JPH0539650U - 給炭管の回転清掃装置 - Google Patents

給炭管の回転清掃装置

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JPH0539650U
JPH0539650U JP9977391U JP9977391U JPH0539650U JP H0539650 U JPH0539650 U JP H0539650U JP 9977391 U JP9977391 U JP 9977391U JP 9977391 U JP9977391 U JP 9977391U JP H0539650 U JPH0539650 U JP H0539650U
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恭一 矢萩
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石炭ミルの給炭管内に配した清掃部材を回転
自在にさせて給炭管内壁面の石炭を清掃し、石炭の落下
通過を促進させる。 【構成】 給炭管18の上方に設けた駆動装置36によ
り清掃部材26を回転させ、清掃部材26の一端は駆動
装置36により回転する取付板34に連結し、他端を給
炭管18の出口開口部21に位置させ、清掃部材26を
給炭管18の長手方向に沿って回転自在に配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石炭ミル等に使用される給炭管の回転清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、石炭ミル等に使用される給炭管の清掃装置としては、石炭ミルの粉砕部 に石炭を供給するほぼ垂直軸心からなる給炭管の内部に清掃部材を配設し、給炭 機から供給された石炭が給炭管内を落下通過して、石炭ミルの粉砕部に投入する さいに、水分により混潤状態にある石炭が給炭管の内壁面に付着・堆積すること を清掃部材を用いて清掃するようにしたものが知られている(実公平2−989 9号公報)。
【0003】 この形式の給炭管の清掃装置では、清掃部材は給炭管の長さ方向の一部に配設 されて石炭ミルの運転中に篭体状の清掃部材を給炭管のほぼ垂直軸心に沿って所 要のストロークのもとで往復運動させることにより石炭が給炭管の内壁面に付着 ・堆積することを剥離により清掃するようにしている。
【0004】 そして、清掃部材による清掃にさいしては付着・堆積した石炭を剥離させるさ いの抵抗荷重に対して強力な駆動装置を用いることをはじめ長大寸法の清掃部材 の偏心荷重による座屈に対応しうる構造などが提案されている。
【0005】
【考案が解説しようとする課題】
ところが、上記従来の構造は、長大寸法の清掃部材を給炭管の長さ方向の一部 においてほぼ垂直軸心に沿って往復運動させて給炭管の内壁面に付着・堆積する 石炭を剥離により清掃するので、給炭管の長さ方向を全面にわたって充分に清掃 を行うことができない。また剥離させるさいの抵抗荷重が給炭条件や石炭ミルの 運転状態によって著しく増加する場合には強力な駆動動力を必要とするとともに 、清掃部材の座屈をはじめこれに起因する構成部品の摩損などを招來させること となり、石炭ミルの信頼性にも影響を及ぼすことがあり好ましくない。
【0006】 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、従来 のごとく清掃部材を往復運動させることがなく、清掃部材を回転自在にさせて給 炭管の内壁面に付着・堆積する石炭を長さ方向に全面にわたって清掃させるとと もに、給炭管内の石炭の落下通過を促進させることができる給炭管の回転清掃装 置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、石炭ミルの粉砕部に石炭を供給する給炭管において、給炭管 の上方に設けた駆動装置により回転される取付板に清掃部材の一端を連結すると ともに他端を給炭管の出口開口部に位置せしめ、前記清掃部材を給炭管と同軸に してかつ長手方向に沿って回転自在に配設したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
以上の構成により、清掃部材に給炭管と同軸心のもとで、かつ、長手方向の全 面にわたって回転して給炭管内の内壁面に付着・堆積する石炭を清掃するので、 内壁面への石炭の付着・堆積を防止できて石炭を円滑に落下通過させて石炭ミル の粉砕部に投入することができる。
【0009】 また、清掃部材は主材の周囲にらせん状の副材を捲付けているので、清掃部材 の回転にともない石炭の落下通過を促進するとともに内壁面への付着・堆積を軽 減できて、前記石炭に対する清掃効果を著しく増進させることができる。
【0010】 さらに、清掃部材の回転は円滑に行われるので駆動動力を低減できるとともに 、過大な剥離荷重を発生しないので構成部品の摩損の発生を低減できるようにな り、かつ、石炭ミルの信頼性を向上させることができる。
【0011】
【実施例】 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。 図1,2および3において、石炭ミル10の粉砕部13に石炭を供給する給炭 管18は、石炭を給炭する給炭機55の出口端29を入口開口端31とするとと もに、粉砕部13に面し出口開口部21に至るまでほぼ垂直軸心をもって管状材 によって連接されている。給炭機55は石炭ミル10に対して高所に位置される ので、給炭管18は長大なものになるため、石炭ミル10内に配した下部給炭管 20、中間部に配した中間給炭管22、給炭機55の下方に配した上部給炭管2 4などに複数分割され、製作および据付を便利にさせている。そして、上部給炭 管24は、給炭管55側に拡大開口を中間給炭管22側に縮小開口をそれぞれ有 するテーパー管状に形成されている。
【0012】 石炭ミル10の粉砕部13における粉砕要素は、回転テーブル14とローラ1 2からなり、回転テーブル14は図示しない原動機の駆動動力のもとで駆動装置 16により水平面上に回転され、同時にローラ12の回転が従動される。粉砕部 13、ことに粉砕要素の間に投入された石炭は、熱風の導入のもとで微粉砕され 石炭ミル10の出口端から次工程は搬送される。
【0013】 清掃部材26は、給炭管18の同軸心のもとで、かつ、長手方向の全面にわた り給炭管18内に配設されている。 図3にしめすごとく、清掃部材26は複数の主材28が回転仮想円60上に紙 面に垂直方向に設けられ、主材28の周囲には副材30が図2にしめすごとくら せん状に捲付けられて、長大な篭形状構造が形成され給炭管18内に配設されて いる。
【0014】 清掃部材26の主材28の一端には円板状の取付板34が連結され、他端は給 炭管18、すなわち、下部給炭管20の出口開口部21に位置されている。上部 給炭管24内に位置されている清掃部材26の副材30aのらせん形状は上部給 炭管24の各部水平断面の直径に適合したテーパー部を備えている。
【0015】 清掃部材26は長手方向寸法を所要長さに分割可能とするため、所要数の連結 具32を用いて各群の主材28が連結されている。副材30についても図示しな い連結具を用いて連結されている。 駆動装置36は給炭管18、すなわち、上部給炭管24の上方に設けられ、詳 しくは、給炭機28の排出側ケーシング29に設けられている。
【0016】 原動機38は前記ケーシング29外方にて図示しない支持台により支持される とともに、伝動手段40を介して水平軸42および垂直軸46と動力伝達が行わ れ、垂直軸46の軸端は連結具50を用いて前記取付板34と連結されている。 かしてく、駆動装置36は、取付板34とともに清掃部材26を給炭管18と同 軸にしてかつ長手方向に沿って回転自在とさせている。
【0017】 前記水平軸42および垂直軸46などのための歯車装置、軸受、シール材など は伝導ケース47などの内部に収容されるとともに、伝導ケース47は取付カバ ー48と一体構造とされて、さらに取付カバー48は前記排出側ケーシング29 の開口部に開放自在に取付けられている。
【0018】 また、排出側ケーシング29の下端フランジは、給炭管18、すなわち上部給 炭管24の上部フランジ31と締結されており、さらに、上部給炭管24の円管 部には接手50を用いて給炭管18の伸縮による変位を吸収している。
【0019】 石炭ミル10の運転にさいしては、給炭機55から供給される石炭は、実質上 、上部給炭管24に入って、順次、中間給炭管22、下部給炭管20内を落下通 過するが、詳しくは、清掃部材26の回転仮想円60内を落下通過するものであ る。
【0020】 次に作用を説明する。 給炭管18内に配された清掃部材26は、駆動装置36により給炭管18と同 軸にしてかつ長手方向に沿って回転される。 そして、給炭管55から供給された石炭は、給炭管18内に入って自然落下通 過した石炭ミル10の粉砕部13に投入され、微粉砕されて石炭ミル10の出口 端から搬送される。
【0021】 一方、石炭が給炭管18内を自然落下・通過するにさいしては給炭管18内の 内壁面に付着・堆積するまでに発展する傾向を伴う。 上記現象は、主として石炭の物理的および化学的性質、とくに石炭の水分、粒 度構成などのパラメータをはじめ、給炭管や石炭ミルの装置条件および運転パラ メータなどに支配されるものである。
【0022】 そして清掃部材26が常時回転されているので内壁面上に付着・堆積されてい る石炭と接触すると、清掃部材26の主材28および副材30は前記状態にある 石炭に主としてせん断応力を与えて、石炭層の強度に打勝ってこれを破壊させて 内壁面上が清掃され、内壁面への石炭の付着・堆積を防止できて石炭を給炭管1 8内に円滑に落下通過させて石炭ミル10の粉砕部13に投入することができる 。
【0023】 また清掃部材26の副材30は主材28の周囲にらせん状に捲付けられている ので清掃部材26の回転に伴い前記状態にある石炭に降下方向の推進力を強制的 に付与することとなり、石炭の落下・通過を促進するとともに、給炭管18の内 壁面への付着・堆積を軽減できて、前記状態にある石炭に対する清掃効果を著し く増進させることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、回転清掃装置を用いて、従来のごとく清掃部 材を往復運動させることがなく、清掃部材を回転自在にさせて給炭管の内壁面に 付着・堆積する石炭を長さ方向に全面にわたって清掃させるとともに、給炭管内 の石炭の落下通過を促進させることができ、さらに、清掃部材の回転にさいして の駆動動力を低減できるとともに、構成部品の摩損の発生を低減できるようにな り、かつ、石炭ミルの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の給炭管の回転清掃装置を示す断面説明
図である。
【図2】本考案の給炭管の回転清掃装置の要部拡大断面
図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視断面図である。
【符号の説明】
10 石炭ミル 13 粉砕部 18 給炭管 21 出口開口部 26 清掃部材 28 主材 30 副材 34 取付板 36 駆動装置 60 回転仮想円

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭ミルの粉砕部に石炭を供給する給炭
    管において、給炭管の上方に設けた駆動装置により回転
    される取付板に清掃部材の一端を連結するとともに他端
    を給炭管の出口開口部に位置せしめ、前記清掃部材を給
    炭管と同軸にしてかつ長手方向に沿って回転自在に配設
    したことを特徴とする給炭管の回転清掃装置。
  2. 【請求項2】 清掃部材は複数の主材を回転仮想円上に
    前記給炭管の長手方向に配設するとともに前記主材の周
    囲に副材をらせん状に捲付けて連結したことを特徴とす
    る請求項第1項に記載の給炭管の回転清掃装置。
JP1991099773U 1991-11-07 1991-11-07 給炭管の回転清掃装置 Expired - Lifetime JP2573513Y2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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