JPH0539316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539316Y2 JPH0539316Y2 JP2639088U JP2639088U JPH0539316Y2 JP H0539316 Y2 JPH0539316 Y2 JP H0539316Y2 JP 2639088 U JP2639088 U JP 2639088U JP 2639088 U JP2639088 U JP 2639088U JP H0539316 Y2 JPH0539316 Y2 JP H0539316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat exchanger
- end plate
- tank
- horizontal part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関に温められた冷却水或いは
オイル等を空気の流通により冷却する空冷熱交換
器の改良に関する。
オイル等を空気の流通により冷却する空冷熱交換
器の改良に関する。
従来、この種熱交換器には、第7図に示すよう
に、コア部Aと、このコア部Aの上下に配置され
る帯板形状の一対のエンドプレートBと、タンク
Cとから構成されたものがある。
に、コア部Aと、このコア部Aの上下に配置され
る帯板形状の一対のエンドプレートBと、タンク
Cとから構成されたものがある。
上記コア部Aは、断面が偏平なアルミニユーム
製のチユーブDを複数本縦列すると共に、該チユ
ーブDをエンドプレートBの長手方向に沿つて所
定間隔等に並列し、各チユーブDの間に蛇腹状の
フインEを連結したものである。
製のチユーブDを複数本縦列すると共に、該チユ
ーブDをエンドプレートBの長手方向に沿つて所
定間隔等に並列し、各チユーブDの間に蛇腹状の
フインEを連結したものである。
そして、エンドプレートBには、上記コア部A
の各チユーブDと対応する位置に、該チユーブD
の断面形状と同一の孔Fが形成されており、この
孔Fにコア部Aの各チユーブDの上下両端部を挿
入し溶接等により固定した後、上下のエンドプレ
ートBにタンクCを固定する。Gはコア部Aの外
側部に配置される板形状のプロテクタで、Hは給
水口のキヤツプ、1は上下のタンクCに接続され
たパイプで、図示しないエンジンのウオータジヤ
ケツトに連結されている。
の各チユーブDと対応する位置に、該チユーブD
の断面形状と同一の孔Fが形成されており、この
孔Fにコア部Aの各チユーブDの上下両端部を挿
入し溶接等により固定した後、上下のエンドプレ
ートBにタンクCを固定する。Gはコア部Aの外
側部に配置される板形状のプロテクタで、Hは給
水口のキヤツプ、1は上下のタンクCに接続され
たパイプで、図示しないエンジンのウオータジヤ
ケツトに連結されている。
しかし、上記の如き従来構造の熱交換器におい
ては、エンドプレートB及びタンクCには、コア
部Aの平面積とほぼ同一面積を有する大型なもの
が必要である。
ては、エンドプレートB及びタンクCには、コア
部Aの平面積とほぼ同一面積を有する大型なもの
が必要である。
また、エンドプレートBには複数個の孔Fを高
い精度で開けなければならず、型費にもかなりの
コストが必要になると共に、エンドプレートBと
各チユーブDとの組み付け作業及び固定作業が困
難で多大の時間が必要であつた。
い精度で開けなければならず、型費にもかなりの
コストが必要になると共に、エンドプレートBと
各チユーブDとの組み付け作業及び固定作業が困
難で多大の時間が必要であつた。
本考案は、上記の如き従来の欠点を解決するた
めに成されたもので、その要旨は、中間部にフイ
ンを挟み込んで積層した複数本の偏平チユーブの
両端部を互いに反対方向に折り曲げてそのチユー
ブ端を上下或いは左右に収束せしめ、該収束した
チユーブ端をエンドプレートを介してタンクに接
続するように形成したことを特徴とする熱交換器
にある。
めに成されたもので、その要旨は、中間部にフイ
ンを挟み込んで積層した複数本の偏平チユーブの
両端部を互いに反対方向に折り曲げてそのチユー
ブ端を上下或いは左右に収束せしめ、該収束した
チユーブ端をエンドプレートを介してタンクに接
続するように形成したことを特徴とする熱交換器
にある。
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
により詳細に説明するに、本考案に係る熱交換器
は、コア部1と、一対のエンドプレート2及び該
エンドプレート2と同一面積を有するタンク3と
から構成されている。
により詳細に説明するに、本考案に係る熱交換器
は、コア部1と、一対のエンドプレート2及び該
エンドプレート2と同一面積を有するタンク3と
から構成されている。
4はコア部1を構成するアルミニユーム製のチ
ユーブで、断面が偏平な角筒形状に形成されてお
り、内部は補強リブ5で複数本の細管6に分割さ
れている。そして、各チユーブ4の上部と下部と
は、それぞれ反対方向に直角にクランク形状に折
曲されており、従つて、チユーブ4は垂直部7と
上部水平部8と下部水平部9とから構成されてい
る。なお、各チユーブ4の垂直部7の高さH及び
折曲部Rの曲率半径の寸法は全て同一であるが、
上部水平部8と下部水平部9の長さは異なる。
ユーブで、断面が偏平な角筒形状に形成されてお
り、内部は補強リブ5で複数本の細管6に分割さ
れている。そして、各チユーブ4の上部と下部と
は、それぞれ反対方向に直角にクランク形状に折
曲されており、従つて、チユーブ4は垂直部7と
上部水平部8と下部水平部9とから構成されてい
る。なお、各チユーブ4の垂直部7の高さH及び
折曲部Rの曲率半径の寸法は全て同一であるが、
上部水平部8と下部水平部9の長さは異なる。
ここで、上記各チユーブ4の上部水平部8、お
よび下部水平部9を夫々上下方向に積層したとき
の外形形状は、第3図に示すように、長方形形状
であり、エンドプレート2には、第4図に示すよ
うに、上記の長方形形状と同一形状の孔10が形
成されている。
よび下部水平部9を夫々上下方向に積層したとき
の外形形状は、第3図に示すように、長方形形状
であり、エンドプレート2には、第4図に示すよ
うに、上記の長方形形状と同一形状の孔10が形
成されている。
そこで、上記複数本のチユーブ4は、垂直部7
を所定間隔に離間して並列し、各チユーブ4の上
部水平部8と下部水平部9とを上下方向に積層す
ると共に、両水平部8,9の端部を平面状に揃え
る。そして、各チユーブ4の垂直部7には、その
間に介装した蛇腹状のフイン11により連結固定
する。また、上記積層したチユーブ4の上部水平
部8と下部水平部9の端部は、それぞれエンドプ
レート2の孔10に挿入して、ロー付け又は溶接
等により固定した後、上下のエンドプレート2に
タンク3を溶接等で固定する。
を所定間隔に離間して並列し、各チユーブ4の上
部水平部8と下部水平部9とを上下方向に積層す
ると共に、両水平部8,9の端部を平面状に揃え
る。そして、各チユーブ4の垂直部7には、その
間に介装した蛇腹状のフイン11により連結固定
する。また、上記積層したチユーブ4の上部水平
部8と下部水平部9の端部は、それぞれエンドプ
レート2の孔10に挿入して、ロー付け又は溶接
等により固定した後、上下のエンドプレート2に
タンク3を溶接等で固定する。
12はコア部1の左右端部に配置された帯板形
状のプロテクタで、このプロテクタ12は無くて
もよい。13は各タンク3(図面では一方のみが
図示されているが)に接続されたパイプで、図示
しないエンジンのウオータジヤケツトに連結され
ている。14は給水口のキヤツプを示す。
状のプロテクタで、このプロテクタ12は無くて
もよい。13は各タンク3(図面では一方のみが
図示されているが)に接続されたパイプで、図示
しないエンジンのウオータジヤケツトに連結され
ている。14は給水口のキヤツプを示す。
そこで、エンジンにより温められ、上部のタン
ク3に流入した温水は、各チユーブ4の上部水平
部8から垂直部7の細管6を通過する間に、フイ
ン11を流通する空気により冷却され、下部水平
部9から下部のタンク3に流入し、再度エンジン
を冷却する。
ク3に流入した温水は、各チユーブ4の上部水平
部8から垂直部7の細管6を通過する間に、フイ
ン11を流通する空気により冷却され、下部水平
部9から下部のタンク3に流入し、再度エンジン
を冷却する。
上記の実施例では、各チユーブ4の垂直部7の
高さH及び折局部Rの曲率半径の寸法が全て同一
であるので、チユーブ4の加工及びエンドプレー
ト2との組付け作業や固定作業が簡単、迅速に行
えるし、コストも低減することが出来る。
高さH及び折局部Rの曲率半径の寸法が全て同一
であるので、チユーブ4の加工及びエンドプレー
ト2との組付け作業や固定作業が簡単、迅速に行
えるし、コストも低減することが出来る。
第5図及び第6図に示すものは、コア部の他の
実施例の要部を示す正面図で、本実施例では、各
チユーブ4の断面が偏平で、両端部が円弧形状に
形成されいる。
実施例の要部を示す正面図で、本実施例では、各
チユーブ4の断面が偏平で、両端部が円弧形状に
形成されいる。
したがつて、各チユーブ4の上部水平部8及び
下部水平部9を上下方向に積層したときの両端部
の形状は波型形状になり、エンドプレート2には
これと同一形状の孔10が形成されている。その
他の点については、上記の実施例と同様である。
下部水平部9を上下方向に積層したときの両端部
の形状は波型形状になり、エンドプレート2には
これと同一形状の孔10が形成されている。その
他の点については、上記の実施例と同様である。
本考案に係る熱交換器は、上記のように、中間
部にフインを挟み込んで積層した複数本の偏平チ
ユーブの両端部を互いに反対方向に折り曲げてそ
のチユーブ端を上下或いは左右に収束せしめ、該
収束したチユーブ端をエンドプレートを介してタ
ンクに接続するように形成したものであるから、
エンドプレート及びタンクが従来のものに比べて
大幅に小型化、軽量化されるため、熱交換器全体
として軽量化することが出来るとゝもに、コスト
を低減することが可能である。
部にフインを挟み込んで積層した複数本の偏平チ
ユーブの両端部を互いに反対方向に折り曲げてそ
のチユーブ端を上下或いは左右に収束せしめ、該
収束したチユーブ端をエンドプレートを介してタ
ンクに接続するように形成したものであるから、
エンドプレート及びタンクが従来のものに比べて
大幅に小型化、軽量化されるため、熱交換器全体
として軽量化することが出来るとゝもに、コスト
を低減することが可能である。
また、エンドプレートに形成する孔は1個で済
むため、加工工数が少なく、且つ加工精度にも余
り気を使う必要がないとゝもに、エンドプレート
の一個の孔内に、収束した所部水平部8及び下部
水平部9を挿入して固定するので、その組付作業
及び固定作業を大幅に削減でき、しかも、耐圧強
度が向上する。
むため、加工工数が少なく、且つ加工精度にも余
り気を使う必要がないとゝもに、エンドプレート
の一個の孔内に、収束した所部水平部8及び下部
水平部9を挿入して固定するので、その組付作業
及び固定作業を大幅に削減でき、しかも、耐圧強
度が向上する。
さらに、各チユーブは、その垂直部の高さ及び
折曲部曲率半径の寸法が全て同一であるので、部
品点数がすくなく、製品管理も容易であるといつ
た諸効果がある。
折曲部曲率半径の寸法が全て同一であるので、部
品点数がすくなく、製品管理も容易であるといつ
た諸効果がある。
第1図は本考案に係る熱交換器の斜視図、第2
図は同熱交換器に使用されるチユーブの斜視図、
第3図及び第4図はそれぞれ同熱交換器の要部を
示す正面図、第5図及び第6図は他の実施例の熱
交換器の要部を示す正面図、第7図は従来の熱交
換器の一部を切除した斜視図である。 1……コア部、2……エンドプレート、3……
タンク、4……チユーブ、7……垂直部、8……
上部水平部、9……下部水平部、10……孔、1
1……フイン。
図は同熱交換器に使用されるチユーブの斜視図、
第3図及び第4図はそれぞれ同熱交換器の要部を
示す正面図、第5図及び第6図は他の実施例の熱
交換器の要部を示す正面図、第7図は従来の熱交
換器の一部を切除した斜視図である。 1……コア部、2……エンドプレート、3……
タンク、4……チユーブ、7……垂直部、8……
上部水平部、9……下部水平部、10……孔、1
1……フイン。
Claims (1)
- 中間部にフインを挟み込んで積層した複数本の
偏平チユーブの両端部を互いに反対方向に折り曲
げてそのチユーブ端を上下或いは左右に収束せし
め、該収束したチユーブ端をエンドプレートを介
してタンクに接続するように形成したことを特徴
とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2639088U JPH0539316Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2639088U JPH0539316Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01136277U JPH01136277U (ja) | 1989-09-19 |
JPH0539316Y2 true JPH0539316Y2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=31247969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2639088U Expired - Lifetime JPH0539316Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004116912A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Toyo Radiator Co Ltd | タンクレス熱交換器 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2639088U patent/JPH0539316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01136277U (ja) | 1989-09-19 |
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