JPH0541038U - プツシユスイツチ - Google Patents
プツシユスイツチInfo
- Publication number
- JPH0541038U JPH0541038U JP089319U JP8931991U JPH0541038U JP H0541038 U JPH0541038 U JP H0541038U JP 089319 U JP089319 U JP 089319U JP 8931991 U JP8931991 U JP 8931991U JP H0541038 U JPH0541038 U JP H0541038U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- movable
- push switch
- contacts
- cursor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プッシュスイッチによるカーソルの移動等の
操作性を向上する。 【構成】 プッシュスイッチ10の可動接点15,1
6,17を複数設けると共に、該可動接点15,16,
17の接触面15a,16a,17aを段設し、更に、
該接触面15a,16a,17aに対応する固定接点1
8,19,20,21,22,23を設ける。そして、
該接触面15a,16a,17aを対応する固定接点1
8,19と20,21及び22,23に順次接触、離間
できるように構成する。
操作性を向上する。 【構成】 プッシュスイッチ10の可動接点15,1
6,17を複数設けると共に、該可動接点15,16,
17の接触面15a,16a,17aを段設し、更に、
該接触面15a,16a,17aに対応する固定接点1
8,19,20,21,22,23を設ける。そして、
該接触面15a,16a,17aを対応する固定接点1
8,19と20,21及び22,23に順次接触、離間
できるように構成する。
Description
【0001】
この考案はプッシュスイッチに関するものであり、特にコンピュータやワード プロセッサのカーソル等の操作性を向上するプッシュスイッチに関するものであ る。
【0002】
従来此種プッシュスイッチを図8に従って説明する。図において1はコンピュ ータやワードプロセッサのキーボードに装着されるプッシュスイッチであり、該 プッシュスイッチ1にてカーソルの移動をできるように形成してある。 また2はフレーム、3は摺動体、4は基板、5はクリックラバーである。該ク リックラバー5の上部内側面には可動接点6が設けられ、前記基板4の上面には 固定接点7,8が形成されている。
【0003】 而して、該プッシュスイッチ1の摺動体3を下方へ押圧すれば、可動接点6が 下降して固定接点7,8に接触する。従って、固定接点7と8とが可動接点6を 介して導通され、カーソルの移動制御が可能となる。
【0004】
上述した従来のプッシュスイッチ1は、固定接点7,8を可動接点6にて導通 させてカーソルを移動するように構成しているが、該カーソルの移動速度を変化 させることはできない。従って、操作者は通常目的の位置よりも手前でカーソル を停止させ、1ステップづつ移動して目的の位置へ該カーソルを移動している。 従って、該カーソルの移動操作が極めて煩雑であった。
【0005】 そこで、カーソル等の操作性を向上するために解決すべき技術的課題が生じて くるのであり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
この考案は上記目的を達成するために提案せられたものであり、摺動体を押圧 して可動接点を移動し、該可動接点の接触面を複数の固定接点に接触できるよう にしたプッシュスイッチにおいて、該可動接点を複数個設けると共に該可動接点 の接触面を段設し、更に夫々の可動接点に対応する固定接点を設け、該固定接点 に可動接点の段設した接触面を順次接触離間するように構成したことを特徴とす るプッシュスイッチを提供するものである。
【0007】
この考案は可動接点を複数設け、分割した可動接点の接触面を段設してある。 更に、夫々の可動接点に対応する固定接点を設けてある。 而して、摺動体を押圧すれば、先ず、可動接点の最下段の接触面が対応する固 定接点に接触し、更に押圧すれば順次各接触面が対応する固定接点に接触する。
【0008】 従って、該プッシュスイッチにより段階的な制御が可動となり、例えばカーソ ルの移動に際しては移動速度を変更させることが可能となる。即ち、先ずカーソ ルを目的の位置へ向って高速で移動させ、該カーソルが目的の位置へ近づいたと きに、やや摺動体の押圧を解除してカーソルの移動を低速にさせる。そして、目 的の位置に達したときに摺動体の押圧を完全に解除することによりカーソルを目 的の位置へ容易に移動することができる。
【0009】
以下、この考案の一実施例を図1乃至図3に従って詳述する。図において10 はプッシュスイッチであり、該プッシュスイッチ10はコンピュータのディスプ レイ上のカーソルを移動するために装着されている。該プッシュスイッチ10を 1回打鍵すればカーソルは1ステップ移動し、また押圧しつづければスクロール するように構成してある。
【0010】 図1に示すように、フレーム11に摺動体12が保持され、且つ、上下に摺動 できるように形成してある。更に、フレーム11の下方には基板13が配設され 、該基板13と前記摺動体12との間にはクリックラバー14を装着してある。 該クリックラバー14の上部内側面には図1及び図2に示すように、可動接点1 5,16,17が止着してある。該可動接点15,16,17は導電体の弾性材 にて形成され、且つ、接触面15a,16a,17aが段設されている。中央の 接触面16aは両側の接触面15a,17aに比して上方に段設してある。
【0011】 該可動接点15,16,17は相互に絶縁されている。一方、前記基板13の 上面には図1及び図3に示すように、可動接点15,16,17に対応する位置 に固定接点18,19,20,21,22,23を形成してある。該固定接点1 8,19,20,21,22,23は基板13の配線パターン(図示せず)に接 続されている。固定接点18,19は可動接点17に、固定接点20,21は可 動接点16に、固定接点22,23は可動接点17に対応して設けられている。
【0012】 而して、図1及び図4に示すように、摺動体12を押圧すれば、先ず可動接点 15,17の接触面15a,17aが固定接点18,19及び22,23に接触 する。従って、固定接点18,19,22,23が導通される。このときはディ スプレイ(図示せず)のカーソルが低速で移動する。更に摺動体12を押圧すれ ば、図5に示すように前記可動接点16の接触面16aと固定接点20,21と が接触する。このときはカーソルは高速で移動する。
【0013】 従って、操作者はカーソルを移動する際には先ず、摺動体12を強く押圧して 高速でカーソルを移動させ、該カーソルが目的位置に接近したら、該押圧をやや 解除してカーソルの移動を低速にする。そして、目的位置に達したときに該押圧 を完全に解除することにより、カーソルの移動操作を容易になすことができる。 図6及び図7は他の実施例を示し、図1に示したクリックラバー14の内側面 に円形の可動接点24を設け、該可動接点24の外周に可動接点25を形成して ある。そして、前記基板13の可動接点25左右に対応する位置に固定接点26 ,27が形成され、中央の可動接点24前後に対応する位置に固定接点28,2 9を設けている。
【0014】 尚、この考案はカーソルの移動のみではなく、種々の制御に利用することがで きる。又、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこと ができ、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
この考案は上記一実施例に詳述したように、プッシュスイッチの可動接点を複 数設けると共に、該可動接点の接触面を段設している。更に、該可動接点に対応 する固定接点を設けて可動接点の接触面を固定接点に順次接触、離間できるよう に構成してある。
【0016】 従って、プッシュスイッチの摺動体に対する押圧を調整することにより段階的 な制御が可能となる。即ち、例えば該プッシュスイッチをカーソルの移動に用い れば、該カーソルの移動速度を低速、高速に変化させて操作性を著しく向上する ことができる。又、該プッシュスイッチは段階的な制御が可能になったことから 種々の複雑な回路に適応することができる等、実用的価値のある考案である。
【図1】プッシュスイッチの断面図。
【図2】可動接点の内側面図。
【図3】固定接点部位の平面図。
【図4】可動接点の下段の接触面が固定接点に接触した
状態を示す要部の拡大断面図。
状態を示す要部の拡大断面図。
【図5】摺動体を強く押圧して可動接点の上段の接触面
まで固定接点に接触させた状態を示す要部の拡大断面
図。
まで固定接点に接触させた状態を示す要部の拡大断面
図。
【図6】他の実施例を示す可動接点の内側面図。
【図7】他の実施例を示す固定接点部位の平面図。
【図8】従来型のプッシュスイッチの断面図。
10 プッシュスイッチ 12 摺動体 15,16,17 可動接点 15a,16a,17a 接触面 18,19,20,21,22,23 固定接点 24,25 可動接点 26,27,28,29 固定接点
Claims (1)
- 【請求項1】 摺動体を押圧して可動接点を移動し、該
可動接点の接触面を複数の固定接点に接触できるように
したプッシュスイッチにおいて、該可動接点を複数個設
けると共に該可動接点の接触面を段設し、更に夫々の可
動接点に対応する固定接点を設け、該固定接点に可動接
点の段設した接触面を順次接触離間するように構成した
ことを特徴とするプッシュスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP089319U JPH0541038U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | プツシユスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP089319U JPH0541038U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | プツシユスイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541038U true JPH0541038U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13967350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP089319U Pending JPH0541038U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | プツシユスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541038U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044923A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-11 | 日本電気株式会社 | 押しボタンスイツチ |
JPS62249316A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-30 | キヤノン株式会社 | 2段切換スイツチ |
JPS6333529B2 (ja) * | 1982-02-18 | 1988-07-06 | Tomoegumi Iron Works |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP089319U patent/JPH0541038U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6333529B2 (ja) * | 1982-02-18 | 1988-07-06 | Tomoegumi Iron Works | |
JPS6044923A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-11 | 日本電気株式会社 | 押しボタンスイツチ |
JPS62249316A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-30 | キヤノン株式会社 | 2段切換スイツチ |
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