JPS58192705A - 内燃機関のバルブシ−ト面の加工方法ならびにその装置 - Google Patents

内燃機関のバルブシ−ト面の加工方法ならびにその装置

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JPS58192705A
JPS58192705A JP7267782A JP7267782A JPS58192705A JP S58192705 A JPS58192705 A JP S58192705A JP 7267782 A JP7267782 A JP 7267782A JP 7267782 A JP7267782 A JP 7267782A JP S58192705 A JPS58192705 A JP S58192705A
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JP
Japan
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cutter holder
head block
holding member
cutter
valve seat
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Application number
JP7267782A
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English (en)
Inventor
Haruaki Yagasaki
矢ケ崎 陽章
Taiji Katsuno
勝野 泰治
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58192705A publication Critical patent/JPS58192705A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/02Milling surfaces of revolution
    • B23C3/05Finishing valves or valve seats
    • B23C3/051Reconditioning of valve seats
    • B23C3/053Reconditioning of valve seats having means for guiding the tool carrying spindle
    • B23C3/055Reconditioning of valve seats having means for guiding the tool carrying spindle for engines

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関においてシリンダヘッドに設けられる
バルブシートのバルブシー、ト面を加工するだめの加工
方法及びその装置に関する。
一般に4サイクルの内燃機関では、第6図に示すように
、吸排気弁101のステム部を摺動案内する鋳鉄製のバ
ルブガイド102と、バルブフェースに保合自在とした
焼結合金等の硬質材料製のバルブシート106がシリン
ダヘッド104の所定位置にそれぞれ嵌合され、通常、
バルブシート106には第7図で示すように内面円錐角
が120゜をなす口元面f1.90°をなすパルプ当シ
面f2.60゜をなす奥面f3が形成しである。
これらバルブガイド102の内面とバルブシート103
のシート面105は吸排気弁101の激   ζしい運
動と高い圧縮荷重に耐えて気密を保持する必要からその
仕上加工には注意が払われ、特にバルブシート面105
の仕上げには高真円性とバルブガイド102のステム孔
106との高い同心性が要求される。
従来この種の加工方法として治具ポーラ等ケ使用し、先
ずバルブガイド102のステム孔106をリーマで仕上
げ、そ′の後リーマを外してダイヤルゲージ等の測定具
に付は替え、ステム孔106位置を測定しながらスピン
ドルを移動して心合せを行い、その測定具をシート面の
面取りカッターに付は替え、該カッターによシバルブシ
ート面105を加工する方法があるが、この方法では1
軸ずつしか加工できず、しかも1軸加工するにも相当の
時間を要し、生産性の点で劣る。
また、前工程で別の加工機でバルブガイド102のステ
ム孔106をリーマ加工した後に、この加工済みのステ
ム孔106をパイロットとしてステム孔106中にガイ
ド棒を差し込み、このガイド棒と一体の面取りカッター
によって手作業でノくバルブシート103のシート面1
05を加工する方法があるが、この方法ではバルブシー
ト面加工時、その都度バルブステム孔106の同芯上に
パイロットにより位置合せすることを要する。またこの
方法では比較的軟質材料のバルブシート103のときに
は作業性に問題はないが、硬質材料では時間がかかシ、
そしてバルブシート103の口元面f1と奥面f3i前
もって加工しておく必要があり、手作業のため人手を省
くことができず、作業時の力のかけ方によって不均一さ
が生じステム孔106に対する同心精度が得難く、また
真円精度も悪いので、パルプ摺シ合せの後工程を必要と
する場合が多い。
さらに第8図に示すように、シリンダヘッド104を治
具により加工機の所定の位置にセットしておき、周面の
一部に面取りカッター110を取付けたカッターヘッド
111を保持する外スピンドル112とリーマ113を
固定した内スピンドル114とを先ず一体的に前進させ
て、シリンダヘッド104に接近させ、所定位置に来た
ところで内スピンドル114のみをカッターヘッド11
1の内面で保持しつつ前進させてリーマ′113により
バルブガイド102のステム孔106を加エし、次いで
外スピンドル112を僅かに前進させてバルブシート1
03のシート面105を加工する方法がある。
この方法は中、大量生産向きで現在では主流をなしてい
るが、ステム孔位置のバラツキを無視して基準位置から
所定の寸法どおシにステム孔106とシート面105を
加工するため、ステム孔加工時に下孔位置にばらつきが
あると、そのばらつきにより径方向の取代に不均一が生
じ、被削反力が径方向に生じてリーマ刃先に作用し、バ
ルブシート面105の同心性が得難い。
また第9図に示すように、前工程でバルブガイド102
のステム孔106をリーマ加工したのち加工機の所定位
置にセットし、基部をユニバーサルジヨイント120’
!r介して駆動スピンドル121に連結した70−テイ
ング軸122を前進させ、フローティング軸122先端
のガイド棒126を前記ステム孔106に所要寸法挿入
した状態でフローティング軸122基部外周を抱持する
よう複数のロックビン124で支持し、次いで駆動スピ
ンドル121の回動と軸方同動によシフローティング軸
122全回動しつつ降下させ、先端に備えた面取りカッ
タ125でバルブシート103のシート面105を加工
する方法がある。
この方法は、複数のロックピン124、・・・がそれぞ
れフローティング軸122の基部外周を均一な力で圧接
支持するとは限らず、ロック時にバルブガイド102、
ガイド棒123に悪影響を及ぼし、また第9図に示すよ
うなシリンダヘッド104とシリンダブロック126が
一体に組付けたものを加工する時、フローティグ軸12
2両端を支持しているロックピン124とバルブガイド
102との距離りがフローティング軸122の径りに対
して非常に大となシ、加工時にフローティング軸122
中央部が遠心力によシ横振れし、ステム孔106とバル
ブシート103のシート面105との同心性が得難く、
又フローティング軸122の回動によりロックビン12
4は摩耗する等、耐久性にも問題がある。
本発明は上記のような不具合を解消すべく案出されたも
ので、第1の発明は先端にパイロットバーを備えてなる
ガイドバーの中間部にカッターホルダーを回転自在に装
着し、保持部材により前記ガイドバーにおけるカッター
ホルダーの後方部位をヘッドブロックに対して水平動自
在に支持し、載置台に取付け、たシリンダブロックのス
テム孔に前記パイロットバーを挿入しつつヘッドブロッ
クを所要距離前進させ、次いで前記保持部材をヘッドブ
ロックに固定したのち適宜手段によりカンタ−ホルダー
を回動させつつヘッドブロックを設定量前進させ、前記
カッターホルダーに装着したカッターでバルブシート面
を加工する方法−であシ、第2、第3の発明は上記方法
を実施、するだめの装置で、第2の発明は載置台に進退
動自在に形成したヘッドブロックと、先端にパイロット
バーを備えたガイドバーの中間部に回転自在に装着され
カッターを具備してなるカッターホルダーと、ヘッドブ
ロックに対して水平動自在に形成され前記ガイドバーに
おけるカッターホルダーの後方部位を支持してなる保持
部材と、前記保持部材の固定を自在としたロック機構と
、ヘッドブロックの前面に配設され前記カッターホルダ
ー〇回動を自在とした駆動機構からなるバルブシート面
の加工装置であシ、第3の発明は第2の発明に加えて保
持部材の水平方向動に追従動するとともに駆動機構の動
力のカッターホルダーへの伝達を自在とした倣い機構を
カッターホルダーと駆動機構との間に配設したバルブシ
ート面の加工装置である。
本発明の好適一実施例を添付図面を参照しつつ説明する
第1図は本発明に係る方法を最も端的に示した要部断面
正面図を、第2図は同作動状態の要部断面正面図を示す aは載置台、bは載置台aに対して昇降動自在に形成さ
れたヘッドブロックで、ヘッドブロックbにはカッター
ホルダーci装着したガイドバーdが垂設しである。
前記カッターホルダー〇は先端部にカッターeを有し、
ガイドバーdの中間部に回動自在且つ上下動不能に支持
されている。
前記ガイドバーdの先端部はバルブガイド102のステ
ム孔106に摺動自在としたパイロットパーfに形成し
、また前記カッターホルダー〇の後方部位におけるガイ
ドバーdは保持部材gによシ支持され、カッターeとパ
イロットパーfは軸心を合致させである。
前記保持部材gは適宜手段によりヘッドブロックbに対
して水平動自在に形成され、これによシガイドバーd及
びカッターホルダーCはヘッドブロックbに対して水平
動自在としである。
以上の載置台aの上面に、バルブガイド102のステム
孔106が前工程でリーマ加工されたシリンダヘッド1
04をステム孔106軸心を載置台aに対して垂直とな
るよう適宜治具によシ取付け、ガイドバーdi水平動さ
せ、パイロットバーfiステム孔106に挿入しつつ、
ヘッドブロックb’l降下させる。この場合ステム孔1
06位置が加工誤差等により基準位置からずれていても
、ガイドバーdの水平動により、パイロットバーfのス
テム孔1065の挿入動が円滑になされ、ステム孔10
6軸心とカッターe軸心とは容易に合致される。
ステム孔106にパイロットバーfi挿入しつつヘッド
ブロックbを所要距離降下させた後、適宜ロック手段に
より保持部材gをヘッドブロックbに固定し、次いで適
宜駆動手段によシカツタ−ホルダー〇を回動しつつヘッ
ドブロックb’6設定量降下させ、カッターeによりバ
ルブシート106のシート面105を加工する。
この場合、第2図に示すようにカッターホルダーcの両
側部位におけるガイドバーdiそれぞれ保持部材gとバ
ルブガイド102により支持し直接カッターホルダーc
f回動させるから、加工時に従来装置におけるようなガ
イドバー、カッターホルダーの横振れは発生しない。
従って本発明によれば、カッターホルダーの全長が径に
対して長い構造となってもバルブジートウ。ヵ1工、8
ヶrJIL?!、ッ!J 71−  ッ1.よ7.−ン
ダブロックが組付けられた状態のバルブシートを加工す
る場合も、高心円性且つバルブステム孔との高い同心性
を有するバルブシート面を加工することができ、しかも
保持部材は回転せず回転等による摩耗が何ら発生しない
ので、カッターのガタッキ等全防止しバルブシートの加
工精度を格段と高め得ることができ、バルブシートのシ
ート面の量産加工方法として極めて優れた効果を発揮す
る。
次に上記方法を実施する装置の好適一実施例を添付図面
に従って説明する。
第3図は装置の要部断面正面図、第4図は同作動状態の
要部断面正面図、第5図はカッターボルダ−と駆動軸等
の関連を示す拡大斜視図である。
1は載置台2に対して昇降動自在に形成したヘッドブロ
ックで、ヘッドブロック1にはカッターホルダー3全備
えたガイドバー4全垂設しである。
前記カイトバー4の先端部にはバルブガイド102のス
テム孔106に摺動挿入自在としたパイロットパー5が
形成され、該パイロットパー5の先端は円錐状のカイト
部6に形成しである。
前記カイトバー4の中間部には軸受7,7、スラグ) 
軸受8 、8 k介してカッターホルダー6が回転自在
且つ軸方同動不能に装着してあり、該カッターホルダー
3の先端部にはバルブシート103のシート面加工用の
カッター9がパイロットパー5の軸心と軸心を合致させ
て取付けられ、また後端部外周にはベルト車10を装着
しである。
前記ガイドバー4におけるカッターホルダー6の後方部
位は、筒状の保持部材20に嵌着された球面軸受21に
より支持され、ガイドバー4の後端部は保持部材20後
端よd露出し上方へ延長形成しである。
前記保持部材20の前端部にはリンクプレート22の基
部が固定され、後端部には半径方向外方へ拡径した鍔部
26を形成してあシ、該鍔部23の前面、後面にそれぞ
れ対向するよう環状の前シリンダ部材30、後シリンダ
部材31がヘッドブロック1に設けられでいる。
前記前シリンダ部材30、後シリンダ部材61は−\ツ
ドブロック1の取付凹部32に固定された支持枠33内
に上下間隔をおいて配設されたもので、前シリンダ部材
60の中央部には保持部材20の水平動を自在とするよ
う中心孔34が貫設され、壕だ後シリンダ部材31の中
央部にはガイドバー4後端部の水平動を自在とするよう
中心孔65が貫設しである。
前記前シリンダ部材60、後シリンダ部材61には周方
向等分割配置にそれぞれ複数の前作動シリンダ36、・
・・、後作動シリンダ37、・・・を配設しである。
前記前作動シリンダ66には、油圧ポート68゜69か
ら前作動シリンダ室40への油圧の給排により上下動自
在としたピストン41が嵌装され、該ピストン41には
前シリンダ部材30から上方へ露出するロッド42が固
定しである。
前記後作動シリンダ67には、油圧ポート43゜44か
ら後作動シリンダ室45への油圧の給排により上下動自
在としたピストン46が嵌装され、該ピストン46には
後シリンダ部材31から下方へ露出するロッド47が固
定してあり、該ロッド47の基部にはピストン46の下
動を規制するよう後作動シリンダ室前壁48に当接自在
とした環状段部49を形成しである。
前記前作動シリンダ66と後作動シリンダ37はそれぞ
れコンド42.4フ軸心が合致するよう配設され、また
後作動シリンダ室45の内径は前作動シリンダ室40の
内径より大とし、後作動シリンダ67のロッド47の押
圧力が前作動シリンダ36のロッド42の押圧力よりも
大となるよう形成しである。
前記前作動シリンダ66と後作動シリンダ37で保持部
材20を固定するロック機構A′f:構成するが、ロッ
ク機構Aは保持部材20の鍔部23のいずれか一側に作
動シリンダを配設して構成してもよい。
前記支持枠33の上板部に開口した窓孔60には、円錐
状に形成したガイドバー4の後端61が臨み、該後端6
1との保合を自在とした係合凹部62を有する保合部材
66がヘッドブロック1の案内孔64に上下摺動自在に
嵌装しである。
前記係合部材63は上方へ延出するロッド部65端に作
用するスプリング66の弾発力により常時上方移動摺性
が付与され、また油圧ポート67から案内孔64奥部の
シリンダ室68への油圧送給によシ降・下動自在に形成
しである。
また、ヘッドブロック1の前面側には前記ガイドバー4
に対峙して駆動軸70の先端部が垂設しである。
前記駆動軸はヘッドブロック1の縦孔71を挿通し、ヘ
ッドブロック1前面側に形成しだ凹部72と支持部材7
3の基部により外レース748を固定された軸受74に
よシ支持され、前記支持部材76の周胴部75を挿通し
て先端部に駆動歯車76を取付けてあり、前記駆動軸7
0と駆動歯車76で駆動機構B=i構成する。
前記周胴部75の外周にはメタル軸受77を嵌着してあ
り、該メタル軸受77を介し揺動部材80の基部が回動
自在に嵌装しである。
前記揺動部材80の先端部には軸受81を介して前記駆
動軸70と軸心を平行させたアイドル軸82が支持され
、アイドル軸82の前記軸受81より上方部位には軸受
83を介して前記リンクプレート22の先端部が回動自
在に取付けられ、前記軸受81よシ下方蔀位には適宜間
隔をおいてベルト車84と、前記駆動歯車76と噛合自
在とした従動歯車85が固着しである。
前記カッターホルダー6に装着したベルト車10と前記
ベルト車84には所定の初期張力を付与せしめてベルト
86を換装してあり、前記リンクプレート22、揺動部
材80、アイドル軸82、従動歯車85、ベルト車10
.84、ベルト86で倣い機構cf構成する。
次に作用、効果について説明する。
載置台2の上面にシリンダヘッド104をステム孔10
6軸心が載置台に対して垂直となるよう取付け、油圧ポ
ート67からシリンダ室68内へ油圧を送給して保合部
材66を降下し、ガイドバー後端61に係合凹部62を
係合させ、ガイドバー4をヘッドブロック1の水平方向
所定位置に案内する。
次いでヘッドブロック1を降下させ、パイロツドパ−5
のガイド部6がバルブガイド102上端に臨む位置にお
いて、油圧ボート67からシリンダ室68への油圧送給
を解除し、スプリング66の弾発力により係合部材66
を上動させ、ガイドバー後端61と係合凹部62との係
合を解除する。
さらにヘッドブロック1を降下させると、バルブガイド
102のステム孔106にパイロットパー5が侵入し、
倣い機構Cff:介し前記パイロットパー5に倣ってガ
イドバー4、カッターホルダー3、保持部材20は水平
方向移動し、ステム孔106軸心とカッター9軸心は合
致する。
この場合、パイロットパー5の先端を円錐面状に形成し
且つガイドバー4を球面軸受21により支持して角度変
位自在としさらに倣い機構Cによりガイドバー4の水平
方向動を自在に形成しであるので、加工誤差等によシス
テム孔106が所定位置に形成されていない時も、パイ
ロットパー5のステム孔106への挿入動が円滑になさ
れ且つステム孔106軸心とカッター9軸心は容易に合
致される。
捷た倣い機構Cによって従動歯車85は駆動南東76と
、ベルト車84はベルト車10とそれぞれ軸心間距離を
変動することなくガイドバー4の水平動に追従動するか
ら、ガイドバー4の水平動によってカッターホルダー3
にはベルト86張力増大等の新たな横応力は何ら発生し
ない。
カッター9がバルブシート103直上に臨む位置でヘッ
ドブロック1の降下動を停止し、ロック機構Aを作動す
る。
ロック機構Aの作動は、油圧ポー)38.43から前作
動シリンダ室40.後作動シリンダ室45への油圧送給
により行なわれ、前作動シリンダ室40に嵌装されたピ
ストン41と一体にロッド42が上動して保持部材20
の鍔部26の下面全上方に押圧し、後作動シリンダ室4
5に嵌装されたピストン46と一体にロッド47が下動
して鍔部23の上面を下方に押圧し、後作動シリンダ 
  C。
37のロッド47の押圧力は前作動シリンダ36のロッ
ド42の押圧力より大に形成しであるので第4図に示す
ように後作動シリンダ室前壁48にロッド4フ0環状段
部49が当接した位置て保持部材20のロック状態は形
成され、同時に保持部材20を介しカッター9はヘッド
ブロック1の所定高さに設定される。
この場合ロッド42.4フt−ガイドバー4の長さ方向
へ作動してロック状態を形成するようにしたので、ステ
ム孔106軸心とカッター9軸心との合致状態をずらす
ことなく、またパイロットパー5、バルブガイド102
へも不要な径方向応力を惹起せしめることなく迅速にロ
ック状態が形成サレ、ロック状態の形成によシカツタ−
ホルダー6の両側部位におけるガイドバー4は、それぞ
れ一端をバルブガイド102のステム孔106に他端を
球面軸受21により支持された状態となる。
この状態で図示しないモータの作動により駆動軸70を
回転させ、駆動歯車76、従動歯車85、アイドル軸8
2.ベルト車84.10.ベルト86全介してカッター
ホルダー3を回動させ、ヘッドブロック1を所要距離降
下動し、カッター9によりバルブシート103のシート
面1”05を加工する。
この場合、カッターホルダー6の両側部位におけるガイ
ドバー4はそれぞれ保持部材20とバルブガイド102
によシ支持され直接カッターホルダー6を回動させるか
ら、従来装置におけるようなガイドバー、カッターホル
ダーの横振れは発生せず、しかも保持部材20の後端鍔
部23を前作動シリンダ36と後作動シリンダ67で挾
持するように確実にロックしであるから、切削加工時に
生ずる反力がカッター9に作用してもカッター9、カッ
ターホルダー6には上下振動が惹起せず、高心円性且つ
バルブステム孔106との高い同心性を有するバルブ7
一ト面105が加工される。
バルブシート面105加工後、ヘッドブロック1を所要
距離上昇動させ、駆動モータの作動を停止してカッター
ホルダー6の回転を停止し、油圧ポー)38.43’に
解放するとともに油圧ボート39.44からそれぞれ前
作動シリンダ室40後作動シリンダ室45へ油圧送給し
、前作動シリンダ室40に嵌装されたピストン41と一
体にロツド42を下動させ、後作動シリンダ室45に嵌
装されたピストン46と一体にロッド47を上動させ、
保持部材20のロック状態を解除してバルブシート10
6のシート面105の加工作業を終了する。
以上で明らかな如く、本発明によればバルブシート面加
工時ガイドバー、カッターホルダーに遠心力による横振
れ等を発生せしめないので、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックが組付けられた状態のバルブシーIf加工する
場合等カッターホルダーの全長が径に対して長い構造と
なってもバルブシート面の加工精度を向上し得、また保
持部材は回転しないのでロック機構には回転等による摩
耗が何ら発生せず、従来装置と異ってロック機構の耐久
性は高くカッターのガタッキ等を防止しバルブシートの
加工精度を格段と高め得ることができ、バルブシートの
シート面の量産用加工装置として極めて優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので・、第1図は載置
台、ベッドブロック、ガイドバー、カッター等の関連を
示す要部断面正面図、第2図は同作動状態における要部
断面正面図、第3図は装置の要部断面正面図、第4図は
同作動状態における要部断面正面図、第5図はカッター
ホルダーと駆動軸等の関連を示す拡大斜視図、第6図は
シリンダヘッドの要部断面図、第7図はパルプシー(・
の半部縦断断面図、第8図、第9図は従来装置の要部断
面正面図である。 尚図面中1はヘッドブロック、2は載置台、3はカッタ
ーホルダー、4はガイドバー、9はカッター、20は保
持部材、66は前作動シリンダ、67は後作動シリンダ
、70は駆動軸、82はアイドル軸、86はベルトであ
る。 特許出願人  本田技研工業株式会社 代理人 弁理士下田容一部 同    弁理士 大 橋 邦 彦

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端にパイロットバーを備えてなるカイトバーの
    中間部にカッターホルダーを回転自在に装着し、保持部
    材により前記ガイドバーにおけるカッターホルダーの後
    方部位をヘッドブロックに対して水平動自在に支持し、
    載置台に取付けだシリンダブロックのステム孔に前記パ
    イロットバーを挿入しつつヘッドブロックを所要距離前
    進させ、次いで前記保持部材をヘッドブロックに固定し
    たのち前記カッターホルダー全回動させつつヘッドブロ
    ックを設定量前進させ、前記カッターホルダーに装着し
    たカッターでバルブシート面を加工するようにした内燃
    機関のバルブシート面の加工方法。
  2. (2)載置台に進退動自在に形成したヘットブロックと
    、先端にパイロットバーを備えたガイドバーの中間部に
    回転自在に装着されカッターを具備してなるカッターホ
    ルダーと、ヘッドブロックに対して水平動自在に形成さ
    れ前記ガイドバーにおけるカンタ−ホルダーの後方部位
    を支持してなる保持部材と、前記保持部材の固定を自在
    としたロック機構と、ヘッドブロックの前面に配設され
    前記カッターホルダー〇回動を自在とした駆動機構とか
    らなる内燃機関のバルブシート面の加工装置。
  3. (3)  前記ロック機構は、ヘッドブロックの進退動
    方向に作動自在な作動シリンダを保持部材の鍔部の一例
    に対向して配設したことを特徴とする特許 シート面の加工装置。
  4. (4)  前記ロック機構は、ヘッドブロックの進退動
    方向に作動自在とした複数の作動シリンダを保持部材の
    鍔部の両側にそれぞれ対向するよう配設し,、且つ鍔部
    の一側に配設した作動シリンダのシリンダ室内径を他側
    に配設した作動シリンダのシリンダ室内径より大に形成
    したことを特徴とする前記特許請求の範囲第2項記載の
    内燃機関のバルブシート面の加工装置。
  5. (5)  載置台に進退動自在に形成したヘッドブロッ
    クと、先端にパイロットバーを備えたガイドバーの中間
    部に回転自在に装着されカッターを具備してなるカッタ
    ーホルダーと、ヘッドブロックに対して水平動口、在に
    形成され前記ガイドバーにおけるカッターホルダーの後
    方部位を支持してなる保持部材と、前記保持部材の固定
    を自在としたロック機構と、ヘッドブロックの前面に配
    設された駆動機構と、前記保持部材の水平方向動に追従
    動するとともに前記駆動機構の動力のカッターホルダー
    への伝達を自在とした倣い機構とからなる内燃機関のバ
    ルブシート面の加工装置。
  6. (6)前記倣い機構は、駆動機構の駆動軸に基部を枢着
    した揺動部材の先端部と保持部材に固設されたリンクプ
    レートの先端部とをそれぞれ枢支してなるアイドル軸と
    、前記アイドル軸に固定され駆動機構の駆動歯車との噛
    合いを自在とした従動歯車と、前記アイドル軸に固定さ
    れカッターホルダーへの動力ベルト伝達を自在としたベ
    ルト車とからなる前記特許請求の範囲第5項記載の内燃
    機関のバルブシート面の加工装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4779672A (en) * 1985-11-19 1988-10-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air conditioner for vehicle having blower with auxiliary intake port
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US5302057A (en) * 1990-09-28 1994-04-12 Serdi-Societe D'etudes De Realisation Et De Diffusion Industrielles Method and device for centering a guide rod in a valve guide for the purpose of the precision machining of a valve seat
WO1995028246A1 (en) * 1994-04-19 1995-10-26 Brice Harmand Reversible pilot for valve seat machining devices
JP2015003353A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 川崎重工業株式会社 シリンダカバー改造装置およびシリンダカバー改造方法

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