JPH0541170U - メータ駆動用耐静電気電子回路 - Google Patents

メータ駆動用耐静電気電子回路

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JPH0541170U
JPH0541170U JP8972591U JP8972591U JPH0541170U JP H0541170 U JPH0541170 U JP H0541170U JP 8972591 U JP8972591 U JP 8972591U JP 8972591 U JP8972591 U JP 8972591U JP H0541170 U JPH0541170 U JP H0541170U
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JP
Japan
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circuit pattern
circuit
meter
static electricity
driving
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Application number
JP8972591U
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English (en)
Inventor
正三 芦沢
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、メータの非動作時においても優れ
た耐静電気特性を有するメータ駆動用耐静電気電子回路
を提供することを目的とする。 【構成】 絶縁性回路基板1上に回路パターンを形成す
ると共に、該回路パターン上に組み付けられた電子部品
等に電力・信号等を供給する端子ピン3等を立設する。
前記端子ピン3が立設された回路パターン5と隣接する
アース回路パターン2との間に放電ギャップを設ける。
さらに、前記回路基板1の端縁部にも外部に向け複数の
突起9が形成されたアース回路パターン8を配置する。
前記端子ピン3に印加された静電気を前記放電ギャップ
と該突起9を通してアース電位にある外部導体12に放
電可能な構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メータ駆動用の耐静電気電子回路に係り、特に非動作時における耐 静電気特性の優れたメータ駆動用の耐静電気電子回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
耐静電気電子回路を絶縁性回路基板に形成することについての従来の技術とし ては、図2に示すようなものがある。図2(A)及び(B)において、絶縁性の 回路基板1に所要の回路パターンが銅等の金属箔によって形成されており、該回 路パターン上には、該回路パターンに組み付けられる電子部品等に電力・信号等 を供給するための端子ピン3、4等が立設されている。
【0003】 さらに、回路基板1にはアース電位となるアース回路パターン2が設けられて おり、該アース回路パターン2は前記端子ピン3、4等が設けられた回路パター ンに隣接する位置にも形成されている。また、該アース回路パターン2と前記端 子ピン3、4等が設けられた回路パターンのうちで静電気により破壊され易い電 子部品の組み付けられている回路パターン5(端子ピン3が立設されている)と の間には、先端の尖った突起7、7がそれぞれ対向するように形成されている。 図2(C)の拡大図に示されているように、これ等の突起7、7によって放電ギ ャップが構成される。なお、符号6は回路基板1をメータケース等に固定するボ ルト・ナットである。
【0004】 上記したメータ駆動用電子回路を備えたメータにおいては、メータの作動中は 電源の印加によって、アース回路パターン2は外部のアース電位と接続されてい るため、この回路パターン2はアースされている。したがって、何らかの理由で 静電気が外部から端子ピン3に印加しても、端子ピン3の設けられた回路パター ン5の突起7とアース回路パターン2の突起7との間の放電ギャップで放電して 、アース回路パターン2から外部アースへと導かれることになる。このため、端 子ピン3の回路パターン5に静電気に対し弱い電子部品が組み付けられていても 、この電子部品には損傷等の何等の影響も与えられることはない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の耐静電気電子回路は常に動作状態にあるわけではなく、 メータケースに取り付けた状態で電源等の配線が行われていない場合もあり、或 いは配線が行われていても、電源が切断されている時はアース側も切断されてい る場合がある。このような場合に、静電気により破壊され易い電子部品等の組み 付けられた回路パターン5の端子ピン3に静電気が印加されると、この静電気は 外部アースへと導かれないため、これらの電子部品等は破壊されるおそれがある 。
【0006】 本考案は、メータが作動状態にない場合でも、静電気による電子部品の破壊を 防止できるメータ駆動用の耐静電気電子回路の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的のため本考案は、回路基板上に形成された回路パターンと、該回路パ ターン上に立設され、該回路パターン上に組み付けられた電子部品等に電力・信 号等を供給する端子ピンと、該端子ピンが立設された回路パターンと隣接するア ース回路パターンとの間に形成された放電ギャップとを有するメータ駆動用耐静 電気電子回路において、前記アース回路パターンを回路基板の端縁部にも配置し 、かつ該パターンに複数の突起を外部に向けて形成して、前記端子ピンに静電気 が印加したときには、前記放電ギャップと該突起とを通してアース電位にある外 部導体へ放電させることとした。
【0008】
【作用】
上記の構成に基づき、メータ駆動回路が動作状態に無い場合に、外部から静電 気が端子ピンに印加すると、静電気は端子ピンのある回路パターンとアース回路 パターンとの放電ギャップで放電し、さらに回路基板の端縁部に設けられたアー ス回路パターンの突起を通してアース電位にある外部導体へと放電される。また 、メータ駆動回路が動作状態にあるときは、端子ピンに印加された静電気は端子 ピンのある回路パターンとアース回路パターンとの間の放電ギャップでの放電を 通して外部のアースへと導かれ得る。
【0009】
【実施例】
実施例について図1を参照して説明する。なお、図2と同一部分には同一の符 号を付してその詳細な説明を省略する。
【0010】 本考案のメータ駆動用耐静電気電子回路は、回路基板1の端縁部にもアース回 路パターン8を形成する。この端縁部に設けられたアース回路パターン8には外 側に向かって先端の尖った突起9が設けられていると共に、このアース回路パタ ーン8は、基板1の中央部に位置するアース回路パターン2と、最短距離にある 2点10、10間でジャンパー線11によって電気的に接続されている。このよ うに、アース回路パターン2,8間をジャンパー線11で接続したのは、この実 施例で用いた回路基板1は従来から使用されているもので所定の回路パターンを 有しており、このため他の回路パターンに余り変更を加えないことにしたためで ある。なお、回路基板1をメータケースに取り付けるときは該基板1のアース回 路パターン8の突起9が、ケース内にあってアース電位にある導体12と近接対 向するように配置する。
【0011】 このように構成された回路基板1においては、アース回路パターン8とアース 電位の導体12との間には放電ギャップが突起9によって形成されているので、 アース回路パターン8は略アース電位に等しい一定の電位にあることとなる。さ らに、回路基板1の中央部のアース回路パターン2は前記のアース回路パターン 8と最短距離の導電路で接続されているので、メータ駆動回路の非動作状態の場 合でもこのアース回路パターン2の電位はアース回路パターン8と同電位、すな わち略アース電位に等しい一定の電位に保持されることになる。
【0012】 上記のようにして得られた耐静電気電子回路をメータ駆動用に使用した場合、 駆動回路の動作状態には無関係に、回路基板1に印加される静電気は確実に外部 アースへと導かれるので、静電気によって電子部品が破壊されることはない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、絶縁性回路基板に設けら れたアース回路パターンの電位が、メータ駆動回路の動作状態には無関係に略ア ース電位に等しい一定の電位に保持されて、外部環境から印加される静電気はこ のアース回路パターンによって確実にアースされる。したがって、本考案の絶縁 性回路基板上に形成された耐静電気電子回路の耐静電気特性は著しく向上し、メ ータの駆動用電子回路として任意の条件の下で十分に使用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における耐静電気電子回路の
要部の構成を示す要部構成図でである。
【図2】従来例における耐静電気電子回路の要部の構成
を示す要部構成図で、(A)は平面図、(B)は側面
図、そして(C)は局部拡大図である。
【符号の説明】
1 絶縁性回路基板 2、8 アース回路パターン 3、4 端子ピン 5、 回路パターン 7、9 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板上に形成された回路パターン
    と、該回路パターン上に立設され、該回路パターン上に
    組み付けられた電子部品等に電力・信号等を供給する端
    子ピンと、該端子ピンが立設された回路パターンと隣接
    するアース回路パターンとの間に形成された放電ギャッ
    プとを有するメータ駆動用耐静電気電子回路において、 前記アース回路パターンを回路基板の端縁部にも配置
    し、かつ該パターンに複数の突起を外部に向けて形成し
    て、前記端子ピンに静電気が印加したときに、前記放電
    ギャップと該突起とを通してアース電位にある外部導体
    に放電を可能としたことを特徴とするメータ駆動用耐静
    電気電子回路。
JP8972591U 1991-10-31 1991-10-31 メータ駆動用耐静電気電子回路 Pending JPH0541170U (ja)

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JP8972591U JPH0541170U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 メータ駆動用耐静電気電子回路

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JPH0541170U true JPH0541170U (ja) 1993-06-01

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Effective date: 19961203