JPH053932A - テニスボール - Google Patents

テニスボール

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JPH053932A
JPH053932A JP3162016A JP16201691A JPH053932A JP H053932 A JPH053932 A JP H053932A JP 3162016 A JP3162016 A JP 3162016A JP 16201691 A JP16201691 A JP 16201691A JP H053932 A JPH053932 A JP H053932A
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JP
Japan
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felt
fiber
core
ball
tennis ball
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JP3162016A
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English (en)
Inventor
Masao Nakamura
政雄 仲村
Ichiro Tominaga
一郎 冨永
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B39/00Hollow non-inflatable balls, i.e. having no valves
    • A63B39/06Special coverings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/50FELT FABRIC
    • Y10T442/56From synthetic organic fiber

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テニスボールのコアを被覆するフェルトの外
観を良好に保ち、かつプレー時の毛羽立ちを抑えなが
ら、フェルトの耐摩耗性を向上させる。 【構成】 コアを被覆するフェルトの構成繊維として、
分子鎖の全繰り返し単位の90モル%以上がポリエチレ
ンテレフタレート単位であるポリマーからなる繊維であ
って、下記の特性を同時に備えているポリエチレンテレ
フタレート系繊維を使用する。 (イ)乾熱収縮率/ポリマーの固有粘度 △S150 ℃/
IV=5.0%〜7.5% (ロ)複屈折 △nD =170×10-3〜185×10
-3 (ハ)結晶配向関数 fc=0.935〜0.950 (ニ)非晶分子配向パラメーター F=0.75〜0.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テニスボールに係わ
り、さらに詳しくはそのコアを被覆するフェルトの改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】硬式のテニスボールは、ゴム弾性を有す
る中空球体からなるコアと、該コアを被覆するフェルト
とで構成される。
【0003】そして、上記フェルトには、例えば、羊毛
にナイロンなどの化学繊維を混紡した紡毛糸を朱子織り
し、起毛後、縮絨加工することによって繊維組織が強固
にからみ合って緻密に固まり、フェルト状に仕上げられ
たメルトンと呼ばれる織りフェルトや、ニードルパンチ
ングによりフェルトに仕上げたものが使用されている。
【0004】一級品のテニスボールには、外観を重視し
て、一般に織りフェルトが使用される。この織りフェル
トでは、通常、羊毛とナイロンが重量比で60:40〜
70:30で混紡されており、また、ナイロンの一部を
ポリエステル、レーヨンなどで置き換えたものも使用さ
れることがある(例えば、特開昭60−29157号公
報、特開昭59−135079号公報など)。
【0005】一般に織りフェルトでは、羊毛と、ナイロ
ン、ポリエステル、レーヨンなどの化学繊維とからなる
混紡糸を、裏糸に綿糸を用いて朱子織りし、起毛によっ
て多量の毛羽を引き出した後、羊毛独特の加工である縮
絨加工により繊維組織が絡み合って緻密に固まるように
して、厚みのある外観の良好なフェルト状に仕上げてい
るが、このような縮絨加工による繊維組織のからみ合い
は羊毛特有のものであり、ナイロンなどの化学繊維には
この作用はない。
【0006】ところで、テニスボールでは、プレー中、
コートとの衝突の繰り返しによってフェルトの繊維が徐
々に摩耗し切断されて、フェルトの厚みが減少して、い
わゆる摩耗した状態になる。
【0007】羊毛は耐摩耗性が低いので、単体では上記
コートとの衝突によるフェルトの摩耗が著しくなるた
め、これにナイロンなどの化学繊維を混紡することによ
って補強している。
【0008】そして、そのために使用される化学繊維と
しては、破断強度や染色性の優れたナイロン6やナイロ
ン66が主流を占めている。
【0009】上記ナイロンなどの化学繊維は、通常、6
デニールの繊維太さのものが用いられる。耐摩耗性を高
めようとする場合には、繊維径の太い12デニールの繊
維が用いられるが、この12デニールの繊維は、腰が強
く、羊毛の縮絨加工で充分に抑え込むことがむつかしい
ため、外観が荒れた状態になり、好ましくない。
【0010】また、耐摩耗性を高めるため、ナイロンを
50重量%以上にすると、縮絨効果が減少し、荒れた外
観になり、ボール特性もプレー時の毛羽立ちが著しくな
って、プレーに支障をきたすようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、これまで
の技術では、ボールの外観に大きく寄与するフェルトの
外観を良好に保ち、プレー時の毛羽立ちを抑えながら、
フェルトの耐摩耗性を向上させることは困難であると考
えられていた。
【0012】また、フェルトには、プレーヤーのインパ
クト時の衝撃を柔らかくし、空気抵抗によるボールスピ
ードを調整する役割があるが、これが摩耗によって損な
われる。
【0013】すなわち、テニスボールは、プレー中、コ
ート表面に接触し、ある距離を滑った後バウンドする。
この時生じるボールとコートとの間の摩擦力によりフェ
ルト表面の繊維は次第に摩耗し切断されて、フェルトの
厚みが減少し、摩耗した状態になっていく。
【0014】このフェルトの摩耗に伴ってボールスピー
ドが次第に速くなり、プレーが困難になるため、新しい
ボールと交換される。プレーヤーの立場からいえば、こ
のフェルトの摩耗に基づくボール交換は経済的に重大な
負担になる。
【0015】また、テニスコートは、フェルトをあまり
摩耗させない従来からのクレーコートやアンツーカーコ
ートに加えて、最近は維持管理の容易な全天候型コート
が多く使用されるようになってきた。
【0016】この全天候型コートは、その表層材の種類
がアスファルト系、ポリウレタン系、合成ゴム系など、
多岐にわたっており、その中にはフェルトを著しく摩耗
させるものがある。
【0017】そのため、フェルトの外観を良好に保ち、
かつプレー時の毛羽立ちを抑えながら、フェルトの耐摩
耗性をより一層向上させることがプレーヤーから強く望
まれている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、テニスボ
ールのコアを被覆するフェルトの構成繊維として、分子
鎖の全繰り返し単位の90モル%以上がポリエチレンテ
レフタレート単位であるポリマーからなる繊維であっ
て、下記の特性を同時に備えているポリエチレンテレフ
タレート系繊維を使用することによって、フェルトの外
観を良好に保ち、かつプレー時の毛羽立ちを抑えなが
ら、フェルトの耐摩耗性をより一層向上させることがで
きることを見出し、本発明を完成した。
【0019】(イ)乾熱収縮率/ポリマーの固有粘度
△S150 ℃/IV=5.0%〜7.5% (ロ)複屈折 △nD =170×10-3〜185×10
-3 (ハ)結晶配向関数 fc=0.935〜0.950 (ニ)非晶分子配向パラメーター F=0.75〜0.
90
【0020】上記(イ)の乾熱収縮率/ポリマーの固有
粘度の乾熱収縮率およびポリマーの固有粘度は、次に示
すようにして求められる。
【0021】 乾熱収縮率: △S150 ℃ 試料をカセ状にとり、20℃、65%RH(RH:相対
湿度)の温調室内で24時間以上放置した後、試料の
0.1g/dに相当する荷重をかけて測定された長さ1
0 の試料を無張力状態で、150℃のオーブン中に30
分間放置したのち、オーブンから取り出し、前記温調室
内で4時間放置し、再び上記荷重をかけて測定した長さ
1 から次式により算出する。
【0022】 △S150 ℃=(11 −10 )10 ×100%
【0023】 ポリマーの固有粘度: IV オストワルド型粘度計を用いてオルソクロルフェノール
100mlに対しサンプル8gを溶解した溶液の相対粘
度ηr を25℃において測定し、次式により算出する。
【0024】IV=0.0242ηr +0.2634 ηr =(t×d)/(to ×do
【0025】ただし、t、to はそれぞれサンプル溶液
およびオルソクロルフェノールの落下時間であり、d、
o はそれぞれサンプル溶液およびオルソクロルフェノ
ールの25℃における密度である。
【0026】(ロ)の複屈折、(ハ)の結晶配向関数お
よび(ニ)の非晶分子配向パラメーターはそれぞれ下記
のようにして測定される。
【0027】(ロ)の複屈折△ND の測定法:ニコン社
製のPOH型偏光顕微鏡を用い、D線を光源として通常
のベレックコンベンセーター法によって求める。
【0028】(ハ)の結晶配向関数fcの測定法:(0
10)、(100)赤道線干渉のデバイ環上に沿った強
度分布曲線の半価幅H0 から次式により算出し、(01
0)と(100)から求めた値の平均値とする。
【0029】fc=(1800 −H0 )/1800
【0030】(ニ)の非晶分子配向パラメーターFの測
定法:試料を蛍光剤“Mikephor ETN”の
0.2重量%の水溶液に55℃、3時間浸漬し、充分洗
浄したのち風乾して測定試料とした。励起波長365n
m、蛍光波長420nmで偏光蛍光の相対強度を測定
し、次式により求める。
【0031】F=1−B/A ただし A:繊維軸方向の偏光蛍光の相対強度 B:繊維軸と直角方向の偏光蛍光の相対強度
【0032】本発明において使用する上記特定のポリエ
チレンテレフタレート系繊維は、複屈折△nD が低く、
非晶分子配向パラメーターFが小さい。このことは結晶
間に存在する非晶分子の配向が低く、非晶分子が非常に
弛緩した配向状態にあり、結晶層と非晶層との分化が鮮
明であることを示している。
【0033】この弛緩した配向状態の非晶分子の存在
が、ボールのコート着地時の衝撃摩擦力を吸収緩和し、
その結果として耐摩耗性を向上させるものと考えられ
る。
【0034】本発明において、上記特定のポリエチレン
テレフタレート系繊維をフェルトの構成繊維として使用
するが、このポリエチレンテレフタレート系繊維を使用
する場合、通常、織りフェルトに仕上げられる。もとよ
り、ニードルフェルトに仕上げることもできる。
【0035】織りフェルトに仕上げる場合、羊毛の使用
が必要であり、織りフェルトの構成繊維としては、上記
特定のポリエチレンテレフタレート系繊維が5〜50重
量%、特に15〜40重量%、羊毛が50〜95重量
%、特に60〜85重量%であることが好ましい。ま
た、コストの低減をはかる面から、これらにナイロンを
併用してもよい。このナイロンの使用量は45重量%以
下、特に25重量%以下が好ましい。
【0036】本発明において、上記特定のポリエチレン
テレフタレート系繊維の(イ)の乾熱収縮率/ポリマー
の固有粘度は△S150 ℃/IV=5.0%〜7.5%で
あることを要するが、これは、△S150 ℃/IVが7.
5%より大きくなると、フェルトとしての耐久性、特に
耐摩耗性が低下し、また、△S150 ℃/IVが5.0%
より小さくなると、織りフェルト作製工程の一つである
縮絨加工において糸の絡み合いが外観上好ましくない状
態になるからである。
【0037】また、上記特定のポリエチレンテレフタレ
ート系繊維において、(ロ)の複屈折は△nD =170
×10-3〜185×10-3であることを要するが、これ
は△nD が上記範囲外では、いずれの場合も、フェルト
としての耐久性、特に耐摩耗性が低下するからである。
【0038】さらに、上記特定のポリエチエンテレフタ
レート系繊維において、(ハ)の結晶配向関数はfc=
0.935〜0.950であることを要するが、これ
は、fcが0.950より大きくなると、フェルト化後
に手で触ったときの風合が硬く感じられ、かつ打球時の
フィーリングが悪くなり、また、fcが0.935より
小さくなると、強度が低下し、耐久性が低下するからで
ある。
【0039】また、上記特定のポリエチレンテレフタレ
ート系繊維において、(ニ)の非晶分子配向パラメータ
ーはF=0.75〜0.90であることを要するが、こ
れは、Fが0.90より大きくなると、非晶質の配向性
が大きくなりすぎて、耐久性が低下し、また、Fが0.
75より小さくなると、織りフェルト作製時の起毛工程
において、糸に部分的にクリープが生じ、外観が悪くな
るからである。
【0040】上記特定のポリエチレンテレフタレート系
繊維を構成繊維として使用したフェルトは、加圧テニス
ボール用のコアおよび無圧テニスボール用のコアのいず
れの被覆にも使用することができる。
【0041】本発明においては、上記のように、コアを
被覆するフェルトの構成繊維として上記特定のポリエチ
レンテレフタレート系繊維を使用したことに特徴がある
が、それ以外は通常の構成を採用することができる。
【0042】
【実施例】つぎに実施例をあげて本発明をより具体的に
説明する。
【0043】実施例1〜4および比較例1〜5 表1に示す2種類のポリエチレンテレフタレート系繊維
を表2および表3に示す割合で含む織りフェルトを作製
し、これを2枚の繭型に打抜き、常法に準じて、内圧
0.9kg/cm2 (対大気圧)の加圧テニスボール用
のコアに貼着し、該コアの表面を被覆することによっ
て、テニスボールを作製した。
【0044】なお、表2は実施例1〜4について示し、
表3は比較例1〜5について示している。また、表1〜
3においては、ポリエチレンテレフタレート系繊維をP
ETの略称で示す。
【0045】
【表1】 (注) IV:ポリマーの固有粘度 △S150 ℃/IV:乾熱収縮率/ポリマーの固有粘度 △nD :複屈折 fc:結晶配向関数 F:非晶分子配向パラメーター
【0046】得られたテニスボールをアスファルトのコ
ート上で2人のプレーヤーにより1時間プレーした後、
フェルトの摩耗状態を目視で観察し、フェルトの耐摩耗
性を下記の評価基準で評価して、その結果を表2および
表3に示した。
【0047】フェルトの耐摩擦性 ◎:非常に優れている。 ○:優れている。 □:良い。 ×:悪い。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】表1〜表3の記載から明らかなように、非
晶分子配向パラメーターFが大きく、その弛緩度の小さ
いPET−2(従来の繊維)をフェルトに使用した比較
例2〜5のテニスボールは、繊維の強度がPET−1
(本発明の繊維)より大きいにもかかわらず、フェルト
の耐摩耗性が悪かった。
【0051】もとより、フェルトを羊毛とナイロン6と
で構成した比較例1のテニスボールは、フェルトの耐摩
耗性が悪かった。
【0052】これに対し、本発明の実施例1〜4のテニ
スボールは、PET−1の使用量に応じてその程度に差
があるものの、いずれも、フェルトの耐摩耗性が良好で
あった。
【0053】また、本発明の実施例1〜4のテニスボー
ルは、フェルトの外観が良好であり、かつプレー中の毛
羽立ちも少なかった。
【0054】つぎに、実施例1〜4のテニスボールにつ
いて、重量、フォワード変形量、リターン変形量および
リバウンドを測定した結果を表4に示す。フォワード変
形量、リターン変形量およびリバウンドの測定方法は次
に示す通りである。
【0055】フォワード変形量(mm) まず、ボールをXYZ軸(それぞれ相互に直角をなす3
つの軸)方向に2.54cmずつ圧縮することを3回繰
り返す。この予備圧縮後、2時間以内にスチーブンスコ
ンプレッションテスターにて次の方法によって変形量を
測定する。
【0056】ボールに初期荷重3.5ポンド(1.57
5kg)をかけた時から18ポンド(8.165kg)
の荷重をかけたときまでのボールの変形量(mm)を測
定する。
【0057】リターン変形量(mm) 前記フォワード変形量を読み取った後、変形量が2.5
4cmになるまでさらに荷重をかけ、その時点から18
ポンド(8.165kg)の荷重まで変形を回復させ、
その時の変形量(mm)を測定する。
【0058】リバウンド(cm) ボールを100インチ(254cm)の高さからコンク
リート面に落下させ、跳び上がった高さ(ただし、ボー
ルの下側)を測定する。それを3回繰り返し、平均値を
求める。
【0059】
【表4】
【0060】表4に示すように、本発明の実施例1〜4
のテニスボールは、物性値がいずれも国際テニス連盟規
格に合格しており、物性面での問題もなかった。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、テニ
スボールのコアを被覆するフェルトの構成繊維として、
特定のポリエチレンテレフタレート系繊維を使用するこ
とによって、フェルトの外観を良好に保ち、かつプレー
時の毛羽立ちを抑えながら、フェルトの耐摩耗性を向上
させることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コアと、該コアを被覆するフェルトとか
    らなるテニスボールにおいて、上記フェルトの構成繊維
    として、分子鎖の全繰返し単位の90モル%以上がポリ
    エチレンテレフタレート単位であるポリマーからなる繊
    維であって、下記の特性を同時に備えているポリエチレ
    ンテレフタレート系繊維を使用したことを特徴とするテ
    ニスボール。 (イ)乾熱収縮率/ポリマーの固有粘度 △S150 ℃/
    IV=5.0%〜7.5% (ロ)複屈折 △nD =170×10-3〜185×10
    -3 (ハ)結晶配向関数 fc=0.935〜0.950 (ニ)非晶分子配向パラメーター F=0.75〜0.
    90
JP3162016A 1991-06-05 1991-06-05 テニスボール Pending JPH053932A (ja)

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DE69208943T DE69208943T2 (de) 1991-06-05 1992-06-03 Tennisball
EP92109339A EP0517173B1 (en) 1991-06-05 1992-06-03 Tennis ball

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