JPH0539681Y2 - - Google Patents

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JPH0539681Y2
JPH0539681Y2 JP1985122437U JP12243785U JPH0539681Y2 JP H0539681 Y2 JPH0539681 Y2 JP H0539681Y2 JP 1985122437 U JP1985122437 U JP 1985122437U JP 12243785 U JP12243785 U JP 12243785U JP H0539681 Y2 JPH0539681 Y2 JP H0539681Y2
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JP
Japan
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air
main body
reducing valve
pressure reducing
cuff
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JP1985122437U
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JPS6230803U (ja
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、血圧計において、空気系に設けら
れる減圧弁付空気継手に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、血圧計には、カフを腕に巻付け、この
カフに加圧空気を加圧ポンプより供給し、腕を阻
血した後、カフ内の加圧空気を減圧弁より微速排
気しつつ本体でコロトコフ音等の血管情報を検出
し、血圧値を測定して表示するようにしているも
のがある。
この種の血圧計において、従来、第6図に示す
ように、減圧弁aは手動の加圧ポンプbの手元に
設けられており、つまり加圧ポンプbのゴム球c
とゴム管(図示省略)との間に介設されていた。
この減圧弁aはケースd内に弁体eが設けられる
と共に、操作杆fが設けられて成り、操作杆fを
回転して排気速度を調整するようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の減圧弁aにおいては、手元で操作し
易いものの、接触し易く、測定中に触れると排気
速度が変わり、誤測定の一要因となつていた。
また、減圧弁が血圧計本体内に組込まれている
ものがある。しかしこれでは排気速度などの仕様
が変更された際、減圧弁自体の形式を変更する必
要があり、取替え難いという問題があつた。つま
り、形状等が変わると、血圧計本体も形状等を変
える必要があり、仕様変更に対応し難く、しかも
金型などの変更により、高価になるという欠点が
あつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案は、本体の外側面に継手ケースが設け
られ、この継手ケースには、本体内の空気系、本
体外の空気系及びカフにそれぞれ接続される3つ
の接続筒はT字状に付設され、これら3つの接続
筒を連通する空気路が継手ケースの内周囲に沿つ
て形成され、継手ケース内の中央部に空気路と継
手ケース外の大気とを開閉する減圧弁が配置さ
れ、更に継手ケースの側部中央に凹所が形成さ
れ、この凹所に減圧弁を操作する操作杆が設けら
れ、減圧弁により加圧空気を微速排気することを
特徴としている。
この減圧弁付空気継手では、上記構成を備える
ため、継手を構成する要素を小スペースに配備す
ることが可能となり、継手を小型化することがで
きる。
(ホ) 実施例 以下、この考案の一実施例を、図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図乃至第5図に示すように、1は減圧弁付
空気継手であつて、血圧計2における空気系3に
設けられている。
この血圧計2は、血圧計本体4にカフ5が空気
系3で連係されて構成されている。この本体4に
は操作スイツチ4a及び表示部4びが設けられる
と共に、図示しないが、内部にCPUや電子回路
が設けられ、空気系3を構成する空気路及びこの
空気系3に連繋されて、各種センサ等が設けられ
て構成されている。カフ5は、被測定者の腕等に
巻付けられるもので、加圧空気が供給され、腕等
を阻血するようになつている。
空気系3は、本体4内の空気路等の他、本体4
外に加圧ポンプ3a及びゴム等の接続用パイプ3
b,3しが設けられて成り、カフ5に加圧空気を
供給すると共に、この加圧空気を微速排気又は急
速排気するように構成されている。
前記空気継手1は、減圧弁6を備えて本体4外
側面に取付けられており、本体4内と本体4外の
空気系3を接続している。この空気継手1は、ケ
ース7に減圧弁6が組込まれており、ケース7は
本体部8の内端に蓋体部9が取付けられて構成さ
れている。ケース本体部8には、両側に接続筒8
a,8bが突設されると共に、外端面にコ字状に
切欠かれて凹所8cが形成されている。一方、ケ
ース蓋体部9には内端面に接続筒9aが突設され
ている。
更に、ケース7には空気路10が形成されてお
り、この空気路10は、チヤンバ部10aにて三
方に分岐されている。このチヤンバ部10aは、
本体部8の内端面中央が切除されて蓋体部9との
間に形成され、それぞれ接続筒8a,8b,9a
の外端に連通して空気路10が構成されている。
そして、本体部8の接続筒8a,8bがカフ5と
加圧ポンプ3aにパイプ3b,3cを介して接続
される一方、蓋体部9の接続筒9が血圧計本体4
に接続されている。
前記減圧弁6は、チヤンバ部10aと外気とを
開閉するもので、シリコンゴムなどの弾性弁板1
1を備えている。この弁板11は、中央に略c字
状の割溝11aが穿設されて、この割溝11aが
弁体11bに形成されて成り、チヤンバ部10a
の本体部8壁面にリング12を介して取付けられ
ている。更に、本体部8には排気孔13と調節孔
14とが穿設され、両孔13,14の内端は弁体
11bの着座面に、外端は凹所8cの底面にそれ
ぞれ開口されている。この調節孔14には、操作
杆15が螺合され、この操作杆15は内端にピン
15a、外端に摘子15bが設けられて形成され
ている。そして、摘子15bが凹所8c内に位置
し、ピン15aがチヤンバ部10a内に出没して
弁体11bを壁面より離隔し、排気孔13を開閉
するようになつている。
次に、空気継手1の作用について説明する。
先ず、弁板11を組込んで本体部8と蓋体部9
とを固定すると共に、操作杆15を螺合して組立
を完了する。そして、蓋体部9の接続筒9aを血
圧計本体4に挿入して、空気継手1を本体4に固
定する。
一方、本体部8の両接続筒8a,8bにパイプ
3b,3cを介してカフ5及び加圧ポンプ3aを
接続し、本体4とカフ5及び加圧ポンプ3aを接
続する。
続いて、カフ5に加圧空気を供給する場合、摘
子15bを操作してピン15aを本体部8内に没
入させる。この状態では、弁体11bが自己の弾
性で壁面に密着し、排気孔13が閉鎖され、加圧
空気が洩れることなくカフ5に供給される。
次に、微速排気する場合は、摘子15bを操作
してピン15aをチヤンバ部10aに突出させる
と、弁体11bが押圧され、壁面より離隔して排
気孔13が開放される。そして、排気速度はピン
15aの突出量で操作することになり、また、加
圧空気が高圧の時、弁体11bは壁面に押圧さ
れ、排気孔13との間隙が小さくなり、低圧にな
ると大きくなって、単位時間当たりの排気量が一
定となる。
また、操作杆15は摘子15bが凹所8cに位
置するので、接触し難く、誤操作が皆無となる。
この微速排気中にコロトコフ音やカフ圧を検出
し血圧値を測定表示する。
尚、この実施例では加圧ポンプ3aを本体4外
に設けたが、本体4内に設けてもよい。
また、減圧弁6は実施例に限られず、しかも血
圧計本体4も実施例に限定されない。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、この考案の血圧計における減圧
弁付空気継手によれば、血圧計本体と外部空気系
とを接続する継手ケースに減圧弁を組込んだため
に、測定者の手等が接触し難いので、一度調整す
ると排気速度が誤操作で変化しないから、正確な
測定を行うことができる。
また、減圧機能つき仕様が変更された場合、継
手自体を取替えればよいので、容易に変更するこ
とができる。特に、血圧計本体は何ら変更する必
要がないから、安価に且つ広範囲に変更すること
ができる。しかも、継手自体を多種類作成するの
で、各種の仕様に対応することができる。
更に、継手の構成要素(操作杆、減圧弁、空気
路等)をコンパクトに配備することができ、継手
を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、この考案の一実施例を示
し、第1図は、空気継手の分解斜視図、第2図
は、同組立斜視図、第3図は、血圧計の斜視図、
第4図は、第2図−線における断面図、第5
図は、第2図−線における断面図、第6図
は、従来の減圧弁を示す一部断面側面図である。 1……減圧弁付空気継手、2……血圧計、3…
…空気系、4……本体、5……カフ、6……減圧
弁、7……ケース、10……空気路、11……弁
板、13……排気孔、15……操作杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カフと、このカフに加圧空気を供給すると共
    に、この加圧空気を微速排気又は急速排気する空
    気系と、この微速排気中に血管情報を検出して血
    圧値を計測表示する本体とより成る血圧計におい
    て、 前記本体の外側面に継手ケースが設けられ、こ
    の継手ケースには、本体内の空気系、本体外の空
    気系及びカフにそれぞれ接続される3つの接続筒
    がT字状に付設され、これら3つの接続筒を連通
    する空気路が継手ケースの内周囲に沿つて形成さ
    れ、継手ケース内の中央部に空気路と継手ケース
    外の大気とを開閉する減圧弁が配置され、更に継
    手ケースの側部中央に凹所が形成され、この凹所
    に減圧弁を操作する操作杆が設けられ、前記減圧
    弁により加圧空気を微速排気することを特徴とす
    る血圧計における減圧弁付空気継手。
JP1985122437U 1985-08-08 1985-08-08 Expired - Lifetime JPH0539681Y2 (ja)

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JPS6230803U JPS6230803U (ja) 1987-02-24
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JPS6227923A (ja) * 1985-07-31 1987-02-05 オムロン株式会社 血圧計における可変減圧弁

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