JPH053909Y2 - - Google Patents
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- JPH053909Y2 JPH053909Y2 JP11551487U JP11551487U JPH053909Y2 JP H053909 Y2 JPH053909 Y2 JP H053909Y2 JP 11551487 U JP11551487 U JP 11551487U JP 11551487 U JP11551487 U JP 11551487U JP H053909 Y2 JPH053909 Y2 JP H053909Y2
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- fins
- drain
- fin
- condensate
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 25
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、主にヒートポンプ形空気調和機の
室外ユニツトに使用する熱交換器に関する。
室外ユニツトに使用する熱交換器に関する。
(従来の技術)
従来、ヒートポンプ形空気調和機の室外ユニツ
トに使用される熱交換器は、例えば特開昭58−
99667号公報等で広く知られ、又、第8図に示し
たごとく、複数枚のフラツトフイン2を使用し、
これら各フイン2を伝熱管1の外周部位に貫通状
に並設させている。
トに使用される熱交換器は、例えば特開昭58−
99667号公報等で広く知られ、又、第8図に示し
たごとく、複数枚のフラツトフイン2を使用し、
これら各フイン2を伝熱管1の外周部位に貫通状
に並設させている。
しかして以上のごときヒートポンプ形空気調和
機を用いて、冬季などに暖房運転を行う場合に
は、前記室外ユニツトの熱交換器に着霜が生じて
暖房能力の低下をきたすのであり、従つて前記熱
交換器に発生した霜を除去するために、デフロス
ト運転を行い、このデフロスト運転により前記霜
を溶解してドレンとなし、該ドレンを前記各フイ
ン2に沿つて下流させ、この各フイン2の下方部
位に配設したドレンパンPから外部に排出するよ
うにしている。
機を用いて、冬季などに暖房運転を行う場合に
は、前記室外ユニツトの熱交換器に着霜が生じて
暖房能力の低下をきたすのであり、従つて前記熱
交換器に発生した霜を除去するために、デフロス
ト運転を行い、このデフロスト運転により前記霜
を溶解してドレンとなし、該ドレンを前記各フイ
ン2に沿つて下流させ、この各フイン2の下方部
位に配設したドレンパンPから外部に排出するよ
うにしている。
また前記熱交換器の各フイン2には、その外表
面に親水処理を施して、前記デフロスト運転時に
発生するドレン水切性を高めるようにしているの
が一般的である。
面に親水処理を施して、前記デフロスト運転時に
発生するドレン水切性を高めるようにしているの
が一般的である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで以上のごとき熱交換器においては、例
え前記各フイン2の外表面に親水処理を施すにし
ても、下記するような理由から、第6図に示した
ごとく、前記各フイン2間で前記伝熱管1の貫通
下方部位に、ドレンDが架橋滞留されて、この滞
留ドレンDが前記各フイン2間における通風抵抗
となつたり、また前記滞留ドレンDが前記各フイ
ン2の着霜を早めたりして、暖房能力の低下を招
いたのである。
え前記各フイン2の外表面に親水処理を施すにし
ても、下記するような理由から、第6図に示した
ごとく、前記各フイン2間で前記伝熱管1の貫通
下方部位に、ドレンDが架橋滞留されて、この滞
留ドレンDが前記各フイン2間における通風抵抗
となつたり、また前記滞留ドレンDが前記各フイ
ン2の着霜を早めたりして、暖房能力の低下を招
いたのである。
即ち、一例として、前記伝熱管1の外径が約
9.5mmで、かつ該伝熱管1に配設される前記各フ
イン2の間隔が約1.4mmの熱交換器を用いた場合、
前記デフロスト運転時に発生するドレンDが、そ
の表面張力により、前記各フイン2間で前記伝熱
管1の下方部位に、約2〜3mmの深さにわたつて
架橋滞留したのである。
9.5mmで、かつ該伝熱管1に配設される前記各フ
イン2の間隔が約1.4mmの熱交換器を用いた場合、
前記デフロスト運転時に発生するドレンDが、そ
の表面張力により、前記各フイン2間で前記伝熱
管1の下方部位に、約2〜3mmの深さにわたつて
架橋滞留したのである。
また、第7図は、前記各フイン2の外表面に親
水処理を施した熱交換器を、水槽内に浸漬して引
き上げ、この熱交換器に滞留される水量の経時的
変化の測定結果を示しており、縦軸に前記熱交換
器に滞留された滞留水量割合を、横軸に時間をそ
れぞれ記載している。
水処理を施した熱交換器を、水槽内に浸漬して引
き上げ、この熱交換器に滞留される水量の経時的
変化の測定結果を示しており、縦軸に前記熱交換
器に滞留された滞留水量割合を、横軸に時間をそ
れぞれ記載している。
また同図において、実線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つて一ケ月経過した
熱交換器を示し、かつ点線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つた直後の熱交換器
を示している。尚、同図の縦軸に示す熱交換器の
滞留水量割合は、前記各フイン2に親水処理を行
つた直後(時間0のとき)の滞留水量を1とな
し、この滞留水量を基準として、前記熱交換器に
おける滞留水量の経時的な減少割合を示してい
る。
記各フイン2に親水処理を行つて一ケ月経過した
熱交換器を示し、かつ点線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つた直後の熱交換器
を示している。尚、同図の縦軸に示す熱交換器の
滞留水量割合は、前記各フイン2に親水処理を行
つた直後(時間0のとき)の滞留水量を1とな
し、この滞留水量を基準として、前記熱交換器に
おける滞留水量の経時的な減少割合を示してい
る。
しかして前記第7図で明らかなごとく、点線で
示したグラフの場合、つまり前記各フイン2に親
水処理を行つた直後の熱交換器では、時間の経過
に伴い滞留水量が速やかに減少することから、前
記ドレンDの排出も速やかに行われるのである
が、実線で示したグラフの場合、つまり前記各フ
イン2に親水処理を行つて一ケ月経過した熱交換
器では、前記各フイン2に施した親水処理面の劣
化によつて、時間の経過に伴う滞留水量の減少割
合が低下し、前記ドレンDを速やかには排出でき
ないのである。
示したグラフの場合、つまり前記各フイン2に親
水処理を行つた直後の熱交換器では、時間の経過
に伴い滞留水量が速やかに減少することから、前
記ドレンDの排出も速やかに行われるのである
が、実線で示したグラフの場合、つまり前記各フ
イン2に親水処理を行つて一ケ月経過した熱交換
器では、前記各フイン2に施した親水処理面の劣
化によつて、時間の経過に伴う滞留水量の減少割
合が低下し、前記ドレンDを速やかには排出でき
ないのである。
以上のことから、第6図に示したごとく、前記
各フイン2間で前記伝熱管1の貫通下方部位に、
ドレンDが架橋滞留し易く、この滞留ドレンDが
原因となつて、前記熱交換器の能力低下を招いた
のである。
各フイン2間で前記伝熱管1の貫通下方部位に、
ドレンDが架橋滞留し易く、この滞留ドレンDが
原因となつて、前記熱交換器の能力低下を招いた
のである。
本考案は以上のごとき考察に基づいて考案した
もので、その目的は、前記各フイン間で前記伝熱
管の下方部位に架橋滞留するドレンの架橋バラン
スを崩し、該ドレンを積極的に排除することによ
り、前記各フイン間の通風抵抗を小となし、また
前記滞留ドレンにより前記各フインの着霜を早め
たりすることなく、つまりデフロスト運転を頻繁
に行つたりする必要性をなくして、暖房能力を向
上させることができる熱交換器を提供することに
ある。
もので、その目的は、前記各フイン間で前記伝熱
管の下方部位に架橋滞留するドレンの架橋バラン
スを崩し、該ドレンを積極的に排除することによ
り、前記各フイン間の通風抵抗を小となし、また
前記滞留ドレンにより前記各フインの着霜を早め
たりすることなく、つまりデフロスト運転を頻繁
に行つたりする必要性をなくして、暖房能力を向
上させることができる熱交換器を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、図面の実施例に示したごとく、伝熱
管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設して成る
熱交換器において、前記フイン2における前記伝
熱管1の貫通下方部位に、該伝熱管1の貫通下方
部位に滞留して前記フイン2間を架橋するドレン
を誘引して流下させる先細り状の水切体3を突設
したことを特徴とするものである。
管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設して成る
熱交換器において、前記フイン2における前記伝
熱管1の貫通下方部位に、該伝熱管1の貫通下方
部位に滞留して前記フイン2間を架橋するドレン
を誘引して流下させる先細り状の水切体3を突設
したことを特徴とするものである。
(作用)
フイン2における伝熱管1の貫通下方部位に水
切体3を突設することにより、該水切体3のフイ
ン2からの突設立上り部分に空気層が挿入される
ことゝなり、滞留ドレンの水滴は、表面積が小さ
い方が安定であるため、その表面積を縮小しよう
として前記空気層を避けて付着しようとする。
切体3を突設することにより、該水切体3のフイ
ン2からの突設立上り部分に空気層が挿入される
ことゝなり、滞留ドレンの水滴は、表面積が小さ
い方が安定であるため、その表面積を縮小しよう
として前記空気層を避けて付着しようとする。
この時、前記水切体3に覆い被さろうするドレ
ンは、該水切体3に沿つてその先細り状の下方先
端側に向けて誘引されて、該先細切り状の先端に
向つて厚みを増し、単位面積あたりのドレン付着
量が増大されてドレン自重を増し、このドレン自
重が、ドレンを伝熱管1の下部に保持しようとす
る表面張力に基づく付着力に打勝つと、該ドレン
は、前記先細り先端から落下排除されることにな
るのである。
ンは、該水切体3に沿つてその先細り状の下方先
端側に向けて誘引されて、該先細切り状の先端に
向つて厚みを増し、単位面積あたりのドレン付着
量が増大されてドレン自重を増し、このドレン自
重が、ドレンを伝熱管1の下部に保持しようとす
る表面張力に基づく付着力に打勝つと、該ドレン
は、前記先細り先端から落下排除されることにな
るのである。
従つて前記フイン2間における滞留ドレン量を
少なくできて、該フイン2間の通風抵抗を小とす
ることができるのであり、しかも、該滞留ドレン
を起因とする前記フイン2への着霜が早期に行わ
れることがないため、デフロスト運転を頻繁に行
つたりする必要性がなくなり、暖房能力を向上さ
せ得るのである。
少なくできて、該フイン2間の通風抵抗を小とす
ることができるのであり、しかも、該滞留ドレン
を起因とする前記フイン2への着霜が早期に行わ
れることがないため、デフロスト運転を頻繁に行
つたりする必要性がなくなり、暖房能力を向上さ
せ得るのである。
(実施例)
以下本考案にかかる熱交換器を図面の実施例に
よつて説明する。
よつて説明する。
第1図及び第2図に示した熱交換器は、ヒート
ポンプ形空気調和機の室外ユニツトに使用するも
のであつて、複数本の伝熱管1と複数枚のフラツ
トフイン2とを用い、該各フイン2に側方に向け
て突出する複数のカラー部2aを一体に形成し、
この各カラー部2aを前記伝熱管1の外周部位に
挿嵌固定させて、該伝熱管1上に前記各フイン2
を等間隔に配設させている。
ポンプ形空気調和機の室外ユニツトに使用するも
のであつて、複数本の伝熱管1と複数枚のフラツ
トフイン2とを用い、該各フイン2に側方に向け
て突出する複数のカラー部2aを一体に形成し、
この各カラー部2aを前記伝熱管1の外周部位に
挿嵌固定させて、該伝熱管1上に前記各フイン2
を等間隔に配設させている。
しかして以上のごとき熱交換器において、同各
図で明らかにしたごとく、前記各フイン2間で、
前記伝熱管1が挿通される前記各カラー部2aの
下方部位に、前記各フンイ2の一部を切り起こす
ことにより、鋭角三角形状をなす複数の水切体3
を斜め下方に向けて一体に形成し、更に詳しく
は、幅方向両側に2つの側壁3a,3aを備え、
かつ該各側壁3aの先端側を集束させて鋭角状の
先鋭部3bとした水切体3を一体に形成して、こ
の水切体3の前記先鋭部3bを前記フイン2の側
下方に向けて傾斜させたのである。
図で明らかにしたごとく、前記各フイン2間で、
前記伝熱管1が挿通される前記各カラー部2aの
下方部位に、前記各フンイ2の一部を切り起こす
ことにより、鋭角三角形状をなす複数の水切体3
を斜め下方に向けて一体に形成し、更に詳しく
は、幅方向両側に2つの側壁3a,3aを備え、
かつ該各側壁3aの先端側を集束させて鋭角状の
先鋭部3bとした水切体3を一体に形成して、こ
の水切体3の前記先鋭部3bを前記フイン2の側
下方に向けて傾斜させたのである。
前記水切体3は、その各側壁3aが少なくとも
前記カラー部2aの真下位置から約2〜3mmの範
囲内に位置されるごとく形成するのが好ましいの
であり、斯くすることにより前記水切体3の各側
壁3aで、前記カラー部2aの下方部位に架橋滞
留されるドレンDの架橋バランスを崩して、該ド
レンDの下方側への排除が可能となるのである。
前記カラー部2aの真下位置から約2〜3mmの範
囲内に位置されるごとく形成するのが好ましいの
であり、斯くすることにより前記水切体3の各側
壁3aで、前記カラー部2aの下方部位に架橋滞
留されるドレンDの架橋バランスを崩して、該ド
レンDの下方側への排除が可能となるのである。
しかして以上の構成とすることにより、前記各
フイン2間で、前記カラー部2aの下方部位に架
橋滞留するドレンDは、前記水切体3により、架
橋バランスが崩されて、該水切体3の先細り状両
側壁3a,3aに沿つて下方側へと誘引され、前
記先鋭部3bの先端から下方に落下排除されるの
である。
フイン2間で、前記カラー部2aの下方部位に架
橋滞留するドレンDは、前記水切体3により、架
橋バランスが崩されて、該水切体3の先細り状両
側壁3a,3aに沿つて下方側へと誘引され、前
記先鋭部3bの先端から下方に落下排除されるの
である。
即ち、フイン2における伝熱管1の貫通下方部
位に水切体3を突設すると、第3図に示すよう
に、前記水切体3のフイン2からの立上り部分に
空気層Aが挿入されることゝとなり、滞留ドレン
の水滴は、表面積が小さい方が安定であるため、
その表面積を縮小しようとして前記空気層Aを避
けて付着しようとする。
位に水切体3を突設すると、第3図に示すよう
に、前記水切体3のフイン2からの立上り部分に
空気層Aが挿入されることゝとなり、滞留ドレン
の水滴は、表面積が小さい方が安定であるため、
その表面積を縮小しようとして前記空気層Aを避
けて付着しようとする。
この時、前記水切体3に覆い被さろうとするド
レンは、その先細り状の両側壁3a,3aのエツ
ジに沿つて下方に誘引されて、このエツジ先端に
向けて厚みを増し、単位面積あたりのドレン付着
量が増大されてドレン自重を増し、このドレン自
重が、ドレンを前記伝熱管1の下部に保持しよう
とする表面張力に基づく付着力に打勝つと、該ド
レンは前記先鋭部3bの先端から下方に落下され
ることになるのである。
レンは、その先細り状の両側壁3a,3aのエツ
ジに沿つて下方に誘引されて、このエツジ先端に
向けて厚みを増し、単位面積あたりのドレン付着
量が増大されてドレン自重を増し、このドレン自
重が、ドレンを前記伝熱管1の下部に保持しよう
とする表面張力に基づく付着力に打勝つと、該ド
レンは前記先鋭部3bの先端から下方に落下され
ることになるのである。
尚、前記水切体3は、第4図及び第5図に示し
たごとく、前記フイン2の一部を断面階段形状を
呈するように切り起こし、この切起先端部に前述
した場合と同様な先鋭部3bを形成して、該先鋭
部3bを前記フイン2の側下方に向けて突設され
ることも可能である。
たごとく、前記フイン2の一部を断面階段形状を
呈するように切り起こし、この切起先端部に前述
した場合と同様な先鋭部3bを形成して、該先鋭
部3bを前記フイン2の側下方に向けて突設され
ることも可能である。
また前記実施例では、前記フイン2の一部を切
り起こすことにより、前記水切体3を前記フイン
2と一体に形成したが、前記水切体3は、前記フ
イン2とは別部材を用いて形成することもでき
る。
り起こすことにより、前記水切体3を前記フイン
2と一体に形成したが、前記水切体3は、前記フ
イン2とは別部材を用いて形成することもでき
る。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかる熱交換器で
は、フイン2における伝熱管1の貫通下方部位
に、該伝熱管1の貫通下方部位で前記フイン2間
に架橋滞留するドレンを誘引して流下させる先細
り状の水切体3を突設させたから、この水切体3
で前記滞留ドレンを下方側に積極的に排除できる
のであり、従つて前記フイン2間の通風抵抗を小
となすことができ、また前記滞留ドレンにより前
記フイン2の着霜を早めたりすることもなく、つ
まりデフロスト運転を頻繁に行つたりする必要性
をなくして、暖房能力を向上させ得るに至つたの
である。
は、フイン2における伝熱管1の貫通下方部位
に、該伝熱管1の貫通下方部位で前記フイン2間
に架橋滞留するドレンを誘引して流下させる先細
り状の水切体3を突設させたから、この水切体3
で前記滞留ドレンを下方側に積極的に排除できる
のであり、従つて前記フイン2間の通風抵抗を小
となすことができ、また前記滞留ドレンにより前
記フイン2の着霜を早めたりすることもなく、つ
まりデフロスト運転を頻繁に行つたりする必要性
をなくして、暖房能力を向上させ得るに至つたの
である。
第1図は本考案にかかる熱交換器の要部を示す
側断面図、第2図は同正面図、第3図はドレン流
下の作用を説明する図、第4図及び第5図は他の
実施例を示す図面、第6図及び第7図は本考案に
至る過程を説明する説明図、第8図は従来の熱交
換器例を示す斜面図である。 1……伝熱管、2……フイン、3……水切体。
側断面図、第2図は同正面図、第3図はドレン流
下の作用を説明する図、第4図及び第5図は他の
実施例を示す図面、第6図及び第7図は本考案に
至る過程を説明する説明図、第8図は従来の熱交
換器例を示す斜面図である。 1……伝熱管、2……フイン、3……水切体。
Claims (1)
- 伝熱管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設し
て成る熱交換器において、前記フイン2における
前記伝熱管1の貫通下方部位に、該伝熱管1の貫
通下方部位に滞留して前記フイン2間を架橋する
ドレンを誘引して流下させる先細り状の水切体3
を突設したことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551487U JPH053909Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551487U JPH053909Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422184U JPS6422184U (ja) | 1989-02-03 |
JPH053909Y2 true JPH053909Y2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=31357242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11551487U Expired - Lifetime JPH053909Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053909Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5162929B2 (ja) * | 2007-03-14 | 2013-03-13 | ダイキン工業株式会社 | フィンチューブ型熱交換器 |
JP7220394B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-02-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 熱交換器 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP11551487U patent/JPH053909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422184U (ja) | 1989-02-03 |
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