JP3050060U - 墓用造花立て - Google Patents

墓用造花立て

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Publication number
JP3050060U
JP3050060U JP1997011594U JP1159497U JP3050060U JP 3050060 U JP3050060 U JP 3050060U JP 1997011594 U JP1997011594 U JP 1997011594U JP 1159497 U JP1159497 U JP 1159497U JP 3050060 U JP3050060 U JP 3050060U
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JP
Japan
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flower
grave
hole
flower stand
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Application number
JP1997011594U
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English (en)
Inventor
雄三 菱山
Original Assignee
有限会社 ユー・ヒシヤマ
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 墓に献花される生花は水が必要でありその水
共々腐敗して異臭を放ったり、枯れて美観を損ねてた
り、風に吹き飛ばされたり鳥等がついばんで周囲を汚染
していた。 【解決手段】 石材からなる移動可能な基台1であっ
て、この基台1の底部3が平坦でかつ上部2のほぼ中央
部から底部3に至るほぼ垂直な円形の造花立て用の貫通
孔4が形成されてなり、さらにこの貫通孔4に連通して
上記基台1底部3に基台1の外部に至る水抜き溝5を少
なくとも一方向に形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は墓の献花用に用いられる花立てであって、特に水を必要としない耐 久性のある造花を用いる墓用造花立てに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、お盆等の墓参りに際して、墓に花を手向けることは慣習として種々行わ れてきたが、これらの場合には大抵花差しに水を入れて生花を飾っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、生花は水が必要でありその水共々腐敗して異臭を放ったり、枯 れて美観を損ねてしまうことがあった。そこで特に寺の墓地によっては、美観の 観点から数日で献花された生花をかたずけてしまうところもある。そこで一年に 一度や二度の墓参りをする墓には年間を通じてほとんど花があがっていないこと になる。
【0004】 さらに、生花は風が強い場合にはせっかく手向けても、簡単に風に飛ばされて 周囲を汚してしまう恐れがあった。さらに、鳥等が来て生花をついばみ同様に周 囲環境を汚染してしまう恐れもあった。また、従来の墓用花立ては固定式であっ て必要に応じて置き場所を換えることも出来なかった。他方、最近のプラスチッ ク技術の進歩は目覚ましく、造花と生花との区別がつかない程、造花の製作技術 は飛躍的に向上してきている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は上記従来の不都合を解消するものであって、従来の生花立 てと共に又は生花立てに代わって水を必要としなくかつ献花が腐敗したりして回 りの環境を汚染することのない極めて便利な墓用造花立てを提供することを目的 とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係る墓用造花立ては石材からなる移動 可能な基台であって、その基台の底部が平坦でかつ上部のほぼ中央部から底部に 至るほぼ垂直な円形貫通孔が形成されてなり、さらに、この円形貫通孔に連通し て上記基台底部に基台の外部に至る水抜き溝を少なくとも一方向に形成してなる 。
【0007】 さらに、この考案に係る墓用造花立てはさらに前記基台底部に滑り止め手段を 設けてなる。
【0008】 さらにまた、この考案に係る墓用造花立ては基台の円形貫通孔に差し込まれる 造花の下端部自体又はこの造花の下部に接続された別部材のいずれかの末端を折 曲して前記基台底部に形成された水抜き溝に係止せしめてなる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照してこの考案の実施の形態による墓用造花立てを詳細に 説明する。図1〜図4は、いずれもこの考案による墓用造花立てを示すものであ って、図において、符号1は墓用造花立て自体である基台を示し、この墓用造花 立ての基台1は、重量のある御影石等の石材からなり、全体がほぼ直方体であっ て、基台1の上部2のみがいわゆる亀腹形状に形成されてなる。
【0010】 そして、その基台の底部3はが平坦でかつ上部2のほぼ中央部から底部3に至 るまでの横断面が均一でかつ底面に垂直な円形貫通孔4が形成されいる。さらに 、この円形貫通孔4に連通して上記基台底部3に基台1の外部に至る水抜き溝5 が基台1の一方向に形成されている。なお、後述するがこの水抜き溝5の部分が 後方向に配されるようにこの造花立てを設置することが美観上好ましい。
【0011】 さらに、この水抜き溝5の両側にはこの水抜き溝5と平行に滑り止めテープ6 が貼付されている。そして、前記基台1の円形貫通孔4にはアクリルフラワー、 シルクフラワー等の造花7が差し込まれている。
【0012】 なお、シルクフラワーの場合には、図5に示すように造花の下端部7a自体を 折曲し、アクリルフラワーの場合には、図6に示すようにこの造花7の下部に接 続された別の針金等の係止部材8の末端を折曲して夫々前記基台1の底部3に形 成された水抜き溝5に係止せしめる。このように構成することによって、水抜き 溝5は貫通孔4に流入した雨水等の排水用ばかりでなく、造花7の係止部として の機能も兼用出来るので便利である。
【0013】 次に、この考案にかかる墓用造花立ての構成をより理解し易いようにその製作 手順を説明する。 まず、大理石の原材から墓用造花立ての基台1の素材ブロックをカットして取 り出し底部3を除き研磨する。その後基台1の上面2の中央から底部3に至るま でドリルで円形の貫通孔4を穿設した後、底部3の貫通孔4と連通するように基 台1の背面に至るまで水抜き溝5を切削する。そして、これら貫通孔4および水 抜き溝5を除く基体1の底部3の適宜箇所に滑り止め手段としてテープ6を貼着 して、その後適宜墓において造花7を貫通孔4に差し込めば良い。
【0014】 以下、上記実施の形態による墓用造花立ての使用方法を説明する。 図7は、典型的な墓を示し、この墓は石塔(石碑)9が中心で、その回りに墓 碑、香立て、花立て、灯籠等、墓の大きさに応じて、各種装飾物を設置できる。 この石塔9は、最下位に位置する一番広く一番高さが低い下台(芝台)10と、 その上に位置する水タレ(中台)11と、更にその上に位置する亀腹(上台)1 2と最上位に位置する角柱の香箱(竿石)13とから構成されてなる。
【0015】 まず、予め墓の所定箇所、例えば中台11の端または中台11が水ダレもしく は亀腹加工してあり平らでない場合には、下台10の端に基台1を一基または左 右に一対配しておく。そして基台1を持ち上げてアクリルフラワー等の造花7の 下部を基台1の上部2の貫通孔4から挿入する。
【0016】 その後、シルクフラワーの場合には、図5に示すように底部からやや突出した 部分を水抜き溝5の方向に折り曲げて係止し、このまま元のところに戻しておけ ば良い。
【0017】 なお、アクリルフラワーの場合には、図6に示すように下端部を折り曲げて係 止することが困難であるので予め別部品としてアクリルフラワーの下端部に針金 等の係止部材8を取り付けておき、これを折り曲げて水抜き溝に係止すれば良い 。
【0018】
【考案の効果】
水を必要としなくかつ献花が腐敗したりして回りの環境を汚染することのない 極めて便利な墓用造花立てを提供することが出来る。
【0019】 さらに風が強い場合にも手向けた花が簡単に風に飛ばされて周囲を汚してしま うこともなく、かつ鳥等が来て花をついばみ周囲環境を汚染してしまうこともな く更に必要に応じて置き場所を変えることが可能な墓用造花立てを提供すること が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態を示す墓用造花立てを示
す斜視図である。
【図2】図1の墓用造花立てを示す縦断面図である。
【図3】図1の墓用造花立てを示す底面図である。
【図4】図1の墓用造花立てを示す底面斜視図である。
【図5】図1の墓用造花立てにシルクフラワーを差した
状態を示す断面図である。
【図6】図1の墓用造花立てにアクリルクフラワーを差
した状態を示す拡大断面図である。
【図7】図1の墓用造花立ての墓への設置状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 上部 3 底部 4 貫通孔 5 水抜き溝 6 滑り止めテープ(滑り止め手段) 7 造花 8 係止部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石材からなる移動可能な基台であって、
    この基台の底部が平坦でかつ上部のほぼ中央部から底部
    に至るほぼ垂直な円形の造花立て用の貫通孔が形成され
    てなり、さらにこの貫通孔に連通して上記基台底部に基
    台の外部に至る水抜き溝を少なくとも一方向に形成した
    ことを特徴とするを墓用造花立て。
  2. 【請求項2】 請求項1の墓用造花立てにおいて、さら
    に前記基台底部に滑り止め手段を設けたことを特徴とす
    るを墓用造花立て。
  3. 【請求項3】 請求項1の墓用造花立てにおいて、前記
    基台の円形貫通孔に差し込まれる造花の下端部自体又は
    この造花の下部に接続された別部材のいずれかの末端を
    折曲して前記基台底部に形成された水抜き溝に係止せし
    めてなることを特徴とするを墓用造花立て。
JP1997011594U 1997-12-19 1997-12-19 墓用造花立て Expired - Lifetime JP3050060U (ja)

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