JPH0541325U - ケーブル通線具 - Google Patents

ケーブル通線具

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Publication number
JPH0541325U
JPH0541325U JP9076591U JP9076591U JPH0541325U JP H0541325 U JPH0541325 U JP H0541325U JP 9076591 U JP9076591 U JP 9076591U JP 9076591 U JP9076591 U JP 9076591U JP H0541325 U JPH0541325 U JP H0541325U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
cable
side member
pipe
laying
Prior art date
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Pending
Application number
JP9076591U
Other languages
English (en)
Inventor
武雄 政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0541325U publication Critical patent/JPH0541325U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル通線用ワイヤ線を用いて通信ケーブ
ル等の布設ケーブルを配管内に通線する際に、配管内の
通線を滑らかに行うとともにケーブル通線用ワイヤ線と
布設ケーブルとの接続を容易に行うことのできるケーブ
ル通線具を提供する。 【構成】 一端部にケーブル通線用ワイヤ線の先端を取
付け固定した円筒状のワイヤ線側部材と、一端部にケー
ブル引き網の先端を取付け固定した円筒状の引き網側部
材とからなり、前記両部材が円筒の中心軸が一致するよ
うに螺合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配管設備に通信ケーブル等を布設工事する際に使用するケーブル通 線具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、配管設備等に通信ケーブル等の布設ケーブルを布設する場合に、あ らかじめ配管内に挿通してあるケーブル通線用ワイヤ線を用いるのが一般的であ る。この場合、布設すべき通信ケーブル等の布設ケーブルの心線を取り出し、こ のケーブル心線を直接ケーブル通線用ワイヤ線に接続し、このケーブル通線用ワ イヤ線を配管外部より引き出すことにより布設ケーブルを配管内部に布設してい た。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
このような構成により通線を行っていたので、例えば新築ビル等の配管設備に 通信ケーブル等の布設ケーブルを布設する場合などに、配管の曲がり部分で布設 ケーブルが配管壁につかえてスムースに通線できない問題があった。
【0004】 これを図5によって具体的に説明する。図5は通信ケーブルの布設状況を説明 する図であり、5は内部断面が円形等の配管、6はケーブル通線用ワイヤ線(以 下「ワイヤ線」という)、7は布設ケーブル、71は布設ケーブル7のケーブル 心線、8はワイヤ線6の先端に取付けられた金具である。
【0005】 図5に示すように、あらかじめ配管5内部に通線用のワイヤ線6が挿通されて おり、このワイヤ線6の先端には布設される布設ケーブル7が接続されている。 ワイヤ線6と布設ケーブル7との接続は、ワイヤ線6の先端に取付けられた金 具8に布設ケーブル7のケーブル心線71を取着して行われる。
【0006】 このような状態(図5(a))でワイヤ線6を図中の矢印A方向に引っ張ること によって、配管5の内部に布設ケーブル7を布設する。ここで、ワイヤ線6と布 設ケーブル7の接続部が配管5内の屈曲部を通過するときには(図5(b))、ワ イヤ線6と布設ケーブル7とが鋭角に折れ曲がった位置関係となるため、この配 管の曲がり部分で布設ケーブル7が配管5の壁につかえてスムースに通過できな いか、最悪の場合には全く通過できない(図5(c))ことがあった。
【0007】 特に、配管5の内径が小さく、しかも曲がりが急である(曲率半径が小さい) ような配管設備では、屈曲部でつかえて通信ケーブル等を全く敷設ができなくな ることもあった。
【0008】 このため、配管5の径を大きくしたり、曲がりを大きくしたりして対処するこ ともあるが、この場合には配管設備に無駄を生じ、経済的あるいはスペース的に 余分の負担を必要とするなどの問題があった。
【0009】 本考案は、上述したような従来の問題点を解決し、配管の設備状況が良くない 場合でもスームスに通線が行え、しかも通線用のワイヤ線と布設ケーブルとの接 続が簡単に行えるようなケーブル通線具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、一端部にケーブル通線用ワイヤ線の先 端を取付け固定した円筒状のワイヤ線側部材と、一端部にケーブル引き網の先端 を取付け固定した円筒状の引き網側部材とからなり、ワイヤ線側部材と前記引き 網側部材とが円筒の中心軸が一致するように螺合された構成としたことを特徴と する。
【0011】
【作用】
本考案は、上述したような構成となっているので、あらかじめ配管内に挿通し てある通線用のワイヤ線に取付けられたワイヤ線側部材と、引き網の一端に布設 すべき通信ケーブル等の布設ケーブルの先端部を取付けた状態の引き網側部材と を螺合して接続し、この状態で通線用のワイヤ線を所定方向に引っ張ることによ り布設ケーブルを通線し、布設することができる。
【0012】 この場合、配管に屈曲部があっても、ワイヤ線側部材と引き網側部材とが円筒 状に整列して結合されているので、配管の壁に滑らかに沿って通過するので、ひ っかかることがない。
【0013】
【実施例】
図1は、本考案の実施例を示す図である。
【0014】 図中、1はワイヤ線側部材、2は引き網側部材、3はケーブル通線用ワイヤ線 、4はメッシュ状のケーブル引き網である。また、図2はワイヤ線側部材1の詳 細構成図、図3は引き網側部材2の詳細構成図をそれぞれ示す。
【0015】 ワイヤ線側部材1は略円筒状の形状であり、その一端にはケーブル通線用ワイ ヤ線(前述同様「ワイヤ線」と略す)3の先端が取付け固定され、他端には円筒 軸に沿って雌ねじ11が穿設されている。 引き網側部材2は、ワイヤ線側部材1と同径の略円筒状の形状であり、その一 端には引き網4の先端が取付け固定され、他端にはワイヤ線側部材1の雌ねじ1 1と螺合する雄ねじ21が突設されている。
【0016】 ワイヤ線3は、あらかじめ配管の内部に挿通されている。また、引き網4は、 布設すべき通信ケーブル等の布設ケーブルの先端部を覆うように取りつけられ、 粘着テープ等の適宜の方法により布設ケーブルと固定される。
【0017】 つぎに、本考案を用いた通線方法を説明する。
【0018】 図4は、本考案を用いて配管内に通信ケーブル等の布設ケーブルを通線して設 置する状況を説明する図である。 まず、あらかじめ配管5内部に挿通されたワイヤ線3と布設ケーブル7とを接 続する(図4(a))。この接続は、ワイヤ線側部材1と引き網側部材2とを雌ね じ11と雄ねじ21を螺合して行う。これによって布設ケーブル7は、ワイヤ線 側部材1と引き網側部材2と引き網4とを介してワイヤ線3に接続される。
【0019】 この状態で、図4の矢印A方向にワイヤ線3を引っ張ることにより配管5内に 通線を行うことができる。そして、ワイヤ線3と布設ケーブル7との接続部が配 管5の屈曲部を通過する際にも(図4(b))、ワイヤ線側部材1と引き網側部材 2とが一体的に結合しており、しかも円筒形なので、配管5の内壁に沿って滑ら かに進ませることができる。そして、引き網4も柔軟性が高いので、配管5の曲 がりをつかえることなく通過させることができる(図4(c))。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案ではワイヤ線と布設ケーブルとが円筒状の部材で 一体的に接続され、また、柔軟性のある引き網を使用しているので、配管内を滑 らかに通過させることができ、配管の内径が小さくしかも急な屈曲部を有するよ うな場合でも極めて容易に通信ケーブル等を通線することができるといった効果 がある。
【0021】 また、ワイヤ線と布設ケーブルとの接続が螺合で行え、さらに引き網により布 設ケーブルを接続できるので、極めて操作が簡単でしかも確実に行うことができ 、特別に熟練を必要としないで通線できるといった利点があり、具体的には従来 の方法に比較して布設時間を1/3程度に短縮することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す構成図。
【図2】本考案の図1に示す実施例のワイヤ線側部材の
構成図。
【図3】本考案の図1に示す実施例の引き網側部材の構
成図。
【図4】本考案の使用方法を示す説明図。
【図5】従来の通線方法を示す説明図。
【符号の説明】
1 ワイヤ線側部材 2 引き網側部材 3 ケーブル通線用ワイヤ線 4 引き網 5 配管 7 布設ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にケーブル通線用ワイヤ線の先端
    を取付け固定した円筒状のワイヤ線側部材と、一端部に
    ケーブル引き網の先端を取付け固定した円筒状の引き網
    側部材とからなり、前記ワイヤ線側部材と前記引き網側
    部材とが円筒の中心軸が一致するように螺合されている
    ことを特徴とするケーブル通線具。
JP9076591U 1991-11-06 1991-11-06 ケーブル通線具 Pending JPH0541325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9076591U JPH0541325U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ケーブル通線具

Applications Claiming Priority (1)

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JP9076591U JPH0541325U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ケーブル通線具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541325U true JPH0541325U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14007703

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JP9076591U Pending JPH0541325U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ケーブル通線具

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JP (1) JPH0541325U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116914639A (zh) * 2023-08-02 2023-10-20 北京住总第一开发建设有限公司 用于建筑电气施工的电气穿线器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116914639A (zh) * 2023-08-02 2023-10-20 北京住总第一开发建设有限公司 用于建筑电气施工的电气穿线器
CN116914639B (zh) * 2023-08-02 2024-03-01 北京住总第一开发建设有限公司 用于建筑电气施工的电气穿线器

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