー

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JPH0541653U
JPH0541653U JP10237091U JP10237091U JPH0541653U JP H0541653 U JPH0541653 U JP H0541653U JP 10237091 U JP10237091 U JP 10237091U JP 10237091 U JP10237091 U JP 10237091U JP H0541653 U JPH0541653 U JP H0541653U
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JP
Japan
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cover
carrier
telescopic cover
shaped lever
roller
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JP10237091U
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JP2531604Y2 (ja
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孝義 堀田
光則 谷村
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は搬送台のストロークが長い距離必要
であり、その案内面の一部をテレスコカバーで覆う必要
がある場合に好適な自動切離しテレスコカバーを提供す
る。 【構成】 テレスコカバー14の最上板14bに当板1
6と旋回可能にL形レバー18を設け、ばね19で引か
れて水平とされたL形レバー18の水平腕18aの先に
ローラ21を枢支し、搬送台13には垂直の突片22
を、またベッド11には待機位置(テレスコカバースト
ローク端)でL形レバー18の垂直腕18bと係合する
ストッパ23を設ける。搬送台13の右行では当板16
を押してテレスコカバー14を縮小する。左行では突片
22がローラ21を引掛けてテレスコカバー14を伸長
する。待機位置を越えるとストッパ23に垂直腕18b
が引掛けられて旋回して突片とローラの係合を外しカバ
ーを切り離す。戻るときは突片22がローラ21を押し
下げて通過し再び係合可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工作機械等へ素材等を供給する搬送台の案内面,レール等を保護する テレスコカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械等でベッド1の案内面2上を往復台3が移動するものは切削した切屑 ,ごみなどから案内面2を保護するために図6のようにテレスコカバー4が設け られる。このテレスコカバー4は最も下のカバー端がベッド1端に固定され最も 上のカバー端が往復台3の側面に固定されているのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
テレスコカバーは往復台の移動距離分伸縮して案内面を保護するものであるが 、素材ストッカから工作機械へ素材等を供給する場合のように移動距離が長いと 必要な移動距離を得るためにテレスコカバーの枚数を増すことになる。この枚数 の増大につれてテレスコカバー縮小時の容積が大きくなって設計上その使用スペ ースから枚数が制約され、またこのためコスト高となる問題点がある。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その目 的とするところはカバーを要す場所から外れたときはカバーを切離して搬送台の 移動を可能とする自動切離しテレスコカバーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案は、搬送台の走行路上の案内面を保護する テレスコカバーにおいて、搬送台と連結させるテレスコカバー端に前記搬送台の テレスコカバー縮小方向の移動時に当接する当板と水平軸で旋回可能に枢支され るとともに通常は水平に保持される水平腕端に係合部材を有するL形レバーを設 け、前記走行路側に前記テレスコカバーのストローク端を越える搬送台の移動で 該L形レバーの垂直腕端に当接して旋回させてテレスコカバーとの連結を外すス トッパを設け、前記搬送台に前記係合部材と係合してテレスコカバーを伸長させ また連結の外れた搬送台の逆方向の移動で旋回レーバーを旋回させて係合部材と の係合を可能とする突片を設けたものである。
【0005】
【作用】
搬送台の右行で当板が押されてテレスコカバーは縮小される。左行で突片がL 形レバーの水平腕の係合部材と係合してテレスコカバーが伸長される。伸長限界 位置でストッパで旋回レバーが旋回され突片との係合が外されテレスコカバーと 切離され搬送台の左行を許容する。この状態から搬送台の右行で突片が係合部材 と当接して旋回レバーを旋回して突片がその上を通過してテレスコカバーと係合 しうる状態となる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1にもとづき説明する。 ベッド又はコンクリート面11の案内面又はレール12上を素材等を搬送する 搬送台13が移動可能に載置されている。この案内面又はレール12は例えば離 れた素材ストッカから加工する工作機械迄延長されており、工作機械の近傍では 切粉がかかるような環境にある。工作機械側のベッド11の案内面12上には必 要な長さの断面逆U字形のテレスコカバー14が配置され最も下のカバー板14 aの端がベッド11に固定されている。最も上のカバー板14bは搬送台側端の 下側に巾方向に長い補強された当板16が垂直に取付けられており、搬送台13 側に突設したブラケットに水平支軸17が取付けられている。この水平支軸17 の両端にはL形レバー18が枢支されており、テレスコカバーとL形レバーとの 間に張設されたばね19によりL形レバー18の一腕18aが水平に他腕18b が垂直に保持される。そして水平腕18a端には側面にローラ21が回転可能に ピンで枢支されている。
【0007】 搬送台13には圧縮されたテレスコカバー14及びL形レバー18を収納でき る空間が形成されており、空間内にテレスコカバー18を伸長させるためL形レ バー18のローラ21と係合する下向垂直の突片22が設けられていて、後述す る搬送台13のテレスコカバーのストローク以上の移動で突片22がローラ21 を越えた場合、再び係合位置に戻りうるように先端の片側が傾斜面22aに形成 されている。さらにベッド11上にはテレスコカバー14の伸長端においてL形 レバー18の垂直腕18bと当接するストッパ23が突設されている。
【0008】 このような構成になる本考案の動作を図1〜図5にもとづき説明する。 今テレスコカバー14がストロークいっぱいに伸長された待機の図1のa1位 置にあるものとする。図略の工作機械のテーブル上の工作物の加工が完了し工作 物を搬出するためNC装置からの右端a2への位置指令により図略の駆動手段で 搬送台13が右行される。搬送台13の空間内の垂直壁13aがテレスコカバー 14bの下の当板16に当接してテレスコカバー14の最上板14bが押され順 次重ねられて右端に達し図2の縮小された状態となる。この受取位置で工作物は 図略のロボット等によりテーブル上から搬送台13上に移載される。
【0009】 次いでNC装置からの左端への位置指令により駆動手段で搬送台13が左行さ れる。搬送台13の空間内の突片22が水平腕18aのローラ21に係合し、テ レスコカバー14の最上板14bが引き出され順次引出されて搬送台13がテレ スコカバーのストローク端のa1位置に達するとL形レバー18の垂直腕18b の下端が図3のようにストッパ23と係合してL形レバー18が反時計方向に旋 回され水平腕18aが傾斜してローラ21は突片22より外れ図4の状態となる 。この時点で搬送台13とテレスコカバー14とは切離される。搬送台13は指 令位置の左端に移動し工作物と素材とを入れ替えて、指令により右行して待機位 置a1に戻る。搬送台13の待機位置手前で突片22はばね19で水平とされて いる水平腕18a端のローラ21と傾斜面22aが当接してローラ21を下方に 押し、L形レバー18を反時計方向に図5のように旋回させ、突片22の先がロ ーラ21上を通過して待機位置a1となり、L形レバー18はばね19で戻され ローラが突片22と係合しうる図1の状態となる。
【0010】
【考案の効果】
上述のようであるので本考案は以下の効果を奏する。 案内面の保護を要する場所と要しない場所への長距離の搬送においてもテレス コカバーのストロークに制御されることなく移動が可能でありテレスコカバーを 必要最少の長さとすることができ小スペース低コストなものとすることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送台が待機位置にある本考案のテレスコカバ
ー伸長時の一部断面の側面説明図である。
【図2】同テレスコカバーの縮小時の一部断面の側面説
明図である。
【図3】搬送台が待機位置より更に左行を続けるときの
搬送台とテレスコカバーとの接続部の説明図である。
【図4】同接続が外れた状態の説明図である。
【図5】搬送台の右行でテレスコカバーと接続するとき
の説明図である。
【図6】往復台とテレスコカバーとの従来の接続説明図
である。
【符号の説明】
11 ベッド 12 案内面 13 搬送台 14 テレス
コカバー 16 当板 18 L形レ
バー 19 ばね 21 ローラ 22 突片 23 ストッ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台の走行路上の案内面を保護するテ
    レスコカバーにおいて、搬送台と連結させるテレスコカ
    バー端に前記搬送台のテレスコカバー縮小方向の移動時
    に当接する当板と水平軸で旋回可能に枢支されるととも
    に通常は水平に保持される水平腕端に係合部材を有する
    L形レバーを設け、前記走行路側に前記テレスコカバー
    のストローク端を越える搬送台の移動で該L形レバーの
    垂直腕端に当接して旋回させてテレスコカバーとの連結
    を外すストッパを設け、前記搬送台に前記係合部材と係
    合してテレスコカバーを伸長させまた連結の外れた搬送
    台の逆方向の移動で旋回レーバーを旋回させて係合部材
    との係合を可能とする突片を設けたことを特徴とする自
    動切離しテレスコカバー。
JP1991102370U 1991-11-15 1991-11-15 自動切離しテレスコカバー Expired - Lifetime JP2531604Y2 (ja)

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JPH0541653U true JPH0541653U (ja) 1993-06-08
JP2531604Y2 JP2531604Y2 (ja) 1997-04-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103174A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Mori Seiki Co Ltd 工作機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415493U (ja) * 1987-07-15 1989-01-26

Patent Citations (1)

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