JPH0539314Y2 - - Google Patents

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JPH0539314Y2
JPH0539314Y2 JP1987112123U JP11212387U JPH0539314Y2 JP H0539314 Y2 JPH0539314 Y2 JP H0539314Y2 JP 1987112123 U JP1987112123 U JP 1987112123U JP 11212387 U JP11212387 U JP 11212387U JP H0539314 Y2 JPH0539314 Y2 JP H0539314Y2
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JP
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lead wire
high voltage
pad
conductive elastic
receiver
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JP1987112123U
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は主にシガレツトライター等の点火用と
して用いられる高電圧発生装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の高電圧発生装置は、第2図に示
すような構成であつた。第2図において、1は圧
電素子で、両端を当て金2と受け金3で支持され
た状態で絶縁ケース5内に収納されている。リー
ド線4の先端はその外被が除去されたストリツプ
部4aとなつており、このストリツプ部4aの芯
線が前記受け金3に当接して電気的に接続されて
いる。なおリード線4の先端のストリツプ部4a
は圧電素子1と当て金2と受け金3と共に絶縁ケ
ース5内に充填された含浸樹脂剤6で保持固定さ
れている。7は衝撃機構(本発明とは直接関係な
いので説明は省略する)を内蔵した内ケースで、
絶縁ケース5に摺動自在に嵌合されている。
以上のように構成された従来の高電圧発生装置
について、以下その動作を説明する。今、内ケー
ス7を矢印A方向に押圧すると、内ケース7内に
組み込まれた衝撃機構(図示せず)により当て金
2に衝撃が加えられ、圧電素子1から高電圧が発
生する。この高電圧は受け金3とリード線4を介
して絶縁ケース5へと導かれるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、シガレツトライタ
ーに組み込まれる場合、リード線4を点火部に導
くため4bのようにリード線の先端を曲げ加工し
なければならず、従つてリード線4の芯線は軟ら
かいが弾性は有さない材料である必要がある。ま
た、リード線4のストリツプ部4aの芯線と受け
金3は機械的に点接触となつている。したがつて
含浸樹脂剤6の注入及び硬化時、さらには圧電素
子1、当て金2、受け金3の組み込み時の、僅か
な部品の動きによりリード線4と受け金3の電気
的接続が極めて不安定なものとなることがあつ
た。
本考案はこのような問題点を解決するものであ
り、リード線と受け金の電気的な接続を安定化す
ることにより圧電素子から発生した高電圧を確実
にリード線に導くようにするこを目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段 そしてこの目的を達成するために本考案は、リ
ード線のストリツプ部における芯線に導電性弾性
体を被せ、この導電性弾性体を介してリード線の
芯線と当て金を電気的に接続したものである。
作 用 この構成により、リード線と受け金は安定して
電気的な接続が行えることとなる。
実施例 第1図は本考案の一実施例による高電圧発生装
置の組み立て構成図である。図面と共に番号に従
い構成を説明する。尚、従来例と同一部分には同
一番号を付し説明を省略する。第1図において、
8は先端の外被が除去されたリード線で、そのス
トリツプ部8aの芯線には導電性弾性体9が被せ
られており、この導電性弾性体9の弾性により受
け金3とリード線8は安定して電気的な接続が行
われる構成となつている。本構成を満足する導電
性弾性体としては、コイル状で金属等の導電性材
料でなるスプリング、または導電性プラスチツク
材料でなる弾性を有したチユーブ等が考えられ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、先端の外被が除
去されたリード線のストリツプ部の芯線に導電性
弾性体を被せることにより、絶縁ケース内に圧電
素子、当て金、受け金及びリード線を組み込み、
さらには樹脂剤を注入硬化する工程において、僅
かな部品の動きが発生した場合でも導電性弾性体
の弾性効果により、リード線と受け金が安定して
電気的な接続が行われることとなり、結果的に圧
電素子から発生した高電圧が確実に外部へ導かれ
ることなり、信頼性の高い高電圧発生装置が提供
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による高電圧発生装
置を示す組み立て構成図、第2図は従来の高電圧
発生装置を示す組み立て構成図である。 1……圧電素子、3……受け金、8……リード
線、8a……先端ストリツプ部、9……導電性弾
性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁ケースと、この絶縁ケース内に、その両
    端が当て金と受け金で支持された状態で収納さ
    れた圧電素子と、前記当て金にその先端部が接
    続されたリード線と、前記絶縁ケース内に充填
    され、当て金と受け金と圧電素子とリード線の
    先端部を、この絶縁ケース内で固定した樹脂剤
    と、前記受け金に衝撃を加える衝撃機構とを備
    え、前記リード線の先端部は外被を除去したス
    トリツプ部とし、このストリツプ部におけるリ
    ード線の芯線に導電性弾性体を被せ、この導電
    性弾性体を介してリード線の芯線と当て金を電
    気的に導通させた高電圧発生装置。 (2) 導電性弾性体をコイルスプリングで構成して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の高
    電圧発生装置。 (3) 導電性弾性体を導電性プラスチツクチユーブ
    で構成してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の高電圧発生装置。
JP1987112123U 1987-07-22 1987-07-22 Expired - Lifetime JPH0539314Y2 (ja)

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JPS6422163U JPS6422163U (ja) 1989-02-03
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