JPH0539158Y2 - - Google Patents

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JPH0539158Y2
JPH0539158Y2 JP1988087921U JP8792188U JPH0539158Y2 JP H0539158 Y2 JPH0539158 Y2 JP H0539158Y2 JP 1988087921 U JP1988087921 U JP 1988087921U JP 8792188 U JP8792188 U JP 8792188U JP H0539158 Y2 JPH0539158 Y2 JP H0539158Y2
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JP
Japan
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flower
flowers
offering
holding hole
container
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、墓前に供花される花を立てる花立
てに関する。
〔従来の技術〕
周知のように、墓前において用いられる花立て
は、角型或いは丸型の中空柱形状であつて、墓石
の前面の左右両側に一対で備えられる墓用装飾品
の一つである。このような花立てとしては、墓石
と共に常時備えられている石製のものばかりでな
く、墓参りや諸行事の際に、一時的に仮設される
例えば、竹筒やプラスチツクの筒状物或いは小型
のバケツ等が利用されることもある。燈籠等の他
の装飾品を備えた墓においては、第5図に示すよ
うに、花立て14は、燈籠15等と密接すること
なく、墓石16の前方には若干の余地を残した配
置がなされている。花立て14は、このように墓
石16の下段部分16aを基台として利用し、こ
れに固定又は載置されて花17等を供えるものが
一般的である。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、墓石の下段部分に常時、備えら
れた一対の中空柱形状の花立てにおいては、その
形状に起因して花立て用の穴は一つの花立てにつ
いて1つしかなく、複数の参拝者が夫々持参する
花を順次、供花するのに支障を来たしていた。更
に、竹筒等の仮設用の花立てを持参して、墓前又
は墓石の下段部分に複数個並べた場合には、同じ
高さ即ち参拝者の同一の目線に複数の花束が集中
して並ぶこととなるので、供花された花全体に美
観を生じさせるような効果的な配置がなされない
という問題点がある。又、これら竹筒等の仮設用
の花立ては、そのまま放置されると腐敗又は散乱
して墓地の美観上好ましくないという問題点があ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記事情に鑑みなされたものであ
つて、その手段とするところは、上部において一
方向に向かつて複数の段部を階段状に設け、該段
部の各平面部分に供花用容器を挿脱自在に保持す
る保持穴を穿設したことにある。
〔作用〕
上記手段によると、花立て本体に設けられた複
数の段部の平面部分の高低差により、各平面部分
に設けられた供花用容器は、夫々異なる高さにお
いて供えられた花を保持することとなるので、通
常、一定の長さに切り揃えられた切り花を供花し
た際に、花を立体的に配置することができる。
又、仮設用の花立てのように墓地の美観を損うこ
とも生じない。
更に、供花用容器は、花立て本体の平面部分に
設された保持穴に挿脱自在に保持されるため、供
花の前に供花用容器と共に古くなつた花及び溜ま
つた水を簡単に且つ容易に取り除くことができ
る。又、上部が一方向に向かつて前下がりの階段
状になつているので、墓の正面からは花が沢山あ
るようにも見える。
〔実施例〕
この考案の第1実施例は、第1図乃至第3図に
示すように、花立て1を、上部を階段状に切削加
工して形成した複数の段部2を有する花立て本体
3と、各段部2の平面部分2aに設けられた供花
用容器4とから構成し、供花用容器4は夫々の平
面部分2aに穿設された保持穴5に保持させたも
のである。このような花立て1は、墓石16の前
方で燈籠15の後方の間に配置されるように、適
当な大きさに設けられている。
花立て本体3を石材を用いて加工するには、先
ず、前述のように適当な大きさの石材を直方体状
に切削加工した後、その上部を更に、切削して階
段状に複数の段部2を形成する。次に、複数の段
部2の夫々の平面部分2aに保持穴5を形成する
には以下のように行う。即ち、第3図a,bに示
すように、段部2の平面部分2aに垂直方向より
ダイヤモンド刃等を備えた穿孔用カツターで保持
穴5を穿設する。更に、夫々の保持穴5の底部か
ら花立て本体3の外側面に向かつて、略水平方向
に貫通する水抜き用の通孔6を穿孔用カツター若
しくはドリル等で適宜穿設する。
このような保持穴5にプラスチツク等に成型品
である筒状の供花用容器4を挿入するには、この
供花用容器4の上部に設けてある鍔部4aを保持
穴5の開口上部周縁に係止する。このように構成
すると、供花用容器4は、保持穴5の上部に係止
された状態で保持穴5の内部に挿入されるので、
挿脱自在となる。従つて、参拝者は供花の前に供
花用容器4と共に古くなつた花及び溜つた水を簡
単に取り除くことができる。又、保持穴5の底部
に形成した通孔6によつて供花用容器4と保持穴
5の間隙に雨水が溜ることがないので、腐水が発
生せず、特に、冬期においては溜つた雨水が氷結
膨脹して花立て本体3を損傷させることもない。
この考案の第2実施例は第4図a,bに示すよ
うに、夫々の段部2の平面部分2aに穿孔用カツ
ター等で、円形状の凹部8を穿設し、この凹部8
に雌ねじ部11を有する適当な大きさの座金10
を嵌合させ、接着剤等でこれを平面部分2aに固
定し、更に、金属製又はプラスチツク製等からな
る底部外周に雄ねじ部13を形成した供花用容器
12を、前記した雌ねじ部11と螺合接続するこ
とにより、供花用容器12を平面部分2aから突
出して保持する構成としたものである。このよう
にすると、供花用容器12は着脱自在、しかも確
実に保持され、前記した第1実施例と同様に花や
水の取り換えも容易である。又、凹部8は浅く穿
設され、又、座金10が密着して固定されている
ので雨水は溜らず、前記したような通孔6を設け
ずともよい。
上記した第1実施例及び第2実施例の花立て1
は、第1図及び第2図に示されるように、花立て
本体3の高さを選択することにより従来の花立て
14等と調和して用いることができ、又、花立て
本体3の長さを選択することにより燈籠15と墓
石16の間に設置して、墓前の空間を有効に利用
し且つ調和を保つことができる。
尚、上記した第1及び第2実施例中、図面の第
1図乃至第4図において、花立て本体3の段部2
はいずれも3段に形成したものを示したが、段数
はこの実施例に制限されるものでなく、墓石の大
きさや墓用敷地面積に応じて多様な段数で設ける
ことができる。又、このような花立て本体3は、
石材の他、コンクリートや他の硬質素材を用いて
もよい。
〔考案の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この考案の
花立てによると、墓地の空間を有効に利用して、
複数の参拝者が持参する花を各人が供花できると
共に、花を立体的に配置することができるので、
供花された花が同一の高さに集中することもな
く、美的調和のとれた配置で墓地を装飾すること
ができ、更には、竹筒等の使い捨て用の花器が不
要となるので、使用後の花器が墓石周辺を汚損す
ることがない。
加えて、供花用花器が花立ての本体の保持穴に
挿脱自在に保持されているため、参拝者は供花の
前に供花用容器と共に古くなつた花及び溜まつた
水を簡単且つ容易に取り除くことができる。ま
た、上部が一方向に向かつて前下がりの階段状に
なつているので、墓の正面からは花が沢山あるよ
うにも見える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の実施例を示し、
第1図乃至第3図は第1実施例を示し、第1図は
使用状態を説明する側面図、第2図は花及び供花
用容器を取り除いた平面図、第3図aは第2図の
−線拡大断面図、第3図bは供花用容器を設
けた状態を説明する縦断面図、第4図a,bは第
2実施例を示し、第4図aは花立ての縦断面図、
第4図bは花立ての要部拡大縦断面図、第5図は
従来例を説明する側面図。 1……花立て、2……段部、2a……平面部
分、3……花立て本体、4,12……供花用容
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部において一方向に向けて前下がりに複数の
    段部を階段状に設け、該段部の各平面部分に供花
    用容器を挿脱自在に保持する保持穴を穿設したこ
    とを特徴とする花立て。
JP1988087921U 1988-06-30 1988-06-30 Expired - Lifetime JPH0539158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988087921U JPH0539158Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JP1988087921U JPH0539158Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029263U JPH029263U (ja) 1990-01-22
JPH0539158Y2 true JPH0539158Y2 (ja) 1993-10-04

Family

ID=31312508

Family Applications (1)

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JP1988087921U Expired - Lifetime JPH0539158Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JP (1) JPH0539158Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48113595U (ja) * 1972-03-31 1973-12-25
JPS53149800U (ja) * 1977-04-28 1978-11-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH029263U (ja) 1990-01-22

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