JPH0540616U - 操作ノブの取付構造 - Google Patents

操作ノブの取付構造

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JPH0540616U
JPH0540616U JP9718491U JP9718491U JPH0540616U JP H0540616 U JPH0540616 U JP H0540616U JP 9718491 U JP9718491 U JP 9718491U JP 9718491 U JP9718491 U JP 9718491U JP H0540616 U JPH0540616 U JP H0540616U
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knob
lock pin
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恭司 龍田
勝清 吉金
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造により、操作ノブの取り外し作業
を容易にすると共に、操作ノブの配置に何等制限を受け
ないようにしてなるものである。 【構成】 取付パネルの係止孔に固定される筒状体に形
成する取付具内に操作ノブの端部を収納すると共に、操
作ノブの端部に穿設される作業穴に対向する上記取付具
の側壁に貫通孔を設け、この貫通孔を通して操作ノブの
作業穴に係合するロックピンの係合を解くことで操作ノ
ブを外すことができると共に、筒状体の取付具内に操作
ノブの端部を収納するから操作ノブ自体を取付パネルよ
り突出して設ける必要がなくなるので、操作ノブの取付
位置に何等制限を受けなくすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、取付パネルにおいて取付具を介してケーブル類を固持する操作ノ ブの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、取付パネルにおいてケーブル類、例えばエンジンの暖気の促進化を図る ために装備されるアイドルコントロール装置のアイドルコントロールケーブルを 作動させるための操作ノブを取り付けようとする際には、この取付パネルに設け られた取付孔にベゼル(取付具)を、その側部に配設される係止爪の弾性をもっ て固持した上、このベゼルを通して車室内側に引き込まれる上記アイドルコント ロール装置のアイドルコントロールケーブルの端部に、先端に溝部を有するシャ フトを一体に装着し、このシャフトに対してロックピンを介在させることで、こ のロックピンが操作ノブの圧入に伴って前進し、操作ノブに設けられた作業穴の 端部と、上記アイドルコントロールケーブルの端部に一体に装着されたシャフト の溝部との間に係合して、操作ノブとコントロールケーブルのシャフトとを一体 に固定してなり、また操作ノブをシャフトから外す場合には、操作ノブに穿設さ れた作業穴より棒状体の工具を挿入して、作業穴端部に係合するロックピンを押 勢することにより、上記シャフトの溝部と作業穴との係合を外すことで、操作ノ ブをシャフトから外してなるものが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものにおいて、アイドルコントロール装置のアイド ルコントロールケーブルを作動させるために取付パネルに配置される操作ノブは 、点検又は修理のために上記アイドルコントロールケーブルの端部に一体に装着 されるシャフトとは、ロックピンを介在させて着脱自在となるものであるから、 操作ノブの取り外しにあたっては、この操作ノブの上部に穿設された作業穴より 棒状体の工具を挿入し、シャフトの溝部と操作ノブの作業穴との間に係合するロ ックピンを押勢することにより操作ノブの取り外しを行なうものであるので、操 作ノブの取り外しにあたってロックピンの係合の解除を行なうためには、操作ノ ブの穿設された作業穴より棒状体の工具を挿入し、押勢することが必要になるの で、操作ノブの上部に一定の空間が必要になるが、取付パネル内側においては、 操作ノブ自体を固持するベゼルにより、操作ノブの作業穴に工具を挿入すること ができず、その結果操作ノブ自体を取付パネル外側に突出させて設けざるを得な いものとなる。
【0004】 そのため、この突出して設けられる操作ノブにより、乗員の身体と干渉する恐 れがあることから、操作ノブを設けるにあたっては、運転席において容易に操作 ができ、しかも操作ノブ自体と乗員の身体とが干渉しにくい場所に著しく限定さ れる欠点がある。
【0005】 そこで、この考案は上記従来のものの有する欠点を改善するものであり、操作 ノブを設けるにあたって著しく操作上の制限を受けないように操作ノブの取付パ ネルからの突出を防止しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために、取付パネルの係止孔に固定される取付具を側壁に有する筒状体に 形成し、其の取付具内にアイドルコントロールケーブル端部を固持する操作ノブ の端部を収納、配置すると共に、この操作ノブ端部に穿設された操作ノブをケー ブル端部等の操作杆より取り外すための作業穴に対向して、上記取付具側壁に貫 通孔を設けてなるものである。
【0007】
【作用】
上記構成を具えるので、アイドルコントロールケーブル等の端部に一体に装着 されるシャフトとロックピンを介在させて係合、固定、その端部を取付具として のベゼル内に収納固定させてなる操作ノブを取り外す際には、取付パネルより取 付具を取り外し、ベゼル本体の側壁に設けられている貫通孔を通して操作ノブの 端部に穿設されている作業穴に棒状体の工具を挿入して、この作業穴端部とシャ フトの溝部との間に係合しているロックピンを押勢することにより、ロックピン の作業穴端部とシャフトの溝部との係合を外すことができるので、容易に操作ノ ブを容易に取り外すことができる。
【0008】 また、操作ノブ自体は、取り外しにあたって棒状体の工具を挿入する作業穴の 外方に一定の空間を要することから、従来であれば取付パネルよりも外側に突出 させてなければならなかったが、ベゼルの側壁に、このベゼル本体内にその端部 を収納、固定する操作ノブの端部に穿設された作業穴に対向する位置に貫通孔を 設けているので、取付パネルよりベゼルを取り外して操作ノブの取り外し作業を 行えることになり、取付パネルよりも操作ノブを突出させる必要がなくなるので 、その操作ノブの取付位置を乗員との関係により何等制限を受けることなく配置 することができる。
【0009】
【実施例】
この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)は、この考案の実施例 を具える取付パネルであり、この取付パネル(1)には、エンジンの暖気を促進 することを目的として取り付けられるアイドルコントロール装置を車室内におい て操作することができるように、予め係止爪(16)の弾性により上記取付パネ ル(1)の係止孔(2)周縁に固定される取付具としてのベゼル(13)及びナ ット(12)を介して操作ノブ(3)が設けられており、この操作ノブ(3)と 上記アイドルコントロール装置とは、アイドルコントロールケーブル(6)によ り一体に連結されており、具体的には、アイドルコントロールケーブル(6)の 端部(7)の先端に、溝部(9)を有するシャフト(8)を一体に装着すると共 に、この装着した操作杆であるシャフト(8)の溝部(9)と、作業穴(5)に 位置して操作ノブ(3)との間にロックピン(11)を介在させて、そのロック ピン(11)の有する弾性をもって両者を係合、固定し、更にナット(12)に よってシャフト(8)の基部に設けられるネジ部(10)とベゼル(13)を介 して螺合させて一体に連結するものである。なお、ベゼル(13)は側壁(14 )を有する筒状体(箱状体でもよい)に形成され、その筒状体のの底面に相当す る部分に上記ネジ部(10)が螺合固定され、底面を前方に向けパネル(1)に 取り付けられる。
【0010】 そして、取付パネル(1)の係止孔(2)に固定される箱状のベゼル(13) 内にアイドルコントロールケーブル(6)の端部(7)に一体に装着されるシャ フト(8)と一体に連結する操作ノブ(3)の端部(4)を収納、配置すると共 に、この操作ノブ(3)の端部(4)の上方に(必ずしも上方でなくてもよい。 )穿設された操作ノブ(3)の係止を解くための作業穴(5)に対向する位置の ベゼル(13)の側壁(14)に工具を挿入できる貫通孔(15)を設けてなる ものである。
【0011】 この考案は以上の構成を具えるので、アイドルコントロールケーブル(6)の 端部(7)に一体に装着されるシャフト(8)と操作ノブ(3)をロックピン( 11)を介在させて係合、固定し、その操作ノブ(3)の端部(4)を点検又は 修理のために取り外す際には、取付パネル(1)とベゼル(13)を分離した上 、その側壁(14)に設けられている貫通孔(15)を通して棒状体の工具を挿 入することにより、このベゼル(13)の側壁(14)に設けられている貫通孔 (15)は、操作ノブ(3)の端部(4)の上部に穿設されている作業穴(5) に対向する位置に穿設されていることから、上記貫通孔(15)より挿入した棒 状体の工具は、自動的に操作ノブ(3)の端部(4)の作業穴(5)に通される こととなり、この作業穴(5)の端部とシャフト(8)の溝部(9)との間に係 合しているロックピン(11)を上方より押勢して、ロックピン(11)の作業 穴(5)とシャフト(8)の溝部(9)との係合を外すことができるので、容易 に操作ノブ(3)をアイドルコントロールケーブル(6)から取り外すことがで きる。
【0012】 更に、操作ノブ(3)自体は、アイドルコントロールケーブル(6)から取り 外すにあたっては、棒状体の工具を挿入するため操作ノブ(3)の端部(4)の 作業穴(5)の上方に一定の空間を要することから、従来であれば取付パネル( 1)よりも外側、すなわち車室内側に突出させてなければならなかったが、ベゼ ル(13)の本体周壁(14)に、このベゼル(13)内にその端部(4)を収 納、固定する操作ノブ(3)の端部(4)の上部に穿設された作業穴(5)に対 向する位置に貫通孔(15)を設けているので、取付パネル(1)の内側におい ても操作ノブ(3)の取り外し作業を行えることとなり、取付パネル(1)より も車室内側に突出させること必要がなくなるので、その操作ノブ(3)の取付位 置においても何等制限を受けることなく配置することができるものである。
【0013】
【考案の効果】
以上のとおり、アイドルコントロールケーブルとロックピンを介在させて一体 に連結してなる操作ノブの端部を筒状体に形成するベゼル内に収納し、この操作 ノブの端部に穿設される作業穴に対向するベゼルの側壁の位置に貫通孔を設ける ことにより、この貫通孔を通して操作ノブの取り外し作業を容易に行えると共に 、従来にように取り外し作業に必要な空間を確保するために操作ノブを車室内側 に突出して設けなければならなず、そのため操作ノブの配置において制限を受け ていたものが、何等制限を受けることなく配置させ、乗員との干渉を有効に防止 することができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を具える取付パネル部の分解
斜視図である。
【図2】その要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 取付パネル 2 係止孔 3 操作ノブ 4 (操作ノブの)端部 5 作業穴 6 アイドルコントロールケーブル 7 (アイドルコントロールケーブルの)端部 8 シャフト 9 溝部 10 ネジ部 11 ロックピン 12 ナット 13 取付具(ベゼル) 14 側壁 15 貫通孔 16 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付パネルの係止孔に取付具を介して固
    定される操作杆端部に操作ノブを脱着自在に係止すると
    共に、上記取付具を側壁に有する筒状体により成し、こ
    の操作ノブ端部を取付具内に収納し、その端部に穿設さ
    れた作業穴に対向して取付具側壁に貫通孔を設けてなる
    操作ノブの取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027240A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Hi-Lex Corporation コントロールケーブルの端末部材組み付け構造
WO2018150761A1 (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 ヤンマー株式会社 トラクタ
JP2020079085A (ja) * 2020-02-05 2020-05-28 ヤンマー株式会社 トラクタ

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