JPH054020U - センサ装置 - Google Patents

センサ装置

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JPH054020U
JPH054020U JP5083291U JP5083291U JPH054020U JP H054020 U JPH054020 U JP H054020U JP 5083291 U JP5083291 U JP 5083291U JP 5083291 U JP5083291 U JP 5083291U JP H054020 U JPH054020 U JP H054020U
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JP
Japan
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protection member
output line
protective member
sensor device
covered
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Pending
Application number
JP5083291U
Other languages
English (en)
Inventor
修一 森
宏之 新野
Original Assignee
サンケン・エアパクス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】センサ装置の出力線を小石や砂から保護して、
信頼性を向上させる。 【構成】内部保護部材21の外周面に径の異なる段差部
21cを設け、出力線20の周囲及び内部保護部材21
の段差部21cを弾性を有する保護部材23で被覆す
る。保護部材23は、接着剤又は融着により内部保護部
材21の段差部21cに固着される。出力線20は保護
部材23によって被覆されるので、小石や砂から保護さ
れる。また、保護部材23は内部保護部材21の段差部
にて固着されるので、出力線への水や異物の侵入を阻止
することができる。また、保護部材23は弾性を有する
ため、耐衝撃力が強い。したがって、信頼性の高いセン
サ装置が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転速度の検出等に使用されるセンサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両に設けられた車輪の回転速度を検出する回転センサは、一般に、ブラケッ トを介してタイヤハウス内のような過酷な条件にさらされる車体の一部に装着さ れる。回転センサは磁石やコイル等からなるセンサ素子部を外部ケースの内部に 収容した構造を備えており、回転センサの耐震性及び耐衝撃性を高めるために合 成樹脂製の保護部材に形成された孔部にセンサ素子部の出力線を挿入し、外部ケ ース内でセンサ素子部と結合した後、外部ケースに樹脂をモールドして出力線と 外部ケースとを固定している。ところで、回転センサの出力線(ハーネス)は小 石や砂などにより傷を受け、水分等が出力線の内部に侵入することがある。また 、保護部材と出力線又はこれに隣接する他部材との間に生じた僅かな間隙から水 分等が侵入し、このため、センサ素子部が腐食劣化する欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、特開昭63−140912号公報では、保護部材と出力線との間隙、 保護部材とこれに隣接する部材との間隙に接着剤からなるシール層を形成した構 造が提案されている。しかし、この公報に示される構造では必ずしも十分な防水 性及び防塵性が得られなかった。
【0004】 本考案は、出力線を小石や砂から十分保護することのできる信頼性の高いセン サ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるセンサ装置は、ケ−ス内にセンサ素子部を配置し、該センサ素子 部の出力端と出力線とを接続部において連結し、前記出力線の連結側の外周面上 に合成樹脂製の第1の保護部材を形成し、前記センサ素子部の出力端と出力線と の接続部及び前記第1の保護部材の一部とを合成樹脂製の第2の保護部材で被覆 し、前記第1の保護部材の外周面に径の異なる段差部を設け、前記第1及び第2 の保護部材から露出した前記出力線及び前記第1の保護部材の前記段差部を弾性 を有する第3の保護部材で被覆する。前記第3の保護部材は、接着剤又は融着に より前記第1の保護部材の前記段差部に固着される。
【0006】
【作用】
出力線が第3の保護部材によって被覆されることによって出力線が小石や砂か ら保護される。また、第3の保護部材が第1の保護部材の段差部において固着さ れるので、出力線への異物の侵入が阻止される。また、第3の保護部材は弾性を 有するので、外部からの衝撃を和らげる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案によるセンサ装置の実施例を図1について説明する。
【0008】 図示のように、自動車の車速を検出するセンサ装置は出力線20と、出力線2 0の外部被覆上に設けられた内部保護部材21と、内部保護部材21の上に形成 された外部保護部材22と、外部保護部材22と一体にインサート成形されたブ ラケット2及びケース1とを備えている。出力線20の外部被覆はポリウレタン 樹脂等の適当な外部被覆用樹脂により形成され、端部20aには外部被覆から導 電部20bが引出されている。
【0009】 円筒形のケース1内に収容されたセンサ素子部11はケース1の端部1aに形 成された開口部1bから突出する検出端部3aを有するポールピース3と、ポール ピース3を収容する孔4aが形成された非磁性のボビン4と、ボビン4の外側に 巻装されたコイル5と、ポールピース3のフランジ3bに対向して配置された磁 石6及びコア7と、コイル5の導線に接続された一対の端子8とを有する。セン サ素子部11が収容されたケース1の空洞内は熱硬化性のエポキシ樹脂等の充填 材10により密封され、出力端子8の端部8bは充填材10から外側に突出して いる。
【0010】 出力端子8の端部8bは内部保護部材21が形成された出力線20の導電部2 0bに半田で接続され、ケース1の開口部1c、端部8bと導電部20bとの接続部 分等は外部保護部材22により被覆され、一体化されている。図示しないタイヤ ハウスにセンサ装置を取り付けるため、ブラケット2には一対の孔2bが形成さ れている。
【0011】 また、内部保護部材21の外周面に径の異なる段差部21cが設けられ、出力 線20及び段差部21cに弾性を有する保護部材23が接着剤により固着される 。保護部材23はEPDM、アクリル系ゴム、フッ素系ゴム、クロロプレン系ゴ ム、ウレタン系ゴム又はNBRからなる。接着剤はビスカHRS−10又はアロ ンアルファー パワーエース等の瞬間接着剤である。接着剤を使用する代わりに 、内部保護部材21の段差部21cに保護部材23を加熱して融着してもよい。
【0012】 このようにして得られたセンサ装置はブラケット2を介して車両のタイヤハウ スに取り付けられ、ポールピース3の検出端部3aに隣接して配置された磁性体 歯車の回転によって変動する磁界を検出することによって、車輪の速度を検出す る。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、保護部材23が出力線を被覆しているので、出力線を小石や 砂から保護することができると共に、保護部材23が内部保護部材21の段差部 にて固着されているので、出力線への水や異物の侵入を阻止することができる。 さらに、保護部材23は弾性を有するので、耐衝撃力が強い。したがって、信頼 性の高いセンサ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すセンサ装置の断面図
【符号の説明】
1..ケース、11..センサ素子部、20..出力
線、21..内部保護部材(第1の保護部材)、21
c..段差部、22..外部保護部材(第2の保護部
材)、23..保護部材(第3の保護部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−ス内にセンサ素子部を配置し、該セ
    ンサ素子部の出力端を出力線に連結し、該出力線の連結
    側の外周面上に合成樹脂製の第1の保護部材を設け、前
    記センサ素子部の出力端と出力線との接続部及び前記第
    1の保護部材の一部とを合成樹脂製の第2の保護部材で
    被覆し、前記第1の保護部材の外周面に径の異なる段差
    部を設け、前記第1及び第2の保護部材から露出した前
    記出力線及び前記第1の保護部材の前記段差部を弾性を
    有する第3の保護部材で被覆したことを特徴とするセン
    サ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の保護部材の前記段差部に前記
    第3の保護部材を接着剤又は融着により固着した「請求
    項1」に記載のセンサ装置。
JP5083291U 1991-07-02 1991-07-02 センサ装置 Pending JPH054020U (ja)

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JP5083291U JPH054020U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 センサ装置

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JP5083291U JPH054020U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 センサ装置

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JPH054020U true JPH054020U (ja) 1993-01-22

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ID=12869735

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327090U (ja) * 1976-08-13 1978-03-08
KR101421495B1 (ko) * 2014-01-03 2014-07-22 지귀봉 수위감지센서 및 그의 제조방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543412A (en) * 1978-09-22 1980-03-27 Hitachi Ltd Rotating angle detection device
JPS6291800A (ja) * 1985-09-09 1987-04-27 レイケム・リミテツド 圧電衝撃センサ

Patent Citations (2)

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