JPH0539857Y2 - - Google Patents

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JPH0539857Y2
JPH0539857Y2 JP5454588U JP5454588U JPH0539857Y2 JP H0539857 Y2 JPH0539857 Y2 JP H0539857Y2 JP 5454588 U JP5454588 U JP 5454588U JP 5454588 U JP5454588 U JP 5454588U JP H0539857 Y2 JPH0539857 Y2 JP H0539857Y2
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resin
discharge port
port
rotary valve
resin supply
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フロースタンピング成形機に付属す
る樹脂供給ノズルに関する。
〔従来の技術〕
フロースタンピング成形は、上面の開放された
下型の上方を、コンピユータ制御によつて所定の
パターンを描いて移動するノズルから可塑化され
た樹脂材料を押し出すことによつて、下型内に該
パターンに応じて樹脂を分配供給し、該樹脂材料
が可塑化状態にある間に該下型をこれに連携する
上型で閉鎖し、その押圧力で樹脂材料を両型間の
成形空間に過不足なく充填して所望の形状を得る
成形法である。
従来の供給ノズルの構造を第4図に基づいて説
明する。ノズル11の吐出口12から奥に入つた
位置にロータリバルブ13が設けられ、樹脂の供
給源から吐出口12に達する通路14を開閉する
ように構成されている。第4図aは、ロータリバ
ルブ13の閉の位置にあり、通路14は遮断され
て樹脂の供給が停止されている待機状態を示す。
樹脂を供給する際には、第4図bに示すように、
ロータリバルブ13が通路14を開くと、樹脂は
圧力によつて吐出口12から押し出される。所定
量の樹脂がノズル11から排出されると、第4図
cに示すように、再びロータリバルブ13が通路
14を遮断し、同時に吐出口12の下部に設置さ
れている可動カツタ15が吐出口12を横切つて
移動し、吐出口12の内部に残つている樹脂部分
と排出された樹脂部分との連携を断ち切り、樹脂
が吐出口12から外部に垂れ下がらないようにす
る。この目的は供給される樹脂の量を一定に制御
することと、残つた樹脂がノズル内部よりも低温
である外気に触れて固化することを防止すること
にある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この機構においては、吐出口12の開
口面に露出している樹脂が外気に触れて固化する
ことを防ぐことができない。又、カツタ15と吐
出口12との間に間隙が存在している場合には、
吐出口12内に残つた樹脂が外に垂れ下がつて固
化する傾向を有する。この傾向は特にMI(メルト
インデツクス)の高い樹脂の場合に著しい。更に
可動カツタ15の刃は保温されていないので、カ
ツタの作動時にこれに触れた樹脂が固化して付着
し、カツタと共に動いて、所望の供給パターンが
描けないことがある。更に又、このノズルでは常
に一定の直径の樹脂の流れしか得られないので、
供給パターンの微妙な調節がやり難いと云う欠点
もあつた。
本考案はこのような従来技術の問題点を解決す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案は、樹脂供
給通路と吐出口とを具えたフロースタンピング成
形機用の樹脂供給ノズルであつて、入口ポートと
出口ポートを具えたロータリバルブが樹脂供給通
路と吐出口との間に設けられ、該ロータリバルブ
は、その入口ポートが樹脂供給通路に、出口ポー
トが吐出口にそれぞれ完全に対面して連通する第
1位置と、出口ポートと吐出口との連通が完全に
遮断される第2位置との間を回動可能であり、そ
の中間の回動位置において、入口ポートと樹脂供
給通路、並びに出口ポートと吐出口とが部分的に
対面して連通するように構成された樹脂供給ノズ
ルを提案する。
〔作用〕
ロータリバルブの回転角度位置の選択によつ
て、樹脂供給通路とバルブの入口ポートとの対面
断面積を適当に調節することができ、一方、これ
に対応して吐出口と出口ポートも変化するので、
樹脂流の太さが適当に絞られ供給管を変化させる
ことができる。又、樹脂の供給を停止する際に
は、吐出口がロータリバルブによつて完全に遮断
されるように回転角度を選択すれば、ロータリバ
ルブ自体が樹脂流を切断するカツタの機能を果た
し、しかもノズル内に残存する樹脂が外気に触れ
て固化することが防止される。
〔実施例〕
図面に示す好適実施冷に基づいて、本考案を更
に詳細に説明する。
第1図は本考案のノズルの段断面図を示す。
エクストルーダ(図示しない)等の樹脂供給源
に接続されたノズル1は、水平方向に延在する樹
脂供給通路2と、先端部の下側に開口した吐出口
3とを具えている。このノズル1はコンピユータ
によつて制御される駆動機構(図示しない)によ
つて、フロースタンピング成形機の下型の上で所
定のパターンを描いて運動し、吐出口3から樹脂
を供給するように構成されている。
樹脂供給通路2と吐出口3との間には、ロータ
リバルブ4が、前記樹脂供給通路2と吐出口3と
を含む垂直平面内で回転可能に設置されている。
該ロータリバルブ4は、互いに90度の位相差を以
て設けられた入口ポート5と出口ポート6とを具
え、両ポート間は湾曲通路7で接続されている。
第1図に示すように、入口ポート5がノズルの樹
脂供給通路2に完全に対面して連通している場合
には、出口ポート6も吐出口3に完全に対面する
ような位置関係にある。これを第1位置と称す
る。この状態で樹脂が供給されると、吐出口3か
らは最大断面積の樹脂流8が吐出される。
ロータリバルブ4を矢印の方向に回転させて第
2図の状態にすると、入口ポート5と樹脂供給通
路2との対面がずれてその連通面積が減少し、同
時に出口ポート6と吐出口3との連通面積もこれ
と同じ割合で減少する。従つて、吐出される樹脂
流8の太さもこれに対応して細くなり、樹脂供給
量が絞られる。
樹脂の供給を完全に停止させる場合には、第3
図に示すように、ロータリバルブ4を更に矢印の
方向に回転し、入口ポート5と樹脂供給通路2と
の対面並びに出口ポート6と吐出口3との対面を
完全に遮断する。これを第2位置と称する。する
と、ロータリバルブ4自体がカツタの作用を行つ
て、ノズルから吐出された樹脂流部分8aをロー
タリバルブ4の湾曲通路7内に残つた樹脂8bか
ら切断する。ノズル1内は適宜な手段によつて加
熱されているので、樹脂はその内部に留まつてい
る限りは固化しない。しかも、ノズルの吐出口3
はロータリバルブ4の壁面によつて閉鎖されるの
で樹脂が外気に触れて固化することも防止され
る。
樹脂の供給を再開する場合には、ロータリバル
ブ4を、第3図の位置から矢印と逆方向に適当な
角度だけ回転して、第1図又は第2図に示すよう
な状態にすればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ロータリバルブの回転角度の
選択によつて、第1位置と第2位置との間の適宜
な位置を設定し、吐出口から排出される樹脂流の
太さを適度に調節することができ、これによつて
下型の上に樹脂を載置する際にその量を精密に制
御することが可能となる。又、樹脂の供給を停止
する第2位置に移行する際には、ロータリバルブ
自体がカツタの作用を行い、樹脂流を完全に切断
すると同時に、ノズル内に残存した樹脂が外気に
触れることを防止するので、常に樹脂を軟化状態
に保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案のノズルの構成並び
に作用を示す側断面図、第4図a〜cは、従来の
ノズルの構成並びに作用を示す側断面図である。 1……ノズル、2……樹脂供給通路、3……吐
出口、4……ロータリバルブ、5……入口ポー
ト、6……出口ポート、7……湾曲通路、8……
樹脂流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂供給通路2と吐出口3とを具えたフロース
    タンピング成形機用の樹脂供給ノズル1であつ
    て、入口ポート5と出口ポート6を具えたロータ
    リバルブ4が樹脂供給通路2と吐出口3との間に
    設けられ、該ロータリバルブ4は、その入口ポー
    ト5が樹脂供給通路2に、出口ポート6が吐出口
    3にそれぞれ完全に対面して連通する第1位置
    と、出口ポート6と吐出口3との連通が完全に遮
    断される第2位置との間を回動可能であり、その
    中間の回動位置において、入口ポート5と樹脂供
    給通路2、並びに出口ポート6と吐出口3とが部
    分的に対面して連通するように構成された樹脂供
    給ノズル。
JP5454588U 1988-04-25 1988-04-25 Expired - Lifetime JPH0539857Y2 (ja)

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JP5454588U JPH0539857Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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JP5454588U JPH0539857Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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JPH01158118U JPH01158118U (ja) 1989-11-01
JPH0539857Y2 true JPH0539857Y2 (ja) 1993-10-08

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