JPH0539036U - レベル変換回路 - Google Patents
レベル変換回路Info
- Publication number
- JPH0539036U JPH0539036U JP9497591U JP9497591U JPH0539036U JP H0539036 U JPH0539036 U JP H0539036U JP 9497591 U JP9497591 U JP 9497591U JP 9497591 U JP9497591 U JP 9497591U JP H0539036 U JPH0539036 U JP H0539036U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- ecl
- level
- transistor
- ttl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 TTLレベルからECL・ICへの入力イン
ピーダンス整合をとり、高周波信号の伝送を可能にす
る。 【構成】 TTLレベルからECLレベルへ変換するレ
ベル変換回路において、TTL・IC1の出力にダイオ
ード2のカソードを接続し、このダイオード2を介して
2つの抵抗器3,4に接続してその1つの抵抗器3の他
端は正電圧電源V+aに接続する。そして、もう1つの抵
抗器4は別の抵抗器5及びトランジスタ6のべースに接
続し、その抵抗器5の他端は負電圧源V-bに、トランジ
スタ6のコレクタはグランド(GND)へ、そのエミッ
タは終端抵抗7とECL・IC9の入力に接続し、その
終端抵抗7の他端は負電圧源V-cに接続した構成とす
る。
ピーダンス整合をとり、高周波信号の伝送を可能にす
る。 【構成】 TTLレベルからECLレベルへ変換するレ
ベル変換回路において、TTL・IC1の出力にダイオ
ード2のカソードを接続し、このダイオード2を介して
2つの抵抗器3,4に接続してその1つの抵抗器3の他
端は正電圧電源V+aに接続する。そして、もう1つの抵
抗器4は別の抵抗器5及びトランジスタ6のべースに接
続し、その抵抗器5の他端は負電圧源V-bに、トランジ
スタ6のコレクタはグランド(GND)へ、そのエミッ
タは終端抵抗7とECL・IC9の入力に接続し、その
終端抵抗7の他端は負電圧源V-cに接続した構成とす
る。
Description
【0001】
本考案はレベル変換回路に関し、特にTTLレベルからECLレベルへ変換す るレベル変換回路に関するものである。
【0002】
従来この種のレベル変換回路は、図2に示すように、1つのダイオード2と、 3つの分圧抵抗器3,4及び5と、トランジスタ6から構成されている。この時 、ダイオード2と各分圧抵抗器3,4及び5で、TTL・IC1のTTLレベル をECLレベルへ分圧変換する。そして、トランジスタ6はECL・IC9の入 力プルダウン抵抗8の抵抗値が低下しても分圧抵抗側からみたインピーダンスを トランジスタ6のhFE倍増加させ、分圧抵抗器3,4及び5の抵抗値を増加させ なくてもECLレベルとしてECL・IC9へ入力することができる。なお、図 中10は伝送ラインであり、V+aは正電圧電源、V-b,V-cおよびV-dは負電圧 電源である。
【0003】
このような従来のレベル変換回路は、図2に示すようにトランジスタ6のエミ ッタ抵抗がECL・IC9の入力プルダウン抵抗8と伝送ライン10の終端抵抗 8を兼用している。つまり伝送ライン10のインピーダンスはECL・IC9の プルダウン抵抗で決まってしまい、任意のインピーダンスに伝送ラインを設定で きない。一般にECL・ICのプルダウン抵抗値は高抵抗であるため、高周波信 号を伝送しようとする場合そのライン10とECL・IC9の入力でインピーダ ンス整合がとれていないため、波形が劣化してしまうという問題点があった。
【0004】
前述の課題を解決するため、本考案はつぎの手段により構成するものとなって いる。 すなわち、前述のTTLレベルからECLレベルへ変換するレベル変換回路に おいて、TTL・ICの出力にダイオードのカソードを接続し、このダイオード を介して2つの抵抗器に接続してその第1の抵抗器の他端は正電圧源に接続し、 第2の抵抗器は第3の抵抗器及びトランジスタのべースに接続する。そして、第 3の抵抗器の他端は負電圧源に、トランジスタのコレクタはグランドにそれぞれ 接続し、そのエミッタは第4の抵抗器とECL・ICの入力に接続し、第4の抵 抗器の他端を負電圧源に接続して構成する。
【0005】
したがって、TTLレベルからECL・ICへの入力インピーダンス整合を容 易にとることができる。
【0006】
次に本考案について図面を参照し説明する。 図1は本考案の一実施例を示す回路図である。この実施例のレベル変換回路は 、図1に示すように、TTL・IC1の出力にダイオード2のカソードを接続し 、このダイオード2を介して2つの分圧抵抗器3,4に接続してその1つの抵抗 器3の他端は正電圧電源V+aに接続する。そして、もう1つの抵抗器4は別の分 圧抵抗器5及びトランジスタ6のべースに接続し、その抵抗器5の他端は負電圧 電源V-bに、トランジスタ6のコレクタはグランド(GND)へ、そのエミッタ は伝送ライン10のインピーダンスと整合した抵抗器つまり終端抵抗7およびE CL・IC9の入力に接続し、その終端抵抗7の他端を負電圧源V-cに接続して 構成されている。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示している。
【0007】 上記実施例によると、TTL・IC1の出力をダイオード2と分圧抵抗器3, 4及び5によってレベル変換しトランジスタ6に入力する。このトランジスタ6 は入出力レベルの変動をなくすバッファとして動作し、伝送ライン10のインピ ーダンスに終端抵抗7を合わせることにより、ECL・IC9のプルダウン抵抗 8によらず、終端抵抗7で伝送ライン10のインピーダンスを任意に設定できる 。そのため、ラインインピーダンスと終端抵抗7によりインピーダンス整合がと れ、高周波信号を伝送しても波形が劣化しない。
【0008】
以上説明したように本考案は、TTLレベルからECLレベルへ変換するレベ ル変換回路において、伝送ラインのインピーダンスに終端抵抗を合わせることに より、ECL・ICのプルダウン抵抗によらず、その終端抵抗で伝送ラインのイ ンピーダンスを任意に設定できるので、ラインインピーダンスと整合がとれ、高 周波信号を伝送しても波形が劣化しないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
1 TTL・IC 2 ダイオード 3,4,5 分圧抵抗器 6 トランジスタ 7 終端抵抗 8 ECL・IC内部プルダウン抵抗 9 ECL・IC V+a 正電圧電源 V-b,V-c,V-d 負電圧電源
Claims (1)
- 【請求項1】 TTLレベルからECLレベルへ変換す
るレベル変換回路において、TTL・ICの出力にダイ
オードのカソードを接続し、該ダイオードを介して2つ
の抵抗器に接続してその第1の抵抗器の他端は正電圧源
に接続し、第2の抵抗器は第3の抵抗器及びトランジス
タのべースに接続し、この第3の抵抗器の他端は負電圧
源に、前記トランジスタのコレクタはグランドへそれぞ
れ接続し、そのトランジスタのエミッタは第4の抵抗器
とECL・ICの入力に接続し、この第4の抵抗器の他
端は負電圧源に接続してなることを特徴とするレベル変
換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094975U JP2586071Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | レベル変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094975U JP2586071Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | レベル変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539036U true JPH0539036U (ja) | 1993-05-25 |
JP2586071Y2 JP2586071Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14124915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991094975U Expired - Lifetime JP2586071Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | レベル変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586071Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304718A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Hitachi Ltd | 出力インタ−フエ−ス回路 |
JPH02120930U (ja) * | 1989-03-16 | 1990-10-01 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP1991094975U patent/JP2586071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304718A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Hitachi Ltd | 出力インタ−フエ−ス回路 |
JPH02120930U (ja) * | 1989-03-16 | 1990-10-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2586071Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN210041792U (zh) | 一种基于GaAs HEMT工艺的正压转负压逻辑电路 | |
JPH0539036U (ja) | レベル変換回路 | |
JPH0573292B2 (ja) | ||
JPS60187130A (ja) | デイジタル論理ゲ−ト回路 | |
JPH04131044U (ja) | レベル変換回路 | |
JPS635297Y2 (ja) | ||
JPS641653Y2 (ja) | ||
JPS606330U (ja) | 差動増幅器 | |
JPH0611144B2 (ja) | ドライバ回路 | |
JPH028442Y2 (ja) | ||
JPH0292044A (ja) | 伝送回路 | |
TW557629B (en) | Transmission line driving circuit | |
JPS6175619A (ja) | Ecl回路 | |
JPH02174420A (ja) | Ecl―ttlレベル変換回路 | |
JPH04317220A (ja) | 論理信号伝達回路 | |
JPS62199118A (ja) | アナログ・ロジツク間インタ−フエイス回路 | |
JPS59107636A (ja) | レベル変換回路 | |
JPS61224446A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPS6126326U (ja) | 初期状態設定装置 | |
JPH0618318B2 (ja) | トランスミツタ用駆動回路 | |
JPH054632U (ja) | レベル変換回路 | |
JPH062835U (ja) | 論理回路 | |
JPH01228248A (ja) | インタフェース回路 | |
JPS599638U (ja) | 簡易形d/a変換器 | |
JPS60150811U (ja) | バツフア−回路 |