JPS6190638A

JPS6190638A - 血圧測定装置

Info

Publication number: JPS6190638A
Application number: JP59213214A
Authority: JP
Inventors: 秀明高原; 北浦　均; 芳弘小山
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-10-09
Filing date: 1984-10-09
Publication date: 1986-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、血圧測定装置に関し、特に、本体　　　−
の接続状態を２態様に変更可能にしたものである。

（ロ）従来の技術一般に例えば、コロトコフ音を利用した血圧測定装置は
、被測定者の腕に腕帯を巻付げ、この腕帯にポンプより
加圧空気を供給する一方、本体で腕帯内の圧力とコロト
コフ音を検出し、このコロトコフ音の発生時と終了時よ
り最高血圧と最低血圧とを測定し、表示するように構成
されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上述した血圧測定装置において、従来、腕帯と本体とが
１本の接続管で接続されると同時に、本体とポンプとが
もう一本別個の接続管で接続されていた。しかし、これ
では測定する際、本体を設置する机等の設置台が必要と
なり、何処でも測定できるというものではなく、測定場
所が限定されるという問題があった。更に、２本の接続
管が用いられ、部品点数が多く　、１’：ｉｆ＋ＩＩｉ
になるという欠点があった。

また、腕帯と本体とを一体にした血圧測定装置が提案さ
れているが、これでは被測定者の目と本体とが近距ｉ’
ｉｌｆであり、遠視の人には表示が見難いという問題が
ある。特に、老人の場合、遠視の人が多く、測定値の確
認が＠Ｉｔ　シかった。

この発明は、斯かる点に鑑み、本体を腕帯とポンプとの
何れにも接続できるようにし、腕帯とポンプの何れか一
方に一体に接続して測定できるようにし、部品点数を少
なくして測定適用範囲を拡大した血圧測定装置を提供す
ることを目的とするものである。

（ニ）問題点を解決するための手段及び作用この発明は
、加圧空気が供給される腕帯と、この腕帯内の圧力を検
知して血圧を測定表示する本体と、前記腕帯に加圧空気
を供給するポンプと、加圧空気が流通する１本の接続管
と、前記腕帯に形成され本体が着脱自在に設置される固
定部材と、この固定部材に近接して形成され加圧空気が
流出入するジョイン１一部と、前記ポンプに形成され加
圧空気が流出するジヨイント部と、前記本体に形成され
前記接続管の一端が連接されて加圧空気が流出入する第
１ジヨイント部と、前記本体に形成されて第１ジヨイン
ト部に連通し且つ前記腕帯及びポンプのジヨイント部の
何れか一方に脱着自在に接続されて加圧空気が流出入す
る第２ジヨイント部とを包含して成り、本体をポンプに
一体接軌した際は接続管をポンプにそれぞれ接続するよ
うにして、２種類の態様で使用できることを特徴として
いる。

（ホ）実施例以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図乃至第６図に示すように、血圧測定装置１は腕帯
ユニット２と本体ユニット３とポンプユニット４と１本
の接続管５とより構成され、コロトコフ音から最高血圧
値と最低血圧値とを検出表示するものである。

腕帯ユニット２は、腕帯６と本体ユニット固定部材７と
ジョイン１一部８とより構成されている。

腕帯６は可撓性部材で被測定者の腕９に巻付けられるよ
うに形成され、図示しないが空気袋を備え、腕９を加圧
空気で阻血するようになっている。固定部材７は、取付
座７ａを介して腕帯６の表面に接着されており、本体ユ
ニット３に対応して矩形状に形成されている。この固定
部材７の上面は平坦面７ｂに形成され、下面は腕９に倣
うように半円弧状に形成され、更に、上面の長手両側縁
には突起片７Ｃが形成されて本体ユニット３に係合する
ように構成されている。ジヨイント部８は、固定部材７
の隅角部に突出形成された小片のほぼ正方体であって、
空気孔８ａが形成されて雌型ジヨイントに構成されてい
る。この空気孔８ａは腕帯６の空気袋に連通して加圧空
気が流出入するようになっている。

本体ユニット３は、矩形体の本体１０に２つのジョイン
１へ部１１．１２が形成されて成り、本体１０は図示し
ないが、電源を始め圧カセンザやコロトコフ音検出回路
が収納されている。また、本体ｌＯの上面には血圧値の
表示部１．０　ａが設けられており、下部の背面隅角部
には腕体ジヨイント部８に対応してほぼ正方体に切除さ
れて凹所１０ｂが形成されている。そして、この本体１
０は固定部材７の平坦面７ｂに設置され側突起片７Ｃに
係合すると共に、凹所１０ｂに腕体ジヨイント部８が嵌
合し、着脱自在に腕体６に取付けられるように構成され
ている。本体第１ジヨイント部１１は本体１０の上面に
設けられており、図示しないが、空気ノズルが設けられ
て雄型ジヨイントに構成され、接続管５の一端が着脱自
在に接続されるようになっている。本体第２ジヨイント
部１２は凹所１０ｂに設けられ、空気ノズル１２．ｌか
突設されて雄型ジヨイントに構成されている。この両ジ
ヨイント部１１．１２は互いに連通して加圧空気が流出
入するようになっており、第２ジヨイント部１２は腕体
ユニット２のノコインｌ一部８とポンプユニット４の何
れにも接続可能に形成されている。

ポンプユニット４は、加圧空気を供給するポンプ１３に
ジヨイント部１４が設けられて成り、ポンプ１３は本体
ケース１３ｂが１ｕ動自在に嵌合されて矩形体のハンデ
ィタイプに形成されている。

本体ケース１３ａ内にはへローズ１３Ｃと圧縮スプリン
グ１３ｄとが加圧ケース１３ｂに亘って設けられ、片手
で加圧ケース１３ｂを押圧すると、加圧空気がジヨイン
ト部１４より流出するようになっている。ジヨイント部
１４は本体ケース１３ａの上部に突設され、腕帯ジヨイ
ント部８と同形状の正方帯に形成されて本体１０の凹所
１０ｂに嵌合するように構成されている。このジヨイン
ト部１４は空気孔１４ａが形成されて雌型ジヨイントに
構成され、本体第２ジヨイント部１２のノズル１２ａが
嵌入されるようになっている。更に、このジヨイント部
１４ａにはＯリング１４ｂが設けられると共に逆止弁１
４Ｃが設けられてヘローズ１３Ｃに連通ずる一方、並接
して逆止弁１４ｄを備えた空気給入部１４ｅが形成され
ている。

接続管５は、　ｉ’ｌｊ：’Ｉが接続口５ａを備えた雌
型に他端が空気ノズル５ｂを備えた雄型に形成され、接
続口５ａが本体第１ジヨイント部１１に接続されるよう
になっている。

また、本体１０の外周側面には接続管５の外ｉイに対応
した半円弧の収納溝１０ｃが全周に亘って創設されてい
る。この本体収納溝１０Ｃに対応して腕帯ジヨイント部
８の外部側面の２面には収納溝８ｂが創設されている。

更に、ポンプユニット４における本体ケース１．３　ａ
の側面にも同径の収納溝１３ｅが創設される一方、加圧
ケース１３ｂの側面には本体収納溝１０ｃに係合する半
円弧の６片１３ｆが形成されている。

次に、この血圧測定装置ｌの測定動作について説明する
。

先ず、第１の使用態様として第２図に示すように、本体
ユニット３を腕帯ユニット２より離隔して使用する場合
である。この場合、本体１０の凹所１０ｂにポンプユニ
ット４のジヨイント部１４を嵌合し、本体第２ジヨイン
ト部１２の空気ノズル１２ａを空気孔１４ａに嵌入して
本体１０とポンプ１３とを接続する。一方、本体第１ジ
ヨイント部１１には接続管５の接続口５ａが嵌入されて
接続され、この接続管５の空気ノズル５ｂは腕帯ジヨイ
ント部８の空気孔８ａに嵌入され、本体１０と腕帯６と
を接続管５を介して接続する。

次に第２の使用態様として第３図に示すように、本体ユ
ニット３を腕帯ユニット２に取付けて使用する場合があ
る。この場合９本体ユニット３を腕帯ユニット２の固定
部材７に設置する。つまり、固定部材７の平坦部７ｂに
本体１０を差し込み、突起片７０間に係合すると共に、
腕帯ジヨイント部８を凹所１０ｂに嵌合すると、本体第
２ジヨイント部１２の空気ノズル１２ａが空気孔８ａに
嵌入して本体１０と輪帯６とが接続される。一方、本体
第１ジヨイント部１１に接続管５が連接されており、こ
の接続管５の空気ノズル５ｂがポンプユニット４のジヨ
イント部１４の空気孔１４ａに嵌入され、本体１０とポ
ンプ１３とが接続管５を介して接続されている。

この何れの態様においても、ポンプ１３の加圧ケース１
３ｂを本体ケース１３ａに対して片手で押圧操作すると
、加圧空気が腕帯６に供給される。

この腕帯６は腕９に巻付けられ、加圧空気で腕９を阻血
した後、この腕帯６内の加圧空気を徐々に排気する。そ
して、本体１０において腕帯６内の圧力を検知すると共
に、コロトコフ音を検知し、その発生時と終了時より最
高血圧値と最低血圧値とを検出して表示部１０ａから表
示する。

また、測定終了後、収納する場合は、第４図に示すよう
に、本体１０を腕帯ユニット２の固定した状態で、ポン
プ１３の加圧ケース１３ｂの６片１３ｆを本体収納溝１
０ｃに係合して本体ユニ・ノド３にポンプユニット４を
隣接する。そして、本体収納溝１０Ｃとポンプ収納ｌ■
１３ｅに添って接続管５を懸回する。この接続管５の両
端は雌雄型であるので、空気ノズル５ｂを接続口５ａに
嵌入してリング状に接続する。この際、ポンプ１３の加
圧ケース１３ｂがやや本体ケース１３ａに押し込まれて
いるので、圧縮スプリング１３ｄのハネ力により接続管
５が引張され、腕帯ユニット２、本体ユニット３、ポン
プユニット４が接続管５で一体に固定される。その後、
腕帯６を巻付けると、コンバク１−な収納状態となる。

尚、この実施例はコロトコフ音を検知する血圧測定装置
ｌについて説明したが、脈波などで血圧を測定するよう
にしてもよい。

（へ）発明の効果以上のようにこの発明の血圧測定装置によれば、本体を
ポンプ又は腕帯の何れかに接続して使用できるので、従
来のように本体を設置する机等が不要となり、何処でも
簡易に血圧を測定することができる。また、接続管が１
本でよいので、部品点数が少なく、安価とすることがで
きる。

更に、本体と腕帯とを分離できるから、被測定者と本体
の表示部との距離を調節することができるので、老人に
多い遠視の人でも正確に測定値を見ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の１実施例を示し、第１図は血圧測定装
置を一部省略して示す分解斜視図、第２図は本体とポン
プとを一体固定した使用態様を示す同斜視図、第３図は
本体と腕帯とを一体固定した使用態様を示す同斜視図、
第４図は収納状態を示す同斜視図、第５図は接続管の両
端部を示す斜視図、第６図はポンプユニットの縦断面図
である。１：血圧測定装置、　　　２：腕帯ユニット、３：本体
−１−ニット、　　　４：ポンプユニット、５：接続管
、　　　　　６：腕帯、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加圧空気が供給される腕帯と、この腕帯内の圧力
を検知して血圧を測定表示する本体と、前記腕帯に加圧
空気を供給するポンプと、加圧空気が流通する１本の接
続管と、前記腕帯に形成され本体が着脱自在に設置され
る固定部材と、この固定部材に近接して形成され加圧空
気が流出入するジョイント部と、前記ポンプに形成され
加圧空気が流出するジョイント部と、前記本体に形成さ
れ前記接続管の一端が連接されて加圧空気が流出入する
第１ジョイント部と、前記本体に形成されて第１ジョイ
ント部に連通し且つ前記腕帯及びポンプのジョイント部
の何れか一方に脱着自在に接続されて加圧空気が流出入
する第２ジョイント部とを包含して成り、この第２ジョ
イント部とポンプのジョイント部との接続時に前記接続
管の他端を腕帯のジョイント部に接続する一方、第２ジ
ョイント部と腕帯ジョイント部の接続時に前記接続管の
他端をポンプのジョイント部に接続することを特徴とす
る血圧測定装置。