JPH0539027U - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
- Publication number
- JPH0539027U JPH0539027U JP8771791U JP8771791U JPH0539027U JP H0539027 U JPH0539027 U JP H0539027U JP 8771791 U JP8771791 U JP 8771791U JP 8771791 U JP8771791 U JP 8771791U JP H0539027 U JPH0539027 U JP H0539027U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- piezoelectric plate
- conductive adhesive
- container
- support base
- Prior art date
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- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電性接着剤の塗布作業を容易とし、かつ表
面実装容器の小型化を可能とする。 【構成】 圧電振動励起用電極膜2,3が両面に形成さ
れた圧電板4を、この圧電板4と近似した熱膨張係数を
有する支持台6を介在し、表面実装容器1内に導電性接
着剤7により固定してなる圧電振動子において、支持台
6の導電性接着剤塗布部にスリット5を形成し、このス
リット5に充填した導電性接着剤7により圧電板4及び
支持台6を表面実装容器1に固定することによって、圧
電板と表面実装容器とをダイレクトに電気的導通を有し
て接続固定する。
面実装容器の小型化を可能とする。 【構成】 圧電振動励起用電極膜2,3が両面に形成さ
れた圧電板4を、この圧電板4と近似した熱膨張係数を
有する支持台6を介在し、表面実装容器1内に導電性接
着剤7により固定してなる圧電振動子において、支持台
6の導電性接着剤塗布部にスリット5を形成し、このス
リット5に充填した導電性接着剤7により圧電板4及び
支持台6を表面実装容器1に固定することによって、圧
電板と表面実装容器とをダイレクトに電気的導通を有し
て接続固定する。
Description
【0001】
本考案は、圧電振動子に関し、特に薄形表面実装を容易とする圧電振動子に関 する。
【0002】
従来、この種の圧電振動子は、図4,図5及び図6に示すように、矩形状の表 面実装容器21内に、厚みすべり振動を励起する圧電振動励起用電極膜22,2 3が上下両面に形成された圧電板24を、この圧電板24と近似した熱膨張係数 を有すると共に、上面両端部に電気的導電膜25が帯状に形成され、かつ表面実 装容器21内の一辺に沿って配置された矩形板状の支持台26を介在して表面実 装容器21との間に空隙を保持した状態で、導電性接着剤27,28により圧電 板24と支持台26及び支持台26と表面実装容器21とをそれぞれ固定して構 成されている。
【0003】 図1において、29,30は各面の圧電振動励起用電極膜22,23から支持 台26のそれぞれの電気的導電膜25に向って延びるリードである。
【0004】
この従来の圧電振動子では、表面実装容器を更に気密封止(通常はシームウエ ルド)するため、導通性の高い金属からなるシームリングが内周隅部に設けてあ るので、支持台と表面実装容器を導電性接着剤で固定する際にシームリングと接 触しないように表面実装容器の内周面から離した状態で塗布する必要があり、作 業性が悪く、又、余裕をもたせるためには表面実装容器が大きくなる等の問題が あった。
【0005】 そこで、本考案は、導電性接着剤の塗布作業を容易とし、かつ表面実装容器の 小型化を可能とする圧電振動子の提供を目的とする。
【0006】
本考案の圧電振動子は、厚みすべり振動を励起する圧電振動励起用電極膜が両 面に形成された圧電板を、この圧電板と近似した熱膨張係数を有する支持台を介 在し、表面実装容器内に導電性接着剤により固定してなる圧電振動子において、 前記支持台の導電性接着剤塗布部にスリットを形成し、このスリットに充填した 導電性接着剤により圧電板及び支持台を表面実装容器に固定したものである。
【0007】
上記手段においては、圧電板と表面実装容器とがダイレクトに電気的導通を有 して接続固定される。
【0008】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】 図1,図2及び図3は、本考案の一実施例の圧電振動子の一部を破断した斜視 図、要部の斜視図及び要部の断面図である。
【0010】 矩形の表面実装容器1内には、厚みすべり振動を励起する圧電振動励起用電極 膜2,3を上下両面に形成した方形板状の圧電板4が、この圧電板と近似した熱 膨張係数を有する矩形板状に形成されると共に、導電性接着剤塗布部である両端 部にその長手方向と直角なスリット5が形成され、かつ表面実装容器1内の一辺 に沿って配置された支持台6を介在して表面実装容器1の内面との間に空隙を保 持した状態で、支持台6の各スリット5に充填した導電性接着剤7により支持台 6及び表面実装容器1と固定して設けられている。
【0011】 図1において8,9は各面の圧電振動励起用電極膜2,3から支持台6のそれ ぞれのスリット5に向って延びるリードである。
【0012】 従って、圧電極4と表面実装容器1とは、導電性接着剤7によりダイレクトに 電気的導通を有して接続固定される。
【0013】
以上説明したように本考案によれば、圧電板と表面実装容器とが支持台のスリ ットに充填した導電性接着剤によりダイレクトに電気的導通を有して接続固定さ れるので、従来のように支持台と表面実装容器の固定のために導電性接着剤を表 面実装容器内の一辺付近に塗布する作業が不要となり、その塗布作業の作業性を 大幅に改善することができる。又、支持台の一側を表面実装容器内の一辺に接触 させることも可能となるため、その分表面実装容器の内容積を小さくでき、ひい ては小型の圧電振動子が得られるという効果を有する。
【図1】本考案の一実施例の圧電振動子の一部を破断し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の圧電振動子の要部の斜視図
である。
である。
【図3】本考案の一実施例の圧電振動子の要部の断面図
である。
である。
【図4】従来の圧電振動子の一部を破断した斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の圧電振動子の要部の斜視図である。
【図6】従来の圧電振動子の要部の断面図である。
1 表面実装容器 2 圧電振動励起用電極膜 3 圧電振動励起用電極膜 4 圧電板 5 スリット 6 支持台 7 導電性接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】厚みすべり振動を励起する圧電振動励起用
電極膜が両面に形成された圧電板を、この圧電板と近似
した熱膨張係数を有する支持台を介在し、表面実装容器
内に導電性接着剤により固定してなる圧電振動子におい
て、 前記支持台の導電性接着剤塗布部にスリットを形成し、
このスリットに充填した導電性接着剤により圧電板及び
支持台を表面実装容器に固定したことを特徴とする圧電
振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771791U JPH0539027U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771791U JPH0539027U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539027U true JPH0539027U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=13922660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8771791U Pending JPH0539027U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539027U (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP8771791U patent/JPH0539027U/ja active Pending
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