JPH0345691Y2 - - Google Patents

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JPH0345691Y2
JPH0345691Y2 JP5916286U JP5916286U JPH0345691Y2 JP H0345691 Y2 JPH0345691 Y2 JP H0345691Y2 JP 5916286 U JP5916286 U JP 5916286U JP 5916286 U JP5916286 U JP 5916286U JP H0345691 Y2 JPH0345691 Y2 JP H0345691Y2
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pressure
pressure vessel
line passage
movable member
supply device
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は携帯用血圧計に用いられる圧力供給装
置の改良に関するものである。
従来技術 携帯用血圧計においては、一般に、圧力容器が
予め定められた一定の位置に装着されたとき、そ
の圧力容器を圧力ライン通路に接続する形式の圧
力供給装置が設けられている。
考案が解決すべき問題点 しかしながら、かかる携帯用血圧計の圧力供給
装置においては、通常、その装置に形成された結
合部に圧力容器を結合させたとき、その圧力容器
が前記予め定められた一定の位置に装着されるよ
うになつているので、前記結合部と圧力容器との
結合と同時に圧力容器が圧力ライン通路に接続さ
れてその圧力容器内の圧力気体が圧力ライン通路
へ流出させられてしまうという問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は以上の事情を背景にして為されたもの
であり、その要旨とするところは、前記のような
携帯用血圧計の圧力供給装置であつて、(a)前記圧
力ライン通路が形成された本体と、(b)前記圧力容
器と結合される結合部を備え、その圧力容器を結
合部と脱着する脱着位置と圧力容器内の圧力気体
を使用する使用位置との間で移動可能に前記本体
に設けられた移動部材と、(c)その移動部材が前記
使用位置以外に位置させられているときは前記圧
力容器から流体の流出を阻止するが、前記使用位
置に位置させられたときはその圧力容器を前記圧
力ライン通路と連通させる弁機構とを含むことに
ある。
作用および考案の効果 このようにすれば、移動部材を脱着位置に移動
させた状態でその結合部に圧力容器を結合させた
後、その圧力容器が結合された移動部材を使用位
置へ移動させると、弁機構により圧力容器と圧力
ライン通路とが連通させられるとともに、移動部
材が使用位置以外に位置させられているときは弁
機構により圧力容器からの流体の流出が阻止され
るので、従来のように、圧力容器を圧力供給装置
と結合させるのと同時にその圧力容器内の圧力気
体が圧力ライン通路に流出させられてしまうこと
を確実に防止し得る。
実施例 以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案が適用された携帯
用血圧計の圧力供給装置の要部を示す図であつ
て、10はケーシングである。ケーシング10内
には幅方向両側部に略全長に亘つて一対の案内溝
12が形成された長手状の板状部材14が固着さ
れており、これらケーシング10と板状部材14
とによつて室16が形成されている。室16内に
は前記案内溝12に案内されて室16の長手方向
に移動させられる移動部材18が配設されてい
る。移動部材18の内部には三個の圧力室20,
22,24が形成されており、圧力室20と22
との間にはダイヤフラム26が設けられていると
ともに圧力室20内にはダイヤフラム26を圧力
室22へ向かつて常時付勢するスプリング28が
設けられている。圧力室22と24との間には前
記ダイヤフラム26により駆動されて両圧力室2
2,24間を開閉制御する弁子30が設けられて
おり、この弁子30の作動に基づいて圧力室22
内が所定の圧力に減圧されるようになつている。
また、移動部材18には、圧力室22から板状部
材14に向かつて開口する噴射口32が形成され
ているとともに、小径部34とそれより大径の雌
ねじ穴36とから成る段付穴40が形成されてい
る。この小径部34は圧力室24に開口させられ
ているとともに雌ねじ穴36において圧力ボンベ
38の一端に形成された雄ねじ部42が螺合され
るようになつている。したがつて、本実施例にお
いては、圧力ボンベ38が圧力容器を構成してい
るとともに、雌ねじ穴36が結合部として機能し
ている。この段付穴40の段部であつて且つ小径
部34の周縁には図示しない突起が形成されてお
り、圧力ボンベ38の雄ねじ部42が雌ねじ穴3
6に螺合されたとき、その突起により雄ねじ部4
2内に設けられた開閉弁(図示せず)が開状態と
されるようになつている。
上記噴射口32の板状部材14側開口外周部に
はOリング44が設けられているとともに、移動
部材18の噴射口32が形成されている側と反対
側には一対の板バネ46が固着されている。そし
て、この板バネ46がケーシング10により押圧
されて移動部材18が板状部材14に向かつて付
勢されることにより、前記Oリング44が移動部
材18と板状部材14とによつて所定の押圧力に
て常時押圧されている。また、移動部材18の板
状部材14側内部にはボール48とそれを板状部
材14に向かつて付勢するスプリング50が配設
されているとともに、板状部材14には長手方向
において所定距離離れた位置に一対の凹所52,
54が形成されている。これにより、移動部材1
8が案内溝12に沿つて第1図において上下方向
に移動させられてボール48が凹所52あるいは
凹所54に嵌入させられたとき、移動部材18が
実線で示す使用位置あるいは一点鎖線で示す脱着
位置に維持されるようになつている。なお、第1
図においては、理解を容易とするために前記ボー
ル48、スプリング50、および凹所52,54
等の位置は板状部材14の幅方向において所定距
離ずらした状態で示されている。また、55は移
動部材18の一定限度以上の移動を阻止するスト
ツパである。
板状部材14の凹所54近傍には、移動部材1
8が脱着位置にあるときに圧力ボンベ38内の排
圧を許容する排気手段56が設けられている。排
気手段56は、移動部材18の噴射口32と連通
させられる連通穴58と、その連通穴58の大気
との連通を開閉制御する弁子60とを有して構成
されており、ケーシング10の外部に露出させら
れた弁子60の先端を押圧操作することにより連
通穴58を大気に開放して噴射口32から圧力ボ
ンベ38内の残留ガスを排出する。一方、板状部
材14の凹所52近傍には、移動部材18が使用
位置にあるときに噴射口32と連通させられて圧
力ボンベ38を人体の上腕部等に巻回されるカフ
62等へ血圧測定用空圧制御回路63を介して接
続される圧力ライン通路64が設けられている。
したがつて、本実施例においては、板状部材14
およびケーシング10等が本体を構成している。
以上のように構成された圧力供給装置に圧力ボ
ンベ38を装着するに際しては、先ず、ケーシン
グ10に形成された穴66から圧力ボンベ38を
挿入し、その雄ねじ部42を脱着位置に位置させ
られた移動部材18の雌ねじ穴36に螺合する。
これにより、圧力ボンベ38の開閉弁が開かれて
圧力気体が圧力室24から弁子30により所定圧
に減圧されて圧力室22および噴射口32へ供給
される。この状態においては、噴射口32は排気
手段56の連通穴58と連通させられているが、
連通穴58は大気に開放されていないので噴射口
32から流体が大気へ放出されることはない。次
に、圧力ボンベ38の他端側を雄ねじ部42側へ
向かつて押圧しつつ移動部材18を移動させるこ
とにより移動部材18が使用位置に位置させられ
ると、噴射口32と圧力ライン通路64とが連通
させられて圧力気体の圧力ライン通路64への流
出が許容される。なお、移動部材18が脱着位置
と使用位置との間に位置するときにはOリング4
4が板状部材14に押圧されて気密性が確保され
るので、噴射口32から流体が大気へ放出される
ことはない。したがつて、本実施例においては、
噴射口32およびOリング44等が弁機構に相当
する。そして、圧力ボンベ38から圧力ライン通
路64を介して供給される圧力気体により、たと
えば、カフ62内が最高血圧より充分高い目標カ
フ圧(たとえば180mmHg程度)まで昇圧された
後、そのカフ圧の降圧過程において最高血圧、最
低血圧等がコロトコフ音の発生および消滅、ある
いはカフの圧力振動(脈波)の大きさの変化に基
づいて図示しない測定回路により測定されること
となる。また、圧力ボンベ38を交換する場合に
は、たとえば、ケーシング10の穴66と反対側
に形成された穴68から移動部材18を押圧する
ことにより移動部材18を脱着位置に移動させる
とともに、必要に応じて排気手段56により圧力
ボンベ38内の残留ガスを排気した後、圧力ボン
ベ38の脱着が行われる。
このように、本実施例によれば、移動部材18
が使用位置以外に位置するとき、すなわち脱着位
置にあるときおよび脱着位置と使用位置との間に
あるときには圧力ボンベ38からの流体の流出が
阻止されるとともに、移動部材18が使用位置に
位置するときにおいてのみ噴射口32と圧力ライ
ン通路62とが接続されて圧力ライン通路62へ
の圧力気体の流出が許容されるので、従来のよう
に、圧力容器を圧力供給装置と結合させるのと同
時にその圧力容器内の圧力気体が圧力ライン通路
に流出させられるのを確実に防止し得る。
また、本実施例によれば、移動部材18が脱着
位置にあるときに排気手段56の弁子60を単に
押圧するだけで、使用後の圧力ボンベ38内の残
留ガスを容易に大気に放出し得る利点がある。
なお、前述の実施例においては、移動部材18
の結合部は雌ねじ穴36にて構成されているが、
結合部は、たとえば、圧力容器の先端に形成され
た所定の係合部を挿入し且つその圧力容器を所定
角度回転させることにより両者を結合するように
構成されたものであつても良い。
また、前述の実施例において移動部材18の段
付穴40と噴射口32との間には減圧機構が設け
られているが、圧力ライン通路62の途中に所定
の減圧機構が設けられている場合等においては移
動部材18の減圧機構を削除しても良い。
また、前述の実施例においては、排気手段56
が設けられているが、削除しても本考案の効果が
得られることは勿論である。
その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された携帯用血圧計の圧
力供給装置の要部を示す断面図であつて、圧力容
器が装着された状態を示す図である。第2図は第
1図における−視断面の要部を示す図であ
る。 10:ケーシング、14:板状部材、18:移
動部材、32:噴射口、36:雌ねじ穴、38:
圧力ボンベ、44:Oリング、64:圧力ライン
通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力容器が予め定められた一定の位置に装着さ
    れたとき、該圧力容器を圧力ライン通路に接続す
    る形式の携帯用血圧計の圧力供給装置であつて、 前記圧力ライン通路が形成された本体と、 前記圧力容器と結合される結合部を備え、該圧
    力容器を該結合部と脱着する脱着位置と該圧力容
    器内の圧力気体を使用する使用位置との間で移動
    可能に前記本体に設けられた移動部材と、 該移動部材が前記使用位置以外に位置させられ
    ているときは前記圧力容器から流体の流出を阻止
    するが、前記使用位置に位置させられたときは該
    圧力容器を前記圧力ライン通路と連通させる弁機
    構と を含むことを特徴とする携帯用血圧計の圧力供給
    装置。
JP5916286U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0345691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916286U JPH0345691Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5916286U JPH0345691Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JPS62170003U JPS62170003U (ja) 1987-10-28
JPH0345691Y2 true JPH0345691Y2 (ja) 1991-09-26

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JP5916286U Expired JPH0345691Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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