JPH0540006Y2 - - Google Patents

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JPH0540006Y2
JPH0540006Y2 JP2954489U JP2954489U JPH0540006Y2 JP H0540006 Y2 JPH0540006 Y2 JP H0540006Y2 JP 2954489 U JP2954489 U JP 2954489U JP 2954489 U JP2954489 U JP 2954489U JP H0540006 Y2 JPH0540006 Y2 JP H0540006Y2
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container
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screw
wall
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はほぼ水平方向に中央軸を有し該軸回り
に回転駆動される円筒状容器内の多数のネジ類を
収容し、該容器内のネジ類を攪拌することによつ
て容器の周壁に形成した複数の排出開口から整列
状態で取り出すネジ類の整列供給装置に関するも
のである。
(従来技術とその問題点) この種の整列供給装置として、特願昭62−
257505号(特開平1−104511号公報)が知られて
いる。この装置においては、容器内で攪拌されて
整列姿勢となつたネジ類は容器の周壁に形成され
た排出開口から取り出される。前記容器の外周面
には容器と別体の回転不能に支持されている円筒
状部材が配置されており、該円筒状部材の円周上
の一か所には前記容器のネジ類誘導路と整合する
開口が形成されており、容器の誘導路内に配置さ
れた整列ネジ類がネジ類誘導路と円筒状部材の開
口とが整合したときにこの開口から排出され、上
記円筒状部材の開口に連続して形成されている整
列ネジ類シユート上に整列してストツクされる。
通常シユートに移送されたネジ類は重力の作用の
みによつてシユートの先端方向に移送され、該シ
ユートの先端部にはシユート上の先頭ネジ類を工
具に供給するためのエスケープ装置等が設けられ
る。
ところで、このような整列装置は、例えばネジ
締め工具に一体に取付けられて使用される場合が
ある。この場合には前述のような直線状のシユー
ト構成は工具を大型化したり重量を大きくしたり
して不適当である。なぜならば、通常の場合シユ
ートは整列装置部の整列効率を勘案して多少多く
のネジ類をストツクできるように長めに設定され
るからである。また、工具の使用状態によつてシ
ユートの傾斜が一定でなく重力のみによるネジ類
の移送は安定度を損なうという問題がある。シユ
ート上のネジ類を積極的に移送させる手段として
は、例えばシユートレールに振動を付与する等の
手段があるが、別に振動駆動源を要するため、や
はり小型化は難しい。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消し、直線状のシユート
によるネジ類ストツク部を使用せずに、整列ネジ
類をストツクさせることによつて装置全体の小型
化、軽量化を可能とし、装置の運動を利用してス
トツク部に移送されたネジ類をストツク部の先方
へ確実に移送させることにより工具と一体化した
場合でもネジ類の供給上のトラブルの生じないネ
ジ類の整列供給装置を提供することをその目的と
する。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するため、本考案に係るネジ類
の整列供給装置は、ほぼ水平方向に中心軸を有し
該軸回りに回転駆動される有底円筒状容器内に多
数のネジ類を収容し、該容器内のネジ類を攪拌す
ることによつて容器の周壁に形成されたネジ類誘
導路からネジ類を整列姿勢で取り出すようにした
ネジ類の整列供給装置において、前記容器の周囲
に上記容器の外周面と所定の間隔を隔てて円環状
の外壁を形成し、該外壁内で上記容器が回転する
ように配置し、該外壁の内周面と前記容器の外周
面の間に前記容器のネジ類誘導路から排出された
ネジ類を整列姿勢で保有するストツク部を形成
し、前記外壁にはストツク部内の整列ネジ類をス
トツク部から外方に排出するための排出口を形成
する一方、ストツク部内には内部のネジ類を上記
排出口に誘導する誘導板を設け、該誘導板の一端
を前記容器の外周面に近接するとともに他端側を
上記排出口に配置し、前記容器の外周面には、通
常前記ストツク部内に突出し且つストツク部から
退避動可能な弾性部材を設けたことを特徴とす
る。
(考案の作用、効果) 以上の構成において、外壁内で容器を回転させ
ると、容器のネジ類誘導路から排出されたネジ類
はストツク部に送られて整列する。各ネジ類の拡
大頭部はストツク部の段部に支持されている。容
器は回転しているからその外周面に設けられた弾
性部材も回転し、ストツク部内で整列したネジ類
に係合してこれらを強制的に回転方向に移送す
る。これらのネジ類が誘導板の位置に送られる
と、誘導板の一端は容器の外周面に近接している
ので、ネジ類は誘導板の外側に誘導され、ストツ
ク部内のネジ類と分離されて誘導板に沿つて外壁
の排出口から排出され。順次ネジ締め機等の工具
に供給される。なお、ネジ類が誘導板とストツク
部に整列しているときは、上記弾性部材は弾性に
ストツク部から退避動して空送りする。
上述のように、ストツク部はネジ類収容容器の
周囲に円環状に形成されるとともに、ストツク部
内のネジ類は、容器の回転駆動に伴なつて容器の
周囲に形成した弾性部材により強制的に送られ
る。したがつて、直線状のネジ類ストツク部を形
成する必要がないほか、弾性部材を駆動するため
の手段を別に設ける必要がない。このため、装置
全体の小型化・軽量化が可能となる。また、上記
整列供給装置によれば、弾性部材がネジ類を強制
的に送るため、従来の重力のみに頼つていた供給
方式に比べて供給性能が向上し、可搬式工具に採
用して充分性能が発揮できる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第1図〜第5図において符号Aはネジ類の整列
供給装置を示すものである。このネジ類整列供給
装置Aは多数のネジ類を収容する有底円筒状容器
1と該容器1を収納する収納体2とから構成され
ている。
前記容器1の中心軸Pはほぼ水平方向に設定さ
れ、その周壁3には複数のネジ類ネジ類誘導路4
が形成されている。このネジ類誘導路4の断面は
一本のネジ類Nが通過可能な大きさに形成され、
その一端4aは容器1の内側に開口し、他端4b
は容器1の外側に開口し、さらにネジ類誘導路4
の中間部は周壁3内部に沿つて形成されている。
また、ネジ類誘導路4にはネジ類Nの拡大頭部N
1下面を支持する段部5aが形成されている。こ
の段部5aは容器2の周壁3の内周面にも連続し
て形成されている。
前記容器1の底部を構成する一方の側壁6には
星形錐状の攪拌体7が固定され、開放部には開閉
蓋(図示せず)が取付けられる。また、側壁6の
外側中心には回転軸8が突出形成されている。
次に、収納体2は上記容器1の周囲に上記容器
1の外周面と所定の間隔を隔てて設けられた円環
状の外壁9を有し、且つ一方の側壁10には前記
容器1の回転軸8の軸受部11を有するもので、
上記回転軸8は回転駆動装置(図示せず)に作動
連結される。これにより、上記容器1は収納体2
の内部において上記回転軸8の中心軸Pを中心に
この軸回りにほぼ水平方向に回転する。
上記外壁9の内周面と前記容器1の外周面の間
にはネジ類Nを保有するストツク部12が形成さ
れている。該ストツク部12の断面も、上述のネ
ジ類誘導路4と同じく、一本のネジ類Nが通過可
能な大きさに形成され、その両側、つまり容器1
の外周面と外壁9の内周面にはそれぞれ上記ネジ
類誘導路4の段部5aと連続する段部5bが形成
されている。そして、上記外壁9にはストツク部
12内の整列ネジ類Nをストツク部12から外方
に排出するための排出口13が一個形成されてい
る。
また、ストツク部12内にはストツク部12内
のネジ類Nを上記排出口13に誘導する誘導板1
4が設けられている。この誘導板14は、その一
側端縁15がストツク部12の段部5bと同じレ
ベルになるように配置されている。誘導板14の
一端14aは前記容器1の外周面に近接するとと
もに他端14b側は上記排出口13に臨むように
配置されている。
なお、誘導板14は、ストツク部12内のネジ
類Nが重力により前記ネジ類誘導路4から容器1
内に戻るのを防止できるように、容器1の上部を
覆うように設けるのが好ましい。
さらに、前記容器1の外周面には、通常前記ス
トツク部12内に突出し且つストツク部12から
退避動可能な弾性部材16が設けられている。こ
のような弾性部材16は、バネ、ピアノ線、ブラ
シ等により、第4図に示すように、周壁3に形成
した空間部Sに取り付ければよい。なお、上記誘
導板14には長手方向に弾性部材16を逃すため
の溝17が形成されている。
上記構成において、上記容器1内にネジ類Nを
収容し、蓋をした後、回転駆動装置によつて上記
回転軸8の中心軸Pを中心にこの軸回りにほぼ水
平方向に回転駆動させることにより、内部のネジ
類Nは矢印方向に攪拌される。開放側(蓋側)に
拡大頭部N1が向いたネジ類Nは攪拌中にネジ類
誘導路4の段部5aに案内支持されて上記ネジ類
誘導路4内に飛び込み、さらに該ネジ類誘導路4
の外側開口端に向かつて進む。底部側に拡大頭部
N1が向いたネジ類Nは、攪拌中に一側壁の底部
の攪拌体にぶつかつているうちに姿勢が逆転し、
同様にしてネジ類誘導路4内に飛び込み、該ネジ
類誘導路4の外側開口端4bに向かつて進み、こ
こから排出される。排出されたネジ類Nはストツ
ク部12に送られ、各ネジ類Nの拡大頭部N1は
ストツク部12の段部5bに支持されて整列状態
で保有される。
ところで、容器1は回転し、同時にその外周面
に設けられた弾性部材16も回転しているから、
回転移動中にストツク部12内で整列しているネ
ジ類Nに係合してこれらを強制的に回転方向に移
送する。そして、これらのネジ類Nが誘導板14
位置まで送られると、各ネジ類Nは容器1の外周
面に近接している誘導板14の一端にすくわれ、
誘導板14の上記一側端縁15と外壁9の段部5
bとにより支持されて誘導板14の外側に誘導さ
れ、ストツク部12内のネジ類Nと分離される。
このときも弾性部材16は誘導板14の溝から外
方に突出してさらにネジ類Nを回転方向に送り続
けるので、ネジ類Nは誘導板14に沿つて外壁9
の排出口13に誘導され、さらに排出されて順次
ネジ締め機等の工具に供給される。なお、誘導板
14の先端側にストツパ(図示せず)が設けられ
ているときは、ネジ類Nは誘導板14とストツク
部12に保持され、弾性部材16は弾性によりス
トツク部12から退避動して空送りする。
したがつて、上述のネジ類の整列供給装置Aに
よれば、ストツク部12はネジ類Nの収容容器1
の周囲に円環状に形成されているので、装置全体
の小型化・軽量化が可能となり、また、ストツク
部12内のネジ類Nは、容器1の回転駆動に伴な
つて容器1の周囲に形成した弾性部材16により
強制的に送られるため、従来の重力のみに頼つて
いた供給方式に比べて供給性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るネジ類の整列供給装置の
斜視図、第2図は上記整列供給装置の縦断面図、
第3図は第2図のX−X線の断面図、第4図は弾
性部材の取付け態様説明図、第5図はその分解斜
視図である。 符号、A……ネジ類の整列供給装置、N……ネ
ジ類、P……中心軸、1……容器、4……ネジ類
誘導路、9……外壁、12……ストツク部、13
……排出口、14……誘導板、16……弾性部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼ水平方向に中心軸を有し該軸回りに回転駆
    動される有底円筒状容器内に多数のネジ類を収容
    し、該容器内のネジ類を攪拌することによつて容
    器の周壁に形成されたネジ類誘導路からネジ類を
    整列姿勢で取り出すようにしたネジ類の整列供給
    装置において、 前記容器の周囲に上記容器の外周面と所定の間
    隔を隔てて円環状の外壁を形成し、該外壁内で上
    記容器が回転するように配置し、該外壁の内周面
    と前記容器の外周面の間に前記容器のネジ類誘導
    路から排出されたネジ類を整列姿勢で保有するス
    トツク部を形成し、前記外壁にはストツク部内の
    整列ネジ類をストツク部から外方に排出するため
    の排出口を形成する一方、ストツク部内には内部
    のネジ類を上記排出口に誘導する誘導板を設け、
    該誘導板の一端を前記容器の外周面に近接すると
    ともに他端側を上記排出口に配置し、前記容器の
    外周面には、通常前記ストツク部内に突出し且つ
    ストツク部から退避動可能な弾性部材を設けたこ
    とを特徴とするネジ類の整列供給装置。
JP2954489U 1989-03-15 1989-03-15 Expired - Lifetime JPH0540006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2954489U JPH0540006Y2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15

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JP2954489U JPH0540006Y2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02120416U JPH02120416U (ja) 1990-09-28
JPH0540006Y2 true JPH0540006Y2 (ja) 1993-10-12

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ID=31253854

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2954489U Expired - Lifetime JPH0540006Y2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15

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JPH02120416U (ja) 1990-09-28

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