JPH0541121U - ノイズ防止チヨークコイル - Google Patents

ノイズ防止チヨークコイル

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JPH0541121U JP9084391U JP9084391U JPH0541121U JP H0541121 U JPH0541121 U JP H0541121U JP 9084391 U JP9084391 U JP 9084391U JP 9084391 U JP9084391 U JP 9084391U JP H0541121 U JPH0541121 U JP H0541121U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きなコモンモード、ノーマルモードインダ
クタを合わせ持ち、小型で実装スペースも小さく、安価
で且つ良好なコモンモードノイズおよび高調波抑制作用
を持つノイズ防止チョークコイルを提供する。 【構成】 磁気ギャップ3を有した外側コア4および該
外側コアを短絡する中足コア5からなる磁気回路で、前
記外側コアに巻回される同一巻数の2つの巻線6、7お
よび前記中足コアに巻回される同一巻数の2つの巻線
8、9を有する。前記外側コアと前記中足コアの各々の
1巻線同士が相互に接続されることにより、2本の電源
線と負荷の各々のラインに接続される2組の巻線を構成
している。各組の巻線および接続は各組の巻線により中
足コアに発生する磁束の方向がノーマルモード時には打
ち消しあい、コモンモード時には相加わるように施さ
れ、前記外側コア部でノーマルモードインダクタを、前
記中足コア部と前記外側コア部でコモンモードインダク
タを形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として電子機器等の電源入力部に高調波抑制を兼ねたノイズフィル タ回路の一部として使用されるノイズ防止チョークコイルに関し、特に一個の素 子で大きなコモンモード、大きなノーマルモードインダクタンスが得られるチョ ークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の電源入力部に挿入されているコイルは、例えばスイッチング電源か ら発生するスイッチングノイズ等を防止する目的で使用されるコモンモードチョ ークコイルがもっとも多い。また、最近電力系統の電圧歪みを起こすことで問題 化している高調波(高調波とは50または60Hzに対し、2次〜20次位までの 周波数を言い、一部の機器では障害が顕在化しているためIEC規格pub−5 55−2等で国際的に規制されつつある。)を抑制するためにも大インダクタン ス(1mH〜10mH)のノーマルモードインダクタンスを有するリアクトルが使わ れている。
【0003】 図4においてリアクトルが無い時の電源整流回路のn次の高調波電流の比率を 示す理論式は次式のようになる。
【0004】 in /i1 =2sinnπ/2・(sinnπα・cos πα−ncosn παsin πα)/ n(n2 -1)(πα−sin πα・cos πα) 但しα=(π−2γ)/2π γ:通流開始角 ここで、図4のリアクトル2を挿入することにより上式での通流開始角を早め 、高調波電流を抑制することが出来る。また、図4のコモンモードチョークコイ ル1を挿入することでコモンモードインピーダンスを大きくすることになり、コ モンモードノイズ電流を抑制することが出来る。図4に示す高調波電流抑制リア クトルおよびコモンモードチョークを構成する場合、従来は図5に示すようにフ ェライトまたはアモルファス磁性体等でなるコア13に巻線11、および12を 同相に巻装してコモンードチョークコイル1を構成し、さらにこのコモンモード チョークコイル1と直列にケイ素鋼等でなるコア21に巻線22を巻装した高調 波抑制用のリアクトル2を接続していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来はコモンモードチョークコイル1および高調波抑制用のリ アクトル2をそれぞれ互いに独立した個別の部品として構成し、接続することに より図4に示す電源回路を構成していた。従って、3個の巻線、2個のコアが必 要であるとともに結線作業が必要であり、また部品数が複数になるため実装面積 が大きくなり、高価で且つ装置が大型になるという欠点を持っていた。
【0006】 本考案は上述する欠点を除き電子機器の電源回路に使用した場合に、特に大き なコモンモード、ノーマルモードインダクタを合わせ持ち、小型で実装スペース も小さく、安価で且つ良好なコモンモードノイズおよび高調波抑制作用を持つ、 ノイズ防止チョークコイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るノイズ防止チョークコイルは、磁気ギャップを有した外側磁路お よび外側磁路を短絡する短絡磁路からなる磁気回路で、外側磁路および短絡磁路 に各々同一巻数の2つの巻線をそれぞれ設け、外側磁路と短絡磁路の各々の1巻 線同士を相互に接続することにより、2本の電源線と負荷の各々のラインに接続 される2組の巻線を構成した2ラインのチョークコイルであり、各組の巻線およ び接続は各組の巻線により中足コアに発生する磁束の方向がノーマルモード時に は打ち消しあい、コモンモード時には相加わるように施されており、外側コア部 がノーマルモードを、中足コア部と外側コア部がコモンモードインダクタを得る ための磁路として各々機能するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】 高調波を抑制するには、前述のように大きなノーマルモードインダクタンス( 例えば1mH〜10mH)が必要でしかも振幅の大きい基本波或いは高調波電流で飽 和しないことが必要である。コモンモードノイズを防止するためには、ノイズフ ィルタ構成時のコンデンサによるライン−アース間の漏洩電流の増加防止も踏ま え、相応な大きさ(例えば1mH〜10mH)と高周波特性(例えば10kHz 〜30 MHz )を有したコモンモードインダクタンスが必要である。
【0009】 図1は本考案の第1の実施例の概略を示す図である。図1において、コアAお よびコアBは例えば比較的、飽和磁束密度の高い磁性材料であるケイ素鋼、アモ ルファス磁性材、フェライト等を打ち抜き・積層或いは粉体プレス・焼結等の手 段により構成したE字形のコアである。また両端の脚部が中央脚部よりも長さが 短くなっており、コアAおよびコアBの中央脚部を突き合わせて配置することに より両端脚部に、等しい長さを持った磁気ギャップ3が形成される。両端の脚部 は橋絡部と併せて磁気ギャップ3を有した外側磁路(外側コア)4を構成する。 また中央の脚部は外側磁路4を短絡する短絡磁路(中足コア)5を構成している 。
【0010】 中足コアの両側に位置する外側コアの脚部41および42にはそれぞれ等しい 巻数の巻線6、巻線7が各々の入力端61、71または出力端62、72から見 た巻方向が互いに同方向になるように巻装されている。中足コア部には等しい巻 数の巻線8、9が、巻方向が互いに同方向になるように巻装されている。巻線6 は巻線9と、巻線7は巻線8と直列に接続されており、61−62−91−92 および71−72−81−82と接続された2組の巻線を形成している。この2 組の巻線はノーマルモード電流が流れた時には各々の磁束が中足コア部で打ち消 しあい、コモンモード電流が流れた場合には各々の磁束が中足コア部で相加わる ような方向で各々接続されている。
【0011】 このノイズ防止チョークコイルを電源ラインと負荷間の2本のラインに直列に 挿入した場合、基本波および高調波電流を含む通電電流IN (ノーマルモード電 流)により巻線6、7には磁束Φ1 およびΦ2 が発生する。磁束Φ2 の一部Φ24 (Φ24=Φ2 −Φ25)は外側コア4部を経てΦ1 とともに巻線6部分で相加わる ように、磁束Φ1 の一部Φ14(Φ14=Φ1 −Φ15)は外側コア4部を経てΦ2 と ともに巻線7部分で相加わるように、またその他(Φ15およびΦ25)は中足コア 5部で互いに打ち消し合う方向に流れる。この場合、相加わる磁束となる磁束の 量(Φ14およびΦ24)と打ち消し合う磁束となる磁束の量(Φ15およびΦ25)の 大きさは両端脚部の磁気ギャップの長さ、断面積、中足コアの断面積、短絡磁路 部、外側磁路部の磁路長等の関係で決まる。実際には外側コア4には磁気ギャッ プ3を設けてあるため、磁気抵抗(レラクタンス)が格段に大きくΦ24は実質上 0およびΦ14も実質上0、即ちΦ1 はΦ15とほぼ等しく、Φ2 もΦ25とほぼ等し いと考えて良い。
【0012】 中足コアの巻線9および巻線8が発生する磁束Φ3 およびΦ4 は互いに逆方向 で且つ同一の大きさであり中足コア内で打ち消される。即ち、基本波および高調 波電流に対して効果を示すノーマルモードインダクタンスは外側コア4部の巻線 6部に鎖交する磁束Φ1 および巻線7部に鎖交する磁束Φ2 によって各々の巻線 に発生するインダクタンスの和となり中足コアの巻線には関係しない。一方、コ モンモードノイズ成分の電流Ic が流れた場合には巻線6に流れるコモンモード ノイズ成分の電流による磁束Φ5 および巻線7に流れるコモンモードノイズ成分 の電流による磁束Φ6 の各々の磁束の一部はΦ55、Φ65として中足コア5部に相 加わる磁束として、さらに中足コア巻線8、9で発生する磁束、Φ7 、Φ8 も上 記Φ55、Φ65と中足コア5部に相加わる磁束となる。外側コアの巻線7部では巻 線6による磁束Φ5 の一部Φ54(=Φ5 −Φ55)はΦ6 と反対方向に、巻線6部 では巻線7による磁束Φ6 の一部Φ64(=Φ6 −Φ65)はΦ5 と反対方向に流れ る。しかしながら、外側コア4部には磁気ギャップ3があるため、ノーマルモー ドノイズの場合と同様に磁気抵抗が大きく、Φ54は実質上0、Φ64も実質上0即 ち、Φ5 =Φ55、Φ6 =Φ65とみなして良い。
【0013】 巻線9および巻線8にコモンモードノイズ成分の電流により発生する磁束Φ7 、Φ8 はΦ65、Φ55と同一方向に生ずる。またその一部はΦ74、Φ84(Φ74=Φ7 /2、Φ84=Φ8 /2)として外側コアの巻線6および7に流れる。従って、 巻線6、9と巻線7、8に生ずるコモンモードインダクタンスは巻線6と鎖交す る磁束、Φ5 +Φ74+Φ84、巻線9と鎖交する磁束、Φ55(Φ5 とほぼ等しい) +Φ7 +Φ8 +Φ65(Φ6 とほぼ等しい)の各々で構成されるインダクタンスの 和となる。また巻線7、8に生ずるコモンモードインダクタンスは巻線7と鎖交 する磁束、Φ6 +Φ74+Φ84、巻線9と鎖交する磁束、Φ55(Φ5 とほぼ等しい )+Φ7 +Φ8 +Φ65(Φ6 とほぼ等しい)の各々で構成されるインダクタンス の和となる。ここで、巻線6、7および巻線8、9は各々巻数が等しいのでΦ6 =Φ5 、Φ7 =Φ8 であり、各々の巻線の組のコモンモードインダクタンスは等 しい。
【0014】 図2に示す本考案によるコモンモード、ノーマルモード兼用チョークコイルの 等価回路により本考案の原理を詳述する。図2(a)はノーマルモード時を示す 。外側コアの磁気ギャップを含む脚部のレラクタンスをr1 、中足コア部のレラ クタンスをr2 、外側コアの脚部と中足部の橋絡部のレラクタンスをr3 とする 。また巻線6、巻線7による起磁力をN1 ・IN (N1 :巻数、IN :ノーマル モード電流)、巻線8、9による起磁力をN2 ・IN (N2 :巻数)、Φ1 は巻 線6部での起磁力により発生する磁束、Φ14、Φ15はそれぞれΦ1 から巻線7部 および中足コア部に分流する磁束を示す。同様に、Φ2 は巻線7部での起磁力に より発生する磁束、Φ24、Φ25はそれぞれΦ2 から巻線6部および中足コア部に 分流する磁束を示す。Φ3 、Φ4 はそれぞれ巻線9および巻線8での起磁力によ り発生する磁束を示す。矢印は磁束の方向を示す。この関係からノーマルモード インダクタンスを計算する(過程は省略)と2組の巻線のインダクタンスの和と なるから LN =2N1 2 /(r1 +2r3 ) が得られる。
【0015】 図2(b)はコモンモード時の磁束の状態を示す。Φ5 は巻線6部での起磁力 により発生する磁束、Φ54、Φ55はそれぞれΦ5 から巻線7部および中足コア部 に分流する磁束を示す。同様に、Φ6 は巻線7部での起磁力により発生する磁束 、Φ64、Φ65はそれぞれΦ6 から巻線6部および中足コア部に分流する磁束を示 す。Φ8 、Φ7 はそれぞれ巻線9および巻線8での起磁力により発生する磁束を 示す。Φ84、Φ74は各々Φ8 、Φ7 から巻線6、7部に分流する磁束を示す。詳 細な計算過程は省略するがコモンモードインダクタンスは Lc =(4N2 2 +N1 2 +4N1 2 )/(r1 +2r2 +2r3 ) が得られる。仮にN2 =N1 /2とした場合、上式は Lc =4N1 2 /(r1 +2r2 +2r3 ) となる。外側磁路には磁気ギャップを設けてあるため巻線6、7部のレラクタン スは他の部分のレラクタンスに比べ格段に大きくr1 >>(2r2 +2r3 )と見 なせるので、ノーマルモードインダクタンスの約2倍のコモンモードインダクタ ンスが得られる。一方、N1 =N2 の場合にはLc =9N1 2 /(r1 +2r2 +2r3 )となるため約4.5倍となる。
【0016】 また必要なノーマルモード、コモンモードインダクタンスの組合せは重畳され る基本波および高調波電流による磁気飽和を防止する磁気回路の要素(断面積、 磁気ギャップ長、……)を考慮したうえ、巻線6、7部の巻線N1 、巻線7、8 部の巻数N2 を変えることにより得られる。前述のように、中足コア5部コモン モードノイズでは磁束が相加わるように発生するが、コモンモードノイズは基本 波や高調波電流(例えば1A〜10A)に比べて微小な電流(数十mA〜数百mA) であり、また、ノーマルモードノイズに対しては発生する磁束が互いに打ち消し 合う方向であるため磁気飽和は起こりにくく、その断面積は外側コアの断面積に 比べ十分に小さくできる。
【0017】 なお、外側コアを2個のU字形、中足コア5を1本のI字形コアを用いて図1 と同様な磁気回路を形成してもインダクタンスの面では同様な効果が得られる。 しかし、本実施例に示したように、外側コア4および中足コア5および磁気ギャ ップをケイ素鋼、アモルファス磁性材を打ち抜き・積層、あるいはフェライトの 粉体プレス・焼結等により一体構造としたコアで形成する方がさらに安価であり 組み立て上の効果も大きい。
【0018】 図3は本考案の第2の実施例を示す斜視図である。外側磁路は2個のU字形の 外側コア4´、1個のI字形の中足コア5´の一部、および磁気ギャップ3で構 成される。また巻線方法は実施例1と同様である。本実施例の磁束の状況および ノーマルモードインダクタンス、コモンモードインダクタンスは第1の実施例と 同様であるので説明を省略する。第2の実施例の特徴は中足コア5´を外側コア 4´と完全に分離し、中足コア5´として、外側コア4´と異なる磁気特性のコ アを使用出来ることである。前述のように、高調波の抑制およびコモンモードノ イズの抑制のためには大きなノーマルモードインダクタンス、大きなコモンモー ドインダクタンスが必要であるのに対し、外側磁路には磁気飽和を防止するため の磁気ギャップを設けてあるため実効的透磁率が低下しており、必要なインダク タンスを得るために多くの巻線を行う必要がある。このため、巻線のための大き な所謂窓面積が必要となり、必然的に大きなチョークコイルとなる。従って、出 来るだけ小さなチョークコイルにするためには、如何にして巻線の窓面積を効果 的に確保するかが重要になる。
【0019】 本第2の実施例はさらにこの問題も解決するものである。即ち、中足コア5´ の透磁率を外側コアの透磁率よりも大きくすることにより、第1の実施例の説明 で述べたように、中足コア5´の断面積をさらに小さく出来、外側磁路を同寸法 にした場合、U字形コアの脚部の長さを長くすることが可能となり、その分、広 い巻線窓面積を確保出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上述べてきたように本考案によれば、1個の部品でありながらコモンモード ノイズ、ノーマルモードノイズおよび高調波をも効果的に抑制出来る大きなコモ ンおよびノーマルモードインダクタンスを兼ね備えた、小型で、実装スペースも 小さく且つ安価なノイズ防止チョークコイルを提供出来、より効果的な高調波お よびノイズ抑制機能を持った小型、低価格な電子機器の実現に対し大きな貢献を するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるノイズ防止用チョークコイルの第
1の実施例の構成を示す概要図。
【図2】図1に示す第1の実施例の磁束の状態を示す電
気的等価回路図。
【図3】本考案によるノイズ防止用チョークコイルの第
2の実施例の構成を示す斜視図。
【図4】従来のチョークコイルによる電子機器への電源
入力回路の例を示す図。
【図5】図4に示されたチョークコイルの具体的な結線
状態を示す図。
【符号の説明】
1 従来のコモンモードチョークコイル 2 従来のノーマルモードチョークコイルまたは高調
波抑制リアクトル 13 従来のコモンモードチョークコイル用コア 21 従来の高調波抑制リアクタンス(ノーマルモー
ドチョークコイル用コア) 3 磁気ギャップ 4 外側磁路(外側コア) 5 短絡磁路(中足コア) 6、7、8、9、11、12、22 巻線 61、71、81、91 巻線入力端末 62、72、82、92 巻線出力端末 IN ノーマルモード電流 Ic コモンモード電流

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを有した外側磁路(外側コ
    ア)および該外側磁路を短絡する短絡磁路(中足コア)
    からなる磁気回路で、前記外側磁路(外側コア)に巻回
    される同一巻数の2つの巻線および前記短絡磁路(中足
    コア)に巻回される同一巻数の2つの巻線を有し、前記
    外側磁路と前記短絡磁路の各々の1巻線同士が相互に接
    続されることにより、2本の電源線と負荷の各々のライ
    ンに接続される2組の巻線を構成した2ライン用のチョ
    ークコイルであり、各組の巻線および接続は各組の巻線
    により中足コアに発生する磁束の方向がノーマルモード
    時には打ち消しあい、コモンモード時には相加わるよう
    に施され、前記外側コア部でノーマルモードインダクタ
    を、前記中足コア部と前記外側コア部でコモンモードイ
    ンダクタを形成したことを特徴とするコモンモード、ノ
    ーマルモードインダクタ兼用のノイズ防止チョークコイ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記外側磁路を磁気ギャップ、前記中足
    コアの一部、前記外側コアから構成したこことを特徴と
    する請求項1記載のコモンモード、ノーマルモードイン
    ダクタ兼用のノイズ防止チョークコイル。
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