JPH05399U - 多刃切断機におけるゴミ除去装置 - Google Patents
多刃切断機におけるゴミ除去装置Info
- Publication number
- JPH05399U JPH05399U JP4930591U JP4930591U JPH05399U JP H05399 U JPH05399 U JP H05399U JP 4930591 U JP4930591 U JP 4930591U JP 4930591 U JP4930591 U JP 4930591U JP H05399 U JPH05399 U JP H05399U
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- JP
- Japan
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- main shaft
- air
- spindle
- cutting machine
- lug
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 主軸1内に空気による膨張または収縮するゴ
ムチューブ7を挿入し、複数のラグの各突部12を主軸
1の複数のスリット3から出没させることにより主軸1
に移動自在に装着した丸刃2を所定の位置に固定する。
主軸1の一部に空気の注入口14を設け、ここから、主
軸1内のゴムチューブ7の外側に圧縮空気を注入するこ
とにより、各スリット3と各ラグの突部12間の隙間か
ら空気を噴出させる。 【効果】 主軸1に設けた複数のスリット3と、このス
リット3にはまっているラグの突部12の間の隙間から
空気を噴出させることにより、主軸1などに附着してい
るゴミを吹き飛ばして清潔に保つことができる。
ムチューブ7を挿入し、複数のラグの各突部12を主軸
1の複数のスリット3から出没させることにより主軸1
に移動自在に装着した丸刃2を所定の位置に固定する。
主軸1の一部に空気の注入口14を設け、ここから、主
軸1内のゴムチューブ7の外側に圧縮空気を注入するこ
とにより、各スリット3と各ラグの突部12間の隙間か
ら空気を噴出させる。 【効果】 主軸1に設けた複数のスリット3と、このス
リット3にはまっているラグの突部12の間の隙間から
空気を噴出させることにより、主軸1などに附着してい
るゴミを吹き飛ばして清潔に保つことができる。
Description
【0001】
この考案は、紙、金属板、プラスチック板などの板材の周縁を切断したり、あ るいは板材などの材料を複数本に小割り切断したりする多刃切断機におけるゴミ の除去装置に関する。
【0002】
従来、複数の丸刃を用いる多刃切断機として、主軸と、この主軸と共に回転し 、かつ軸方向に移動自在な複数の丸刃を設け、上記主軸を中空とするとともにそ の周壁に設けた複数のスリットに上記各丸刃を固定移動自在とする出没自在のラ グをそれぞれ装着し、上記主軸の中心に挿入したゴムチューブへのエアの注入排 出による膨張収縮で上記各ラグを出没させるようにして、ラグが引込んでいると き、丸刃を主軸に沿って移動させ、丸刃が所定位置になると、ラグを主軸の外周 から突出させ丸刃を固定するものがある。
【0003】
上記のような従来の多刃切断機は、チューブへのエアの注入排出によりラグを 主軸の外周から出没させることができるので、それまでのスペーサを用いる手作 業に比較して手数がかからなくなった点で優れているが、主軸の外側やスリット とラグの間などにゴミが付着してラグが円滑に動かなくなったり、丸刃が円滑に 動かなくなったりするという問題が多くなってきた。
【0004】 この考案の課題は、上記のような従来の切断機の問題点を解決してスリットと ラグの間の隙間からエアを噴出させてゴミを吹き飛ばすようにしたゴミ除去装置 を得ることである。
【0005】
上記の課題を解決するために、この考案は主軸と、この主軸と共に回転し、か つ軸方向に移動自在な複数の丸刃を設け、上記主軸を中空とするとともにその周 壁に設けた複数のスリットに上記各丸刃を固定移動自在とする出没自在のラグを それぞれ装着し、上記主軸の中心に挿入したゴムチューブへのエアの注入排出に よる膨張収縮で上記各ラグを出没させるようにした多刃切断機を改良して、上記 主軸の一部に上記ゴムチューブの外側と上記主軸の周壁の間に通じるゴミ吹き飛 ばし用空気の注入口を設けた多刃切断機におけるゴミ除去装置を提供する。
【0006】
この考案は上記の構成であるから、主軸内のゴムチューブが収縮している状態 で各丸刃を所定の位置に移動させ、ついでゴムチューブ内に圧縮空気を注入して 膨張させると、各ラグが押出されて主軸の外側の各丸刃を軸方向に移動せぬよう に固定する。
【0007】 また、主軸の一部の注入口から主軸とゴムチューブの間に圧縮空気を吹き込む と、この空気は主軸のスリットから主軸外に吹き出して、主軸の外側に附着して いるゴミを吹飛ばして除去する。
【0008】
図1において、1は多刃切断機のフレーム(図示省略)に両端を回転自在に支 承せしめた主軸で、この主軸に複数の丸刃2を軸方向摺動自在に装着する。
【0009】 上記主軸1は図2のように円形管状の中空でその周壁には所定長さの軸方向の スリット3が全長に亘り千鳥状に形成されている。
【0010】 7は主軸1内に設けたゴムチューブで、その前端部9は図1のように閉じ、後 端部には、空気の注入兼排出口のプラグ10が設けてある。
【0011】 このプラグ10は主軸1の一端に固定され、図示省略してある圧縮空気供給管 のソケットをプラグ10に押し込むと、同プラグ10の逆止弁が押し開かれてチ ューブ7内に圧縮空気が注入され、ソケットを外すとプラグ10の逆止弁が閉じ て空気の流出を阻止するようになっている。
【0012】 また、チューブ7内の空気の排出はプラグ10の頭部を押して逆止弁を開くこ とにより行う。
【0013】 11は各スリット3毎に設けたラグで、図2、図3のように各ラグ11の外側 にはスリット3から主軸1の外側に出没する突部12が形成してある。
【0014】 図1の14は主軸1の他端に設けたゴミ除去用空気の注入口で、15は同注入 口取付側の主軸1内に固定した多孔板であり、前記チューブ7の前端部9を支持 するものである。
【0015】 上記の実施例の場合、最初はゴムチューブ7を図2のIのように収縮させて、 各ラグ11の突部12が主軸1の外周から突出しない状態とし、全ての丸刃2が 片側へ寄った状態としておく。
【0016】 この状態で図示省略してある丸刃移動装置を働かせ、各丸刃2をつぎつぎに所 定の位置に移動させる。
【0017】 こうして全ての丸刃2を所定の位置としたのち、主軸1の端部のプラグ10か らチューブ7内に圧縮空気を注入して同チューブ7を膨張させ、膨張したチュー ブ7の外周により各ラグ11が押し出されて各突部12が主軸1の外周から突出 し、各丸刃2のボス5の内面に圧着し、各丸刃2の軸方向移動を阻止する状態と なる。
【0018】 上記の操作により各丸刃2の位置決めをしたのち、丸刃2の下方に材料を供給 して切断作業を行う。
【0019】 また、上記の切断作業中などに切削屑などのゴミが主軸1の外側などに附着す るが、主軸1端の注入口14に圧縮空気供給管を連結して高圧の空気を注入口1 4から主軸1内に注入するとこの空気はゴムチューブ7の外周と主軸1の周壁内 面間の隙間を通り、各スリット3と突部12間の隙間から図3の矢印のように外 部に吹き出す。
【0020】 従って、スリット3や突部12附近のゴミは吹き出した空気により吹き飛ばさ れて除去される。
【0021】 なお、図4のように丸刃2のボス5の内周面13を山形または円弧断面に形成 して主軸1との接触面積を最小限にすることによりゴミの除去効果は一層大とな る。
【0022】
この考案は上記のように、ゴムチューブの膨張収縮によるラグの出没により主 軸に装着した丸刃を固定または移動させるようにした多刃切断機において、その 主軸に設けた注入口から圧縮空気を吹き込んで主軸の外側のゴミを吹き飛ばすも のであるから、主軸と丸刃やラグの間にゴミが挟まって、丸刃が傾斜したり、丸 刃が円滑に移動しなくなったりするおそれがなくなったものである。
【図1】実施例の一部縦断正面図
【図2】図1のA−A線の拡大横断面図
【図3】ラグ部の拡大縦断面図
【図4】他の実施例のラグ部の拡大縦断面図
1 主軸 2 丸刃 3 スリット 5 ボス 7 ゴムチューブ 11 ラグ 13 内周面 14 注入口
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 主軸と、この主軸と共に回転し、かつ軸
方向に移動自在な複数の丸刃を設け、上記主軸を中空と
するとともにその周壁に設けた複数のスリットに上記各
丸刃を固定移動自在とする出没自在のラグをそれぞれ装
着し、上記主軸の中心に挿入したゴムチューブへのエア
の注入排出による膨張収縮で上記各ラグを出没させるよ
うにした多刃切断機において、上記主軸の一部に上記ゴ
ムチューブの外側と上記主軸の周壁の間に通じるゴミ吹
き飛ばし用空気の注入口を設けた多刃切断機におけるゴ
ミ除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4930591U JP2568061Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 多刃切断機におけるゴミ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4930591U JP2568061Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 多刃切断機におけるゴミ除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05399U true JPH05399U (ja) | 1993-01-08 |
JP2568061Y2 JP2568061Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12827234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4930591U Expired - Lifetime JP2568061Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 多刃切断機におけるゴミ除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568061Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015085463A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 高荷 喜三 | シャーカッター自動位置合わせ装置 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP4930591U patent/JP2568061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015085463A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 高荷 喜三 | シャーカッター自動位置合わせ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2568061Y2 (ja) | 1998-04-08 |
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