JPH0540189U - アイスクリームの成形容器 - Google Patents

アイスクリームの成形容器

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Publication number
JPH0540189U
JPH0540189U JP8784191U JP8784191U JPH0540189U JP H0540189 U JPH0540189 U JP H0540189U JP 8784191 U JP8784191 U JP 8784191U JP 8784191 U JP8784191 U JP 8784191U JP H0540189 U JPH0540189 U JP H0540189U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice cream
container
slit
opening
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8784191U
Other languages
English (en)
Inventor
光政 星野
Original Assignee
光政 星野
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Filing date
Publication date
Application filed by 光政 星野 filed Critical 光政 星野
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Publication of JPH0540189U publication Critical patent/JPH0540189U/ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形容器に充填したアイスクリームを、形を
損うことなく保持し、簡単な操作で素早く型抜きできる
アイスクリームの成形容器を得ること。 【構成】 可撓性の材料により、アイスクリームを入れ
る開口部と、充填する収納部により各種形態の成形容器
を成形し、前記開口部にアイスクリームの充填後閉塞す
る蓋部を配置すると共に、開口部と反対側の収納部には
圧縮空気を吹き込むスリットを設けたアイスクリームの
成形容器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アイスクリームの成形容器、特にアイスクリームを食する前に行 なうアイスクリームの成形と冷凍室での凍結保形のためのアイスクリームの成形 容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、特願平3−83994号として、包装容器に入っているアイスクリ ームの型抜きをするアイスクリームの型抜き方法について出願している。この発 明の要旨は、冷凍保存していた包装容器のアイスクリームを、包装容器に設けた 外側と内側とに通じる小孔より、コンプレッサーからの圧縮空気を吹き込むこと により、容易に型抜きをする点にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、上記発明は包装容器からアイスクリームを容易に型抜きをすると いう点において、一応の目的を達成したものではある。しかし、上記出願の発明 の包装容器がプラスチック製の半球状包装容器を明らかにしているものの、容器 の頂部には外側より内部に通じる小孔が設けられているにすぎず、そのためにア イスクリームを充填した際にアイスクリームが小孔に入り込んで型抜きが出来な いまでも成形の美しさから好ましくなく、またなによりも筒状の小孔の製造加工 も平易なものとは云えない。
【0004】 そこで、この考案は包装容器の製造を簡単にし、かつアイスクリームを美しく 保形した状態で容易に離型可能にしたアイスクリームの成形容器を提供するもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を解決するためになされたもので、その要旨とするとこ ろは、各種形態からなる可撓性を有するアイスクリーム収納部には、アイスクリ ームを充填する開口部と、該開口部と対向する収納部に圧縮空気を吹き込むため に設けたスリットとを形成してなるアイスクリームの成形容器にある。
【0006】 特に、この考案の特徴はアイスクリーム収納部を可撓性のものとして、これに 圧縮空気の吹き込み口としてのスリットを設けたものであり、そのなかでもスリ ットを一部に切欠き残部を設けると共に、スリットの途中に圧縮空気の吹き込み によって破壊され得るミシン目を設けたことにある。
【0007】
【作用】
この考案は、上記構成によってコンプレッサーなどから圧縮空気をスリットに 吹き付けることにより、成形容器が薄いプラスチック製等の可撓性のものである ために、スリットが開いて空気が容器内に吹き込まれ、これによって容器と充填 されているアイスクリーム塊との間に空気が抜けることで、アイスクリームを皿 上等の上に型抜きされる。
【0008】 また、スリットを馬蹄形等の一部に切欠き残部を設けることにより、より十分 に空気が容器内に吹き込まれるようにすることができ、さらにスリットの途中に ミシン目を設けることで、それまでスリットは開かれずにアイスクリームの保形 がスリットにより影響されず、吹き込み後におけるミシン目の破壊によって、よ り十分に圧縮空気を容器内に吹き込むことによって迅速かつ簡単にアイスクリー ムの型抜をすることができる。
【0009】
【実施例】
この考案の好ましい実施例を以下に説明する。
【0010】 第1図乃至第3図は、この考案としての蓋部を除いた成形容器の平面図、底面 図及び側面図である。薄肉のプラスチックの成形体としての半球状成形容器1は 、アイスクリーム収納部2と、アイスクリームの充填口としての開口部3とから なる。開口部3にはアイスクリーム4を充填した後で開口部を閉塞する厚紙など の蓋部5を入れるために口径を広くした段差部6と、広い口径の内周に薄肉のプ ラスチックを補強するためのリブ7とを設けている。
【0011】 成形容器1の開口部と対向する側の頂部には一部に切欠き残部を設けたフープ 状とした馬蹄形のスリット8を設けてあり、コンプレッサー9からの圧縮空気に より空気圧でスリット8が開いて空気を容器内部に吹き込むようにしている。ま た、スリット8の略中程には1個の切込みを残したミシン目10を設けることに より、アイスクリームの充填時にはスリットが開かないようにしてアイスクリー ムの保形を維持すると共に、吹き付けの際にはミシン目10を破って離型十分な 空気を吹き込むことにより速かにアイスクリーム4を包装容器から離型できるよ うにする。
【0012】 上記構成からなる成形容器1について、アイスクリーム4の離型方法を以下に 説明する。
【0013】 まず、充填機により成形容器1内にアイスクリーム4を入れてから、衛生上あ るいは保形上の都合等から蓋部5を開口部3に被せ(図4,図5)、これを予め 冷凍しておいた冷凍室から取り出す。ついで、上記の蓋部5を取り外してから、 片方の手でコンプレッサー9からのノズル12を持ち、他方の手で取り出したア イスクリーム入りの成形容器1を持って成形容器のスリット8の上方にノズル1 2の先端を載せ、コック13を開にするとアイスクリーム11は瞬時に下方に用 意した皿14上に落下する。もちろん、落下と同時にコック13は閉にするが、 上記の動作を次々と繰り返すことによってアイスクリームを皿上に盛るが、この 動作は数秒にて終了し、別にアイスクリームと皿を運ぶ人がいれば1分間に20 個、5分間でも100個程度の型抜きができる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案のアイスクリーム包装容器に設けたスリットは、 アイスクリームの充填と保形時には成形容器の可撓性によって閉塞性を維持し、 圧縮空気の吹き込み時にスリットを開き、アイスクリームを容器から速かに離型 することができる。また、成形容器の製造も成形時、あるいは成形後に収納部に スリットを設けるといった簡単な作業でこの考案の機能を十分に発揮することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案としての成形容器の平面図である。
【図2】この考案としての成形容器の底面図である。
【図3】この考案としての成形容器の側面図である。
【図4】この考案の成形容器を逆さにした斜視図であ
る。
【図5】図4の成形容器にアイスクリームを充填した後
に要部を被せる状態の斜視図である。
【図6】アイスクリームを収納した成形容器からコンプ
レッサーによってアイスクリームを皿上に離型する説明
図である。
【符号の説明】
1 成形容器 2 アイスクリーム収納部 3 開口部 4 アイスクリーム 5 蓋部 8 スリット 10 ミシン目
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/78 B 7445−3E

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種形態からなる可撓性を有するアイス
    クリーム収納部には、アイスクリームを充填する開口部
    と、該開口部と対向する収納部に圧縮空気を吹き込むた
    めに設けたスリットとを形成してなるアイスクリームの
    成形容器。
  2. 【請求項2】 スリットは一部に切欠き残部を設けたフ
    ープ状とし、該フープ状のスリットの途中には圧縮空気
    の吹き込みによって破壊され得る1以上のミシン目を設
    けてなる請求項1記載のアイスクリーム成形容器。
JP8784191U 1991-10-25 1991-10-25 アイスクリームの成形容器 Pending JPH0540189U (ja)

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JP8784191U JPH0540189U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 アイスクリームの成形容器

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JP8784191U JPH0540189U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 アイスクリームの成形容器

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JPH0540189U true JPH0540189U (ja) 1993-05-28

Family

ID=13926135

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JP8784191U Pending JPH0540189U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 アイスクリームの成形容器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135190B2 (ja) * 1981-07-17 1986-08-12 Harukon Esu Deii Guruupu Inc Za
JPS6159589B2 (ja) * 1979-06-29 1986-12-17 Ricoh Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159589B2 (ja) * 1979-06-29 1986-12-17 Ricoh Kk
JPS6135190B2 (ja) * 1981-07-17 1986-08-12 Harukon Esu Deii Guruupu Inc Za

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