JPH0539554U - 皮膚病治療用軟膏の塗擦器 - Google Patents
皮膚病治療用軟膏の塗擦器Info
- Publication number
- JPH0539554U JPH0539554U JP10883191U JP10883191U JPH0539554U JP H0539554 U JPH0539554 U JP H0539554U JP 10883191 U JP10883191 U JP 10883191U JP 10883191 U JP10883191 U JP 10883191U JP H0539554 U JPH0539554 U JP H0539554U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ointment
- rubbing
- skin diseases
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- affected area
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 皮膚病治療用軟膏を患部に、十分、且つ、楽
に塗擦することにより軟膏の効き目をたかめる。 【構成】 電動式歯ブラシと同じ構造をもった柄(1)
の先端部分に、医療用高級シリコン等の素材で、手の指
の形状をした塗擦体(2)を装備し、患部に接触する面
には指紋様の凹凸のある模様(3)を入れる。更に塗擦
器の基部(5)で、電動による前後微振動装置をもつ本
体(4)に装着する。
に塗擦することにより軟膏の効き目をたかめる。 【構成】 電動式歯ブラシと同じ構造をもった柄(1)
の先端部分に、医療用高級シリコン等の素材で、手の指
の形状をした塗擦体(2)を装備し、患部に接触する面
には指紋様の凹凸のある模様(3)を入れる。更に塗擦
器の基部(5)で、電動による前後微振動装置をもつ本
体(4)に装着する。
Description
【0001】
この考案は皮膚病の治療用軟膏を患部に塗擦する器具に関するものである。
【0002】
従来は、軟膏を患部に塗擦するための器具はなく軟膏を指先で塗擦していた。
【0003】
指先で皮膚病治療用の軟膏を塗擦するに当っては、次のような欠点があった。 (1)指先が、軟膏で汚れると共に、皮膚病の本体である菌なども指先に付着 する結果、不潔であった。 (2)皮膚病治療薬の中には、軟膏や薬液を塗布するだけのものもある。とこ ろが、「みずむし」の治療薬の軟膏のように、ただ患部に塗るだけでは、治療の 効果があがらないものがある。軟膏を患部に根気よく塗擦することによってこそ 効果があがるものである。しかし、指先による塗擦は、指が痛くなったり、患部 の場所によっては、塗擦しにくいなどの理由で根気よく塗擦することは困難であ った。 本考案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。
【0004】
塗擦器の前後微振動や、往復ローリング運動の装置として、電動式歯ブラシ用 の本体を使用し、これに軟膏塗擦用の器具を装着し、皮膚病の患部に軟膏を塗擦 するようにした。 この際、電動式歯ブラシの前後微振動運動と往復ローリング運動とは、指先で 軟膏を塗擦する動きに酷似していると共に、指先による塗擦とは比較にならぬほ ど効率がよいものである。 この軟膏塗擦用の器具の構成は、次のとおりである。 医療用高級シリコン等で、手の指の形状をした塗擦体(2)を構成し、これを 電動装置につなぐため、プラスチックの柄(1)に取り付ける。更に、その基部 (5)は、電動による前後微振動装置をもつ本体(4)に装着する。 また、塗擦効果を高めるため、シリコンの接触面には、指紋様の凹凸のある模 様(3)を入れ、より自然な状態で、しかも効率よく塗擦できるようにした。 さらに、塗擦部分は、手の指の先端に似せた構造にすることによって、狭い患 部、即ち、足の指と指の間の塗擦なども容易にできるようにした。 以上のような構成からなる皮膚病治療用軟膏の塗擦器である。
【0005】
軟膏を患部に塗布し、その上を電動による皮膚病治療用軟膏の塗擦器で、短時 間に効率よく軟膏を塗擦することができる.この際、軟膏特有の滑らかさのため 塗擦器も円滑に患部を塗擦することが可能となり、本体のモーターにも過重の負 坦をかけることはない。
【0006】
以下、本案の実施例について説明する。 (イ)これを使用するに当っては、皮膚病治療用軟膏をチューブから少量押し 出して、直接患部に塗り、その上を電動による軟膏塗擦器で塗擦する。 (ロ)電動式歯ブラシの本体よりも、前後微振動幅や、往復ローリング運動を 大きくした電動による軟膏塗擦器は、更に、塗擦効果を高めることができる。 (ハ)手の指状の塗擦面を複数にすることによって塗擦効率をあげることがで きる。 (ニ)塗擦態様としては、前後微振動運動によるものが基本であるが、塗擦体 が回転するような電動装置を使うこともできる。 (ホ)柄(1)の両側に、横幅の異なる塗擦体を装着することにより、患部の 広いところは、横幅の長い塗擦体(2B)を使って塗擦の効率をあげることがで きる。また、塗擦体が、両面にあることにより、足の指間の患部にたいしては、 左右の患部を同時に塗擦することができて効率をあげることができる。 (ヘ)素材によっては、指紋様の凹凸の模様をつけないで塗擦体を構成するこ ともできる。 (ト)塗擦体には、柄(1)をつけないで、手の指状のものを電動装置に直接 装置するような構成にすることができる。 (チ)塗擦体は、ゴムなど、医療用高級シリコン以外の材料でつくることもで きる。 (リ)塗擦体の形状は、手の指と全く同じようにするため塗擦面の上部に爪の 形状も入れた構成にすることができる。この際は、塗擦体の中心にプラスチック の骨組みを入れる必要がある。
【0007】
(イ)塗擦面の構成物質は、人体に最も似た素材を使用することにより、塗擦 の際の違和感を少なくすると共に、接触面には指紋様の凹凸のある模様を入れる ことにより塗擦効果を高めることができる。 (ロ)塗擦による指の痛みや、疲れは生じないので、必要とする十分な時間( 充電式の場合、1回の連続使用時間は、15分間)塗擦することができる。した がって、軟膏の効き目が増加して、皮膚病の中では最も難治といわれている「み ずむし」も完治に導くことができる。 (ハ)軟膏は、軟膏の入ったチューブの口から、直接患部に塗り付け、その後 本器具で軟膏を塗擦することにより、指先への菌の感染や指先の汚れがない。 (ニ)塗擦面は、アルコールで消毒することによって、清潔に保管することが できる。
【図1】本考案の平面図である。
【図2】本考案の側面図である。
【図3】本考案の底面図である。
【図4】本考案の実施例で、電動による前後微振動装置
をもつ本体(4)に、皮膚病治療用軟膏塗擦器を装着し
た平面図である。
をもつ本体(4)に、皮膚病治療用軟膏塗擦器を装着し
た平面図である。
【図5】本考案の実施例で、柄(1)の両側に塗擦体
(2)を装着した塗擦器の側面図である。
(2)を装着した塗擦器の側面図である。
(1)は、柄 (2)は、塗擦体 (3)は、指紋様の凹凸模様 (4)は、電動による前後微振動装置をもつ本体 (5)は、塗擦器の基部
Claims (3)
- 【請求項1】 手の指状をした塗擦体(2)を、電動に
よる前後微振動装置をもつ本体(4)に装着して成る皮
膚病治療用軟膏の塗擦器。 - 【請求項2】 電動による前後微振動装置をもつ本体
(4)の代わりに、電動による往復ローリング運動装置
にした請求項1の皮膚病治療用軟膏の塗擦器 - 【請求項3】 電動による前後微振動装置をもつ本体
(4)の代わりに、電動による回転運動装置にした請求
項1の皮膚病治療用軟膏の塗擦器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883191U JPH0539554U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 皮膚病治療用軟膏の塗擦器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883191U JPH0539554U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 皮膚病治療用軟膏の塗擦器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539554U true JPH0539554U (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=14494660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10883191U Pending JPH0539554U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 皮膚病治療用軟膏の塗擦器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539554U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030039700A (ko) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | 김성실 | 약품 투입 보조기구 |
JP2012527962A (ja) * | 2009-05-29 | 2012-11-12 | パシフィック・バイオサイエンス・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド | 皮膚製剤塗布具用の塗布具先端部組立体 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP10883191U patent/JPH0539554U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030039700A (ko) * | 2001-11-14 | 2003-05-22 | 김성실 | 약품 투입 보조기구 |
JP2012527962A (ja) * | 2009-05-29 | 2012-11-12 | パシフィック・バイオサイエンス・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド | 皮膚製剤塗布具用の塗布具先端部組立体 |
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