JPH0540904Y2 - - Google Patents

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JPH0540904Y2
JPH0540904Y2 JP1987048459U JP4845987U JPH0540904Y2 JP H0540904 Y2 JPH0540904 Y2 JP H0540904Y2 JP 1987048459 U JP1987048459 U JP 1987048459U JP 4845987 U JP4845987 U JP 4845987U JP H0540904 Y2 JPH0540904 Y2 JP H0540904Y2
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jig
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cart
assembly pallet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は治具台車移動装置に関し、より詳しく
は治具台車を組み立てラインに同期して移動させ
る治具台車移動装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、ワーク搬送ライン上のワークに対する作
業、例えばパーツ組付け等の所要作業を作業者を
使用しないで、作業用ロボツトにより自動的に行
わせる方法(特公開60−34254号公報)が開発さ
れている。
この方法では、ワーク搬送ラインと平行に作業
用ロボツト搭載移動台車の移動ラインを設け、前
記ワーク搬送ラインを移動するワークに対して同
期移動させて、前記ワーク搬送ライン上にあるワ
ークへ対するパーツ組付け作業を、前記ワークを
停止させずに作業ロボツトによつて行わせてい
る。
しかしながら、従来の製品を生産する連続生産
ラインにおいては依然として作業者を必要としな
ければならない作業がある。
すなわち、連続生産ラインにおいては、生産す
る機械が常に一定の速度(微速)で動いており、
その作業者は、前記生産する機械とともに移動し
ながら調整などの作業を行い、その際、比較的小
さい治工具で且つ短時間しか使用しないものの場
合、別のワゴンなどに治具を置き、必要に応じて
この治具をワゴンから取り出して使用するなどに
より作業が行われていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、光学系移動型機種などの調整作業の場
合においては、作業者がTVモニター上の画面を
見ながらピントなどの調整が必要であるため、そ
のTVモニターを置く台車、すなわち治具台車
を、組み立てラインと同期して移動させなければ
調整作業は困難である、という課題があつた。
本考案はこのような、連続生産ラインにおける
治具台車の、組み立てラインとの同期にかかる課
題を解決することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は次のような
治具台車同期移動装置を提供する。すなわち本考
案は、生産機械を載置し且つ組み立てラインにし
たがつて移動する組み立て用パレツトと、前記生
産機械を調整する治具を載置すると共に前方向に
対しては駆動方向に順応性があるキヤスターを有
する治具台車と、一端をこの治具台車に回動可能
に装着し、他端を前記組み立て用パレツトに一時
装着させることにより前記治具台車を駆動し前記
組み立て用パレツトに同期して移動せさる駆動用
アームとからなる治具台車同期移動装置であつ
て、前記駆動用アームの他端には組み立て用パレ
ツトの凸状部に係合可能な係合孔と前記組み立て
用パレツトの側部に当接してこの駆動用アームの
偶力を阻止するための側部当接部とを設けたこと
を特徴とする、治具台車同期移動装置である。
〔作用〕
上記構成において組み立て用パレツトは、生産
機械を載置したまま生産機械とともに組み立てラ
インに従つて移動する。
また、治具台車は治具を載置して移動可能であ
る。
さらに、駆動用アームは、その一端を治具台車
に回動可能に装着されており、且つその他端は、
係合孔を前記組み立て用パレツトに装着させると
ともに、同他端の側部当接部を組み立て用パレツ
トの側部に当接させることによつて、組み立て用
パレツトの移動に伴う駆動用アームの偶力を阻止
するかたちで、駆動用アームは前記他端を前記組
み立て用パレツトに装着状態とされるので、その
駆動用アームの一端に装着された治具台車は組み
立て用パレツトに同期して移動することとなる。
〔実施例〕
本考案の実施例について、以下図面にしたがつ
て本考案の構成が実際上どのように具体化される
かをその作用とともに説明する。
第1は本考案の一実施例の概要説明図で、図中
1は、連続生産ラインにおける連続的に移動する
組み立て用ラインを示し、ベルトなどにより構成
されている。
この組み立てライン1には組み立て用パレツト
2が載置され、さらにこの組み立て用パレツト2
の上には、組み立て調整される製作機械3が載置
され、これらは組み立てライン1によつて微速度
で矢印Aの方向へ連続的に移動する。
一方、図の左側には、治具4を載置する治具台
車5があり、この治具台車5には、四隅に支柱5
aがあり、その下部にはキヤスター5bがそれぞ
れ取り付けられて移動可能になつている。
このキヤスター5bは、四隅のうち前部の2個
が方向変換可能な自由キヤスターで、後部の2個
のキヤスター(図示せず)は方向変換ができない
固定キヤスターとなつている。
そのため、この治具台車5は、前方向に対して
は駆動方向に順応性がある。
また、前記支柱5aのうち、前部で且つ組み立
てライン側の支柱5aには、駆動用アーム6がそ
の一端の台車装着部7によつて回動可能に装着さ
れている。
さらに、この駆動用アーム6の他端にはパレツ
ト装着部8があり、後述するように、前記組み立
て用パレツト2に手動で容易に一時的に装着でき
るので、治具台車5は駆動用アーム6を介して組
み立て用パレツト2に簡単に連結され、したがつ
て治具台車5は、組み立て用パレツト2の矢印A
に示す進行方向と平行に、矢印aのように移動進
行し、同期移動が可能となる。
ここで、一時的に装着としたのは、同時移動を
必要とする間だけ装着状態にするという意味であ
り、装着が容易で、かつ調整作業が終わつて同期
移動の必要がなくなれば、容易に装着が解除でき
る、という意味である。
次に、図の手前にある9はアーム解除装置で、
上向きのテーパを有するリフトテーパ9aと横向
きのテーパを有するサイドテーパ9bとを備え、
そのうち、上向きのリフトテーパ9aは、進行し
てくる駆動用アーム6を上方向にスライドさせ、
次に横向きのサイドテーパ9bは、この上方向に
スライドさせられた駆動用アーム6を今度は組み
立てライン1の外側にスライドさせて、駆動用ア
ーム6を組み立て用パレツト2から自動的に完全
に切り離すことによつて、前記一時的装着状態を
解除するようになつている。
第2図は、同実施例の要部説明図で、平面図で
現している。図の鎖線で示す2は組み立て用パレ
ツトで、その前側部付近の上面には凸状部2aが
上向きに設けられている。
また、もうひとつの鎖線で示す5は治具台車
で、その支柱5aには駆動用アーム6の一端の台
車装置部7が回動可能に取り付けられている。
さらに、駆動用アーム6の他端には蝶番6aに
よつて上方に折り曲げ可能なパレツト装着部8が
取り付けられている。
このパレツト装着部8には、前記組み立て用パ
レツト2の凸状部2aに係合装着可能な係合孔8
aと、前記組み立て用パレツト2の側部2bに横
方向から当接可能な側部当接部8bとがある。
この駆動用アーム6の他端のパレツト装着部8
を前記組み立て用パレツト2に装着するには、組
み立て用パレツト2の凸状部2aに前記係合孔8
aが係合装着できるように、駆動用アーム6のパ
レツト装着部8を、作業者が手で持つて上方から
下ろせばよい。
そうすると、同装着部8の係合孔8a前記組み
立て用パレツト2の凸状部2aに係合するととも
に、駆動用アーム6の他端の側部当接部8aが組
み立て用パレツト2の側部2bに当接して、駆動
用アーム6の他端のパレツト装着部8は組み立て
用パレツト2に容易に装着される。
この、凸状部2aと側部2bを利用した装置
は、組み立てパレツト2の移動に伴い、凸状部2
aと係合孔8aを軸として駆動用アーム6に発生
する偶力を、側部2bと側部当接部8aとで阻止
して、前記治具台車5の移動に必要な直進方向の
力のみを取り出すこととなる。
治具台車5は駆動用アーム6を介して、この直
進方向のみの駆動力を受け、前記自由キヤスタの
順応性によりこの直進方向、いいかえれば、組み
立て用パレツト2の同方向に移動進行することが
できる。
この装着状態において、治具台車5は、組み立
てライン1における組み立て用パレツト2の移動
方向の斜め前方に位置するように駆動用アーム6
が構成されており、また、作業者Mは図のように
組み立て用パレツト2の横で、かつ治具台車5の
後部付近の、作業しやすいところに位置し、微速
度で同期移動する組み立て用パレツト2および治
具台車5とともに移動しながら調整作業をすすめ
るようになつている。
以上のような構成において、作業者Mは、治具
台車5を微速で移動する組み立て用パレツト2に
手動で同期移動させ、作業者も同時に移動しなが
ら前記TVモニターなどにより製作機械の調整作
業を行う。
この治具台車5が、前述のように組み立て用パ
レツト2と同期移動しながら組み立てライン1の
終端付近まで来ると、アーム解除装置9によつて
駆動用アーム6は、前記一時装着の状態を自動的
に解除され、治具台車5は組み立てライン1の組
み立て用パレツト2との同期移動から開放される
こととなる。
なお、この治具台車5は組み立て用パレツト2
から開放された後、作業者Mによつて手動で所要
の位置に移動される。
〔考案の効果〕
以上本考案によれば、駆動用アームはその一端
を治具台車に装着し、その他端には、組み立て用
パレツトの凸状部に係合可能な係合孔と組み立て
用パレツトの側部に当接してこの駆動用アームの
偶力を阻止するための側部当接部とを設けたの
で、治具台車に対して移動に必要な前進方向のみ
の力を駆動力として伝えることができる。
また前記係合と当接により、前記駆動用アーム
を前記組立用パレツトに容易に装着することがで
きる。
さらに、生産機械を載置し且つ組み立てライン
にしたがつて移動する組み立て用パレツトと、前
記生産機械を調整するための治具を載置して移動
できる治具台車と、この治具台車を駆動し前記組
み立て用パレツトに同期して移動させる駆動用ア
ームとを備えたので、生産機械と同期移動する治
具台車上にモニター用TVを置くことができ、作
業者はこのTVモニター画面をみながら高度の調
整をすることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概要説明図、第2
図は同実施例の概要説明図である。 1……組み立てライン、2……組み立て用パレ
ツト、5……治具台車、6……駆動用アーム、8
a……係合部、8b……側部当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 生産機械を載置し且つ組み立てラインにしたが
    つて移動する組み立て用パレツトと、前記生産機
    械を調整する治具を載置すると共に前方向に対し
    ては駆動方向に順応性があるキヤスターを有する
    治具台車と、一端をこの治具台車に回動可能に装
    着し、他端を前記組み立て用パレツトに一時的に
    装着させることにより前記治具台車を駆動し前記
    組み立て用パレツトに同期して移動させる駆動用
    アームとからなる治具台車同期移動装置であつ
    て、前記駆動用アームの他端には組み立て用パレ
    ツトの凸状部に係合可能な係合孔と前記組み立て
    用パレツトの側部に当接してこの駆動用アームの
    偶力を阻止するための側部当接部とを設けたこと
    を特徴とする、治具台車同期移動装置。
JP1987048459U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0540904Y2 (ja)

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JP1987048459U JPH0540904Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP1987048459U JPH0540904Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63154127U JPS63154127U (ja) 1988-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100537132C (zh) * 2004-12-24 2009-09-09 爱信艾达株式会社 单元生产方法以及单元生产设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034254A (ja) * 1983-08-01 1985-02-21 Daifuku Co Ltd ロボット利用の作業方法

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