JPS642556Y2 - - Google Patents

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JPS642556Y2
JPS642556Y2 JP13833981U JP13833981U JPS642556Y2 JP S642556 Y2 JPS642556 Y2 JP S642556Y2 JP 13833981 U JP13833981 U JP 13833981U JP 13833981 U JP13833981 U JP 13833981U JP S642556 Y2 JPS642556 Y2 JP S642556Y2
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transformer
power supply
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voltage
systems
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流電源を交流電源に変換する所謂イ
ンバータ回路の改良に関するものである。
本考案は特に、電力スイツチング素子に
MOSFETを用いたプツシユプルインバータ回路
に関するものである。
この種、プツシユプルインバータ回路としては
第1図に示す構成のものが知られている。すなわ
ち、第2図に示すタイミングパルス出力端子3及
び4に出力する制御回路1によりスイツチングの
タイミングが決定された後、該出力パルスをトラ
ンジスタ6及び7により増幅し、該出力信号によ
り、MOSFET9及び10を駆動する。
MOSFET9のドレインは端子11を介して、ま
た、MOSFET10のドレインは端子12を介し
てトランス14の一次巻線に接続されている。又
該巻線の中間タツプには直流電源端子13から一
定直流電圧(+Vc)印加されている。従つて、
第2図に示すタイミングでMOSFET9及び10
が交互にオン・オフで繰り返し、トランス14に
交番磁束を発生させる。該交番磁束による交流電
圧をトランス14の2次巻線よりフイルタ15を
介して端子16と17間から取り出すことができ
る。尚、フイルタ15は矩形波に含まれている成
分の内、必要とする基本波成分のみ取り出すため
のものである。又この部分をダイオードブリツジ
等の整流回路とし、直流電圧に変換して使用する
ことも可能である。
以上が一般的なプツシユプルインバータ回路の
動作であり、車載用バツテリまたは乾電池等の低
い直流電圧源を高電圧の交流電源に変換すると
か、或は商用交流電源の周波数を変換するといつ
た用途に使用され、非常に高い変換効率が得られ
る。しかし、実際に使用する場合、特に1次側電
圧、すなわち直流電源電圧が低い場合、変換効率
が低下するという問題がでてくる。これは第1図
に示すように、電力スイツチング素子を
MOSFETとした場合、該素子を充分駆動できる
だけのパルスの波高値が得られなくなつてくるた
めである。MOSFETは電圧制御素子であり、導
通時の抵抗値が飽和状態(通常0.5Ω〜1Ω)に達
するには、ソース・ゲート間の駆動電圧として
15V〜20V程度必要である。この値に対し、通常
の回路では第1図に示すようにMOSFETのソー
ス・ゲート間の駆動電圧の最大値は直流電源電圧
(+Vc)とほぼ等しい値となるため、直流電源電
圧が低い程、MOSFETの駆動電圧も低くなり、
導通時の抵抗値を低い値にできなくなる。従つ
て、この抵抗値による損失が変換効率の低下の原
因となる。
そこで、従来は第3図に示すようにトランス1
8及び19を用い、その1次巻線と2次巻線との
比を適当な値にすることにより、MOSFETの駆
動電圧を端子13から供給される直流電源電圧よ
りも高い値を得るようにした回路が提案されてい
る。すなわち、トランス18及び19の1次側と
2次側の巻数比を直流電源電圧とMOSFETを駆
動するに必要な電圧との比率に応じて設定してや
れば、前述のような変換効率の問題を解決できる
わけである。しかし、このように、トランスを使
用する場合型状、寸法及びコストアツプという問
題が出てくる。これは、一般にトランス等の磁性
体部品はトランジスタやダイオード等の半導体部
品に比較して型状、寸法が大きく、さらに値段が
高いという性質の部品であるという理由による。
本考案はこの点に鑑みて、トランス等の磁性体
部品を使用せず、半導体部品により、前述の変換
効率の問題点を解決するものであり、本考案につ
いて第4図と共に説明する。制御回路1により端
子3,4に出力されたタイミングパルスとトラン
ジスタ6,7でパルス増幅し、該増幅された信号
によりMOSFET9,10を交互にオン・オフさ
せることにより、トランス14に交番磁束を発生
させることは前述の第1図とまつたく同じである
が、本考案においてはパルス増幅を行うトランジ
スタ6,7の電源として、トランス14の1次巻
線に接続されたMOSFET9,10のドレイン出
力をそれぞれダイオード20,21によりピーク
整流して使用している。尚、コンデンサ22は平
滑用である。このような回路構成とすることによ
り、端子23には端子13に供給される直流電源
電圧の2倍の電圧が得られ、従つてMOSFET
9,10を駆動するパルスの波高値を+2Vcとす
ることができる。これは次のような理由による。
即ちプツシユプル・インバータ回路の場合、前記
MOSFET9,10が交互にオン・オフすること
により、トランス14とのそれぞれの接続端子1
1,12はMOSFET9,10のオフ期間に+
2Vcの電圧値になるからである。従つて、車載用
バツテリ、例えば+12Vの場合でも駆動用電源電
圧として2倍の+24Vが得られ、又乾電池を使用
する際、例えば+6Vの場合でも+12Vという値
が得られる。
このように、本考案によれば、直流電源電圧が
低い場合でも、電力スイツチング素子を駆動する
に充分な駆動電圧が得られ、又、トランス等高価
な磁性体部品を使用する必要がないため、安価で
しかも、変換効率のよいプツシユプルインバータ
回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なプツシユプルインバータ回路
を説明するための図、第2図は第1図の端子3,
4の波形図、第3図は低電圧使用時の高効率化を
計つた従来のプツシユプルインバータ回路例、第
4図は本考案のプツシユプルインバータ回路の回
路図である。 1……制御回路、6,7……パルス増幅用トラ
ンジスタ、9,10……MOSFET、14……ト
ランス、20,21……整流用ダイオード、22
……平滑コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに位相が逆相となる2種類のタイミングパ
    ルスを出力する制御回路と、該制御回路の出力を
    それぞれパルス増幅すると共に共通電源供給端子
    を有する2系統のパルス増幅回路と、該パルス増
    幅回路の出力により駆動され、且つソースが接地
    された略同じ特性を有する2系統のMOSFET
    と、該MOSFETのそれぞれのドレインに1次巻
    線の始端及び終端が接続され且つ該始端と終端と
    のほぼ中間となるタツプには直流電源が印加され
    るトランスと、該トランスの始端と終端のそれぞ
    れに同じ極性で接続される2系統の整流用ダイオ
    ードとを備え、前記パルス増幅回路の電源供給端
    子には前記2系統の整流用ダイオードから直流電
    源を供給することを特徴とするプツシユプルイン
    バータ回路。
JP13833981U 1981-09-17 1981-09-17 プツシユプルインバ−タ回路 Granted JPS5843194U (ja)

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JP13833981U JPS5843194U (ja) 1981-09-17 1981-09-17 プツシユプルインバ−タ回路

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Publication Number Publication Date
JPS5843194U JPS5843194U (ja) 1983-03-23
JPS642556Y2 true JPS642556Y2 (ja) 1989-01-20

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JPH0714274B2 (ja) * 1986-03-19 1995-02-15 日本電装株式会社 交流電力の制御回路

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JPS5843194U (ja) 1983-03-23

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