JPH0541364B2 - - Google Patents

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JPH0541364B2
JPH0541364B2 JP62162714A JP16271487A JPH0541364B2 JP H0541364 B2 JPH0541364 B2 JP H0541364B2 JP 62162714 A JP62162714 A JP 62162714A JP 16271487 A JP16271487 A JP 16271487A JP H0541364 B2 JPH0541364 B2 JP H0541364B2
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JP
Japan
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spindle unit
cylinder
stopper mechanism
piston rod
slide table
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JP62162714A
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JPS645709A (en
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Atsushi Nagaoka
Yoshihiro Tamaoki
Tsugio Ueno
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS645709A publication Critical patent/JPS645709A/ja
Publication of JPH0541364B2 publication Critical patent/JPH0541364B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は加工装置に関し、一層詳細には、回転
工具、例えば、面取用カツター工具とリーマ工具
とを同軸的に設けたスピンドルユニツトと少なく
とも前記工具の軸線方向および前記軸線方向に直
交する方向に位置決め自在なストツパ機構を設
け、単一のスピンドルユニツトでシリンダヘツド
の吸気弁用バルブシート、排気弁用バルブシート
および夫々のバルブシートに同軸的なバルブガイ
ドに対し加工を行なうことを可能に構成した加工
装置に関する。
[発明の背景] 一般に、内燃機関を構成するシリンダヘツドに
はシリンダブロツクとの間に画成される燃焼室内
に燃料と空気との混合気を導入するための吸気ポ
ートと前記燃焼室から排気を導出するための排気
ポートとが形成されている。そして、前記吸気ポ
ート、排気ポートの燃焼室側開口部には吸気弁、
排気弁が着座するバルブシートが夫々設けられる
と共に、前記吸気弁、排気弁のステム部が嵌合す
るバルブガイドが前記シリンダヘツドの所定の部
位に配設されている。
この場合、吸気弁および排気弁が夫々のバルブ
シートに着座する際に、吸気ポートと燃焼室およ
び排気ポートと燃焼室との間は気密に閉塞されな
ければならない。従つて、前記吸気弁および排気
弁の夫々のバルブシートが実質的に着座する夫々
のバルブシート面並びにシステム部が嵌合するバ
ルブガイド孔は相当高精度に加工する必要があ
る。
ところで、夫々のバルブシート面は吸気弁およ
び排気弁のバルブシートの形状に対応してテーパ
孔部を画成すると共に、吸気弁用バルブシート面
と排気弁用バルブシート面では夫々のテーパ孔部
の直径が異なるものとなつている。従つて、従来
から、前記吸気弁用バルブシート面と排気弁用バ
ルブシート面とを加工する場合、2台の専用スピ
ンドルユニツトを用意している。そして、同一の
加工ステーシヨンあるいは個別の加工ステーシヨ
ンにシリンダヘツドを位置決めし、第1のスピン
ドルユニツトで吸気弁用バルブシート面の加工を
行い、さらに第2のスピンドルユニツトを介して
排気弁用バルブシート面の加工を遂行している。
然しながら、前記の従来技術では、夫々のバル
ブシート面の加工を行うために2台の専用スピン
ドルユニツトを用いており、この結果、加工装置
全体が大型化すると共に、極めて不経済であると
いう不都合が指摘される。
一方、マシニングセンター等のNC工作機械に
より単一のスピンドルユニツトで排気弁用バルブ
シート面と吸気弁用バルブシート面の加工を行う
方法が知られている。ところが、この場合、NC
工作機械自体が相当に高価なものであり、しか
も、加工プログラムの作成にかなりの時間がかか
るという欠点が露呈している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、例えば、面取用カツター工具と
リーマ工具とを同軸的に配設したスピンドルユニ
ツトを種々の異なる方向に変位自在に構成すると
共に、前記スピンドルユニツトを少なくとも前記
工具の軸線方向および前記軸線方向に直交する方
向に機械的に位置決め可能なストツパ機構を設
け、前記ストツパ機構を介してスピンドルユニツ
トをシリンダヘツドの夫々のバルブシートに対し
同軸的に配置し、さらに前記スピンドルユニツト
の軸線方向への移動距離を選択することにより、
機械的に簡単な構成で単一のスピンドルユニツト
により夫々のバルブシートに直径の異なるテーパ
孔部を形成することが出来、しかも装置自体を可
及的に小型化し且つ経済的に製造することを可能
にした加工装置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は少なく
ともワークの第1および第2の加工部位を加工す
るための加工装置であつて、 回転工具を有するスピンドルユニツトと、 ワークの前記第1および第2の加工部位に対し
該スピンドルユニツトを夫々同軸的に位置決めす
るための第1のストツパ機構と、 前記スピンドルユニツトの軸線方向に対する移
動範囲を規制して第1および第2の加工部位に
夫々所定の深さまで加工を施すための第2のスト
ツパ機構と、 前記第1ストツパ機構に係合し前記スピンドル
ユニツトの軸線方向に直交する方向に移動自在な
第1のスライドテーブルと、 前記第1スライドテーブル上に設けられ前記第
2ストツパ機構に係合すると共に前記軸線方向に
移動自在で且つ前記スピンドルユニツトを保持す
る第2のスライドテーブルと、 を有し、 前記第1ストツパ機構は第1のアクチユエータ
の作用下に進退変位し、少なくとも1以上のワー
クに設けられる第1および第2加工部位の離間間
隔に対応する幅員をもつて配設された第1の係合
部材を有する第1の位置決め機構と、 前記第1スライドテーブルに設けられた第1の
ロツドに係着された互いに所定間隔離間した第2
の係合部材とを含み、 第2ストツパ機構は第2のアクチユエータの作
用下に進退変位し、前記スピンドルユニツトの軸
線方向に直交するように指向して位置の異なる第
3の係合部材を有する第2の位置決め機構と、前
記第2スライドテーブルに設けられた第2のロツ
ドに係着された第4の係合部材とを含み、 前記第1係合部材と第2係合部材とが第1アク
チユエータの付勢作用下に係合して前記スピンド
ルユニツトがワークの第1および第2加工位置に
対して同軸的に位置決めされ、前記第3係合部材
と第4係合部材とが係合して前記スピンドルユニ
ツトがワークの第1および第2加工部位の軸線方
向に対し夫々所定の位置まで進入する。
[実施態様] 次に、本発明に係る加工装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
先ず、当該加工装置を介して加工されるシリン
ダヘツドを第1図aおよびbに示す。
すなわち、図において、参照符号2はシリンダ
ヘツドを示し、このシリンダーヘツド2には図示
しないシリンダブロツクと共に燃焼室を画成すべ
く開口部4が形成されている。前記開口部4には
夫々吸気ポート6と排気ポート8とが連通してお
り、この開口部4と吸気ポート6および排気ポー
ト8との間に夫々バルブシート10a,10bが
設けられている。前記バルブシート10a,10
bには夫々孔部11a,11bが形成されてお
り、前記孔部11aは孔部11bより大径に選択
されている。バルブシート10a,10bの一端
部側に夫々の孔部11a,11bに連通すると共
に図示しない吸気弁および排気弁が係合する径の
異なるテーパ孔部12a,12bが形成されてい
る。
また、夫々のバルブシート10a,10bと同
軸的にバルブガイド14a,14bが設けられて
おり、前記バルブガイド14a,14bの中央部
には吸気弁および排気弁を構成するステム部が嵌
合するための孔部16a,16bが穿設されてい
る。
このように構成されるシリンダヘツド2は、そ
のガスケツト面18aと直交する面部18bを基
準面とし、この面部18bを図示しない治具台上
に載設した状態で当該加工装置を介して所定の加
工が施される。
次いで、第2図において、参照符号20は本発
明に係る加工装置を示す。前記加工装置20は基
本的には矢印X方向に進退自在な第1のスライド
テーブル22と、前記第1スライドテーブル22
の位置決めを行う第1のストツパ機構24と、第
1スライドテーブル22上に載置され矢印Z方向
に変位自在な第2のスライドテーブル26と、こ
の第2スライドテーブル26の位置決めを行う第
2のストツパ機構28と、前記第2スライドテー
ブル26上に揺動自在に装着されるスピンドルユ
ニツト30と、前記スピンドルユニツト30を矢
印Y方向に位置調整可能な第3のストツパ機構3
2とから構成される。
前記加工装置20は基台33を含み、前記基台
33上に断面屈曲形状を呈するガイド部材34が
載設される。前記ガイド部材34の一端にシリン
ダ36が係着されており、このシリンダ36の一
端部から延在する図示しないピストンロツドに第
1スライドテーブル22が係着される。前記シリ
ンダ36の他端部から外方に延在するピストンロ
ツド36aには所定間隔離間してリング状係止部
材38a,38bが外嵌係着されており、このロ
ツド36aは第1ストツパ機構24に臨む。
第2図乃至第4図において、前記第1ストツパ
機構24は取付台42を含み、このの取付台42
は基台33の一端側に立設される。取付台42の
壁部に係止部部材38aを外嵌したピストンロツ
ド36aを挿通するための孔部44が穿設される
と共に、この取付台42の一側壁部にシリンダ4
8が装着される。前記シリンダ48の両端部から
夫々ピストンロツド50a,50bが延在してお
り、前記ピストンロツド50aに位置決め部材5
2が係着される。
前記位置決め部材52はピストンロツド50a
側に設けられピストンロツド36aの軸線方向に
所定の幅員を有する一対の板状の第1の係止部5
4a,54bと、前記第1係止部材54a,54
bと一体的に形成されこれらより所定の長さだけ
小さな幅員を有する一対の板状の第2の係止部5
6a,56bとを含む。そして、位置決め部材5
2の側面部にはピストンロツド36aを挿通する
ための長円58が形成される(第3図参照)。こ
の場合、取付台42内には位置決め部材52を上
下から挟持するようにして一対のガイド部材59
a,59bが係着される(第4図参照)。
一方、ピストンロツド50bの端部にはリング
状の係合体60が固着されており、この係合体6
0はシリンダ48の駆動作用下に位置決め部材5
2が進退変位する際、前記シリンダ48に板体6
1を介して装着されたリミツトスイツチ62a,
62bを駆動するよう構成している。
さらにまた、ガイド部材34に案内されて矢印
X方向に移動する第1スライドテーブル22上に
は前記矢印X方向に直交する方向、すなわち、矢
印Z方向に延在するガイドレール64が設けられ
る。前記ガイドレール64はガイド部材34と同
様に断面屈曲形状を呈しており、このガイドレー
ル64の一端部側にシリンダ66が固着される。
前記シリンダ66の一端側からはピストンロツド
68が延在しており、このピストンロツド68の
端部に板状の係止部材70を設けると共に、前記
ピストンロツド68は第2ストツパ機構28に臨
む。
第2図および第3図に示すように、前記第2ス
トツパ機構28は矩形状の本体74を含み、前記
本体74は基台33上に立設される。本体74の
上部側にはピストンロツド68を遊嵌し且つ第1
スライドテーブル22の矢印X方向への移動距離
に対応して水平方向に延在する長円状の開口部7
6が形成される。さらに、本体74の一側部には
L字状を呈する取付板78が固着されると共に、
この取付板78に矢印X方向に指向してシリンダ
80が装着され、前記シリンダ80の一端部から
本体74側に延在するピストンロツド82aには
位置決め部材84が係着される。
前記位置決め部材84は略L字状を呈し、矢印
X方向に延在する板体部86には所定の間隔離間
し且つ夫々の肉厚を小さくして段状に構成される
第1の面部88a乃至第4の面部88dが形成さ
れる。その際、第1面部88aと第2面部88b
とは第1図aおよびbに示すシリンダヘツド2の
加工に供せられるものであり、第3面部88cと
第4面部88dとは他のシリンダヘツドの加工に
用いられるものである。
また、板体部86には前記第1面部88aの端
部から第4面部88dの端部に亘りピストンロツ
ド68を挿通するための長円状開口部90が画成
される。なお、本体74には前記位置決め部材8
4を矢印X方向に案内するための一対のガイドレ
ル92a,92bが固着される。
一方、シリンダ80の他端部から外方に露呈す
る他のピストンロツド82bにはリング状の係合
体94が係着されており、この係合体94は前記
シリンダ80に板体96を介して配設されるリミ
ツトスイツチ98a,98bをON、OFF動作さ
せる。
ところで、ガイドレール64に固着されている
シリンダ66の他端部から延在する図示しないピ
ストンロツドには第2スライドテーブル26が固
着され、この第2スライドテーブル26は前記シ
リンダ36の駆動作用下にガイドレール64に沿
つて矢印Z方向に進退変位する。前記第2スライ
ドテーブル26の上部一端側には夫々ブラケツト
102a,102bが設けられており、前記ブラ
ケツト102a,102bに支持される固定軸1
04にスピンドルユニツト30の一端部が支持さ
れると共に、このスピンドルユニツト30は第2
スライドテーブル26に設けられる第3ストツパ
機構32を介して前記固定軸104を中心に揺動
自在に構成される。
第4図および第5図に示すように、前記第3ス
トツパ機構32は保持体110を含み、前記保持
体110は第2スライドテーブル26の端部に固
着されており、この保持体110の上部側には鉛
直方向に所定の幅員を有する開口部112が画成
される。そして、保持体110には上下方向から
前記開口部112内に夫々の端部を所定の長さ臨
入可能な第1の係止ボルト14aと第2の係止ボ
ルト114bとが螺着される。さらに、前記保持
体110に鉛直方向(矢印Y方向)に指向してシ
リンダ116が設けられる。前記シリンダ116
から鉛直下方向に延在するピストンロツド118
aには係合体120が設けられ、この係合体12
0はシリンダ116に板体122を介して装着さ
れているリミツトスイツチ124a,124bを
ON、OFF動作する。
一方、シリンダ116から鉛直上方向に延在す
るピストンロツド118bにはスピンドルユニツ
ト30を構成する本体部126の一端部が保持さ
れる。この場合、本体部126には角体128が
固着されており、この角体128は保持体110
の開口部112に臨入している。従つて、シリン
ダ116の駆動作用下にピストンロツド118b
を鉛直方向に進退変位させれば、このピストンロ
ツド118に支持されている本体部126は固定
軸104を中心にして揺動変位し、角体128が
夫々の係止ボルト114a,114bに当接して
スピンドルユニツト30が位置決めされることに
なる。
次いで、本体部126は、第2図から容易に諒
解されるように、固定軸104側に近接し矢印Z
方向に膨出する先端部130を有すると共に、こ
の先端部130と略対となる部位を大きく切り欠
いて開口部132が画成される。そこで、前記開
口部132に駆動用モータ134が配設される。
第3図に示すように、モータ134から本体部1
26内に臨入する回転駆動軸136に第1の歯車
138が軸着され、前記第1歯車138は前記本
体部126内に支承されている第2の歯車140
に噛合する。この第2歯車140は第3の歯車1
42に噛合すると共に、前記第3歯車142はス
ピンドル144に外嵌装着される。スピンドル1
44は本体部126内に回転自在に支承されて矢
印Z方向に指向して延在し、この本体部126の
先端部130から所定の長さだけ外方に露呈して
いる。
前記スピンドル144の中央部には軸線方向に
段付孔部146が穿設されており、この段付孔部
146の大径な孔部側には後述するスプラインに
対応する形状を呈する溝付孔部148が連通す
る。一方、先端部130から外方に露呈するスピ
ンドル144の端部には面取用カツター工具15
0が同軸的に装着される。カツター工具150の
中央部には孔部152が貫通形成されると共に、
前記カツター工具150の先端部には円錐状の切
刃154が設けられる。
このように構成されるスピンドル144の段付
孔部146内に回転軸156が配設される。前記
回転軸156の一端部にはスピンドル144の溝
付孔部148に嵌合するスプライン158が所定
の長さに亘り形成されており、このスプライン1
58を設けた端部には連結部材160を介してシ
リンダ162の一方のピストンロツド164aが
係合する。シリンダ162の他方のピストンロツ
ド164bは前記シリンダ162から外方に突出
しており、その端部に係合体166が係着され
る。この場合、シリンダ162には板体168を
介してリミツトスイツチ170a,170bが所
定間隔離間して配設されており、夫々のリミツト
スイツチ170a,170bは係合体166を介
してON、OFF動作される。
また、回転軸156の他端部にはリーマ工具1
72の一端部が同軸的に係着されており、このリ
ーマ工具172はスピンドル144の段付孔部1
46の小径な孔部を遊嵌してカツター工具150
の孔部152内に臨入している。
本発明に係る加工装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効
果について説明する。
先ず、加工されるシリンダヘツド2に対応して
当該加工装置20を構成する第1ストツパ機構2
4、第2ストツパ機構28および第3ストツパ機
構32を駆動する。
すなわち、前記第1ストツパ機構24を構成す
るシリンダ48を駆動してピストンロツド50a
を、第3図中、矢印Z1方向に変位させると、この
ピストンロツド50aに係着されている位置決め
部材52がガイド部材59a,59bに案内され
て矢印Z1方向に変位する。このため、第1スライ
ドテーブル22に係着されているピストンロツド
36aの夫々の係止部材38a,38b間には前
記位置決め部材52の第1係止部54a,54b
が配置されるに至る。その際、シリンダ48の他
のピストンロツド50bが矢印Z1方向に移動し、
係合体60がリミツトスイツチ62aから62b
側に移動して位置決め部材52が所望の位置に至
つたことが確認される。
一方、第2ストツパ機構28を構成するシリン
ダ80を駆動してピストンロツド82aを矢印
X1方向に変位させる。これによつて、前記ピス
トンロツド82aに係着されている位置決め部材
84はガイドレール92a,92bに案内されて
同様に矢印X1方向に変位する。そして、第1面
部88aが第2スライドテーブル26に係着され
ているピストンロツド68の係合部材70に対応
する位置に至る際にシリンダ80の駆動を停止す
る。この時、ピストンロツド82bに設けられた
係合体94がリミツトスイツチ98bに係合して
いる。
さらにまた、第3スイツパ機構32において、
シリンダ116を駆動してピストンロツド118
bを矢印Y1方向に変位させると、このピストン
ロツド118bに保持されている本体部126は
固定軸104を中心にして鉛直上方向に揺動す
る。従つて、本体部126に設けられている角体
128の上面部が第1係止ボルト114aの端部
に当接し、スピンドルユニツト30の位置決め作
業が終了する。この場合、ピストンロツド118
aの係合体120がリミツトスイツチ124bに
係合して前記スピンドルユニツト30が所定の高
さ位置に調整されたことが確認出来る。
このようにして準備作業が行われた当該加工装
置20を介して第1図aおよびbに示すシリンダ
ヘツド2を加工する作業について、第6図a乃至
dを参照しながら以下に詳細に説明する。
シリンダヘツド2の面部18bを図示しない治
具台上に載置させ、ガスケツト面18aを前記加
工装置20のスピンドルユニツト30側に対面さ
せる。そこで、シリンダ36を駆動して第1スラ
イドテーブル22をガイド部材34に沿つて矢印
X2方向に移動させると、このシリンダ36から
延在するピストンロツド36aに装着されている
係止部材38aが位置決め部材52を構成する
夫々の第1係止部54a,54bの一側面部に当
接して位置決めされる。このため、スピンドルユ
ニツト30を構成するカツター工具150はシリ
ンダヘツド2の排気弁用バルブシート10bと同
軸的に対面するに至る。
次に、モータ134を駆動して回転駆動軸13
6を所定方向に回転させると、この回転駆動軸1
36に軸着されている第1歯車138が回転す
る。従つて、前記第1歯車138に噛合する第2
歯車140を介して第3歯車142が回転し、前
記第3歯車142を軸着しているスピンドル14
4が回転するに至る。さらに、シリンダ66を駆
動して第2スライドテーブル26をガイドレール
64に沿つて矢印Z1方向に変位させると、前述し
たように、モータ134の駆動作用下にスピンド
ル144と一体的に回転しているカツター工具1
50が矢印Z1方向に変位する。この結果、前記カ
ツター工具150の円錐状切刃154を介してシ
リンダヘツド2のバルブシート10bにテーパ孔
部12bが形成されるに至る。
その際、第2スライドテーブル26と一体的に
矢印Z1方向に変位するピストンロツド68には係
止部材70が係着されており、この係止部材70
が位置決め部材84の第1面部88aに当接す
る。このため、カツター工具150の矢印Z1方向
への移動量はこの位置決め部材84により規制さ
れ、バルブシート10bには所望の直径を有する
テーパ孔部12aが形成されることになる。
このように、カツター工具150の切刃154
を介してテーパ孔部12bを形成して後、シリン
ダ66を駆動して第2スライドテーブル26を矢
印Z2方向に所定距離だけ変位させると共に、シリ
ンダ162を駆動する。従つて、ピストンロツド
164aが矢印Z1方向に変位し、このピストンロ
ツド164aに連結部材160を介して係合して
いる回転軸156が同様に矢印Z1方向に変位す
る。前記回転軸156には所定の長さに亘りスプ
ライン158が設けられており、一方、スピンド
ル144の段付孔部146の端部にはこのスプラ
イン158に対応する溝付孔部148が連通して
いる。このため、モータ134の駆動作用下にス
ピンドル144を回転させれば、前記スプライン
158と溝付孔部148とを介して回転軸156
が一体的に回転することになる。そして、シリン
ダ162の駆動作用下に回転軸156が矢印Z1
向に変位する際、スプライン158と溝付孔部1
48との係合状態が保持されているため、この回
転軸156の先端部に設けられているリーマ工具
172はカツター工具150と一体的に回転した
状態で矢印Z1方向に突出する。結果的に、リーマ
工具172を介してバルブガイド14bに孔部1
6bが形成されるに至る(第6図b参照) 次いで、シリンダ162を駆動してピストンロ
ツド164aを矢印Z2方向に変位させ、このピス
トンロツド164aに連結部材160を介して係
合している回転軸156およびリーマ工具172
を矢印Z2方向に変位させて前記リーマ工具172
をバルブガイド14aから離脱させる。さらに、
シリンダ66の駆動作用下に第2スライドテーブ
ル26をガイドレール64に沿つて矢印Z2方向に
変位させると共に、シリンダ36を駆動して第1
スライドテーブル22をガイド部材34に沿つて
矢印X1方向に移動させる。このため、前記第1
スライドテーブル22と一体的に矢印X1方向に
移動するピストンロツド36aに設けられている
係止部材38aが位置決め部材52の第1係止部
54a,54bの他側面部に当接し、この第1ス
ライドテーブル22の移動が停止される。
これによつて、スピンドルユニツト30に設け
られているカツター工具150はシリンダ2の吸
気弁用バルブシート10aと同軸的に位置決めさ
れるに至る。その際、第2スライドテーブル26
は第1スライドテーブル22と一体的に矢印X1
方向に変位する。従つて、第2ストツパ機構28
に臨むピストンロツド68は本体74の開口部7
6と位置決め部材84の開口部90に案内されて
矢印X1方向に移動し、このピストンロツド68
に設けられている係止部材70は第2面部88b
に対応する位置に配置される。
そこで、前述したように、シリンダ66を駆動
して第2スライドテーブル26を矢印Z1方向に変
位させると、モータ134の駆動作用下に回転す
るカツター工具150の切刃154を介してバル
ブシート10aにテーパ孔部12aが形成される
(第6図c参照)。この場合、第2スライドテーブ
ル26が矢印Z1方向に変位すると、これと一体的
に変位するピストンロツド68に係着されている
係止部材70が第1面部88aより所定の長さだ
け矢印Z1方向に位置している第2面部88bに当
接し、前記第2スライドテーブル26の位置決め
が行われる。従つて、カツター工具150は排気
用バルブシート10bを加工していた際に比べ所
定の長さだけ矢印Z1方向に大きく移動することに
なる。この結果、切刃154を介してバルブシー
ト10aには前述したバルブシート10bのテー
パ孔部12bよりも大径なテーパ孔部12aが形
成されることになる。
テーパ孔部12aの加工が終了した後、シリン
ダ66の駆動作用下に第2スライドテーブル26
を矢印Z2方向に所定距離だけ変位させると共に、
シリンダ162を駆動してピストンロツド164
aを矢印Z1方向に変位させる。このため、回転軸
156を介してスピンドル144と一体的に回転
しているリーマ工具172がカツター工具150
の孔部152から外部に露呈してバルブガイド1
4aに孔部16aを穿設することになる(第6図
d参照)。
さらに、シリンダ162を駆動してピストンロ
ツド164aを矢印Z2方向に変位させ、リーマ工
具172をバルブガイド14bから離間させて
後、シリンダ162を駆動して第2スライドテー
ブル26を矢印Z2方向に移動させる。そして、シ
リンダ36を駆動して第1スライドテーブル22
を矢印X2方向に変位させ、この第1スライドテ
ーブル22と一体的に矢印X2方向に移動するピ
ストンロツド36aに係着されている係止部材3
8bを位置決め部材52の第1係止部54a,5
4bの一側面部に当接させる。
一方、加工終了後のシリンダヘツド2を図示し
ない治具台上から取り外し、この治具台には加工
前の新たなシリンダヘツド2を載置して前述した
工程によりこの新たなシリンダヘツド2の夫々の
バルブシート10a,10bおよびバルブガイド
14a,14bの加工を行えばよい。
この場合、本実施態様によれば、簡単な構成か
らなる当該加工装置20を介してシリンダヘツド
2の夫々直径の異なるバルブシート10a,10
bの面取加工を遂行することが出来る。
すなわち、スピンドルユニツト30を構成する
カツター工具150をシリンダヘツド2の夫々の
バルブシート10a,10bの中心に対して位置
決めするために第1ストツパ機構24を設けてい
る。前記第1ストツパ機構24は、実質的には、
シリンダ48とこのシリンダ48の駆動作用下に
進退変位する位置決め部材52を有している。そ
こで、第1スライドテーブル22と一体的に変位
するピストンロツド36aに所定間隔離間して係
着されている係止部材38a,38bをこの位置
決め部材52に当接させることにより、前記カツ
ター工具150を夫々のバルブシート10a,1
0bと同軸上に位置決めしている。
一方、カツター工具150の矢印Z1方向への移
動量は第2ストツパ機構28により規制してい
る。前記第2ストツパ機構28は、実質的には、
シリンダ80と前記シリンダ80の駆動作用下に
矢印X方向に進退変位する位置決め部材84とを
含む。そして、この位置決め部材84に形成され
矢印Z1方向への位置を夫々選択された第1面部8
8aと第2面部88bとに第2スライドテーブル
26と一体的に変位するピストンロツド68の係
止部材70を係合させている。このため、係止部
材70を第1面部88aに当接させれば、バルブ
シート10bにテーパ孔部12bが形成され、前
記係止部材70を第2面部88bに係合させるこ
とによりバルブシート10aに前記テーパ孔部1
2bより直径の大きなテーパ孔部12aを形成す
ることが可能となる。
このように、単一の加工装置20を介して夫々
径の異なるテーパ孔部12a,12bを形成する
ことが出来、従来のように2つのスピンドルユニ
ツトを設けるものに比べ当該加工装置20を可及
的に小型化することが出来るという効果が得られ
る。しかも、当該加工装置20では簡単な構造を
有する第1ストツパ機構24と第2ストツパ機構
28とを用いてスピンドルユニツト30の軸線方
向(矢印Z方向)の移動範囲と前記軸線方向に直
交する方向(矢印X方向)の移動範囲とを機械的
に規制している。この結果、例えば、NC工作機
械を用いる際のように、プログラム作成の煩雑さ
がなく、しかも当該加工装置20を一挙に経済的
に製造し得るという利点が挙げられる。
さらにまた、当該加工装置20では、第1スト
ツパ機構24、第2ストツパ機構28および第3
ストツパ機構32を駆動することにより、第1図
aおよびbに示すシリンダヘツド2の他、種類の
異なる他のシリンダヘツドの加工を行うことが出
来る。
すなわち、第1ストツパ機構24を構成するシ
リンダ48を駆動してピストンロツド50aを矢
印Z2方向に変位させると、このピストンロツド5
0aに係着されている位置決め部材52がガイド
部材59a,59bに案内されて同様に矢印Z2
向に移動する。従つて、ピストンロツド50bの
係合体60にリミツトスイツチ62aが係合する
際、ピストンロツド36aに係着されている係止
部材38a,38b間に位置決め部材52を構成
する第2係止部56a,56bが配置されるに至
る。この場合、第2係止部56a,56bは第1
係止部54a,54bより所定の長さだけ幅狭に
形成されており、このため、第1スライドテーブ
ル22はシリンダヘツド2の加工を行う際に比べ
矢印X方向に所定の距離だけ大きく変位すること
になる。
一方、第2ストツパ機構28を構成するシリン
ダ80を駆動してピストンロツド82aを矢印
X2方向に変位させ、ピストンロツド82bの係
合体94がリミツトスイツチ98aに係合する際
に前記シリンダ80の駆動を停止する。これによ
つて、第2スライドテーブル26の矢印Z1方向へ
の移動量を第3面部88cと第4面部88dとで
規制することが出来る。その際、夫々の面部88
c,88dは前述した夫々の面部88a,88b
より矢印Z1側に位置している。従つて、シリンダ
ヘツド2の夫々のバルブシート10a,10bよ
り大径なバルブシートを有する他のシリンダヘツ
ドの加工を行うことが可能となる。
さらにまた、第3ストツパ機構32を構成する
シリンダ116を駆動してピストンロツド118
bを矢印Y2方向に変位させれば、このピストン
ロツド118bに保持されている本体部126が
固定軸104を中心にして鉛直下方向に揺動変位
する。そして、本体部126の角体128が第2
係止ボルト114bに当接して位置決めされるた
め、スピンドルユニツト30はシリンダヘツド2
の加工を行う際に比べ所定の距離だけ高さ位置を
低くすることが出来る。
このように、第1ストツパ機構24、第2スト
ツパ機構28および第3ストツパ機構32を駆動
することにより、シリンダヘツド2の夫々のバル
ブシート10a,10bに比べその直径が大き
く、しかも互いに大きく離間し且つ治具台からの
高さが低い位置に設けられた夫々のバルブシート
を有する他のシリンダヘツドの加工を遂行するこ
とが可能となる。結果的に、当該加工装置20は
少種類、例えば、2種類の異なるシリンダヘツド
を大量生産する際に極めて効果的に活用すること
が出来る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、例えば、シリ
ンダヘツドのバルブシート面の加工を行うカツタ
ー工具とバルブガイド孔を加工するためのリーマ
工具とを設けたスピンドルユニツトを夫々のバル
ブシートに対し同軸的に位置決めするための第1
のストツパ機構と、前記スピンドルユニツトの軸
線方向に対する移動量を規制して前記カツター工
具を介して夫々のバルブシートに所定の深さまで
加工を行うための第2のストツパ機構を設けてい
る。このため、シリンダヘツドに設けられる夫々
のバルブシートに夫々直径の異なるテーパ孔部を
形成する際に、従来のように、2台の専用スピン
ドルユニツトを用意する必要がなく、単一のスピ
ンドルユニツトを用いて迅速に且つ効率的に加工
作業を遂行することが出来る。しかも、第1およ
び第2ストツパ機構は実質的にはシリンダとこの
シリンダを介して進退変位する位置決め部材とか
らなり、前記スピンドルユニツトを機械的に位置
決めしている。この結果、当該加工装置を可及的
に小型化することが可能となると共に、極めて経
済的に製造することが出来るという効果が得られ
る。
さらに、夫々のストツパ機構に設けられる位置
決め部材を他の異なる機種のシリンダヘツドに対
応して切換自在に構成すれば、単一の加工装置を
介して複数の異なるシリンダヘツドの加工を行う
ことが可能となる。この結果、特に、少種類のシ
リンダヘツドを大量生産する際に効果的に活用す
ることが出来るという実用的な利点が顕在化す
る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて
説明したが、本発明はこの実施態様に限定される
ものではなく、例えば、シリンダヘツドに代替し
て他のワークを加工することが出来る等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはシリンダヘツドの概略説明
図、第2図は本発明に係る加工装置の概略斜視
図、第3図は本発明に係る加工装置の一部断面平
面図、第4図は本発明に係る加工装置の一部断面
正面図、第5図は本発明に係る加工装置を構成す
る第3ストツパ機構の一部省略縦断面図、第6図
a乃至dは本発明に係る加工装置を介してシリン
ダヘツドの加工を行う際の説明図である。 2……シリンダヘツド、10a,10b……バ
ルブシート、12a,12b……テーパ孔部、1
4a,14b……バルブガイド、20……加工装
置、22……スライドテーブル、24……ストツ
パ機構、26……スライドテーブル、28……ス
トツパ機構、30……スピンドルユニツト、32
……ストツパ機構、36a……ピストンロツド、
38a,38b……係止部材、48……シリン
ダ、52……位置決め部材、54a,54b,5
6a,56b……係止部、68……ピストンロツ
ド、70……係止部材、80……シリンダ、84
……位置決め部材、88a〜88d……面部、1
16……シリンダ、134……モータ、144…
…スピンドル、150……カツター工具、156
……回転軸、172……リーマ工具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともワークの第1および第2の加工部
    位を加工するための加工装置であつて、 回転工具を有するスピンドルユニツトと、 ワークの前記第1および第2の加工部位に対し
    該スピンドルユニツトを夫々同軸的に位置決めす
    るための第1のストツパ機構と、 前記スピンドルユニツトの軸線方向に対する移
    動範囲を規制して第1および第2の加工部位に
    夫々所定の深さまで加工を施すための第2のスト
    ツパ機構と、 前記第1ストツパ機構に係合し前記スピンドル
    ユニツトの軸線方向に直交する方向に移動自在な
    第1のスライドテーブルと、 前記第1スライドテーブル上に設けられ前記第
    2ストツパ機構に係合すると共に前記軸線方向に
    移動自在で且つ前記スピンドルユニツトを保持す
    る第2のスライドテーブルと、 を有し、 前記第1ストツパ機構は第1のアクチユエータ
    の作用下に進退変位し、少なくとも1以上のワー
    クに設けられる第1および第2加工部位の離間間
    隔に対応する幅員をもつて配設された第1の係合
    部材を有する第1の位置決め機構と、 前記第1スライドテーブルに設けられた第1の
    ロツドに係着された互いに所定間隔離間した第2
    の係合部材とを含み、 第2ストツパ機構は第2のアクチユエータの作
    用下に進退変位し、前記スピンドルユニツトの軸
    線方向に直交するように指向して位置の異なる第
    3の係合部材を有する第2の位置決め機構と、前
    記第2スライドテーブルに設けられた第2のロツ
    ドに係着された第4の係合部材とを含み、 前記第1係合部材と第2係合部材とが第1アク
    チユエータの付勢作用下に係合して前記スピンド
    ルユニツトがワークの第1および第2加工位置に
    対して同軸的に位置決めされ、前記第3係合部材
    と第4係合部材とが係合して前記スピンドルユニ
    ツトがワークの第1および第2加工部位の軸線方
    向に対し夫々所定の位置まで進入することを特徴
    とする加工装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    スピンドルユニツトの高さ位置を調整可能な第3
    のストツパ機構を設けて構成してなる加工装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の装置において、
    第3ストツパ機構は実質的にはシリンダを含み、
    前記シリンダから延在するピストンロツドでスピ
    ンドルユニツトの一端を保持すると共に、前記ス
    ピンドルユニツトの他端に支軸を配設し、前記シ
    リンダの作用下にピストンロツドを進退変位させ
    て前記スピンドルユニツトを支軸を中心に揺動変
    位させ、当該スピンドルユニツトの高さ位置を調
    整するよう構成してなる加工装置。 4 特許請求の範囲第2項または第3項記載の装
    置において、スピンドルユニツトは実質的には面
    取用カツター工具と前記カツター工具同軸的に配
    設され且つ軸線方向に進退自在なリーマ工具とを
    有し、ワークであるシリンダヘツドに設けられる
    一対のバルブシートとバルブガイドとを前記カツ
    ター工具とリーマ工具とで加工するよう構成して
    なる加工装置。
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JP6166595B2 (ja) * 2013-06-19 2017-07-19 川崎重工業株式会社 シリンダカバー改造装置およびシリンダカバー改造方法
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JPS5822206B2 (ja) * 1980-01-07 1983-05-07 株式会社 高井製作所 油揚げ用フライヤの油加熱装置

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