JPH0541545Y2 - - Google Patents

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JPH0541545Y2
JPH0541545Y2 JP1987194072U JP19407287U JPH0541545Y2 JP H0541545 Y2 JPH0541545 Y2 JP H0541545Y2 JP 1987194072 U JP1987194072 U JP 1987194072U JP 19407287 U JP19407287 U JP 19407287U JP H0541545 Y2 JPH0541545 Y2 JP H0541545Y2
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capacitor
foil
electrolytic capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 電子機器の薄型化を目的として薄型化した大容
量コンデンサに関する。
〔考案の概要〕
シヤーシの導電性の平板材料を装置の一部とし
て用いる電子装置において、シヤーシの内側の面
に対向して薄状の導電材を設け、そのシヤーシと
薄状の導電材との間に薄状の絶縁材をサンドイツ
チして大容量コンデンサを形成し、電子機器の薄
型化をはかる。
〔従来の技術〕
第2図は現在市販されている電解コンデンサー
の一つについて示その要部分解図を示したもので
ある。図において、1は電解コンデンサを、2は
陽極箔を、3は陽極箔のリード線を、4は絶縁紙
を、5は陰極箔を、6は陰極箔のリード線を示し
ている。例えば、容量22μF/10Vの電解コンデ
ンサの外形寸法は5.5Φ×8mmで、陰極箔の面積
は3×45mm2である。材料の改良および加工技術の
進歩により電解コンデンサを含む各種の回路部品
(抵抗、インダクタンス部品等)が小型化され、
その結果、電子機器を以前に比べてかなり小さく
設計できるようになつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、更に電子機器の小型化が要請さ
れ、いろいろな分野で検討が進められており、そ
の中で機器の薄型化も重要な課題になつているこ
こで電解コンデンサを構成部品の一つとする電子
機器についてみると、この電子機器の厚さは当然
のことながら、最低限電解コンデンサの寸法で規
制される。電解コンデンサ以外の部品(例えば、
抵抗、半導体等)の寸法がコンデンサの寸法より
小さいものであれば、この電解コンデンサは薄型
化という点から見るとこの電子機器の構成要素部
品として形状が大きくてスペースフアクタを悪く
している。
〔問題点を解決するための手段〕
電解コンデンサを電子機器の構成要素部品とし
て薄型化に適したものにするために、本考案の電
解コンデンサは円筒状にすることをやめ、巻かな
いで薄い平板状にする。一方の電極板をシヤーシ
の金属面と共用させ、前記金属面に絶縁材を重ね
その上にもう一つの電極板を重ね合わせて薄い平
板状の電解コンデンサを構成する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図Aは、本考案の一実施例における、シヤ
ーシ一体型コンデンサの斜視図で、電解コンデン
サ2個について示したものである。第1図Bはシ
ヤーシ一体型コンデンサの上面図である。第1図
A,Bにおいて、7はシヤーシを、8は基板を、
9はコンデンサのリード線を、10は基板止め
を、11は陽極箔を、12は絶縁紙を示してい
る。
以上のように構成されたシヤーシ一体型コンデ
ンサについて説明する。シヤーシ7の材料として
は導電性を有する金属を使いその底面の内側表面
の所定面積部分をエツチングして凹凸をつけ、対
極面積を増やし、電解コンデンサの陰極とする。
そのエツチングをした面の上を所定の面積の絶縁
紙で覆う。前記絶縁紙12には陰極液(例えばグ
リセリンエチレングリコール、ほう酸などによる
電解液)を含浸させておく。次にエツチングして
対極面積を増やした金属箔に更に化成処理(電解
液中で電圧を印加して表面に酸化物の誘電体を生
成させる)をほどこして作つた陽極箔11を前記
絶縁紙11の上に重ねる。陽極箔11の面積寸法
は絶縁紙12のものより小さいものとし絶対に絶
縁紙12からはみ出さないようにする。次に陽極
箔11の上に電気部品をマウントするための基板
8を銅箔のはつてある面を上にして重ね合わせ陽
極箔11から離れた端の部分を基板止め10でシ
ヤーシ7に圧着させる。基板8には穴を設けて陽
極箔11に電気的に接続されたリード線9を引き
出す。以上の如く実施することにより非常に薄い
形状の電解コンデンサを実現することができた。
なお、基板8の代わりに両面に銅箔を貼つたもの
を用いて、一方の面の銅箔を陽極箔として使うこ
ともできる。以上の実施例はシヤーシの場合につ
いてのものであるが、シールドケースを用いる電
子機器の場合はそのシールドケースの平面部を用
いて前記実施例と同様のことができる。
〔考案の効果〕 本考案により電気部品のうちで比較的形状寸
法の大きい電解コンデンサを薄い平面構造にし
陰極箔をシヤーシ、シールドケース等と共用す
ることにより電子機器の薄型化ができた。
本考案は電子機器を小型化、薄型化する上で
有効な手段となり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案のシヤーシ一体型コンデンサ
の斜視図、第1図Bは第1図Aの上面図、第2図
は電解コンデンサの要部分解図を示したものであ
る。 7……シヤーシ、8……基板、9……リード
線、10……基板止め、11……陽極箔、12…
…絶縁紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導電性を有する略直方体形状のシヤーシの少な
    くとも、一平面を開放した箱型のシヤーシを形成
    し、 該シヤーシの底面面積寸法より小さい面積で、
    且つ底面略全体に対向して設けられた薄状の導電
    材からなる陽極箔と、 前記シヤーシと前記陽極箔との間に挟まれて設
    けられた薄状の絶縁材とを備え、 前記シヤーシの底面と前記陽極箔とでコンデン
    サの電極板を形成することを特徴とするシヤーシ
    一体型コンデンサ。
JP1987194072U 1987-12-23 1987-12-23 Expired - Lifetime JPH0541545Y2 (ja)

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JPH01100429U JPH01100429U (ja) 1989-07-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133859A (ja) * 1973-04-25 1974-12-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133859A (ja) * 1973-04-25 1974-12-23

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JPH01100429U (ja) 1989-07-05

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