JPH053911Y2 - - Google Patents
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- JPH053911Y2 JPH053911Y2 JP11551787U JP11551787U JPH053911Y2 JP H053911 Y2 JPH053911 Y2 JP H053911Y2 JP 11551787 U JP11551787 U JP 11551787U JP 11551787 U JP11551787 U JP 11551787U JP H053911 Y2 JPH053911 Y2 JP H053911Y2
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- drain
- exchanger tube
- condensate
- fins
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 claims description 22
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 claims description 22
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 20
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、主にヒートポンプ形空気調和機の
室外ユニツトに使用する熱交換器に関する。
室外ユニツトに使用する熱交換器に関する。
(従来の技術)
従来、ヒートポンプ形空気調和機の室外ユニツ
トに使用される熱交換器は、例えば特開昭58−
99667号公報で広く知られ、又、第7図に示した
ごとく、複数枚のフラツトフイン2を使用し、こ
れら各フイン2を伝熱管1の外周部位に貫通状に
並設させている。
トに使用される熱交換器は、例えば特開昭58−
99667号公報で広く知られ、又、第7図に示した
ごとく、複数枚のフラツトフイン2を使用し、こ
れら各フイン2を伝熱管1の外周部位に貫通状に
並設させている。
しかして以上のごときヒートポンプ形空気調和
機を用いて、冬季などに暖房運転を行う場合に
は、前記室外ユニツトの熱交換器に着霜が生じて
暖房能力の低下をきたすのであり、従つて前記熱
交換器に発生した霜を除去するために、デフロス
ト運転を行い、このデフロスト運転により前記霜
を溶解してドレンとなし、該ドレンを前記各フイ
ン2に沿つて下流させ、この各フイン2の下方部
位に配設したドレンパンPから外部に排出するよ
うにしている。
機を用いて、冬季などに暖房運転を行う場合に
は、前記室外ユニツトの熱交換器に着霜が生じて
暖房能力の低下をきたすのであり、従つて前記熱
交換器に発生した霜を除去するために、デフロス
ト運転を行い、このデフロスト運転により前記霜
を溶解してドレンとなし、該ドレンを前記各フイ
ン2に沿つて下流させ、この各フイン2の下方部
位に配設したドレンパンPから外部に排出するよ
うにしている。
また前記熱交換器の各フイン2には、その外表
面に親水処理を施して、前記デフロスト運転時に
発生するドレンの水切性を高めるようにしている
のが一般的である。
面に親水処理を施して、前記デフロスト運転時に
発生するドレンの水切性を高めるようにしている
のが一般的である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで以上のごとき熱交換器においては、例
え前記各フイン2の外表面に親水処理を施すにし
ても、下記するような理由から、第5図に示した
ごとく、前記各フイン2間で前記伝熱管1の貫通
下方部位に、ドレンDが架橋滞留されて、この滞
留ドレンDが前記各フイン2間における通風抵抗
となつたり、また前記滞留ドレンDが前記各フイ
ン2の着霜を早めたりして、暖房能力の低下を招
いたのである。
え前記各フイン2の外表面に親水処理を施すにし
ても、下記するような理由から、第5図に示した
ごとく、前記各フイン2間で前記伝熱管1の貫通
下方部位に、ドレンDが架橋滞留されて、この滞
留ドレンDが前記各フイン2間における通風抵抗
となつたり、また前記滞留ドレンDが前記各フイ
ン2の着霜を早めたりして、暖房能力の低下を招
いたのである。
即ち、一例として、前記伝熱管1の外径が約
9.5mmで、かつ該伝熱管1に配設される前記各フ
イン2の間隔が約1.4mmの熱交換器を用いた場合、
前記デフロスト運転時に発生するドレンDが、そ
の表面張力により、前記各フイン2間で前記伝熱
管1の下方部位に、約2〜3mmの深さにわたつて
架橋滞留したのである。
9.5mmで、かつ該伝熱管1に配設される前記各フ
イン2の間隔が約1.4mmの熱交換器を用いた場合、
前記デフロスト運転時に発生するドレンDが、そ
の表面張力により、前記各フイン2間で前記伝熱
管1の下方部位に、約2〜3mmの深さにわたつて
架橋滞留したのである。
また、第6図は、前記各フイン2の外表面に親
水処理を施した熱交換器を、水槽内に浸漬して引
き上げ、この熱交換器に滞留される水量の経時的
変化の測定結果を示しており、縦軸に前記熱交換
器に滞留された滞留水量割合を、横軸に時間をそ
れぞれ記載している。
水処理を施した熱交換器を、水槽内に浸漬して引
き上げ、この熱交換器に滞留される水量の経時的
変化の測定結果を示しており、縦軸に前記熱交換
器に滞留された滞留水量割合を、横軸に時間をそ
れぞれ記載している。
また同図において、実線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つて一ケ月経過した
熱交換器を示し、かつ点線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つた直後の熱交換器
を示している。尚、同図の縦軸に示す熱交換器の
滞留水量割合は、前記各フイン2に親水処理を行
つた直後(時間0のとき)の滞留水量を1とな
し、この滞留水量を基準として、前記熱交換器に
おける滞留水量の経時的な減少割合を示してい
る。
記各フイン2に親水処理を行つて一ケ月経過した
熱交換器を示し、かつ点線で示したグラフは、前
記各フイン2に親水処理を行つた直後の熱交換器
を示している。尚、同図の縦軸に示す熱交換器の
滞留水量割合は、前記各フイン2に親水処理を行
つた直後(時間0のとき)の滞留水量を1とな
し、この滞留水量を基準として、前記熱交換器に
おける滞留水量の経時的な減少割合を示してい
る。
しかして前記第6図で明らかなごとく、点線で
示したグラフの場合、つまり前記各フイン2に親
水処理を行つた直後の熱交換器では、時間の経過
に伴い滞留水量が速やかに減少することから、前
記ドレンDの排出も速やかに行われるのである
が、実線で示したグラフの場合、つまり前記各フ
イン2に親水処理を行つて一ケ月経過した熱交換
器では、前記各フイン2に施した親水処理面の劣
化によつて、時間の経過に伴う滞留水量の減少割
合が低下し、前記ドレンDを速やかには排出でき
ないのである。
示したグラフの場合、つまり前記各フイン2に親
水処理を行つた直後の熱交換器では、時間の経過
に伴い滞留水量が速やかに減少することから、前
記ドレンDの排出も速やかに行われるのである
が、実線で示したグラフの場合、つまり前記各フ
イン2に親水処理を行つて一ケ月経過した熱交換
器では、前記各フイン2に施した親水処理面の劣
化によつて、時間の経過に伴う滞留水量の減少割
合が低下し、前記ドレンDを速やかには排出でき
ないのである。
以上のことから、第5図に示したごとく、前記
各フイン2間で前記伝熱管1の貫通下方部位に、
ドレンDが架橋滞留し易く、この滞留ドレンDが
原因となつて、前記熱交換器の能力低下を招いた
のである。
各フイン2間で前記伝熱管1の貫通下方部位に、
ドレンDが架橋滞留し易く、この滞留ドレンDが
原因となつて、前記熱交換器の能力低下を招いた
のである。
本考案は以上のごとき考察に基づいて考案した
もので、その目的は、前記各フイン間で前記伝熱
管の下方部位に、ドレンが架橋滞留するのを妨げ
て、該ドレンを下方側に積極的に排除することに
より、前記各フイン間の通風抵抗を小となし、ま
た滞留ドレンにより前記各フインの着霜を早めた
りすることなく、つまりデフロスト運転を頻繁に
行つたりする必要性をなくして、暖房能力を向上
させることができる熱交換器を提供することにあ
る。
もので、その目的は、前記各フイン間で前記伝熱
管の下方部位に、ドレンが架橋滞留するのを妨げ
て、該ドレンを下方側に積極的に排除することに
より、前記各フイン間の通風抵抗を小となし、ま
た滞留ドレンにより前記各フインの着霜を早めた
りすることなく、つまりデフロスト運転を頻繁に
行つたりする必要性をなくして、暖房能力を向上
させることができる熱交換器を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、図面の実施例に示したごとく、伝熱
管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設して成る
熱交換器において、前記フイン2における前記伝
熱管1の貫通下方部位で、該伝熱管1の貫通下方
部位に滞留するドレン滞留域から、前記伝熱管1
の下方側に配設される伝熱管1側に向かつて、前
記滞留域のドレンを誘引して流下させるドレン流
下スリツト3を延設したことを特徴とするもので
ある。
管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設して成る
熱交換器において、前記フイン2における前記伝
熱管1の貫通下方部位で、該伝熱管1の貫通下方
部位に滞留するドレン滞留域から、前記伝熱管1
の下方側に配設される伝熱管1側に向かつて、前
記滞留域のドレンを誘引して流下させるドレン流
下スリツト3を延設したことを特徴とするもので
ある。
(作用)
ドレン滞留域から下方側にドレン流下スリツト
3を延設することにより、前記ドレン滞留域に滞
留しようとするドレンの水滴は、前記スリツト3
を避けて移動されて下方側への垂れ下りを増し、
単位面積当たりのドレン付着量即ちドレン重量が
増え、このドレン重量が、ドレン滞留域での保持
力に打勝つと、前記滞留域でのドレンの安定した
架橋滞留が妨げられて、このドレンは、前記流下
スリツト3に沿つて下方側に流下されるのであ
る。従つて前記滞留域における滞留ドレン量が小
となり、前記フイン2間の通風抵抗を小となすこ
とができ、しかも前記滞留ドレンを起因とする前
記フイン2への早期着霜がなくなつて、デフロス
ト運転を頻繁に行つたりする必要性がなくなり、
暖房能力を向上させ得るのである。
3を延設することにより、前記ドレン滞留域に滞
留しようとするドレンの水滴は、前記スリツト3
を避けて移動されて下方側への垂れ下りを増し、
単位面積当たりのドレン付着量即ちドレン重量が
増え、このドレン重量が、ドレン滞留域での保持
力に打勝つと、前記滞留域でのドレンの安定した
架橋滞留が妨げられて、このドレンは、前記流下
スリツト3に沿つて下方側に流下されるのであ
る。従つて前記滞留域における滞留ドレン量が小
となり、前記フイン2間の通風抵抗を小となすこ
とができ、しかも前記滞留ドレンを起因とする前
記フイン2への早期着霜がなくなつて、デフロス
ト運転を頻繁に行つたりする必要性がなくなり、
暖房能力を向上させ得るのである。
(実施例)
以下本考案にかかる熱交換器を図面の実施例に
よつて説明する。
よつて説明する。
第1図及び第2図に示した熱交換器は、ヒート
ポンプ形空気調和機の室外ユニツトとして使用す
るものであつて、複数本の伝熱管1と複数枚のフ
ラツトフイン2とを用い、前記各伝熱管1を上下
方向に配列すると共に、該各伝熱管1上に前記各
フラツトフイン2を等間隔に貫通固定させてい
る。
ポンプ形空気調和機の室外ユニツトとして使用す
るものであつて、複数本の伝熱管1と複数枚のフ
ラツトフイン2とを用い、前記各伝熱管1を上下
方向に配列すると共に、該各伝熱管1上に前記各
フラツトフイン2を等間隔に貫通固定させてい
る。
しかして以上のごとき熱交換器において、同各
図で明らかにしたごとく、前記各フイン2におけ
る上部側伝熱管1の貫通下方部位から、下部側伝
熱管1の貫通上方部位にかけて、上下方向に延び
るドレン流下スリツト3を形成し、更に詳しく
は、前記各フイン2と前記上部側伝熱管1の外周
下部壁とで囲まれるドレンDの滞留域Tから、前
記下部側伝熱管1の外周上部側にかけて、前記流
下スリツト3を形成するのである。
図で明らかにしたごとく、前記各フイン2におけ
る上部側伝熱管1の貫通下方部位から、下部側伝
熱管1の貫通上方部位にかけて、上下方向に延び
るドレン流下スリツト3を形成し、更に詳しく
は、前記各フイン2と前記上部側伝熱管1の外周
下部壁とで囲まれるドレンDの滞留域Tから、前
記下部側伝熱管1の外周上部側にかけて、前記流
下スリツト3を形成するのである。
前記流下スリツト3は、前記伝熱管1の真下位
置から約2〜3mmの範囲内から下方に向けて形成
するのが好ましく、また前記流下スリツト3の横
幅寸法は、約1.5mm以上に形成するのが好ましい。
置から約2〜3mmの範囲内から下方に向けて形成
するのが好ましく、また前記流下スリツト3の横
幅寸法は、約1.5mm以上に形成するのが好ましい。
斯くすることによりデフロスト運転時に、前記
ドレン滞留域Tに架橋滞留しようとするドレンD
は、第1図の矢印で示したごとく、前記流下スリ
ツト3により、前記滞留域Tでの安定した架橋滞
留が妨げられ、前記流下スリツト3に沿つて、前
記下部側伝熱管1へと流下され、また該下部側伝
熱管1に至つたドレンDは、該下部側伝熱管1の
下方部位に形成した流下スリツト3を介して下方
側に速やかに流下されるのである。
ドレン滞留域Tに架橋滞留しようとするドレンD
は、第1図の矢印で示したごとく、前記流下スリ
ツト3により、前記滞留域Tでの安定した架橋滞
留が妨げられ、前記流下スリツト3に沿つて、前
記下部側伝熱管1へと流下され、また該下部側伝
熱管1に至つたドレンDは、該下部側伝熱管1の
下方部位に形成した流下スリツト3を介して下方
側に速やかに流下されるのである。
即ち、ドレン滞留域Tから下方側にドレン流下
スリツト3を設けることは、該ドレン滞留域Tに
滞留するドレンの水滴中に、空気層を挿入するこ
とに相当し、水滴は、表面積が小さい方が安定で
あるため、その表面積を縮小しようとして前記ス
リツト3を避けて移動されることになる。この
時、前記スリツト3は伝熱管1の下方中央に設け
られるにしても、多くの場合、第3図に示すよう
に、前記スリツト3の両側における濡れ性等の差
異により、主として左右何れか片側に集中するよ
うに移動されることゝなる。
スリツト3を設けることは、該ドレン滞留域Tに
滞留するドレンの水滴中に、空気層を挿入するこ
とに相当し、水滴は、表面積が小さい方が安定で
あるため、その表面積を縮小しようとして前記ス
リツト3を避けて移動されることになる。この
時、前記スリツト3は伝熱管1の下方中央に設け
られるにしても、多くの場合、第3図に示すよう
に、前記スリツト3の両側における濡れ性等の差
異により、主として左右何れか片側に集中するよ
うに移動されることゝなる。
何れにしても、水滴は前記スリツト3を避けて
移動されるので、伝熱管1の下方面との付着面積
に対する下方側への垂れ下りが増して、単位面積
当たりに付着するドレン量、即ち、ドレン重量が
増え、このドレンを前記滞留域Tに保持しようと
する保持力に打勝つと、ドレン滞留域Tでの安定
した滞留が妨げられ、ドレンは前記スリツト3に
沿つて流下されることになる。
移動されるので、伝熱管1の下方面との付着面積
に対する下方側への垂れ下りが増して、単位面積
当たりに付着するドレン量、即ち、ドレン重量が
増え、このドレンを前記滞留域Tに保持しようと
する保持力に打勝つと、ドレン滞留域Tでの安定
した滞留が妨げられ、ドレンは前記スリツト3に
沿つて流下されることになる。
そして、この流下ドレンは、順次下部側伝熱管
1を経て、下方に流下排出されるのである。
1を経て、下方に流下排出されるのである。
また以上のごとく、前記上部側伝熱管1の下方
部位から前記下部側伝熱管1に向けて、上下方向
に延びる前記流下スリツト3を形成するときに
は、前記上部側伝熱管1の下部外周壁と、前記各
フイン2のうち一方側で前記流下スリツト3の形
成部位とに股がつて架橋滞留されたドレンDも、
前述した場合と同様に、前記流下スリツト3を介
して、前記フイン2の下方側へと速やかに排除で
きるのである。
部位から前記下部側伝熱管1に向けて、上下方向
に延びる前記流下スリツト3を形成するときに
は、前記上部側伝熱管1の下部外周壁と、前記各
フイン2のうち一方側で前記流下スリツト3の形
成部位とに股がつて架橋滞留されたドレンDも、
前述した場合と同様に、前記流下スリツト3を介
して、前記フイン2の下方側へと速やかに排除で
きるのである。
尚、上記実施例では、前記ドレン流下スリツト
3を1本だけ設けたが、複数本設けてもよく、例
えば、第4図に示すように、メインのスリツト3
aの両側に、サブのスリツト3b,3bを設けて
3本構成にすると共に、前記サブスリツト3b,
3bの上下方向長さを、その端縁が、上下伝熱管
1,1の円弧面に近接するようやゝ長尺状に形成
する如くしてもよい。
3を1本だけ設けたが、複数本設けてもよく、例
えば、第4図に示すように、メインのスリツト3
aの両側に、サブのスリツト3b,3bを設けて
3本構成にすると共に、前記サブスリツト3b,
3bの上下方向長さを、その端縁が、上下伝熱管
1,1の円弧面に近接するようやゝ長尺状に形成
する如くしてもよい。
斯くする場合には、ドレン滞留域Tの下端のみ
ならず、ほゞ全域にわたつて、ドレンDを前記ス
リツト3a,3b,3bに沿つて下方に誘引流下
させることができ、一層良好なドレン排出が行な
えるのである。
ならず、ほゞ全域にわたつて、ドレンDを前記ス
リツト3a,3b,3bに沿つて下方に誘引流下
させることができ、一層良好なドレン排出が行な
えるのである。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかる熱交換器で
は、フイン2における伝熱管1の貫通下方部位
で、該伝熱管1の貫通下方部位に滞留するドレン
滞留域から、前記伝熱管1の下方側に配設される
伝熱管1側に向かつて、前記滞留域のドレンを誘
引して下流させるドレン流下スリツト3を延設さ
せたから、この流下スリツト3により、前記ドレ
ンが前記滞留域で安定して架橋滞留しようとする
のを妨げることができ、しかも前記流下スリツト
3を介して前記ドレンを下部側に排除することが
できるのであり、従つて前記滞留域における滞留
ドレン量を減少させて、前記フイン2間の通風抵
抗を小となすことができ、しかも前記滞留ドレン
を起因とする前記フイン2への早期着霜がなくな
つて、デフロスト運転を頻繁に行つたりする必要
性がなくなり、暖房能力を向上させ得るに至つた
のである。
は、フイン2における伝熱管1の貫通下方部位
で、該伝熱管1の貫通下方部位に滞留するドレン
滞留域から、前記伝熱管1の下方側に配設される
伝熱管1側に向かつて、前記滞留域のドレンを誘
引して下流させるドレン流下スリツト3を延設さ
せたから、この流下スリツト3により、前記ドレ
ンが前記滞留域で安定して架橋滞留しようとする
のを妨げることができ、しかも前記流下スリツト
3を介して前記ドレンを下部側に排除することが
できるのであり、従つて前記滞留域における滞留
ドレン量を減少させて、前記フイン2間の通風抵
抗を小となすことができ、しかも前記滞留ドレン
を起因とする前記フイン2への早期着霜がなくな
つて、デフロスト運転を頻繁に行つたりする必要
性がなくなり、暖房能力を向上させ得るに至つた
のである。
第1図は本考案にかかる熱交換器の要部を示す
正面図、第2図は同側断面図、第3図はドレン流
下の作用を説明する図、第4図は他の実施例を示
す正面図、第5図及び第6図は本考案に至る過程
を説明する説明図、第7図は従来の熱交換器例を
示す斜面図である。 1……伝熱管、2……フイン、3……流下スリ
ツト。
正面図、第2図は同側断面図、第3図はドレン流
下の作用を説明する図、第4図は他の実施例を示
す正面図、第5図及び第6図は本考案に至る過程
を説明する説明図、第7図は従来の熱交換器例を
示す斜面図である。 1……伝熱管、2……フイン、3……流下スリ
ツト。
Claims (1)
- 伝熱管1に複数枚のフイン2を貫通状に並設し
て成る熱交換器において、前記フイン2における
前記伝熱管1の貫通下方部位で、該伝熱管1の貫
通下方部位に滞留するドレン滞留域から、前記伝
熱管1の下方側に配設される伝熱管1側に向かつ
て、前記滞留域のドレンを誘引して流下させるド
レン流下スリツト3を延設したことを特徴とする
熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551787U JPH053911Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551787U JPH053911Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422187U JPS6422187U (ja) | 1989-02-03 |
JPH053911Y2 true JPH053911Y2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=31357248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11551787U Expired - Lifetime JPH053911Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053911Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6656368B2 (ja) * | 2016-06-02 | 2020-03-04 | 三菱電機株式会社 | フィンチューブ型熱交換器、および、このフィンチューブ型熱交換器を備えたヒートポンプ装置 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP11551787U patent/JPH053911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422187U (ja) | 1989-02-03 |
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