JPH0539253Y2 - - Google Patents

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JPH0539253Y2
JPH0539253Y2 JP6053188U JP6053188U JPH0539253Y2 JP H0539253 Y2 JPH0539253 Y2 JP H0539253Y2 JP 6053188 U JP6053188 U JP 6053188U JP 6053188 U JP6053188 U JP 6053188U JP H0539253 Y2 JPH0539253 Y2 JP H0539253Y2
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piping
piping cover
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筒状の第1配管カバーの周部に形成
した配管挿通口に連通する状態で、前記配管挿通
口を閉じる箱状に形成し、周方向において両側
夫々に一定の角度の傾斜面を有する偏平な一側壁
を設けた筒状の第2配管カバーに対して嵌合接続
する接続部を、前記第1配管カバーに隣接する偏
平面に設けてある配管カバー接続部材に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記配管カバー接続部材は、前記接続部
を形成するに、前記第1配管カバー側の端縁から
延びた2本の直線縁部を有する前記第2配管カバ
ー嵌合用の切欠きを、前記偏平面に1個設けるこ
とが考えられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、径の異なる(断面形状が相似形に異な
る)第2配管カバーを第1配管カバーに接続する
ためには、その第2配管カバーの径に合つた切欠
きを設けた接続部材を、径の異なる第2配管カバ
ーごとに複数個準備しておかなければならず、不
経済になると共に、しかも、切欠きに第2配管カ
バーを嵌合させた時に、両直線縁部と前記両傾斜
面との間に隙間が形成され、美観を損ねたりホコ
リが侵入しやすい欠点があつた。
本考案の目的は、径の異なる第2配管カバーの
接続を、一つの接続部材で行えるようにすると共
に、第2配管カバーを接続した時に、接続部に隙
間が形成されず、かつ、第2配管カバーに対する
接続部材の嵌合作業をより容易に行えるようにす
る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、 前記第1配管カバー側の端縁から切欠かれた
前記第2配管カバー嵌合用の切欠きを形成する
為に、 ○イ 前記端縁より奥側程間隔が狭くなる一対の
第1誘導用傾斜部を形成する第1切込み線を
設ける点と、 ○ロ この第1切込み線の更に奥側に前記第2配
管カバーにおける前記一側壁以外の周壁に嵌
合密着する第1接当部を形成する第2切込み
線を設ける点と、 ○ハ 前記端縁に前記一側壁を一致させた状態
で、前記第1接当部が嵌合密着する第2配管
カバーよりも断面形状が相似形に倍尺された
第2接当部を形成する第4切込み線を設ける
点と、 ○ニ この複数個の第2接当部に対して、前記端
縁より奥側程間隔が狭くなる第2誘導用傾斜
部を形成する第3切込み線をつなげる点と、 前記切欠きに前記第2配管カバーを嵌合させ
たときに、前記両傾斜面とこの傾斜面に各別に
対応する誘導用傾斜部とで形成される隙間を各
別に閉じる一対の板部材を、前記両傾斜面間に
合わせて間隔調整自在に設けてある点とにあ
り、 その作用効果は次の通りである。
〔作用〕 つまり、第1配管カバーに対して先行して第
2配管カバーが設けてありこれに配管カバー接
続部材を嵌合させて第1配管カバーに取付ける
際に、前記端縁より第2配管カバーに外嵌させ
前記誘導用傾斜部で案内して最終的に第1接当
部が第2配管カバーにおける一側壁以外の周壁
に嵌合密着した状態で配管カバー接続部材をカ
バーに装着できる。
そして、この第2配管カバーに嵌合するに先
立つて前記複数本の切込み線の中から接続すべ
き第2配管カバーの径に合つたものを選び、そ
の切込み線を切取ることによつて第2配管カバ
ーが嵌合する切欠きが形成されるために、第1
配管カバーの配管挿通口から挿通させた配管を
第2配管カバーでカバーした後、接続部材で両
配管カバー間を覆い接続する際に、断面形状が
相似形状に倍尺された第2配管カバーに対して
も一つの接続部材で接続でき、しかも、第2配
管カバーを嵌合させた時に形成される両傾斜面
の隙間を一対の板部材で閉じることができ、そ
の上、一対の板部材を間隔調整させれば、両傾
斜が夫々一定の角度を成しているために、断面
形状が相似形状に倍尺された第2配管カバーを
嵌合させた時に形成される前記隙間とは異なつ
た大きさの隙間をも、閉じることができる。
特徴構成○イ,○ニに示すように、切欠きの入口
側つまり前記端縁が第2配管カバーの径より大
きな間隔のものにできるので、配管カバー接続
部材を第2配管カバーに嵌合する際に、おおま
かな位置きめを行つて嵌合を開始すれば、前記
切欠きが前記第2配管カバーに対して位置ズレ
を生じていても、前記誘導用傾斜部で第2配管
カバーを接当部に向けて円滑に誘導できる。
〔考案の効果〕
従つて、作用で示すように断面形状が相似形
状に倍尺された異なる第2配管カバーに合わせて
接続部材を準備したり、隙間の大きさに合わせて
複数種の板部材を設けたりする必要はなく、経済
性を向上させることができると共に、隙間を閉じ
る板部材によつて美観を高く維持し、且つ、ホコ
リ等の侵入を防止できるようになつた。
又、作用で示すように、第2配管カバーに対
する接続部材の嵌合作業が容易になり、前記切欠
きの角部を第2配管カバーの周壁に不測に衝突さ
せるといつた不手際を未然に回避できる利点もあ
る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第4図及び第8図に示すように、屋外に並設さ
れた複数の室外機1と、屋内に設置された複数の
室内機2との間にわたつて各別に接続する往復一
対の空調配管3の複数対を、内部に並べて挿通保
持させる状態で、空調配管用カバー4を天井壁面
A及び屋外床面Bに対して取付け具5を介して取
付けて空調配管設備を形成してある。
第5図乃至第8図に示すように、前記カバー4
は、板金製で塗装された一定長さのカバー本体6
と、それに着脱自在に取付ける蓋部材7とから成
り、前記カバー本体6を形成するに、一対の側壁
部8,8を設け、両側壁部8,8間にわたる空調
配管用の受け部9を、両側壁部8,8における長
手方向のほぼ等間隔おきに配置して、受け部9の
両端と両側壁部8,8夫々の端縁部8A,8Aと
を、ボルト10を介して各別に着脱自在に連結
し、ボルト10の長手方向を側壁部8の巾方向に
沿わせ、隣接する受け部9,9間に、底板部材1
1を配置して、両側壁部8,8夫々の端縁部8
A,8Aに着脱自在にボルト10で取付けてあ
る。
前記側壁部8は、横断面形状を、両端縁側が折
り曲げられた補強形状を成し、蓋部材7取付側の
端縁部8Bの内面側にナツト12を溶接してあ
り、カバー本体6に蓋部材7を配置して、上方よ
りボルト10を螺進させるだけで、カバー本体6
に蓋部材7を固定できるように構成してある。
前記ボルト10夫々は、皿型ボルトを使用し
て、頭部が外方に突出しないように取付けてあ
る。
前記カバー4とカバー4の連結構造は、第4図
及び第8図に示すように、長手方向に隣接する側
壁部8,8夫々を内・外一対のカバー用ジヨイン
ト部材14A,14Bで挟持してボルト10を介
して着脱自在に連結すると共に、隣接する蓋部材
7,7夫々を内外一対の蓋用ジヨイント部材15
A,15Bで挟持してボルト10を介して着脱自
在に連結してあり、カバー用外側ジョイント部材
14Aと側壁部8、及び、蓋用外側ジヨイント部
材15Aと蓋部材7との間には、第7図に示すよ
うに、雨水がカバー4内に侵入しないように夫々
シール部材16を挟在させてある。
尚、蓋部材7とそれをカバー本体6に固定する
ボルト10との間にも、第6図に示すように、雨
水浸入防止のために、リング状シールパツキン1
7を挟在させてある。
第1図乃至第3図に示すように、前記底板部材
11を取外してカバー4の周部に形成した配管挿
通口22からカバー4外方に取出した一対の空調
配管3を、断面ほぼ正八角形の筒状の配管カバー
23で覆い、カバー4と配管カバー23の端部と
の間の空調配管部分を覆う配管カバー接続部材2
4を、配管挿通口22に連通する状態で、配管挿
通口22を閉じる箱形に形成し、配管カバー23
に対して嵌合接続する接続部25を、配管カバー
23に隣接する3つの偏平面F夫々に設けて、連
結具26を介してカバー本体6の端縁部にビス2
7で取付けてある。
前記接続部25を形成するに、カバー4側の端
縁28から切欠かれた配管カバー23嵌合用の切
欠き29を形成するために、端縁28から奥側程
間隔が狭くなる一対の第1誘導用傾斜部18を形
成する第1切込み線を設けるとともに、この第1
切込み線の更に奥側に前記配管カバー23におけ
る後記する一側壁32以外の周壁31に嵌合密着
する第1接当部19を形成する第2切込み線を設
けてある。この第1接当部19は、第1誘導用傾
斜部18につらなる左右一対の平行直線部19A
と互いに近接する左右一対の傾斜部19Bと両傾
斜部19B,19Bを接続する接続部19Cとか
らなる。以上、第1誘導用傾斜部18と第1接当
部19とで、小径の配管カバー23に対する切欠
き29を構成するとともに、小径の配管カバー2
3に対して断面形状を相似形に倍尺した中・大径
の配管カバー23に対しては前記端縁28に前記
一側壁32を一致させた状態で夫々相似形を形作
るように第2誘導用傾斜部20と第2接当部21
とを形成してある。そして、径の異なる配管カバ
ー23を嵌合させた時に、夫々配管カバー23の
一側壁32が端縁28に沿つた状態で連結具26
の下端縁に接当するように、且つ、左右中心線0
が一致するように配置し、前記切欠き29に配管
カバー23を嵌合させた時に、一側壁32の両側
夫々に位置する両傾斜面33,33と両誘導用傾
斜部20又は18とで形成される三角形の隙間S
を各別に閉じる一対の板部材34,34を、両傾
斜面33,33間に合わせて間隔調整自在に、配
管カバー接続部材24にビス27を介して取付け
てある。
前記3本の切込み線は、切残し部35の数及び
間隔を調整して、小径の切込み線31から順に切
欠き29を形成するために外れやすく形成してあ
る。
前記板部材34,34は、夫々ビス27の通る
長孔36を設けて端縁28に沿つて摺動自在に構
成してある。
〔別実施例〕
前記カバー4の断面形状及び設置姿勢は、種々
変更可能であり、また、配管カバー23の断面形
状は、正八角形以外に、ほぼ、正五角形、正六角
形、正七角形等の形状でも良く、前記カバー4
を、第1配管カバーと総称し、前記配管カバー2
3を、第2配管カバーと総称する。
又、第1誘導用傾斜部18と第2誘導用傾斜部
20とは互いに平行でなくてもよく、第1、第2
接当部19,21の傾斜部19Bと直接つながる
構成をとつてもよい。
前記誘導用傾斜部18,20の形成によつて、
配管接続部材を先に第1配管カバー4に取付け、
後に第2配管カバー23を第1配管カバー4に嵌
入する際にもその作業が容易になる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る配管カバー接続部材の実施
例を示し、第1図は配管カバー接続部材の斜視
図、第2図は配管カバー接続部材の側面図、第3
図は配管カバー接続部材をカバーに取付けた状態
を示す縦断面図、第4図は屋内の配管状態を示す
側面図、第5図はカバー本体の一部を示す平面
図、第6図はカバーの分解断面図、第7図は要部
分解断面図、第8図は屋外の配管状態を示す斜視
図である。 4……第1配管カバー、18,20……第1、
第2誘導用傾斜部、19,21……第1、第2接
当部、22……配管挿通口、23……第2配管カ
バー、25……接続部、28……端縁、29……
切欠き、31……周壁、32……一側壁、33…
…傾斜面、34……板部材、F……偏平面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の第1配管カバー4の周部に形成した配管
    挿通口22に連通する状態で、前記配管挿通口2
    2を閉じる箱形に形成し、周方向において両側
    夫々に一定の角度の傾斜面33を有する偏平な一
    側壁32を設けた筒状の第2配管カバー23に対
    して嵌合接続する接続部25を、前記第1配管カ
    バー4に隣接する偏平面Fに設けてある配管カバ
    ー接続部材であつて、前記接続部25を形成する
    に、前記第1配管カバー4側の端縁28から切欠
    かれた前記第2配管カバー23嵌合用の切欠き2
    9を形成するために、前記端縁28より奥側程間
    隔が狭くなる一対の第1誘導用傾斜部18を形成
    する第1切込み線を設けるとともに、この第1切
    込み線の更に奥側に前記第2配管カバー23にお
    ける前記一側壁32以外の周壁31に嵌合密着す
    る第1接当部19を形成する第2切込み線を設
    け、前記端縁28に前記一側壁32を一致させた
    状態で、前記第1接当部19が嵌合密着する第2
    配置カバー23よりも断面形状が相似形に倍尺さ
    れた他の第2配管カバー23に嵌合密着する複数
    個の第2接当部21を形成する第4切込み線を設
    け、この複数個の第2接当部21に対して、前記
    端縁28より奥側程間隔が狭くなる第2誘導用傾
    斜部20を形成する第3切込み線をつなげ、か
    つ、前記切欠き29に前記第2配管カバー23を
    嵌合させたときに、前記両傾斜面33,33とこ
    の傾斜面33,33に各別に対応する誘導用傾斜
    部18,20とで形成される隙間Sを各別に閉じ
    る一対の板部材34,34を、前記両傾斜面間に
    合わせて間隔調整自在に設けてある配管カバー接
    続部材。
JP6053188U 1988-05-06 1988-05-06 Expired - Lifetime JPH0539253Y2 (ja)

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