JPH0540714Y2 - - Google Patents
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- JPH0540714Y2 JPH0540714Y2 JP10513787U JP10513787U JPH0540714Y2 JP H0540714 Y2 JPH0540714 Y2 JP H0540714Y2 JP 10513787 U JP10513787 U JP 10513787U JP 10513787 U JP10513787 U JP 10513787U JP H0540714 Y2 JPH0540714 Y2 JP H0540714Y2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
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Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、多石式のスイツチング電源に関し、
パルストランスの接続される主電極の電位が非安
定電位となるスイツチング素子を含む場合、これ
を駆動するパルストランスの巻線に、コモンモー
ド、チヨークコイルを挿入接続することにより、
コモンモードノイズを阻止できるようにしたもの
である。
パルストランスの接続される主電極の電位が非安
定電位となるスイツチング素子を含む場合、これ
を駆動するパルストランスの巻線に、コモンモー
ド、チヨークコイルを挿入接続することにより、
コモンモードノイズを阻止できるようにしたもの
である。
<従来の技術>
多石式のスイツチング電源としては、2個のス
イツチング素子が同時にオン、オフとなる2石フ
オワードコンバータ式スイツチング電源、4個の
スイツチング素子を用いたフルブリツジ式スイツ
チング電源、2個のスイツチング素子を用いたハ
ーフブリツジ式スイツチング電源及びプツシユプ
ル式スイツチング電源等が知られている。第9図
は2石フオワードコンバータ式のスイツチング電
源を示す回路図で、1は直流電源、2は電力変換
用トランス、3,4はスイツチング素子、5はパ
ルストランス、6は信号源、7は直流変換回路、
8,9はクランプ用のダイオードである。
イツチング素子が同時にオン、オフとなる2石フ
オワードコンバータ式スイツチング電源、4個の
スイツチング素子を用いたフルブリツジ式スイツ
チング電源、2個のスイツチング素子を用いたハ
ーフブリツジ式スイツチング電源及びプツシユプ
ル式スイツチング電源等が知られている。第9図
は2石フオワードコンバータ式のスイツチング電
源を示す回路図で、1は直流電源、2は電力変換
用トランス、3,4はスイツチング素子、5はパ
ルストランス、6は信号源、7は直流変換回路、
8,9はクランプ用のダイオードである。
スイツチング素子3,4はバイボーラトランジ
スタまたは電界効果トランジスタ等でなり、主電
極(C3,E3)、(C4,E4)の回路が電力変換用ト
ランス2の入力巻線21に対して直列となるよう
に、入力巻線21の両端と直流電源1との間に接
続されている。
スタまたは電界効果トランジスタ等でなり、主電
極(C3,E3)、(C4,E4)の回路が電力変換用ト
ランス2の入力巻線21に対して直列となるよう
に、入力巻線21の両端と直流電源1との間に接
続されている。
パルストランス5は信号源から巻線51に供給
されるパルス信号を巻線52,53に取り出す。
巻線52の両端はスイツチング素子3の制御電源
B3及び主電極E3に接続してあり、また、出力5
3の両端はスイツチング素子4の制御電極B4及
び主電極E4に接続してある。スイツチング素子
3,4はパルストランス5から出力巻線52,5
3を通して個別的に供給されるパルス信号によつ
て、同時にオンとなり、同時にオフとなるスイツ
チング動作を行なう。上述のスイツチング素子
3,4のスイツチング動作により、直流電源1か
ら供給される直流入力電圧Viがスイツチングさ
れ、そのスイツチング出力が電力変換用トランス
2の入力巻線21から出力巻線22に取り出さ
れ、直流交換回路7によつて直流に変換され、出
力端子10,11間に直流出力電圧Voが得られ
る。直流変換回路7は整流ダイオード71,7
2,チヨークコイル73及びコンデンサ74を備
えて構成されている。
されるパルス信号を巻線52,53に取り出す。
巻線52の両端はスイツチング素子3の制御電源
B3及び主電極E3に接続してあり、また、出力5
3の両端はスイツチング素子4の制御電極B4及
び主電極E4に接続してある。スイツチング素子
3,4はパルストランス5から出力巻線52,5
3を通して個別的に供給されるパルス信号によつ
て、同時にオンとなり、同時にオフとなるスイツ
チング動作を行なう。上述のスイツチング素子
3,4のスイツチング動作により、直流電源1か
ら供給される直流入力電圧Viがスイツチングさ
れ、そのスイツチング出力が電力変換用トランス
2の入力巻線21から出力巻線22に取り出さ
れ、直流交換回路7によつて直流に変換され、出
力端子10,11間に直流出力電圧Voが得られ
る。直流変換回路7は整流ダイオード71,7
2,チヨークコイル73及びコンデンサ74を備
えて構成されている。
<考案が解決しようとする問題点>
ところが、この種の多石式スイツチング電源で
は、複数個備えられるスイツチング素子のうち、
電力変換用トランス2に接続された主電極の電位
が非安定電位となる。
は、複数個備えられるスイツチング素子のうち、
電力変換用トランス2に接続された主電極の電位
が非安定電位となる。
第10図aはスイツチング素子4の主電極C4
の電圧波形、第10図bはスイツチング素子3の
主電極E3の電圧波形図である。スイツチング素
子3,4が第10図a,bに示すような周期でオ
ン、オフ動作をした場合、スイツチング素子3,
4の主電極C3,E4は直流電源1の正または負極
側に接続されていて安定であるが、スイツチング
素子3,4の主電極E3,C4の電位は、第10図
a,bに示すように、オフ時にはダイオード8ま
たは9のクランプ電圧によつて定まる電圧まで低
下または上昇し、オン時には電源電圧Viと略等
しい値まで上昇または低下する。つまり、スイツ
チング素子3の主電極E3,C4の電位は、電源電
圧Viとダイオード8,9によつて定まるクラン
プ電圧(約0.6V)との間で揺れる非安定電位と
なる。
の電圧波形、第10図bはスイツチング素子3の
主電極E3の電圧波形図である。スイツチング素
子3,4が第10図a,bに示すような周期でオ
ン、オフ動作をした場合、スイツチング素子3,
4の主電極C3,E4は直流電源1の正または負極
側に接続されていて安定であるが、スイツチング
素子3,4の主電極E3,C4の電位は、第10図
a,bに示すように、オフ時にはダイオード8ま
たは9のクランプ電圧によつて定まる電圧まで低
下または上昇し、オン時には電源電圧Viと略等
しい値まで上昇または低下する。つまり、スイツ
チング素子3の主電極E3,C4の電位は、電源電
圧Viとダイオード8,9によつて定まるクラン
プ電圧(約0.6V)との間で揺れる非安定電位と
なる。
非安定電位となる主電極E3,C4のうち、スイ
ツチング素子3の主電極E3にはパルストランス
5の巻線が接続されており、この電位が上述のよ
うに揺れると、電力変換用トランス2やパルスト
ランス5の巻線間容量、これらトランス2,5と
その周囲にある金属との間に容量等、不確定要素
に起因して、例えば点線矢印イのようなループ
で、コモンモードノイズ電流が流れる。このた
め、入出力コモンモード.ノイズが大きくなると
いう問題点があつた。
ツチング素子3の主電極E3にはパルストランス
5の巻線が接続されており、この電位が上述のよ
うに揺れると、電力変換用トランス2やパルスト
ランス5の巻線間容量、これらトランス2,5と
その周囲にある金属との間に容量等、不確定要素
に起因して、例えば点線矢印イのようなループ
で、コモンモードノイズ電流が流れる。このた
め、入出力コモンモード.ノイズが大きくなると
いう問題点があつた。
<問題点を解決するための手段>
上述する従来の問題点を解決するため、本考案
は、電力変換用トランスと、主電極回路が前記電
力変換用トランスの入力巻線に直列に入り前記入
力巻線を通して供給される直流入力をスイツチン
グする複数個のスイツチング素子と、前記スイツ
チング素子の制御電極と一方の主電極との間に接
続されたパルストランスとを備え、前記電力変換
用トランスの出力巻線に取出されたスイツチング
出力を直流に変換して出力するスイツチング電源
において、前記パルストランスに接続されている
前記一方の主電極が非安定電位となるスイツチン
グ素子を含み、このスイツチング素子を駆動する
前記パルストランスの巻線に、コモンモード.チ
ヨークコイルを挿入接続したことを特徴とする。
は、電力変換用トランスと、主電極回路が前記電
力変換用トランスの入力巻線に直列に入り前記入
力巻線を通して供給される直流入力をスイツチン
グする複数個のスイツチング素子と、前記スイツ
チング素子の制御電極と一方の主電極との間に接
続されたパルストランスとを備え、前記電力変換
用トランスの出力巻線に取出されたスイツチング
出力を直流に変換して出力するスイツチング電源
において、前記パルストランスに接続されている
前記一方の主電極が非安定電位となるスイツチン
グ素子を含み、このスイツチング素子を駆動する
前記パルストランスの巻線に、コモンモード.チ
ヨークコイルを挿入接続したことを特徴とする。
<作用>
パルストランスに接続されている主電極の一方
が非安定電位となるスイツチング素子を含む場
合、電力変換用トランスやパルストランスの巻線
間容量、周囲にある金属との間の容量等、不確定
要素に起因して、コモンモードノイズ電流が流れ
ようとする。本考案においては、このスイツチン
グ素子に接続されるパルストランスの巻線に、コ
モンモード.チヨークコイルを挿入接続してある
ので、コモンモードノイズ電流がコモンモード.
チヨークコイルによつて阻止され、流れることが
できない。このため、コモンモードノイズが低減
される。
が非安定電位となるスイツチング素子を含む場
合、電力変換用トランスやパルストランスの巻線
間容量、周囲にある金属との間の容量等、不確定
要素に起因して、コモンモードノイズ電流が流れ
ようとする。本考案においては、このスイツチン
グ素子に接続されるパルストランスの巻線に、コ
モンモード.チヨークコイルを挿入接続してある
ので、コモンモードノイズ電流がコモンモード.
チヨークコイルによつて阻止され、流れることが
できない。このため、コモンモードノイズが低減
される。
<実施例>
第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路図である。図において、第8図と同一の参照
符号は同一性のある構成部分を示している。12
はコモンモード.チヨークコイルである。コモン
モード.チヨークコイル12は2つの巻線12
1,122を有し、これらの巻線121,122
の巻方向を、同一方向に流れる電流による起電力
が互いに打消すように定めてある。そして、巻線
121をパルストランス5の出力巻線52の一端
とスイツチング素子3の制御電極B3との間に直
列に挿入接続すると共に、巻線122をパルスト
ランス5の出力巻線52の他端とスイツチング素
子3の主電極E3との間に挿入接続してある。
回路図である。図において、第8図と同一の参照
符号は同一性のある構成部分を示している。12
はコモンモード.チヨークコイルである。コモン
モード.チヨークコイル12は2つの巻線12
1,122を有し、これらの巻線121,122
の巻方向を、同一方向に流れる電流による起電力
が互いに打消すように定めてある。そして、巻線
121をパルストランス5の出力巻線52の一端
とスイツチング素子3の制御電極B3との間に直
列に挿入接続すると共に、巻線122をパルスト
ランス5の出力巻線52の他端とスイツチング素
子3の主電極E3との間に挿入接続してある。
電力変換用トランス2の入力巻線21及びパル
ストランス5の出力巻線52に接続したスイツチ
ング素子3の主電極E3は、第10図bで示した
ように、直流入力電圧Viとダイオード8による
クランプ電圧との間で揺れる非安定電位となり、
コモンモードノイズ電流が流れようとする。とこ
ろが、パルストランス5の巻線52からスイツチ
ング素子3の制御電極B3及び主電極E3とに至る
回路ループに、コモンモード.チヨークコイル1
2を挿入接続してあるので、コモンモード.チヨ
ークコイル12の巻線121,122を同一方向
に流れようとするコモンモードノイズ電流による
起電力eCM1,eCM2が、コモンモード.チヨークコ
イル12の巻線121,122で互いに打消し合
う方向に発生するため、コモンモードノイズ電流
が阻止され、流れることができない。このため、
コモンモードノイズが低減される。コモンモー
ド.チヨークコイル12は、第1図の点線で示す
ように、パルストランス5の入力巻線51に挿入
接続してもよい。
ストランス5の出力巻線52に接続したスイツチ
ング素子3の主電極E3は、第10図bで示した
ように、直流入力電圧Viとダイオード8による
クランプ電圧との間で揺れる非安定電位となり、
コモンモードノイズ電流が流れようとする。とこ
ろが、パルストランス5の巻線52からスイツチ
ング素子3の制御電極B3及び主電極E3とに至る
回路ループに、コモンモード.チヨークコイル1
2を挿入接続してあるので、コモンモード.チヨ
ークコイル12の巻線121,122を同一方向
に流れようとするコモンモードノイズ電流による
起電力eCM1,eCM2が、コモンモード.チヨークコ
イル12の巻線121,122で互いに打消し合
う方向に発生するため、コモンモードノイズ電流
が阻止され、流れることができない。このため、
コモンモードノイズが低減される。コモンモー
ド.チヨークコイル12は、第1図の点線で示す
ように、パルストランス5の入力巻線51に挿入
接続してもよい。
第2図〜第8図は他の実施例を示している。ま
ず、第2図はブリツジ式のスイツチング電源の回
路図である。31,32,41,42はスイツチ
ング素子であり、これらは、直流電源1及び電力
変換用トランス2の入力巻線21に関して、ブリ
ツジ回路を構成するように接続されている。スイ
ツチング動作においては、ブリツジ回路の比例辺
に位置する2つのスイツチング素子31と32の
組、スイツチング素子41と42の組が同時にオ
ン、オフ動作をする。
ず、第2図はブリツジ式のスイツチング電源の回
路図である。31,32,41,42はスイツチ
ング素子であり、これらは、直流電源1及び電力
変換用トランス2の入力巻線21に関して、ブリ
ツジ回路を構成するように接続されている。スイ
ツチング動作においては、ブリツジ回路の比例辺
に位置する2つのスイツチング素子31と32の
組、スイツチング素子41と42の組が同時にオ
ン、オフ動作をする。
第3図はスイツチング素子31,32を同時に
オン、オフさせるパルストランス回路で、5Aは
パルストランス、6Aは信号機、12Aはコモン
モード.チヨークコイルである。パルストランス
5Aは信号源6Aに接続された入力巻線51A及
び2つの出力巻線521A,522Aを備え、出
力巻線521Aからスイツチング素子31の制御
電極B31及び主電極E31にパルス信号を供給し、出
力巻線522Aからスイツチング素子32の制御
電極B32及び主電極E32にパルス信号を供給する。
これにより、スイツチング素子31,32を同時
にオン、オフさせる。スイツチング素子31,3
2のうち、スイツチング素子31の主電極E31は、
変換トランス2の入力巻線21に接続されてお
り、非安定電位となる。そこで、スイツチング素
子31にパルス信号を供給する出力巻線521A
にコモンモード.チヨークコイル12Aを挿入接
続し、コモンモードノイズ電流を阻止してある。
オン、オフさせるパルストランス回路で、5Aは
パルストランス、6Aは信号機、12Aはコモン
モード.チヨークコイルである。パルストランス
5Aは信号源6Aに接続された入力巻線51A及
び2つの出力巻線521A,522Aを備え、出
力巻線521Aからスイツチング素子31の制御
電極B31及び主電極E31にパルス信号を供給し、出
力巻線522Aからスイツチング素子32の制御
電極B32及び主電極E32にパルス信号を供給する。
これにより、スイツチング素子31,32を同時
にオン、オフさせる。スイツチング素子31,3
2のうち、スイツチング素子31の主電極E31は、
変換トランス2の入力巻線21に接続されてお
り、非安定電位となる。そこで、スイツチング素
子31にパルス信号を供給する出力巻線521A
にコモンモード.チヨークコイル12Aを挿入接
続し、コモンモードノイズ電流を阻止してある。
第4図はスイツチング素子41,42を同時に
オン、オフさせるパルストランス回路で、5Bは
パルストランス、6Bは信号源、12Bはコモン
モード.チヨークコイルである。パルストランス
5Bは入力巻線51B及び2つの出力巻線521
B,522Bを備え、出力巻線521Bからスイ
ツチング素子41の制御電極B41及び主電極E41に
パルス信号を供給し、出力巻線522Bからスイ
ツチング素子42の制御電極B42及び主電極E42に
パルス信号を供給する。スイツチング素子41の
主電極E41は、変換トランス2の入力巻線21に
接続されており、非安定電位となる。そこで、ス
イツチング素子41にパルス信号を供給する出力
巻線521Bにコモンモード.チヨークコイル1
2Bを挿入接続し、コモンモードノイズ電流を阻
止してある。
オン、オフさせるパルストランス回路で、5Bは
パルストランス、6Bは信号源、12Bはコモン
モード.チヨークコイルである。パルストランス
5Bは入力巻線51B及び2つの出力巻線521
B,522Bを備え、出力巻線521Bからスイ
ツチング素子41の制御電極B41及び主電極E41に
パルス信号を供給し、出力巻線522Bからスイ
ツチング素子42の制御電極B42及び主電極E42に
パルス信号を供給する。スイツチング素子41の
主電極E41は、変換トランス2の入力巻線21に
接続されており、非安定電位となる。そこで、ス
イツチング素子41にパルス信号を供給する出力
巻線521Bにコモンモード.チヨークコイル1
2Bを挿入接続し、コモンモードノイズ電流を阻
止してある。
第5図はハーフブリツジ式のスイツチング電源
の回路図を示し、2つのコンデンサ13,14に
対して、2つのスイツチング素子3,4をブリツ
ジ接続してある。スイツチング素子3,4は一方
がオンになつたときに他方がオフとなるように駆
動される。パルストランス54は、スイツチング
素子3の制御電極B3と、非安定電位となる主電
極E3との間に接続する。
の回路図を示し、2つのコンデンサ13,14に
対して、2つのスイツチング素子3,4をブリツ
ジ接続してある。スイツチング素子3,4は一方
がオンになつたときに他方がオフとなるように駆
動される。パルストランス54は、スイツチング
素子3の制御電極B3と、非安定電位となる主電
極E3との間に接続する。
第6図はスイツチング素子31を駆動するパル
ストランス回路図で、パルストランス5Aの出力
巻線52Aにコモンモード.チヨークコイル12
Aを挿入接続してある。第7図はスイツチング素
子4を駆動するパルストランス回路図で、パルス
トランス5Bの出力巻線52Bの両端を、スイツ
チング素子4の制御電極B4及び主電極E4にその
まま接続するようになつている。
ストランス回路図で、パルストランス5Aの出力
巻線52Aにコモンモード.チヨークコイル12
Aを挿入接続してある。第7図はスイツチング素
子4を駆動するパルストランス回路図で、パルス
トランス5Bの出力巻線52Bの両端を、スイツ
チング素子4の制御電極B4及び主電極E4にその
まま接続するようになつている。
第8図はプツシユプル式のスイツチング電源の
回路図である。プツシユプル式のスイツチング電
源の場合、スイツチング素子3,4の主電極E3,
E4が電力変換用トランス2の入力巻線211,
212の両端に接続されていて、共に、非安定電
位となり、しかも非安定電位となるそれぞれの主
電極E3,E4にパルストランス5A,5Bがそれ
ぞれ接続されている。従つて、スイツチング素子
3,4を駆動するパルストランス5A,5Bの出
力巻線52A,52Bのそれぞれに、コモンモー
ド.チヨークコイル12A,12Bを挿入接続し
て、コモンモードノイズ電流を阻止する。
回路図である。プツシユプル式のスイツチング電
源の場合、スイツチング素子3,4の主電極E3,
E4が電力変換用トランス2の入力巻線211,
212の両端に接続されていて、共に、非安定電
位となり、しかも非安定電位となるそれぞれの主
電極E3,E4にパルストランス5A,5Bがそれ
ぞれ接続されている。従つて、スイツチング素子
3,4を駆動するパルストランス5A,5Bの出
力巻線52A,52Bのそれぞれに、コモンモー
ド.チヨークコイル12A,12Bを挿入接続し
て、コモンモードノイズ電流を阻止する。
<考案の効果>
以上述べたように、本考案によれば、パルスト
ランスの接続される主電極の電位が非安定電位と
なるスイツチング素子を含む場合、これを駆動す
るパルストランスの巻線に、コモンモード.チヨ
ークコイルを挿入接続することにより、コモンモ
ードノイズ電流を阻止し、コモンモードノイズを
減少させるようにしたスイツチング電源を提供す
ることができる。
ランスの接続される主電極の電位が非安定電位と
なるスイツチング素子を含む場合、これを駆動す
るパルストランスの巻線に、コモンモード.チヨ
ークコイルを挿入接続することにより、コモンモ
ードノイズ電流を阻止し、コモンモードノイズを
減少させるようにしたスイツチング電源を提供す
ることができる。
第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路図、第2図はブリツジ式のスイツチング電源
の回路図、第3図及び第4図は第2図のスイツチ
ング電源に用いられるパルストランス回路図、第
5図はハーフブリツジ式のスイツチング電源の回
路図、第6図及び第7図は第5図のスイツチング
電源に用いられるパルストランス回路図、第8図
は本考案に係るスイツチング電源の別の実施例に
おける電気回路図、第9図は従来のスイツチング
電源の電気回路図、第10図a,bは同じく各部
の電圧波形図である。 1……直流電源、2……電力変換用トランス、
3,31,32……スイツチング素子、4,4
1,42……スイツチング素子、5,5A,5B
……パルストランス、12,12A,12B……
コモンモードチヨークコイル、B3,B4,B31,
B32,B41,B42……制御電極、E3,E4,E31,
E32,E41,E42……主電極、C3,C4,C31,C32,
C41,C42……主電極。
回路図、第2図はブリツジ式のスイツチング電源
の回路図、第3図及び第4図は第2図のスイツチ
ング電源に用いられるパルストランス回路図、第
5図はハーフブリツジ式のスイツチング電源の回
路図、第6図及び第7図は第5図のスイツチング
電源に用いられるパルストランス回路図、第8図
は本考案に係るスイツチング電源の別の実施例に
おける電気回路図、第9図は従来のスイツチング
電源の電気回路図、第10図a,bは同じく各部
の電圧波形図である。 1……直流電源、2……電力変換用トランス、
3,31,32……スイツチング素子、4,4
1,42……スイツチング素子、5,5A,5B
……パルストランス、12,12A,12B……
コモンモードチヨークコイル、B3,B4,B31,
B32,B41,B42……制御電極、E3,E4,E31,
E32,E41,E42……主電極、C3,C4,C31,C32,
C41,C42……主電極。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電力変換用トランスと、主電極回路が前記電
力変換用トランスの入力巻線に直列に入り前記
入力巻線を通して供給される直流入力をスイツ
チングする複数個のスイツチング素子と、前記
スイツチング素子の制御電極と一方の主電極と
の間に接続されたパルストランスとを備え、前
記電力変換用トランスの出力巻線に取出された
スイツチング出力を直流に変換して出力するス
イツチング電源において、前記パルストランス
に接続されている前記一方の主電極が非安定電
位となるスイツチング素子を含み、このスイツ
チング素子を駆動する前記パルストランスの巻
線に、コモンモード、チヨークコイルを挿入接
続したことを特徴とするスイツチング電源。 (2) 前記チヨークコイルは、前記パルストランス
の出力巻線に接続したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載スイツチング電
源。 (3) 前記チヨークコイルは、前記パルストランス
の入力巻線に接続したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載のスイツチング
電源。 (4) 前記複数個のスイツチング素子は前記電力変
換用トランスの前記入力巻線を介して主電極回
路を直流に接続し同時にオン、オフさせること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、
第2項または第3項に記載のスイツチング電
源。 (5) 前記複数個のスイツチング素子はブリツジ回
路を構成することを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の
スイツチング電源。 (6) 前記複数個のスイツチング素子はハーフブリ
ツジ回路を構成することを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項、第2項または第3項に
記載のスイツチング電源。 (7) 前記複数個のスイツチング素子はプツシユプ
ル回路を構成することを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項、第2項または第3項に記
載のスイツチング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513787U JPH0540714Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10513787U JPH0540714Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412489U JPS6412489U (ja) | 1989-01-23 |
JPH0540714Y2 true JPH0540714Y2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=31337480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10513787U Expired - Lifetime JPH0540714Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540714Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP10513787U patent/JPH0540714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412489U (ja) | 1989-01-23 |
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