JPH0541605Y2 - - Google Patents

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JPH0541605Y2
JPH0541605Y2 JP10606287U JP10606287U JPH0541605Y2 JP H0541605 Y2 JPH0541605 Y2 JP H0541605Y2 JP 10606287 U JP10606287 U JP 10606287U JP 10606287 U JP10606287 U JP 10606287U JP H0541605 Y2 JPH0541605 Y2 JP H0541605Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案が、作物条に沿つて移動しながら作物条
間に施肥等の管理作業を行う農用管理作業機にお
いて、枕地回行後の機体の前進位置を指標するマ
ーカを、機体の前進に伴つて容易に折り込み、か
つ保持することができるようにしたマーカ装着装
置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の農用管理作業機による施肥等の
作業においては、枕地で機体を回行させて往復移
動しながらその作業を行つているが、枕地回行後
に次に機体を前進させる作物条間の位置を指標す
るため、マーカを用いている。
このマーカは、第5図にaで示すように、圃場
に突き立てる棒条のものか、あるいは第6図およ
び第7図にbで示すように、圃場に突き立てる逆
L状の支柱に指標cを取付けたもの等である。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記のような従来のマーカは、枕地
回行時にオペレータがいちいち圃場に突き立てた
り、また抜き取らなければならないので、その際
に機体走行の一時停止を要するうえ、マーカの抜
き差しにも時間がかかり、かつ多大の労力を費や
している。
しかも、枕地回行の際に使用したマーカは、機
体に載せたり、オペレータが手で持つて次の枕地
まで運ばれるので、作業中にそれが邪魔になつた
り、また置き忘れることが多いのも問題である。
本考案は、このような従来のものの問題点に鑑
み、枕地回行の機体の前進位置を指標するマーカ
を、機体の前進に伴つて容易に取り込み、かつ保
持することができて、枕時回行時にオペレータが
いちいち抜き取つて機体に載せたり手に持つ必要
がなく、枕地回行を容易に行うことができるう
え、マーカが作業の邪魔になることがないように
する農用管理作業機におけるマーカ装着装置を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、その目的を達成するための技
術的手段として、作物条に沿つて移動しながら作
物条間に施肥等の管理作業を行う農用管理作業機
において、機体の側方に、機体の前進に伴つてマ
ーカを受け止め、かつ受け止めたマーカを引き上
げ保持するフツクを設けたものである。
作 用 圃場には作物条の両端側にそれぞれ枕地が設け
られており、作物条間を移動する農用管理作業機
は、枕地で回行して往復作業を行う。
本考案に係る農用管理作業機においては、マー
カはフツクに受け止められ、かつ引き上げ保持さ
れて機体に取り込まれるが、枕地では機体の回行
直前にフツクからマーカをはずし、そのマーカを
フツクの後方に突き立てる。そして、機体を回行
させてフツクがマーカに対応するように前進させ
れば、マーカはフツクに受け止められ、かつ引き
上げ保持されて取り込まれる。このため、機体を
作物条に沿つて移動する作業中にマーカが邪魔に
ならず、マーカは次の枕地まで運ばれる。また、
上記のようにマーカにしたがつて機体を前進させ
れば、機体は次に作業を行う作物条間に的確に移
動させることができる。
実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
図面には、農用管理作業機として水田用深層施
肥機が例示されている。
第1図および第2図において、1は、施肥機の
走行機体であつて、この走行機体1は一輪の駆動
車輪2を有するものである。走行機体1の左右両
側には肥料タンク3,3が搭載されており、肥料
タンク3,3の後方には施肥装置4,4が設けら
れている。施肥装置4,4は、それぞれ圃場面を
滑走する橇体5、施肥ノズル6、接地輪7によつ
て構成されており、施肥ノズル6は肥料タンク3
に接続されている。上記駆動車輪2と左右の施肥
装置4,4は、圃場における作物条間に対応する
ようになつている。走行機体1の後部にはハンド
ル8が備えられており、前部にはエンジン9およ
び燃料タンク10が搭載されている。
一方、走行機体1の後部でハンドル8の取付部
には、左右両側方向に張り出すフツクバー11が
固着されており、このフツクバー11の両端部に
は、フツク12,12が形成されている。13は
マーカであつて、このマーカ13は、棒状体の上
端に円盤体14を固着し、把手リング15を有す
る構成となつている。上記フツク12,12はそ
れぞれ前方に向けて幅を開いた一対のものであつ
て、その後部はマーカ13の棒状体を挟みかつ円
盤体14を載せるマーカ受止部16となつてお
り、フツク12,12は後方に向けて高くなるよ
うに傾斜状をなしている。フツク12,12は、
それぞれ左右の施肥装置4,4に隣接する作物条
間に対応するように位置が決められている。な
お、17は稲株を示している。
以上のように構成された施肥機による施肥作業
においては、第2図に示すように、作物条間を駆
動車輪2が移動し、その左右に隣接する作物条間
に施肥装置4,4が移動する態様で一行程の施肥
が行われる。マーカ13を受け止めて保持するフ
ツク12,12は、施肥装置4,4による施肥条
間の左右に隣接する作物条間に対応している。マ
ーカ13は左右のフツク12,12のうち走行機
体1を回行する側に受け止め保持されて取り込ま
れる。
作物条間における一行程の作業が終わり、機体
が枕地に出たら、機体を回行させて次の作業行程
に移行するが、枕地では機体の回行直前にマーカ
13をフツク12から外し、そのマーカ13を回
行する側のフツク12の後方に位置させて圃場に
突き立てる。そして、機体を回行させるべく回行
側のフツク12の開口部をマーカ13に合わせて
前進させれば、マーカ13はフツク12に受け止
められ、さらに機体の前進によりそれがフツク1
2の傾斜により引き上げられたうえ、マーカ受止
部16に挟まれて保持される。この状態ではマー
カ13は圃場面に接しないので、マーカ13は機
体に取り込まれて次の枕地まで運ばれる。以下、
同様の行程を繰返して作物条間の施肥作業および
機体の枕地回行が行われる。
なお、作物条間の施肥作業は上記の態様で行わ
れるので、施肥される各作物条間は一条おきであ
る。
第3図および第4図には他の実施例が示されて
いる。この実施例では、前記第1図および第2図
に示されたフツク12のマーカ受止部16の後端
をマーカ13が通過可能に開口し、かつフツク1
2に、そのマーカ受止部16の上方に適当間隔を
おいて対応する押さえフツク18を取付けた構成
となつている。その他の構成は、前記第1図およ
び第2図に示された実施例のものと同じである。
この他の実施例のものでは、枕地で機体を回行
する際に、回行直前にハンドル8を操作して機体
の後部を一旦下げれば、押さえフツク18が、フ
ツク12に受け止め保持されているマーカ13の
円盤体14を押し下げるので、マーカ13はその
位置に突き立てられる。そこで、機体を回行すべ
く前進させれば、フツク12の後端からマーカ1
3が抜け出るので、機体を回行した後にフツク1
2の前方開口部をマーカ13に対応させて機体を
前進させれば、マーカ13はフツク12に受け止
められたうえに上方に抜き取られ、かつそのまま
保持されて取り込まれる。そして、この状態にお
いて、機体は次に施肥作業を行う作物条間に正し
く案内される。
したがつて、以上の各実施例のものによれば、
枕地回行後の機体の前進位置を指標するマーカ1
3を、機体の前進に伴つて容易に取り込み、かつ
保持することができ、枕地回行時にオペレータが
マーカ13をいちいち抜き取つて機体に載せたり
手に持つ必要がなくなり、枕地回行を容易に行う
ことができるうえ、マーカ13が作業の邪魔にな
ることがない。
考案の効果 本考案は、前記のように、作物条に沿つて移動
しながら作物条間に施肥等の管理作業を行う農用
管理作業機において、機体の側方に、機体の前進
に伴つてマーカを受け止め、かつ受け止めたマー
カを引き上げ保持するフツクを設けたから、枕地
回行後の機体の前進位置を指標するマーカを機体
の前進に伴つて容易に取り込み、かつ保持するこ
とができて、枕地回行時にオペレータがいちいち
マーカを圃場から抜き取つて機体に載せたり手に
持つ必要がなく、枕地回行を容易に行うことがで
きるうえ、マーカが作業の邪魔になることがない
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る農用管理作
業機の実施例を示すものであつて、第1図は水田
用深層施肥機の全体側面図、第2図は同上平面
図、第3図は他の実施例を示す水田用深層施肥機
の全体側面図、第4図は同上平面図である。第5
図は従来例を示す正面図、第6図は他の従来例を
示す平面図、第7図は同上マーカの正面図であ
る。 1……施肥機の走行機体、2……一輪の駆動車
輪、3,3……肥料タンク、4,4……施肥装
置、11……フツクバー、12,12……フツ
ク、13……マーカ、14……その円盤体、15
……把手リング、16……マーカ受止部、18…
…押さえフツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作物条に沿つて移動しながら作物条間に施肥等
    の管理作業を行う農用管理作業機において、機体
    の側方に、機体の前進に伴つてマーカを受け止
    め、かつ受け止めたマーカを引き上げ保持するフ
    ツクを設けたことを特徴とする農用管理作業機の
    マーカ装着装置。
JP10606287U 1987-07-10 1987-07-10 Expired - Lifetime JPH0541605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10606287U JPH0541605Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10606287U JPH0541605Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6411612U JPS6411612U (ja) 1989-01-20
JPH0541605Y2 true JPH0541605Y2 (ja) 1993-10-21

Family

ID=31339235

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JP10606287U Expired - Lifetime JPH0541605Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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