JP3263994B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3263994B2 JP25778292A JP25778292A JP3263994B2 JP 3263994 B2 JP3263994 B2 JP 3263994B2 JP 25778292 A JP25778292 A JP 25778292A JP 25778292 A JP25778292 A JP 25778292A JP 3263994 B2 JP3263994 B2 JP 3263994B2
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heat exchanger
notch
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幸夫 太田
祐一 井上
英範 横山
友通 金子
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機において、
所定の位置で角度を有するように曲げられたフィン付熱
交換器の水処理に関するものである。
【0002】
【0003】
【従来の技術】従来、セパレート型空気調和機の室内ユ
ニットの熱交換器において、上部熱交換器と下部熱交換
器が所定の角度を有するものの切欠き形状は図3の曲げ
部詳細図に示すように、上下熱交換器の切欠きがくさび
状で、上部熱交換器の切欠きの角が下部熱交換器の内側
に位置するようにし、冷房運転時に熱交換器に付く水を
処理していた。
【0004】また、上部熱交換器と下部熱交換器が所定
の角度を有するプレートの曲げ部は、図8の曲げ部詳細
図に示すように、所定の角度で熱交換器を曲げた後、所
定の角度に合わせた固定板をネジ2本でプレートに固定
し、また曲げ角度を変えた場合、別の固定板を使用し角
度を保たせていた。
【0005】また、曲げ部切欠きをフィンの両端に設
け、固定板を使用したもので特開平3−5637号公報
に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の空
気調和機の熱交換器の切欠き部はくさび状で、下部熱交
換器の切欠き角部が鈍角になっており、下りの傾斜がつ
いている。よって熱交換器に水が付いた場合、水が熱交
換器の外側へと伝わり易くなり、ファンによる風圧によ
りファンに飛びつく可能性があった。また、上記従来の
空気調和機の熱交換器のプレートにおいて曲げ部の固定
板の形状を曲げ角度によって変えなければならなかっ
た。本発明の目的は、熱交換器の水処理性能を向上させ
た空気調和機を提供することにある。
【0007】
【0008】本発明は、複数本のパイプが挿入され複数
枚のフィンを有する熱交換器であって、前記フィンの長
手方向の端縁の風下側に切り欠きを設け、この切り欠き
を境に前記熱交換器を風下側に折り曲げた空気調和機に
おいて、前記上部の熱交換器を構成するフィンの風下側
端縁切り欠きの角部を前記切り欠き部より下部の熱交換
器を構成するフィンの風下側端縁切り欠きの角部よりも
気流の上流側に位置させ、且つ、前記上部の熱交換器を
構成するフィンの風下側端縁切り欠きの角部に対向する
前記下部の熱交換器を構成するフィンの切り欠き傾斜が
風下側に向うにしたがって下り傾斜とならない構造とし
た空気調和機である
【0009】
【0010】
【作用】上記手段による作用は、下部熱交換器の切欠き
の角部を鋭角にすることにより、冷房運転時に熱交換器
に付く水が上部熱交換器から下部熱交換器へと流れた時
に、下部熱交換器の切欠き角部の水を傾斜に添って熱交
換器の中へと導き、ファンに飛散することなく水受け皿
にて処理ができる。
【0011】
【0012】
【実施例】図1により、本発明の実施例について説明す
る。同図は室内ユニットの側面断面図である。
【0013】同図において、1は熱交換器、2はファ
ン、3は水受皿、4は吐出グリル、5は本体、6は化粧
グリルである。ここで1の熱交換器は、上部熱交換器1
aと下部熱交換器1bとがフィン1cの長手方向の所定
の位置で風下になる所に切欠きを設け角度を有する様に
折れ曲がっている。また、1dは熱交換器の両端を保持
するプレートである。図2は熱交換器1の折り曲げ部の
拡大図である。
【0014】この図より、上部熱交換器1aの切欠き部
の角部が下部熱交換器1bの切欠き部の内側に入ってい
る。更に、下部熱交換器1bの切欠き部の角部は鋭角に
なっている。
【0015】また、図4は冷房運転時の凝縮水の流れる
様子を表した図である。この図より水滴が上部より流れ
てきても下部切欠き形状により水を受ける構造となって
おり熱交換器の中で水を処理し水受け皿に流すことがで
きる。また、切欠きに沿って流れてきた水滴も鋭角にな
っている角部で止め、外へ流れていくのを防ぐことがで
きる。
【0016】よって図5の従来の冷房運転時の凝縮水の
流れる様子を表した図の如く、滴が上部より流れてき
た時に、その勢いで切欠きの所で水滴が跳ねファンによ
る風圧により飛散する可能性もなく、また、切欠きに沿
って流れてきた水滴が切欠きの先端に集まることもなく
良好な水処理が可能である。
【0017】図6は従来の熱交換器の両端を保持するプ
レートである。図7は熱交換器の両端を保持するプレー
トである。図7(a)はプレートを製作するためのプレ
ス工程の状態図である。この図より所定の曲げ方向とは
逆に曲げた状態であるためプレート曲げ部の材料を利用
できることが分かる。そして、図6(b)、図6(c)
の如くα度、β度曲げた時でも切欠きの一方を長穴にす
ることにより図9のプレートを固定したときの曲げ部拡
大図の如くネジ1本にて固定できる構造となり共用化を
図ることができる。また、従来使用していた固定板も除
去することができ安価な空気調和機を提供することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
熱交換器は冷房時の凝縮水を水受皿以外に滴下したり、
ファンに飛散することなく良好な水処理ができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す室内ユニットの側面断面
図である。
【図2】熱交換器1の折り曲げ部の拡大図である。
【図3】従来例を示す熱交換器の折り曲げ部の拡大図で
ある。
【図4】冷房運転時の凝縮水の流れる様子を表した図で
ある。
【図5】従来の冷房運転時の凝縮水の流れる様子を表し
た図である。
【図6】従来の熱交換器の両端を保持するプレートを示
す図である。
【図7】本発明実施例の熱交換器の両端を保持するプレ
ートを示す図である。
【図8】従来の熱交換器の両端を保持するプレートの拡
大図である。
【図9】本発明の実施例を示す熱交換器の両端を保持す
るプレートの拡大図である。
【符号の説明】
1…熱交換器、 1a…上部熱交換器、 1b…下部熱交換器、 1c…フィン、 2…ファン、 3…水受皿、 4…吐出グリル、 5…本体、 6…化粧グリル、 7…水滴、 8…固定穴、 9…長穴、 10…ネジ、 11…固定板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 友通 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内 (56)参考文献 特開 平4−177092(JP,A) 特開 平2−106632(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 F24F 13/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のパイプが挿入され複数枚のフィン
    を有する熱交換器であって、前記フィンの長手方向の端
    縁の風下側に切り欠きを設け、この切り欠きを境に前記
    熱交換器を風下側に折り曲げた空気調和機において、前
    記上部の熱交換器を構成するフィンの風下側端縁切り欠
    きの角部を前記切り欠き部より下部の熱交換器を構成す
    るフィンの風下側端縁切り欠きの角部よりも気流の上流
    側に位置させ、且つ前記上部の熱交換器を構成するフ
    ィンの風下側端縁切り欠きの角部に対向する前記下部の
    熱交換器を構成するフィンの切り欠き傾斜が風下側に向
    うにしたがって下り傾斜とならない構造とした空気調和
    機。
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