JPH0540058A - 連続鋳造機の湯面レベル計及び該装置を用いた湯面レベルの測定方法 - Google Patents

連続鋳造機の湯面レベル計及び該装置を用いた湯面レベルの測定方法

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JPH0540058A
JPH0540058A JP3046376A JP4637691A JPH0540058A JP H0540058 A JPH0540058 A JP H0540058A JP 3046376 A JP3046376 A JP 3046376A JP 4637691 A JP4637691 A JP 4637691A JP H0540058 A JPH0540058 A JP H0540058A
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JP
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molten metal
float
metal level
level
guide pipe
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JP3046376A
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Kazuharu Hanazaki
一治 花崎
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】モールド51内の湯面レベル面に対して垂直に
保持されると共に、送信コイル33と受信コイル34と
が内蔵されたフロートガイドパイプ31と、フロートガ
イドパイプ31内を上下する竿32aを上部に有するセ
ラミックスフロート32と、セラミックスフロート32
の上方にセットされた距離センサ38とを備え、鋳造初
期は、送信コイル33で受信コイル34を励振させたフ
ロートガイドパイプ31内をセラミックスフロート32
上部の竿32aが上昇する時に変化する受信コイル35
の誘導電圧を測定して湯面レベルを測定し、定常状態の
鋳造時には、竿32aの上端との距離を距離センサ38
で測定する。 【効果】鋳造初期から定常状態の鋳造時までの広い範囲
の湯面レベルの変動を連続的に、かつ高い応答性及び精
度で測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続鋳造機の湯面レベル
計及び該装置を用いた湯面レベルの測定方法に関し、よ
り詳細には連続鋳造機のモールド内やタンディシュ内の
溶鋼の湯面レベルを測定するための湯面レベル計及びそ
の装置を用いた湯面レベルの測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
連続鋳造機のモールド内の湯面レベルを測定する方法と
して、渦流方式、レーザ方式あるいはフロート方式等が
採用されている。渦流方式は一般に広く用いられてお
り、図5に示したように、電源11より1次コイル12
に高周波を印加して励振させ、溶鋼50表面に生じる渦
電流が湯面レベルにより変化することを利用し、この2
次コイル13に生じる誘導電圧を介してレベル計10で
測定することによって湯面レベルを検知している。つま
り、溶鋼50表面の渦電流はその湯面レベルの変化に伴
って変化することから、2次コイル13に生じる誘導電
圧を測定することによって間接的に溶鋼50の湯面レベ
ルを検知している。しかしながら、連続鋳造機の溶鋼5
0の湯面レベルは鋳造初期から定常状態の鋳造時までの
広い範囲で連続的に測定できることが望ましいのに対
し、この方式は応答は速いが測定レンジが100〜15
0mmと狭く、しかも溶鋼50等からの保護のために1次
コイル12、2次コイル13等を上方へ配設するので、
有効測定レンジは上記測定レンジの50%以下であっ
た。このため、渦流方式はオートスタート用として使用
することができないという課題があった。また溶鋼50
を注入するモールド51は、通常Cu板で構成されてい
るため、この方式ではモールド51の影響を受け易く、
精度良く湯面レベルを測定することができなかった。
【0003】レーザ方式は近年採用されつつある方式で
あり、図6に示したように、レーザ距離計14の発振部
15より発振されたレーザ光を溶鋼50の表面に照射
し、反射されたレーザ光をセンサ部16で受信してその
反射角度を測定し、測定された反射角度より湯面レベル
を求める方式である。このレーザ距離計14を用いたレ
ーザ方式は、精度が高く応答が速いという利点を有して
おり、また測定レンジが300〜400mmと広いものも
使用可能であるという利点もある。しかしながら測定レ
ンジの狭いレーザ距離計14は安価であるのに対し、測
定レンジが広いレーザ距離計14の価格は非常に高く、
しかも溶鋼50表面にパウダが投入されるとレーザ距離
計14はパウダ上面との距離をそのまま測定してしまう
ため、パウダ投入前後で湯面レベルの測定値が大きく変
化したり、測定位置により測定値がバラツクという課題
があった。従ってレーザ方式は、定常状態の鋳造時の湯
面レベルの測定用としては使用できず、オートスタート
専用としてしか用いることができなかった。
【0004】一方、フロート方式は特開平2−1331
56号公報に開示されている方式であり、図7に示した
ように湯面レベルの変化に応じて昇降するフロート18
により梃子部材17が回動し、この梃子部材17の他端
に取り付けられたマグネット19の動きを各マグネット
スイッチ20…で検出することによって湯面レベルを検
知する方式である。この方式においては、フロート18
が溶鋼50に投入されたパウダ上に乗るのではなく溶鋼
50そのものの表面に浮くので、真の湯面レベルを相対
的に検知することができると共に、測定レンジも400
mmと広いという利点を有している。しかしながら、この
ような方式のフロートレベル計21では耐久性等に劣
り、定常状態の鋳造時の湯面レベルの測定用としては精
度的に問題があるため、オートスタート専用としてしか
用いることができないという課題を有していた。また上
記したように、マグネット19の動きを各マグネットス
イッチ20…で検出することによって湯面レベルを検知
しているので、湯面レベルを連続的に測定することがで
きなかった。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、鋳造初期から定常状態の鋳造時までの広い範
囲を連続的に測定することができると共に、定常状態の
鋳造時の湯面レベルを応答性良く、精度良く測定するこ
とができ、しかもパウダの影響を受けることがない連続
鋳造機の湯面レベル計及び該装置を用いた湯面レベルの
測定方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る連続鋳造機の湯面レベル計は、連続鋳造
機のモールド内に溶鋼湯面レベル面に対して垂直に保持
されたフロートガイドパイプと該フロートガイドパイプ
内を上下する竿を上部に有するセラミックスフロート
と、該セラミックスフロートの上方にセットされた距離
センサとを備えた連続鋳造機の湯面レベル計であって、
前記フロートガイドパイプ内には送信コイルと受信コイ
ルとが内蔵され、前記セラミックスフロート上部の竿表
面には金属層が設けられていることを特徴とし、また上
記連続鋳造機の湯面レベル計において、距離センサがレ
ーザ距離計であることを特徴としている。
【0007】さらに本発明に係る連続鋳造機の湯面レベ
ル計を用いた湯面レベルの測定方法は、鋳造初期は、送
信コイルで受信コイルを励振させたフロートガイドパイ
プ内をセラミックスフロート上部の竿が上昇する時に変
化する受信コイルの誘導電圧を測定して湯面レベルを測
定し、定常状態の鋳造時には、前記竿の上端との距離を
距離センサで測定することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記した装置によれば、連続鋳造機のモールド
内に溶鋼湯面レベル面に対して垂直に保持されたフロー
トガイドパイプと該フロートガイドパイプ内を上下する
竿を上部に有するセラミックスフロートと、該セラミッ
クスフロートの上方にセットされた距離センサとを備え
た連続鋳造機の湯面レベル計であって、前記フロートガ
イドパイプ内には送信コイルと受信コイルとが内蔵さ
れ、前記セラミックスフロート上部の竿表面には金属層
が設けられているので、鋳造初期において、溶鋼の湯面
が上昇すると前記セラミックスフロートが上昇し、これ
に伴って前記フロートガイドパイプ内を前記竿が上方に
移動して前記受信コイルの誘導電圧が変化する。この誘
導電圧を測定することによって定常状態の鋳造時までの
湯面レベルが求められる。また前記竿の上端が前記フロ
ートガイドパイプより突出し、鋳造が定常状態となった
ことが検知された時点で、前記距離センサに切り換えら
れ、湯面レベルの変動により上下する前記竿の上端まで
の距離が前記距離センサによって測定されて湯面レベル
が求められる。このように鋳造初期から定常状態の鋳造
時までの広い範囲の湯面レベルの変動を連続的に測定す
ることが可能となる。
【0009】また、上記した装置において距離センサが
レーザ距離計である場合には、該レーザ距離計より発振
されたレーザ光を前記竿の上端に照射し、反射されたレ
ーザ光の反射角度から湯面レベルが求められる。また前
記レーザ距離計は精度が高く応答が速いので、定常状態
の鋳造時の測定にレーザ距離計を用いることによって湯
面レベルが精度良く測定されることとなる。
【0010】さらに上記した方法によれば、鋳造初期
は、送信コイルで受信コイルを励振させたフロートガイ
ドパイプ内をセラミックスフロート上部の竿が上昇する
時に変化する受信コイルの誘導電圧を測定して湯面レベ
ルを測定し、定常状態の鋳造時には、前記竿の上端との
距離を距離センサで測定するので、鋳造初期から定常状
態の鋳造時までの広い範囲の湯面レベルの変動が連続的
に、かつ高い応答性及び精度で測定されこととなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る連続鋳造機の湯面レベル
計及び該装置を用いた湯面レベルの測定方法の実施例を
図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一機能を有
する構成部品には同一符号を付すこととする。図1は本
実施例に係る連続鋳造機の湯面レベル計をモールド内に
配設したときの様子を概略的に示した説明図であり、図
2は図1におけるII−II線断面図である。図中30は湯
面レベル計であり、湯面レベル計30はフロートガイド
パイプ31と、表面に金属層が形成された竿32aを上
部に有するセラミックスフロート32と、距離センサ3
8とを備えている。上記フロートガイドパイプ31の断
面略方形形状の本体部31aの略中心箇所には略円形の
孔31bが穿設されており、フロートガイドパイプ31
は図示しない保持手段によって保持されてモールド51
内の溶鋼50の湯面レベル面に対して垂設されている。
フロートガイドパイプ31内には送信コイル33と受信
コイル34とが、上記孔31bを挟んで互いに対向する
ように内蔵されており、送信コイル33には交流電源3
5が接続されている。また受信コイル34は、受信され
た高周波を検波する受信アンプ36を介し、後述する演
算処理CPU40に接続されている。このフロートガイ
ドパイプ31の下方にはセラミックスフロート32が配
設されており、セラミックスフロート32上部の竿32
aはフロートガイドパイプ31の孔31b内を上下に移
動するようになっている。またセラミックスフロート3
2及びフロートガイドパイプ31の上方には、例えばレ
ーザ距離計14からなる距離センサ38が配設されてい
る。
【0012】このように構成された湯面レベル計30を
用いて湯面レベルを測定する場合、図1に示したように
セラミックスフロート32をまずダミーバーヘッド52
上に設置する。これと共に、送信コイル33には交流電
源35より100kHz 程度の高周波を印加し、励振させ
る。連続鋳造機のノズル53よりモールド51内に溶鋼
50が注入されて鋳造が開始されると、溶鋼50の湯面
上昇に伴ってセラミックスフロート32が上昇し、フロ
ートガイドパイプ31の孔31b内をセラミックスフロ
ート32上部の竿32aが上方に移動する。そして竿3
2aの移動に応じて受信コイル34の誘導電圧が変化す
る。この誘導電圧値は受信アンプ36を介して演算処理
CPU40で測定され、そこで湯面レベルが演算され
る。
【0013】図3は湯面レベル計の信号処理システムを
概略的に示した構成図であり、ある誘導電圧値を有する
信号が受信アンプ36に入力されると、信号はここで高
周波検波されて増幅され、この後アンプ及び直線化回路
39に送られてさらに増幅され、直線化される。次いで
増幅及び直線化された信号は演算処理CPU40に出力
され、演算処理CPU40は入力された信号の電圧の変
化から湯面レベルを演算し、演算結果を所定の装置に出
力する。このように誘導電圧の変化から湯面レベルが求
められる。この差動トランスを応用した渦流方式による
湯面レベルの測定は、上記したように湯面より離れた竿
32aの移動により変化する誘導電圧を測定することに
よって行なっているので、鋳造初期から定常状態の鋳造
時までの広い範囲、すなわちモールド51内に溶鋼50
がある程度注入されてセラミックスフロート32上部の
竿32aの上端がフロートガイドパイプ31の孔31b
より突出するまでの広い範囲の測定に用いることができ
る。
【0014】次に、竿32aの上端がフロートガイドパ
イプ31の孔31bより突出し、鋳造が定常状態となっ
たことが検知された時点で、今度は距離センサ38を用
い、湯面レベルの変動により上下するセラミックスフロ
ート32上部の竿32aの上端までの距離を測定し、湯
面レベルを求める。例えば距離センサ38がレーザ距離
計14である場合、レーザ距離計14はレーザ光を竿3
2aの上端に照射し、反射されたレーザ光を受信する。
受信信号は図3に示したようにレーザ距離アンプ41を
介して演算処理CPU40に送られ、演算処理CPU4
0は受信結果より湯面レベルを演算し、演算結果より湯
面レベル制御信号を所定の装置に出力する。このように
レーザ距離計14等の距離センサ38と竿32aの上端
との距離の変化によって、湯面レベルが求められて湯面
レベルが制御される。
【0015】一般にレーザ距離計14は精度が高く応答
が速いので、定常状態の鋳造時の測定にこのレーザ距離
計14を用いることによって湯面レベルを精度良く測定
することができる。またレーザ距離計14では、湯面よ
り離れた竿32aの上端までの距離を測定するので、溶
鋼50の放射熱を受けることがなくレーザ距離計14を
水冷する必要がないため、レーザ距離計14を小型化す
ることができる。さらに定常状態の湯面レベルの測定に
おいては、湯面レベルの変動が少なく測定レンジは狭い
ので、安価なレーザ距離計14を用いることができる。
また、定常状態の鋳造時にパウダが投入されても、セラ
ミックスフロート32はパウダに浮かず溶鋼50に浮く
のでパウダによる影響はなく、しかもパウダにレーザが
反射されることがないので湯面レベルを精度良く測定す
ることができる。
【0016】図4は本実施例に係る湯面レベル計30を
用いたときの湯面レベル測定値と時間との関係を示した
グラフであり、定常状態となるまで上昇する溶鋼50の
湯面レベルは上記差動トランスを応用した渦流方式によ
って測定され、定常状態となった時点で距離センサ38
に切り換えられ、湯面レベルの変動が連続的に測定され
る。このように本実施例に係る湯面レベル計30は、鋳
造初期においてはオートスタート用として、また定常状
態の鋳造時においては湯面レベルの制御用として広い範
囲の測定に用いることができる。
【0017】なお、実際に上記した湯面レベル計30及
び測定方法を用いて湯面レベルを測定したところ、測定
精度は±0.2mm、応答性は10Hzであり、湯面レベル
制御精度は±1mmであった。これに対し、従来の渦流方
式で湯面レベルを測定したところ測定精度は±1mm、応
答性は3Hz、湯面レベル制御精度は±2mmであった。こ
の結果からも本実施例に係る湯面レベル計30及び測定
方法を用いれば、湯面レベルの測定精度を向上させるこ
とができ、さらに湯面レベル制御精度を向上させること
ができることが確認された。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る連続
鋳造機の湯面レベル計は連続鋳造機のモールド内に溶鋼
湯面レベル面に対して垂直に保持されたフロートガイド
パイプと該フロートガイドパイプ内を上下する竿を上部
に有するセラミックスフロートと、該セラミックスフロ
ートの上方にセットされた距離センサとを備えた連続鋳
造機の湯面レベル計であって、前記フロートガイドパイ
プ内には送信コイルと受信コイルとが内蔵され、前記セ
ラミックスフロート上部の竿表面には金属層が設けられ
ているので、鋳造初期においてはオートスタート用とし
て、また定常状態の鋳造時においては湯面レベルの制御
用として広い範囲の測定に用いることができる。また、
前記セラミックスフロートはパウダに浮かず溶鋼に浮く
のでパウダによる影響はなく、湯面レベルを精度良く測
定することができる。
【0019】また上記装置において、距離センサがレー
ザ距離計である場合には、定常状態の鋳造時の湯面レベ
ルの測定を精度良く行なうことができる。またパウダに
よりレーザが反射されてしまうことがないため、一層測
定精度が向上することとなる。
【0020】さらに本発明に係る連続鋳造機の湯面レベ
ル計を用いた湯面レベルの測定方法は、鋳造初期は、送
信コイルで受信コイルを励振させたフロートガイドパイ
プ内をセラミックスフロート上部の竿が上昇する時に変
化する受信コイルの誘導電圧を測定して湯面レベルを測
定し、定常状態の鋳造時には、前記竿の上端との距離を
距離センサで測定するので、鋳造初期から定常状態の鋳
造時までの広い範囲の湯面レベルの変動を連続的に、し
かも応答性及び精度良く測定することができる。従って
湯面レベル制御の精度が向上し、スラブのパウダ巻き込
みキズを減少させることができると同時に品質の良いス
ラブを製造することができる。さらに鋳造速度も速める
ことができ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る連続鋳造機の湯面レベル計をモ
ールド内に配設したときの様子を概略的に示した模式的
断面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】湯面レベル計の信号処理システムを概略的に示
した構成図である。
【図4】本実施例に係る湯面レベル計を用いたときの湯
面レベル測定値と時間との関係を示したグラフである。
【図5】従来の渦流方式により湯面レベルを測定してい
る様子を概略的に示した構成図である。
【図6】従来のレーザ方式により湯面レベルを測定して
いる様子を概略的に示した構成図である。
【図7】従来のフロート方式により湯面レベルを測定し
ている様子を概略的に示した構成図である。
【符号の説明】
14 レーザ距離計 30 湯面レベル計 31 フロートガイドパイプ 32 セラミックスフロート 32a 竿 33 送信コイル 34 受信コイル 38 距離センサ 50 溶鋼 51 モールド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造機のモールド内に溶鋼湯面レベ
    ル面に対して垂直に保持されたフロートガイドパイプと
    該フロートガイドパイプ内を上下する竿を上部に有する
    セラミックスフロートと、該セラミックスフロートの上
    方にセットされた距離センサとを備えた連続鋳造機の湯
    面レベル計であって、前記フロートガイドパイプ内には
    送信コイルと受信コイルとが内蔵され、前記セラミック
    スフロート上部の竿表面には金属層が設けられているこ
    とを特徴とする連続鋳造機の湯面レベル計。
  2. 【請求項2】 距離センサがレーザ距離計であることを
    特徴とする請求項1記載の連続鋳造機の湯面レベル計。
  3. 【請求項3】 鋳造初期は、送信コイルで受信コイルを
    励振させたフロートガイドパイプ内をセラミックスフロ
    ート上部の竿が上昇する時に変化する受信コイルの誘導
    電圧を測定して湯面レベルを測定し、定常状態の鋳造時
    には、前記竿の上端との距離を距離センサで測定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の連続鋳造機の湯面レベル
    計を用いた湯面レベルの測定方法。
JP3046376A 1991-03-12 1991-03-12 連続鋳造機の湯面レベル計及び該装置を用いた湯面レベルの測定方法 Pending JPH0540058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217092A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nippon Electric Glass Co Ltd 溶融金属の液面高さ測定装置および測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217092A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Nippon Electric Glass Co Ltd 溶融金属の液面高さ測定装置および測定方法

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