JPH0538990U - 電磁波シールド構造 - Google Patents
電磁波シールド構造Info
- Publication number
- JPH0538990U JPH0538990U JP9726391U JP9726391U JPH0538990U JP H0538990 U JPH0538990 U JP H0538990U JP 9726391 U JP9726391 U JP 9726391U JP 9726391 U JP9726391 U JP 9726391U JP H0538990 U JPH0538990 U JP H0538990U
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- Japan
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- electromagnetic wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は電磁波シールド構造に関するもので
あり、特に組み付けを容易にして作業性を向上させた電
磁波シールド構造に関するものである。 【構成】 シールド本体3の上下方向にそれぞれ弾力性
を有する櫛状突起部31,32が形成されており、該双
方の櫛状突起部31,32がそれぞれ逆方向に曲折さ
れ、側面から見て略S字状に形成され、組み立て状態に
於いて、一方の櫛状突起部31が背面パネル4に弾力的
に接触して導通しており、他方の櫛状突起部32がシャ
ーシ1に弾力的に接触するように構成されていることを
特徴とする電磁波シールド構造。
あり、特に組み付けを容易にして作業性を向上させた電
磁波シールド構造に関するものである。 【構成】 シールド本体3の上下方向にそれぞれ弾力性
を有する櫛状突起部31,32が形成されており、該双
方の櫛状突起部31,32がそれぞれ逆方向に曲折さ
れ、側面から見て略S字状に形成され、組み立て状態に
於いて、一方の櫛状突起部31が背面パネル4に弾力的
に接触して導通しており、他方の櫛状突起部32がシャ
ーシ1に弾力的に接触するように構成されていることを
特徴とする電磁波シールド構造。
Description
【0001】
本考案は電磁波シールド構造に関するものであり、特に組み付けを容易にして 作業性を向上させた電磁波シールド構造に関するものである。
【0002】
コンピューターには内部回路に高周波信号が使用されているが、高周波が使用 されている回路を動作させると、電磁波を発生して周囲の電子機器に悪影響を及 ぼすことになり、この電磁波の発生をふせがなければならない。これには根本的 に電磁波の発生しにくい回路にすることと、発生した電磁波が機器本体ケースの 外に出ないようにすることであるが、前者の場合は設計上の制約があり、また、 後者の場合は電磁波を外に出さないようにするためにシールドを取付ける方法が とられている。特に高周波の信号線が配線されている後部のコネクタにシールド を取付けるのが最も効果的であり、導通性を有するシールドが金属製の背面パネ ルに接触させている。シールドの接触部分はバネ性を持たせてあり、電気的に確 実な接触が得られるようにしてある。従来の具体的な一例をあげれば、シールド 本体の上下方向にそれぞれ弾力性を有する櫛状突起部が側面から見て略C字状に 形成され、組み立て状態に於いて、双方の櫛状突起部の先端を背面パネルの内側 に接触させており、コネクタと背面パネルとの隙間を埋めて導通を持たせ、電磁 波が機器の外に出ないようにしていた。
【0003】
前記せるような従来のシールド構造の例では、シールドのバネ製反発力に抗し て背面パネルを押さえ付けながら組み立て作業をしなければならない構造となっ ており、非常に作業性が悪いものじあった。 また、シールドの接触部が背面パネルのみに接触する構造であるために、背面 パネルとシャーシとの電気的接触が不完全な場合は電磁波シールド効果が落ちる ものであった。
【0004】
本考案は前記せるような従来の問題点を解決する為に創案されたものであり、 シールド本体の上下方向にそれぞれ弾力性を有する櫛状突起部が形成されており 該双方の櫛状突起部がそれぞれ逆方向に曲折され、側面から見て略S字状に形成 され、組み立て状態に於いて、一方の櫛状突起部が背面パネルに弾力的に接触し て導通しており、他方の櫛状突起部がシャーシに弾力的に接触するように構成さ れていることを特徴とする電磁波シールド構造である。
【0005】
本考案の電磁波シールド構造によれば、シールド本体の接触部が背面パネルと シャーシとに接触しており、組み付け時の押しつける力を軽減し、また、仮に背 面パネルとシャーシとの電気的接触が不完全であっても電磁波シールド効果を得 るものである。
【0006】
以下、図面に基づき本考案の構成を説明する。図面は本考案の実施例を示し、 図1は本考案の電磁波シールド構造の分解斜視図、図2は側面から見た断面図で ある。
【0007】 シールド本体3の中央部には組み付け時に於いてコネクタ2の嵌着ガイド部21 が挿通される開口部33が形成されており、その上下方向にはそれぞれ弾力性を有 する櫛状突起部31、32が形成されている。櫛状突起部31、32は側面から見て略S 字状になるようにそれぞれシールド本体中央部より逆方向に曲折されている。
【0008】 ネジ51、51によってシールド本体2がコネクタ2にネジ止め固定され、櫛状突 起部32の先端部はシャーシ1に弾力的に接触される。シャーシ1に背面パネル4 を固定するとき、櫛状突起部31の弾力性に抗して背面パネル4を押し付けてシャ ーシ1に固定する。この組み立てが完了した状態に於いて、一方の櫛状突起部31 が背面パネル4に弾力的に接触して導通しており、他方の櫛状突起部32がシャー シ1に弾力的に接触する。
【0009】
本考案の電磁波シールド構造によれば、従来の略C字形状のシールドの組み付 け時の背面パネルの押し付け力より、組み付け時の押しつける力を軽減できるの で作業性が従来のものより向上する効果があり、また、組み立て状態に於いて、 シールド本体の両櫛状突起部の接触部が背面パネルとシャーシとにそれぞれ接触 しているので、仮に背面パネルとシャーシとの電気的接触が不完全であっても電 磁波シールド効果を得るものである。
【図1】分解斜視図である。
【図2】側面から見た断面図である。
1.シャーシ 2. コネクタ 21.嵌着ガイド部 3.シールド本体 31. 櫛状突起部 32. 櫛状突起部 33. 開口部 4. 背面パネル 51. ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】シールド本体の上下方向にそれぞれ弾力性
を有する櫛状突起部が形成されており、該双方の櫛状突
起部がそれぞれ逆方向に曲折され、側面から見て略S字
状に形成され、組み立て状態に於いて、一方の櫛状突起
部が背面パネルに弾力的に接触して導通しており、他方
の櫛状突起部がシャーシに弾力的に接触するように構成
されていることを特徴とする電磁波シールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726391U JP2520589Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 電磁波シールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726391U JP2520589Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 電磁波シールド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538990U true JPH0538990U (ja) | 1993-05-25 |
JP2520589Y2 JP2520589Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=14187659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9726391U Expired - Fee Related JP2520589Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 電磁波シールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520589Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001203041A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-07-27 | Alcatel | 電磁的にシールドされたハウジングに収容する装置のためのマイクロ波減衰コネクタと、このようなコネクタを装備したハウジングを含むアセンブリ |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP9726391U patent/JP2520589Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001203041A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-07-27 | Alcatel | 電磁的にシールドされたハウジングに収容する装置のためのマイクロ波減衰コネクタと、このようなコネクタを装備したハウジングを含むアセンブリ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2520589Y2 (ja) | 1996-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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