JPH0540233Y2 - - Google Patents

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JPH0540233Y2
JPH0540233Y2 JP7098588U JP7098588U JPH0540233Y2 JP H0540233 Y2 JPH0540233 Y2 JP H0540233Y2 JP 7098588 U JP7098588 U JP 7098588U JP 7098588 U JP7098588 U JP 7098588U JP H0540233 Y2 JPH0540233 Y2 JP H0540233Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【考案の目的】 (産業上の利用分野) この考案は、フエンス、手摺、門扉あるいは玄
関引戸等の各種構築物および建具類に使用される
格子の組立構造に関するものである。 (従来の技術) 従来、格子の組立構造としては、例えば、実公
昭60−473号公報に記載されているものがあり、
その構造を第5図に基づいて説明する。 図中の格子は、竪横の桟が各々固定形材10
1,103と押込み形材102,104とで構成
してある。これらの形材101〜104の対向面
には、互いに係合可能な係合片101a〜104
aが設けてある。また、竪桟用の固定形材101
および押込み形材102の相対向部分には、横桟
用の固定形材103および押込み形材104がそ
れぞれ嵌合する切欠部101b,102bが形成
してある。 上記の格子は、竪桟用固定形材101の切欠部
101bに横桟用固定形材103を交差状態にし
て嵌合すると共に、横桟用の固定形材103およ
び押込み形材104の係合片103a,104a
を互いに係合し、この横桟を挟み込むようにし
て、竪桟用の固定形材101および押込み形材1
02の係合片101a,102aを互い係合する
ことにより組立てられている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記したような従来の格子の組立構
造の場合、この格子は、建具等の枠体に確実に固
定されるまでの間、不安定な状態にある。つま
り、上記の構造のみに着目すると、竪桟を構成す
る固定形材101および押込み形材102の間
に、横桟103,104を挟み込んだものである
から、前記横桟が竪桟に対して移動可能な状態に
ある。したがつて、格子自体あるいはこの格子を
含む建具などの組立て過程において、横桟が位置
ずれをおこしたり、その位置ずれによつて横桟の
表面に損傷を与えたりすることがあるという問題
点があり、この問題点を解決することが課題にな
つていた。 (考案の目的) この考案は、このような従来の課題に着目して
成されたもので、がたつきや位置ずれ、および損
傷等をおこすことなく、格子自体を強固に且つ容
易に組立てることができる格子の組立構造を提供
することを目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案による格子の組立構造は、第1正面材
とこれに対応する第1背面材とで一方の格子桟を
構成すると共に、第2正面材とこれに対応する第
2背面材とで前記一方の格子桟と交差する他方の
格子桟を構成し、上記各部材は正・背面を形成す
る本体部の両側部に各々の相手部材側へ突出する
側壁部を備えており、前記第1正面材と第1背面
材に相対向して互いに係止する結合部を設けると
共に、前記第2正面材と第2背面材に相対向して
互いに係止する結合部を設け、前記第1正面材お
よび第2背面材の側壁部に、第2正面材および第
1背面材がそれぞれ嵌合する切欠部を設けると共
に、第2正面材および第1背面材の側壁部には、
この第2正面材と第1背面材が互いに嵌合する切
欠部と切残し部とを形成し、互いに嵌合係止して
結合した第1正面材と第1背面材の両切欠部が形
成する孔部分に第2正面材の切欠部を交差状態で
嵌合すると共に、互いに嵌合係止して結合した第
2正面材と第2背面材の両切欠部が形成する孔部
分に前記第1背面材の切欠部を交差状態で嵌合し
て成る構成とすることにより、この構成を従来の
課題を解決するための手段としている。 (考案の作用) この考案による格子の組立構造は、一方の格子
桟を構成する第1正面材と第1背面材との間に、
他方の格子桟を構成する第2正面材を交差状態に
して挟むと共に、他方の格子桟を構成する第2正
面材と第2背面材との間に、前記第1背面材を交
差状態にして挟み込み、前記第1正面材と第1背
面材、および第2正面材と第2背面材を各々の結
合部により嵌着係止する。また、挟み込む部分に
おいては、前記第1正面材と第1背面材の両切欠
部が形成した孔部分に第2正面材が挿通され、且
つ第2正面材と第2背面材の両切欠部が形成した
孔部分に第1背面材が挿通状態となつて、上記各
部材がそれぞれの切欠部および切残し部で互いに
嵌合することにより、一方の格子桟に対し、他方
の格子桟をすべての方向において位置規制し、格
子自体を強固に組立て得ることとなる。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第4図は、この考案の一実施例を説明
する図であつて、この実施例では、第4図に示す
両開き門扉に使用される格子Lを例示している。 前記門扉は、左右の門柱A,Aに扉体B,Bを
取付けて成るものである。前記扉体Bは、左右の
竪框C,Cの上端部間に1本の横桟Dを、また下
端部側の間に複数(図上では4本)の横桟Dを備
えており、上端と二段面の横桟D,Dの間に、一
対の格子桟F,Fを互いに斜めにして組立てて成
る格子Lが設けてある。 上記各格子桟F,Fは、第1図および第2図に
示すように、第1・第2正面材1,2と、これら
に対応する第1・第2背面材11,12とで構成
してある。上記各部材1,2,11,12は、正
背面を形成する本体部1a,2a,11a,12
aの両側部に、各々の相手部材側へ突出して格子
桟Fの側面を形成する側壁部1b,1b,2b,
2b,11b,11b,12b,12bを長手方
向にわたつて備えている。また、この実施例にお
ける上記各部材1,2,11,12は、アルミニ
ウム合金製の押出形材から成るものであつて、第
1正面材1と第2背面材12とが同一形材であ
り、且つ第2正面材2と第1背面材11とが同一
形材であり、部品を二種類にしてその加工性や部
品管理の合理化を図つている。 前記第1正面材1および第2背面材12は、各
側壁部1b,12bの間に、格子桟F,Fを扉体
Bに固定するためのねじ用のタツピングホール1
c,12cが二条ずつ形成してあると共に、前記
各側壁部1b,12bの先端には、第2正面材2
および第1背面材11の後記する結合部に相対向
して互いに係止される内向き鉤状の結合部1d,
12dが設けてある。また、前記第1正面材1お
よび第2背面材12の各側壁部1b,12bに
は、第2正面材2および第1背面材11がそれぞ
れ交差状態で嵌合する切欠部1e,12eが形成
してある。なお、前記タツピングホール1c,1
2cにあつても、前記切欠部1e,12eに対応
する部分が切欠いてある。 前記第2正面材2および第1背面材11の各側
壁部2b,11bは、格子桟Fの側面を形成する
部分の先端に、前記第1正面材1および第2背面
材12の各側壁部2b,11bの厚さに対応した
内向きの段部2c,11cを介して、前記内向き
鉤状の結合部1d,12dに相対向して互いに係
止される外向き鉤状の結合部2d,11dを長手
方向にわたつて連設して成るものである。そし
て、これらの側壁部2b,11bには、当該第2
正面材2および第1背面材11が交差状態で互い
に嵌合する切欠部2e,11eと切残し部2f,
11fとが形成してある。このとき、前記切欠部
2e,11eは、結合部2d,11dに形成して
あり、この切欠部2e,11eの範囲における側
壁部の格子桟側面形成部分が切残し部2f,11
fになつている。 ここで、上記第1・第2正面材1,2および第
1・第2背面材11,12の諸寸法関係を第1図
および第2図に基づいて説明する。 上記各部材1,2,11,12は、いずれも等
しい幅寸法l1を有している。第1正面材1および
第2背面材12の側壁部1b,12bの突出寸法
(本体部の厚さを除く寸法)l2と、第2正面材2
および第1背面材11の側壁部2b,11bにお
ける格子桟側面形成部分の高さ寸法l3と、第2正
面材2および第1背面材11の結合部2d,11
dの突出寸法(段部の厚さを除く寸法)l4とが互
いに等しくなつている。 切欠部1e,2e,11e,12eの幅寸法l5
は、格子桟F,Fを直交させる場合には、各部材
1,2,11,12の幅寸法l1にほぼ等しいもの
となるが、第4図に示す如く前記格子桟F,Fが
直交してない場合には、その角度に応じて適宜大
きく設定してある。また、切欠部1e,2e,1
1e,12eの高さ寸法(符号なし)は、これら
を形成した側壁部1b,12bおよび結合部2
d,11dの突出寸法l2,l4と同等である。さら
に、切残し部2f,11fの高さ寸法(符号な
し)は、当然、第2正面材2および第1背面材1
1の側壁部2b,11bにおける格子桟側面形成
部分の高さ寸法l3と同等であり、結合した正・背
面材の各切欠部で形成される貫通孔に対応する。 上記の各部材1,2,11,12は、第3図に
も示すように、第1正面材1および第2背面材1
2の切欠部1e,12eに、第2正面材2および
第1背面材11をぞれぞれ交差状態にして嵌合す
ると共に、第2正面材2と第1背面材11とを交
差状態にして両者の切欠部2e,11eおよび切
残し部2f,11fを互いに嵌合し、第1正面材
1と第1背面材11の両切欠部1e,11eが形
成した孔部分に第2正面材2の切欠部2eを嵌合
させてこの第1正・背面材1,11の結合部1
d,11dを互いに嵌着係止し、且つ、第2正面
材2と第2背面材12の両切欠部2e,12eが
形成した孔部分に前記第1背面材11の切欠部1
1eを嵌合させてこの第2正・背面材2,12の
結合部2d,12dを互いに嵌着係止することに
より、一対の格子桟F,Fを交差状態にした格子
Lとして組立て完了となる。 このようにして、組立てられた格子Lは、対を
成す正・背面材1,11,2,12の間に他方の
正面材2および背面材11を互いに挟み込み、な
お且つこの挟み込み部分においては、第1正面材
1と第1背面材11の両切欠部1e,11eが形
成した孔部分に第2正面材2が挿通され、且つ第
2正面材2と第2背面材12の両切欠部2e,1
2eが形成した孔部分に第1背面材11が挿通状
態となつて、各々の切欠部1e,2e,11e,
12eおよび切残し部2f,11fが互いに嵌合
しているので、一方の格子桟Fに対して、他方の
格子桟Fがすべての方向において位置規制され、
がたつきや位置ずれ、およびこれらの不具合で生
じる格子桟表面の損傷をおこすことなく、強固な
連結状態となつており、門扉正・背面方向の寸法
が小さく、外観も非常に良好である。また、各部
材1,2,11,12の組立て要領は、上述した
手順に限られることはなく、例えば、第1正面材
1、第2正面材2、第1背面材11および第2背
面材12の順で片側から組付けていくこともでき
るほか、扉体Bの組立ての都合に応じた組立ても
充分可能であり、いずれにしてもねじ類を用いず
に各結合部1d,2d,11d,12dの嵌着係
止により組立て完了となるので、簡単な作業で両
格子桟F,Fの強固な連結状態を得ることができ
る。 なお、上記実施例では、第1正面材1と第2背
面材12、および第2正面材2と、第1背面材1
1をそれぞれ同一形材から形成して部品点数の削
減を実現したが、各部材を異なる形状とすること
ももちろん可能であり、結合部の位置や形状等の
構成を適宜変更することができる。さらに、この
格子の組立構造は、上記実施例の門扉のほか、フ
エンス、手摺、玄関引戸等の各種構築物や建具に
適用することができる。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案の格子の組
立構造によれば、第1正面材とこれに対応する第
1背面材とで一方の格子桟を構成すると共に、第
2正面材とこれに対応する第2背面材とで前記一
方の格子桟と交差する他方の格子桟を構成し、上
記各部材は正・背面を形成する本体部の両側部に
各々の相手部材側へ突出する側壁部を備えてお
り、前記第1正面材と第1背面材に相対向して互
いに係止する結合部を設けると共に、前記第2正
面材と第2背面材に相対向して互いに係止する結
合部を設け、前記第1正面材および第2背面材の
側壁部に、第2正面材および第1背面材がそれぞ
れ嵌合する切欠部を設けると共に、第2正面材お
よび第1背面材の側壁部には、この第2正面材と
第1背面材が互いに嵌合する切欠部と切残し部と
を形成し、互いに嵌合係止して結合した第1正面
材と第1背面材の両切欠部が形成する孔部分に第
2正面材の切欠部を交差状態で嵌合すると共に、
互いに嵌合係止して結合した第2正面材と第2背
面材の両切欠部が形成する孔部分に前記第1背面
材の切欠部を交差状態で嵌合して成る構成とした
ため、がたつきや位置ずれ、および損傷等の不具
合をおこすことなく、格子自体を強固に且つ容易
に組立てることができるという非常に優れた効果
を有し、ひいては、この格子を使用する構築物や
建具の組立て性や強度の向上に貢献することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における格子の組
立構造を分解状態で説明する斜視図、第2図は各
正面材および背面材を説明する断面図、第3図は
各部材の組立て状態を説明する斜視図、第4図は
この考案の格子の組立構造による格子を備えた門
扉の正面図、第5図は従来の格子の組立構造を分
解状態で説明する斜視図である。 1……第1正面材、2……第2正面材、11…
…第1背面材、12……第2背面材、1a,2
a,11a,12a……本体部、1b,2b,1
1b,12b……側壁部、1d,2d,11d,
12d……結合部、1e,2e,11e,12e
……切欠部、2f,11f……切残し部、F……
格子桟、L……格子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1正面材とこれに対応する第1背面材とで一
    方の格子桟を構成すると共に、第2正面材とこれ
    に対応する第2背面材とで前記一方の格子桟と交
    差する他方の格子桟を構成し、上記各部材は正・
    背面を形成する本体部の両側部に各々の相手部材
    側へ突出する側壁部を備えており、前記第1正面
    材と第1背面材に相対向して互いに係止する結合
    部を設けると共に、前記第2正面材と第2背面材
    に相対向して互いに係止する結合部を設け、前記
    第1正面材および第2背面材の側壁部に、第2正
    面材および第1背面材がそれぞれ嵌合する切欠部
    を設けると共に、第2正面材および第1背面材の
    側壁部には、この第2正面材および第1背面材が
    互いに嵌合する切欠部と切残し部とを形成し、互
    いに嵌合係止して結合した第1正面材と第1背面
    材の両切欠部が形成する孔部分に第2正面材の切
    欠部を交差状態で嵌合すると共に、互いに嵌合係
    止して結合した第2正面材と第2背面材の両切欠
    部が形成する孔部分に前記第1背面材の切欠部を
    交差状態で嵌合して成ることを特徴とする格子の
    組立構造。
JP7098588U 1988-05-31 1988-05-31 Expired - Lifetime JPH0540233Y2 (ja)

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JPH0735981Y2 (ja) * 1991-12-06 1995-08-16 セイコー産業株式会社 バルコニーなどの周囲桟材取付部構造

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