JPH06101985B2 - アイスクリームの型抜き方法 - Google Patents

アイスクリームの型抜き方法

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JPH06101985B2
JPH06101985B2 JP3083994A JP8399491A JPH06101985B2 JP H06101985 B2 JPH06101985 B2 JP H06101985B2 JP 3083994 A JP3083994 A JP 3083994A JP 8399491 A JP8399491 A JP 8399491A JP H06101985 B2 JPH06101985 B2 JP H06101985B2
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ice cream
packaging container
container
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compressed air
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイスクリームの型抜
き方法、特に包装容器に入っているアイスクリームを簡
単かつ瞬時に型抜きする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アイスクリームを店内又は家庭に
て食する場合、図4に示すアイスクリームの型抜き器具
を用いていた。この型抜き器具は、片手で把持部1を握
って大型のアイスクリームタンクよりアイスクリームも
半球状の容器2内に掻き取り、他方の手に持った皿ある
いはコーンカップ上に持っていき容器2の開口部を下に
して把持部1を強く握ると、左右の把持部1,1′はピ
ン3を中止にスプリング4に抗して回転する。この時、
各把持部1,1′間には一列の多数の穴5を設けたスラ
イド板6を設けておき、スライド板6の矢印方向への摺
動によって前記多数の穴に歯を嵌合した歯車7があり、
この歯車7が回転することによってシャフト8を矢印の
方に回転して前記容器2に貫通したシャフト8の先部に
設けた半円状の切刃9を支軸10,10′間における容
器2の内面に沿って回転させることにより、容器内に掻
き取ったアイスクリームを型抜きするようにしている。
【0003】一方、図2に示すように、持ち帰り又は冷
凍室にてある時間貯蔵する場合、容器本体11の下部開
口部の外周にフランジ12を設けたプラスチックのアイ
スクリーム容器13が存在する。また、レストランや各
種式場においては、図3に示すように、装飾性を豊かに
するために富士山状の大形の金属容器14も存在した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図4の場合には、
アイスクリームタンクからアイスクリームを容器内へ掻
き取り、切刃を回転して1個毎に皿上へ盛り付けるため
に、少数の場合には問題ないとしても100人以上の多
人数分を盛り付けるには大変な労力が必要であるだけで
なく、全ての盛り付けが終ったときには初めの頃のアイ
スクリームが解け始めるといったことになり形の上だけ
でなく味の点でも問題があった。
【0005】このことは、図2や図3のように、予めア
イスクリーム容器ごとアイスクリームを冷凍しておい
て、直ちに来客に出せば解凍のおそれはないものの食す
るに手間が掛り、またなによりも盛り付け状態が美しく
ない。また、料理人において容器13,14からアイス
クリーム15を型抜きすることは、上記図4の場合以上
に大変な作業が必要となり、多数取り扱うには実質上の
使用に不向きであり、現在では利用されていない状況で
ある。
【0006】そこで、本発明者は容器からアイスクリー
ムを型抜きすることが難しいのはアイスクリームと容器
間にアイスクリームが糊として付着する他、無理に剥離
しようとしても両者の間に負圧が生じて美しい型のまま
で型抜きすることが不可能であるという事実に気付き、
簡単な方法で、しかも多数の場合でも素早く型抜きで
き、その上アイスクリームを美麗に盛り付けすることが
できるアイスクリームの型抜き方法を提供せんとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成したものであり、その要旨は外側と内部のアイスクリ
ーム間を連通する小孔を設け、かつ下部に収納したアイ
スクリームの最大径より大きい開口部を有する包装容器
を、予め冷凍室にて冷凍する予備工程と、食前に前記冷
凍室よりアイスクリーム入りの包装容器を取り出して前
記小孔よりコンプレッサーからの圧縮空気を吹き込んで
アイスクリームを包装容器より離型する型抜工程とから
なるアイスクリームの型抜き方法にある。
【0008】上記小孔には、包装容器の表面からシール
をするか、密封チューブで閉じておき、圧縮空気の吹き
込み時に除去することもできる。
【0009】
【作用】本発明ではコンプレッサーからの圧縮空気を包
装容器の小孔より吹き込むことにより、容器とアイスク
リーム間に空気を吹き込んで両者間の付着力と負圧によ
る接合関係を断ち、瞬時にアイスクリームを皿上に落下
させる。
【0010】
【実施例】ついで、本発明であるアイスクリームの型抜
き方法を添付図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、コンプレッサー20からレバー2
1によって圧縮空気をノズル22より放出及び停止する
ようにした圧縮空気吹出装置と、アイスクリーム30を
収納したフランジ32付きのプラスチック製の半球状包
装容器31を示す。この包装容器31には、頂部に外側
と内部のアイスクリームに連通する小孔33を設けると
共に、フランジ32の内側の下部には収納したアイスク
リームの最大径よりも大きい開口部を設けている。な
お、小孔33の外側の包装容器表面には、シールかゴム
チューブ等で塞ぐことにより、ゴミ等の侵入を防ぎ衛生
的に処理することもできる。
【0012】そこで、上記圧縮空気吹出装置と多数の包
装容器に入れたアイスクリームとの関係において、本発
明方法を以下に説明する。
【0013】まず、アイスクリーム30入りの包装容器
31を予め冷凍しておいた冷凍室から取り出す。ついで
片方の手でコンプレッサー20からのノズル22を持
ち、他方の手で取り出したアイスクリーム入りの包装容
器を持って小孔33のシールを外し、包装容器の小孔3
3の上方に設けた突起にノズル22の先端を嵌合し、レ
バー21を開にするとアイスクリーム30は瞬時下方に
用意した皿34に落下する。もちろん、落下と同時にレ
バー21は閉にするが、上記の動作を次々と繰り返すこ
とによってアイスクリームを皿上に盛るが、この動作は
数秒にて終了し、別にアイスクリームと皿を運ぶ人がい
れば1分間に20個、5分間でも100個程度の型抜き
ができ、しかも離型が瞬時であるためにアイスクリーム
の表面を損傷させることはない。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明方法によれ
ば、予め製造したアイスクリーム入りの包装容器を冷凍
室に準備しておき、食前にこれらを取り出して、コンプ
レッサーの圧縮空気を包装容器の外側から内部に通じる
小孔より吹き込むことにより、簡単な操作でアイスクリ
ームを包装容器を短い時間で離型し、かつ美しく盛り付
けすることができ、これによって作業効率を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明する概念図である。
【図2】従来のアイスクリームの包装容器の一部断面斜
視図である。
【図3】図2とは別のアイスクリーム容器の一部断面斜
視図である。
【図4】従来のアイスクリームの型抜き器具の斜視図で
ある。
【符号の説明】
20 コンプレッサー 21 レバー 22 ノズル 30 アイスクリーム 31 包装容器 33 小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側と内部のアイスクリーム間を連通す
    る小孔を設け、かつ下部に収納したアイスクリームの最
    大径より大きい開口部を有する包装容器を、予め冷凍室
    にて冷凍する予備工程と、食前に前記冷凍室よりアイス
    クリーム入りの包装容器を取り出して前記小孔よりコン
    プレッサーからの圧縮空気を吹き込んでアイスクリーム
    を包装容器より離型する型抜工程とからなるアイスクリ
    ームの型抜き方法。
JP3083994A 1991-04-16 1991-04-16 アイスクリームの型抜き方法 Expired - Fee Related JPH06101985B2 (ja)

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