JPH0541580Y2 - - Google Patents

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JPH0541580Y2
JPH0541580Y2 JP7377787U JP7377787U JPH0541580Y2 JP H0541580 Y2 JPH0541580 Y2 JP H0541580Y2 JP 7377787 U JP7377787 U JP 7377787U JP 7377787 U JP7377787 U JP 7377787U JP H0541580 Y2 JPH0541580 Y2 JP H0541580Y2
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cable clip
stud
cable
opening
diameter
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケーブルまたはケーブルの束を、制
御箱の所望の位置に支持・固定するケーブルクリ
ツプに関する。特に、取り扱い工数を減少する改
良に関する。
〔従来の技術〕
従来のケーブルクリツプは、制御箱3の側壁な
ど所望の位置に、第2図に示すように、ケーブル
31の束を支持・固定するために、第2図に4を
もつて示すように使用され、第3図に示す構造を
有する。第3図において、41は帯状部であり平
帯状をなし、42は拡大部であり円板状をなし、
その中央にねじ止め用の孔(図示せず)が設けら
れ、軟鋼等容易に疎性変形し、しかも、その形状
を保持しうる軟質材よりなる。43はワツシヤで
あり、44はねじであり、制御箱3内の支持材5
にねじ止めされている。
ケーブルクリツプ4を使用するには、制御箱3
内の支持材5にケーブルクリツプ4を、長いまま
ねじ止めした後、ケーブルクリツプ4の帯状部4
1に直交するようにケーブル31の束を乗せ、ケ
ーブルクリツプ4をケーブル31の束に巻き付け
るように、ケーブルクリツプ4の帯状部41を巻
き付けて締め付ける。
なお、図示するようなねじ方式でなく、ボル
ト・ナツト方式でもよい。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来技術に係るケーブルクリツプは、上記のと
おり、ねじ止めまたはボルト・ナツトを使用する
必要があり、取り付け作業(配線作業)に無視し
えない工数を要し、改良が望まれていた。
本考案の目的は、この要請に応えることにあ
り、所要取り付け工数の少ないケーブルクリツプ
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、1部分11の径が大きくされて
いる柱状のスタツド1と、疎性変形しうる軟質平
板よりなり、帯状部21の一端に拡大部22が設
けられ、該拡大部22には前記スタツド1の径よ
り小さい径の開口23が形成され、該開口23の
周囲は切り起こされてなるケーブルクリツプ本体
2との組み合わせをもつて構成されてなるケーブ
ルクリツプをもつて達成される。
〔作用〕
ケーブルクリツプの製造に関する材料は軟鋼等
容易に疎性変形し、しかも、その形状を保持しう
る軟質材であるから、第1d図に示すように、平
板状の拡大部22に形成された開口23の周囲を
切り起こしておけば、いくらか力を加えて拡大部
22をスタツド1に嵌合させることは容易に可能
になり、しかも、スタツド1にはその1部分11
の径が大きくしてあるので、一旦嵌合された後は
離脱することはなく、安全である。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ、本考案の一実施例に
係るケーブルクリツプについて、さらに、説明す
る。
第1a図参照 一部分11の径が大きくされている柱状のスタ
ツド1を製造する。この一部分11の位置は、再
下部以外であれば、自由に選択しうる。
第1b図、第1c図参照 軟鋼等容易に疎性変形し、しかも、その形状を
保持しうる軟質材をもつて、帯状部21とその一
端に拡大部22が設けられ、その拡大部22の中
央に開口23が設けられ、その開口23の周囲が
切り起こされている構造のケーブルクリツプ本体
2を製造する。この工程はプレス加工をもつて容
易になしうる。第1b図は平面図であり、第1c
図はそのA−A断面図である。
第1d図参照 本考案に係るケーブルクリツプを使用するに
は、制御箱3内の支持材5にスタツド1を取り付
け、つゞいて、ケーブルクリツプ本体2の拡大部
22の切り起こされている開口23をスタツド1
に嵌合する。このとき、スタツド1の拡大部11
の径は開口23の径より大きいから、いくらか力
を加えて拡大部22を疎性変形しないと嵌合でき
ないが、一旦嵌合すれば離脱することはない。
その後、従来と同様にして、ケーブルクリツプ
本体2の帯状部21に直交するように、ケーブル
の束31を乗せ、このケーブルの束31に巻き付
けるように、ケーブルクリツプ本体2の帯状部2
1を巻き付けて締め付ければよい。
〔考案の効果〕
以上説明せるとおり、本考案においては、一部
分の径が大きくされている柱状のスタツドと、疎
性変形しうる軟質平板よりなり、帯状部の一端に
拡大部が設けられ、該拡大部には前記スタツドの
径より小さい径の開口が形成され、該開口の周囲
は切り起こされてなるケーブルクリツプ本体との
組み合わせをもつてケーブルクリツプが構成され
ているので、極めて容易に取り付けることがで
き、しかも、一旦取り付けられゝば離脱しないか
ら、極めて容易に、僅かの工数をもつて、ケーブ
ルまたはケーブルの束を制御箱の所望の位置に支
持・固定することがきる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本考案の一実施例に係るケーブル
クリツプのスタツドの側面図である。第1b図
は、本考案の一実施例に係るケーブルクリツプの
ケーブルクリツプ本体の平面図である。第1c図
は、本考案の一実施例に係るケーブルクリツプの
ケーブルクリツプ本体の断面図である。第1d図
は、本考案の一実施例に係るケーブルクリツプの
使用状態を示す斜視図である。第2図、第3図
は、従来技術に係るケーブルクリツプの使用状態
を示す斜視図である。 1……スタツド、11……スタツドの1部分、
2……ケーブルクリツプ本体、21……ケーブル
クリツプ本体の帯状部、22……ケーブルクリツ
プ本体の拡大部、23……拡大部の開口、3……
制御箱、31……ケーブル、4……従来のケーブ
ルクリツプ、41……従来のケーブルクリツプの
帯状部、42……従来のケーブルクリツプの拡大
部、43……ワツシヤ、44……ねじ、5……支
持材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一部分11の径が大きくされている柱状のスタ
    ツド1と、疎性変形しうる軟質平板よりなり、帯
    状部21の一端に拡大部22が設けられ、該拡大
    部22には前記スタツド1の径より小さい径の開
    口23が形成され、該開口23の周囲は切り起こ
    されてなるケーブルクリツプ本体2との組み合わ
    せをもつて構成されてなる。 ことを特徴とするケーブルクリツプ。
JP7377787U 1987-05-19 1987-05-19 Expired - Lifetime JPH0541580Y2 (ja)

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JP7377787U JPH0541580Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JP7377787U JPH0541580Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JPS63182591U JPS63182591U (ja) 1988-11-24
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JP7377787U Expired - Lifetime JPH0541580Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JPH087661Y2 (ja) * 1989-02-23 1996-03-04 ケイテック株式会社 ワイヤクランパ

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JPS63182591U (ja) 1988-11-24

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