JPH0436803Y2 - - Google Patents

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JPH0436803Y2
JPH0436803Y2 JP11158088U JP11158088U JPH0436803Y2 JP H0436803 Y2 JPH0436803 Y2 JP H0436803Y2 JP 11158088 U JP11158088 U JP 11158088U JP 11158088 U JP11158088 U JP 11158088U JP H0436803 Y2 JPH0436803 Y2 JP H0436803Y2
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head
cuff
pulse wave
artery
blood pressure
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、頭部の比較的浅層にある動脈上の適
切な位置に、カフと脈波検出手段を簡単な構成に
よつて安定した姿勢で当接させることができるよ
うにした頭部血圧測定装置に関するものである。
(従来の技術) 上腕部の血圧測定だけでなく、頭部の血圧測定
を行なうことで、種々の疾患を診断できること
が、特開昭63−11132号公報等に示されている。
そして、この頭部の血圧測定は、頭部の比較的浅
層を流れる浅側頭動脈とその前頭枝、および眼窩
上動脈や滑車上動脈等により可能である。
第4図に、頭部血圧測定装置の一例のシステム
構成図を示す。第4図において、頭部側面で耳よ
り少し正面側の位置にある浅側頭動脈上に、カフ
1と脈波検出手段2が当接される。このカフ1
は、例えば空気が密封された弾性を有する袋状で
あり、これをピストン3で圧迫することで動脈に
局部的に加わるカフ圧を変化させ、または袋状の
カフ1に圧縮空気を圧送する等によりカフ圧を変
化させる。そして、このカフ圧の制御は、マイク
ロコンピユータ4から信号が与えられるカフ圧制
御手段5により行なわれる。さらに、圧力センサ
ー等を用いたカフ圧検出手段6によりカフ圧が適
宜に検出され、そのカフ圧検出信号がマイクロコ
ンピユータ4に与えられる。また、圧力センサー
を用い、または赤外線を発光するLEDとこの赤
外線の血の流れに応じて変化する反射光を受光す
るフオトトランジスタ等を用いた脈波検出手段2
により、脈波の振幅が適宜に検出され、その振幅
検出信号がマイクロコンピユータ4に与えられ
る。このマイクロコンピユータ4は、カフ圧を変
化させて、脈波が消滅するカフ圧から血圧を測定
する。
そして、上記の頭部血圧測定装置におけるカフ
1と脈波検出手段2を頭部の所望の動脈上に当接
させる従来の装置は、特開昭58−78645号公報に
示されるごとくキヤツプ状の部材を用いたもの
や、特開昭63−11132号公報に示されるごとく、
緊締バンド等を用いるもの等が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記したカフ1と脈波検出手段2を頭部に当接
させる従来の装置は、それなりに所望の動脈上の
適切な位置にカフ1と脈波検出手段2を安定して
当接させることができる。しかしながら、取扱い
が不便であり、また装置が仰々しく被験者の精神
的安定性が欠け易く、簡単に被験者自身が自己の
頭部の血圧を精度良く測定することができない。
そこで、所望の動脈上に血圧測定装置を単に当接
させることで、精度良く血圧測定できることが望
まれる。しかるに、血圧測定装置を被験者自身が
動脈上に当接保持させた場合に、頭部に測定装置
を当接させる力が測定中に変動され易いととも
に、複雑な凹凸面からなる頭部に安定した姿勢で
測定装置を当接保持することが困難である。この
結果、頭部に局部的に加えるカフ圧が安定せず、
また脈波検出手段2で検出される脈波の振幅が安
定せず、再現性が悪く精度の良くない血圧測定に
なり易いという不具合を生じる。
本考案は、上記した事情に鑑みてなされたもの
で、装置を所望の動脈上に単に当接保持すること
で精度良く血圧測定することのできる頭部血圧測
定装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案の頭部血
圧測定装置は、頭部の動脈にカフ圧を局部的に加
えるためのカフと、このカフ圧が加えるられる動
脈の脈波を検出する脈波検出手段を備えた頭部血
圧測定装置において、前記カフと脈波検出手段の
周囲に、前記頭部に当接する少なくとも3つの突
起部を突設して構成されている。
また、本体ケースの一面に、頭部の動脈にカフ
圧を局部的に加えるためのカフと、このカフ圧が
加えられる動脈の脈波を検出する脈波検出手段を
配設するとともに、前記本体ケースのー面を覆う
蓋体を前記本体ケースの測端部に揺動角度180度
以下で開閉自在に配設し、前記本体ケースの一面
の外周部および前記蓋体の内側面に、前記頭部に
当接する少なくとも3つの突起部を突設して構成
しても良い。
(作用) カフと脈波検出手段の周囲に、少なくとも3つ
の突起部を突設したので、これらの突起部が頭部
の複雑な凹凸面に圧接されて、血圧測定装置が頭
部に対して安定した姿勢で当接保持される。そし
て、血圧測定装置を頭部に当接させるための押圧
力が、これらの突起部で主に支持されて頭部に加
えられ、押圧力の変動によるカフ圧の変化が少な
い。
また、本体ケースに蓋体を設け、本体ケースと
蓋体とに突設した突起部を頭部に圧接させるなら
ば、カフ圧が局部的に加えられる動脈上の位置か
ら離れた所で突起部を頭部に圧接でき、突起部に
よる押圧力が脈波の検出に影響を与えることがな
い。
(実施例)
以下、
本考案の実施例を第1図および第2図を参照して
説明する。第1図は、本考案の頭部血圧測定装置
の一実施例の外観斜視図であり、第2図は、第1
図の装置の使用を説明する図である。
第1図および第2図において、本体ケース10
の一面の中央部に、カフ1と脈波検出手段2が配
設される。そして、図示しないピストン等の従来
の手段で、カフ1が突出する等により当接された
頭部側面にカフ圧が局部的に加えられる。また、
同じ面でカフ1と脈波検出手段2の周囲に、なる
べく離れて突起部11,11,11が弾性部材等
によつて突設される。第1図にあつては、突起部
11が3つ設けられているが、3つ以上であれば
良い。
かかる構成において、被験者自身が本体ケース1
0を手で保持して、カフ1と脈波検出手段2を、
眼窩上動脈や滑車上動脈または浅側頭動脈とその
前頭枝のいずれかに当接させる。すると、突起部
11,11,11が頭部の複雑な凹凸面に圧接さ
れ、第2図のごとく本体ケース10は、頭部に対
して安定な姿勢で容易に当接保持される。なお、
突起部11,11,11が設けられていないとす
れば、第2図に一点鎖線で示すように、突出する
カフ1を支点として本体ケース10が揺動し易
く、姿勢が不安定となる。また、本体ケース10
を頭部に圧接させる押圧力は、主として突起部1
1,11,11を介して頭部の皮膚を押圧する。
そこで、押圧力が変動しても、突起部11,1
1,11の押圧力が主として変化することによつ
て、カフ1によるカフ圧の変化は僅かとなる。
したがつて、カフ圧が安定であるとともに、脈
波検出手段2で検出される脈波の振幅が安定して
検出され、精度の良い血圧測定を被験者自身で行
なうことができる。さらに、本装置では、単に所
望の動脈上にカフ1と脈波検出手段2を当接させ
るように頭部に押圧すれば良く、取扱が簡単であ
るために、被験者に精神的圧迫を加えるようなこ
とがなく、この点からも適正な血圧値を測定でき
る。
第3図は、本考案の頭部血圧測定装置の他の実
施例の外観斜視図である。
第3図において、本体ケース20の一面の中央
部に、カフ1と脈波検出手段2が、第1図の実施
例と同様に配設される。そして、このカフ1と脈
波検出手段2が配設された面を覆うように、蓋体
21が、本体ケース20の一端部に揺動自在に配
設される。そして、この蓋体21の揺動角度は、
180度以下であり、望ましくは略120度乃至150度
程度である。さらに、蓋体21の内側面の遊端部
に突条の突起部22が突設されるとともに、本体
ケース20のカフ1と脈波検出手段2が配設され
た一面のなるべく外周部である両側部に突条の突
起部23,23が突設される。
かかる構成において、蓋体21を揺動角度いつ
ぱいに開いて、本体ケース20のカフ1と脈波検
出手段2を所望の動脈上に当接させる。すると、
突起部22,23,23が頭部の複雑な凹凸面に
圧接され、頭部に対し安定な姿勢が保持される。
そして、蓋体21の突起部22は、カフ1により
カフ圧を局部的に与える位置から離れて設けるこ
とができ、それだけ突起部22によつて加えられ
る押圧力によるカフ圧に対する影響が少なく、精
度良く血圧測定ができる。
なお、突起部11,22,23の個数は、上記
実施例に限られず、3つ以上であれば良いが、あ
まり多くても安定性が悪いものになる。また、突
起部11,22,23の形状は、上記実施例に限
られないことは勿論である。
(考案の効果) 本考案の頭部血圧測定装置は、以上のごとく構
成されているので、以下のごとき格別に優れた効
果を奏する。
カフと脈波検出手段が設けられた本体ケースが
頭部に対して安定した姿勢を保持できるととも
に、その押圧力を主として突起部で支持でき、カ
フ圧が安定するとともに、検出できる脈波の振幅
が安定である。この結果、極めて簡単な構成であ
りながら、精度良く頭部の血圧測定がなし得る。
また、本体ケースに蓋体を設け、この蓋体に突
起部を設けるならば、本体ケースを頭部に押圧す
る押圧力によつて、カフ圧に影響を与えることが
なく、精度の良い頭部の血圧測定がなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の頭部血圧測定装置の一実施
例の外観斜視図であり、第2図は、第1図の装置
の使用を説明する図であり、第3図は、本考案の
頭部血圧測定装置の他の実施例の外観斜視図であ
り、第4図は、頭部血圧測定装置の一例のシステ
ム構成図である。 1……カフ、2……脈波検出手段、10,20
……本体ケース、11,22,23……突起部、
21……蓋体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 頭部の動脈にカフ圧を局部的に加えるための
    カフと、このカフ圧が加えられる動脈の脈波を検
    出する脈波検出手段を備えた頭部血圧測定装置に
    おいて、前記カフと脈波検出手段の周囲に、前記
    頭部に当接する少なくとも3つの突起部を突設し
    たことを特徴とする頭部血圧測定装置。 (2) 本体ケースの一面に、頭部の動脈にカフ圧を
    局部的に加えるためのカフと、このカフ圧が加え
    られる動脈の脈波を検出する脈波検出手段を配設
    するとともに、前記本体ケースの一面を覆う蓋体
    を前記本体ケースの側端部に揺動角度180度以下
    で開閉自在に配設し、前記本体ケースの一面の外
    周部および前記蓋体の内側面に、前記頭部に当接
    する少なくとも3つの突起部を突設したことを特
    徴とする頭部血圧測定装置。
JP11158088U 1988-08-25 1988-08-25 Expired JPH0436803Y2 (ja)

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JP11158088U JPH0436803Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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JP11158088U JPH0436803Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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Publication Number Publication Date
JPH0232803U JPH0232803U (ja) 1990-03-01
JPH0436803Y2 true JPH0436803Y2 (ja) 1992-08-31

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