JPH0538984A - コードレス自動車電話 - Google Patents
コードレス自動車電話Info
- Publication number
- JPH0538984A JPH0538984A JP3220995A JP22099591A JPH0538984A JP H0538984 A JPH0538984 A JP H0538984A JP 3220995 A JP3220995 A JP 3220995A JP 22099591 A JP22099591 A JP 22099591A JP H0538984 A JPH0538984 A JP H0538984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- cordless
- microphone
- telephone
- radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車電話をコードレス化する。
【構成】 トランクルーム１内に親機２と無線機３を配
設し、親機２と車室内のハンドセット５とを無線で接続
する。親機２はオーディオ装置１１のリヤスピーカーの
うち右側に割り込み接続して、これをハンドフリー用ス
ピーカー１０にするとともに、オーディオ装置１１を介
して残りのスピーカー１２とも接続する。ハンドセット
通話はハンドフリー用スピーカー１０の受話音声をミュ
ートすることにより車内全席で可能である。ハンドフリ
ー通話の場合は、全スピーカー１０のオーディオ出力を
ミュートしてハンドフリー用スピーカー１０から受話音
声を出力する。
設し、親機２と車室内のハンドセット５とを無線で接続
する。親機２はオーディオ装置１１のリヤスピーカーの
うち右側に割り込み接続して、これをハンドフリー用ス
ピーカー１０にするとともに、オーディオ装置１１を介
して残りのスピーカー１２とも接続する。ハンドセット
通話はハンドフリー用スピーカー１０の受話音声をミュ
ートすることにより車内全席で可能である。ハンドフリ
ー通話の場合は、全スピーカー１０のオーディオ出力を
ミュートしてハンドフリー用スピーカー１０から受話音
声を出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この出願は車室内での通話をコー
ドレス化できる自動車電話に関する。
ドレス化できる自動車電話に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車無線は公知であり、このものは座
席横にハンドセットを配置し、これとトランクルーム内
へ配設された制御ユニット及び無線機と接続しており、
無線機と固定地上局との間を無線で連絡することによ
り、相手側電話と通話可能になっている。また、ハンド
セットと親機間を無線で連絡するとともに、親機を公衆
電話回線と有線接続したコードレス電話も公知である。
席横にハンドセットを配置し、これとトランクルーム内
へ配設された制御ユニット及び無線機と接続しており、
無線機と固定地上局との間を無線で連絡することによ
り、相手側電話と通話可能になっている。また、ハンド
セットと親機間を無線で連絡するとともに、親機を公衆
電話回線と有線接続したコードレス電話も公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記自動車
無線の場合は、ハンドセットと無線機の間が有線接続の
ため、インパネ下方からフロアカーペット下側を通りト
ランクルーム内へ至る配線が必要となり、取付工数が多
くなる。特に自動車無線を後付けで装着する場合に取付
けが面倒である。そこで本出願は、自動車無線における
車室内側のコードレス化を主目的とし、併せてこの場合
に有利なハンドフリー装置を提供するものである。
無線の場合は、ハンドセットと無線機の間が有線接続の
ため、インパネ下方からフロアカーペット下側を通りト
ランクルーム内へ至る配線が必要となり、取付工数が多
くなる。特に自動車無線を後付けで装着する場合に取付
けが面倒である。そこで本出願は、自動車無線における
車室内側のコードレス化を主目的とし、併せてこの場合
に有利なハンドフリー装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１の発明は、コードレス電話を構成する親機
とハンドセットのうち、ハンドセットを車室内で使用す
るとともに、親機をトランクルーム内へ配設し、かつこ
の親機をトランクルーム内へ配設されて車外の固定地上
局間との無線通信を行うための無線機と有線接続するこ
とにより、車室内においてコードレスで通話を可能とし
たことを特徴とする。請求項２の発明は、ハンドセット
を車室内の適当位置へ着脱自在に取付可能にするととも
に、ハンドセットに基端部が回動自在に連結されかつ先
端部にはマイクが設けられたマイクアームを設け、この
マイクアームを回動することによりマイクをハンドセッ
ト用位置とハンドフリー用位置とに切換可能にしたこと
を特徴とする。
め、請求項１の発明は、コードレス電話を構成する親機
とハンドセットのうち、ハンドセットを車室内で使用す
るとともに、親機をトランクルーム内へ配設し、かつこ
の親機をトランクルーム内へ配設されて車外の固定地上
局間との無線通信を行うための無線機と有線接続するこ
とにより、車室内においてコードレスで通話を可能とし
たことを特徴とする。請求項２の発明は、ハンドセット
を車室内の適当位置へ着脱自在に取付可能にするととも
に、ハンドセットに基端部が回動自在に連結されかつ先
端部にはマイクが設けられたマイクアームを設け、この
マイクアームを回動することによりマイクをハンドセッ
ト用位置とハンドフリー用位置とに切換可能にしたこと
を特徴とする。
【０００５】
【作用】請求項１記載の発明では、ハンドセットを車室
内で使用すると、ハンドセットとトランクルーム内に設
置された親機間は無線で連絡され、親機からは無線機を
介して通常の自動車無線と同様にして相手側と通話され
る。したがって、車室内でハンドセットをコードレスで
使用可能になる。請求項２記載の発明では、ハンドセッ
トを持ってマイクアームを回動させ、マイクをハンドセ
ット用位置にすると、通常のハンドセットとしてコード
レス通話が可能になる。マイクアームを回動させてマイ
クをハンドフリー用位置にし、ハンドセットを車室内の
適当位置へ取付けると、ハンドセットがコンパクトなハ
ンドフリー機になり、これを車内へ固定した状態でハン
ドフリー通話が可能になる。
内で使用すると、ハンドセットとトランクルーム内に設
置された親機間は無線で連絡され、親機からは無線機を
介して通常の自動車無線と同様にして相手側と通話され
る。したがって、車室内でハンドセットをコードレスで
使用可能になる。請求項２記載の発明では、ハンドセッ
トを持ってマイクアームを回動させ、マイクをハンドセ
ット用位置にすると、通常のハンドセットとしてコード
レス通話が可能になる。マイクアームを回動させてマイ
クをハンドフリー用位置にし、ハンドセットを車室内の
適当位置へ取付けると、ハンドセットがコンパクトなハ
ンドフリー機になり、これを車内へ固定した状態でハン
ドフリー通話が可能になる。
【０００６】
【実施例】図１は実施例に係る自動車電話システムを示
し、トランクルームルーム１内にはコードレス電話の親
機２と無線機３が配設されている。親機２はハンドフリ
ーユニットを兼ねており、後部座席の背面等へ取付けら
れるワイヤーアンテナ４を介して車室内のハンドセット
５との間で無線通信可能である。親機２とハンドセット
５でコードレス電話を構成する。
し、トランクルームルーム１内にはコードレス電話の親
機２と無線機３が配設されている。親機２はハンドフリ
ーユニットを兼ねており、後部座席の背面等へ取付けら
れるワイヤーアンテナ４を介して車室内のハンドセット
５との間で無線通信可能である。親機２とハンドセット
５でコードレス電話を構成する。
【０００７】親機２は無線機３と有線接続され、無線機
３は車外アンテナ６と接続して固定基地局７との間を無
線連絡する。固定基地局７は相手先電話８と公衆回線を
通じて有線接続されている。なお、無線機３は車載バッ
テリーから給電されるプリワイヤ９と接続して電源を供
給されている。
３は車外アンテナ６と接続して固定基地局７との間を無
線連絡する。固定基地局７は相手先電話８と公衆回線を
通じて有線接続されている。なお、無線機３は車載バッ
テリーから給電されるプリワイヤ９と接続して電源を供
給されている。
【０００８】親機２は車内後方左右に設けられているリ
ヤスピーカーのうち右側のリヤスピーカーをハンドフリ
ー用スピーカー１０に兼用するように接続し、かつ車室
前方に設けられているオーディオ装置１１とも接続して
いる。オーディオ装置１１は他のリヤスピーカー及び前
席側スピーカー１２ともオーディオ接続している。
ヤスピーカーのうち右側のリヤスピーカーをハンドフリ
ー用スピーカー１０に兼用するように接続し、かつ車室
前方に設けられているオーディオ装置１１とも接続して
いる。オーディオ装置１１は他のリヤスピーカー及び前
席側スピーカー１２ともオーディオ接続している。
【０００９】図２はハンドセット５のハンドフリー状態
での取付けを示し、運転席側ドア１３の内側に設けられ
たドアノブ１４近傍へ取付けられる。すなわち、ドアノ
ブ１４周囲に設けられるドアノブガーニッシュ１５とド
アライニング１３ａとの隙間へ後述する受台のブラケッ
ト部１６を差し込み取付けすることによる。但し、ハン
ドセット５の支持場所はドアライニング１３ａに限ら
ず、例えばインパネＰ（図１）の横方向に設けられてい
るダミースイッチを外してその跡に取付けてもよい。
での取付けを示し、運転席側ドア１３の内側に設けられ
たドアノブ１４近傍へ取付けられる。すなわち、ドアノ
ブ１４周囲に設けられるドアノブガーニッシュ１５とド
アライニング１３ａとの隙間へ後述する受台のブラケッ
ト部１６を差し込み取付けすることによる。但し、ハン
ドセット５の支持場所はドアライニング１３ａに限ら
ず、例えばインパネＰ（図１）の横方向に設けられてい
るダミースイッチを外してその跡に取付けてもよい。
【００１０】図３はハンドセット５の詳細を示し、表面
にはディスプレイ１７、電話番号入力用等の操作ボタン
１８が設けられる。側面１９の一端部側から中央側へ順
にミュートスイッチ２０、ボリューム２１、オープン兼
リヤミュートスイッチ２２が設けられ、かつ他端部側に
はマイクアーム２３の基端部が支軸２４を中心に回動自
在に連結されている。マイクアーム２３の先端にはマイ
ク２５が設けられ、マイクアーム２３を回動させて側面
１９から延出させた開き状態にするとハンドセット用位
置となり、ハンドセット５を使用するとき使用者の口元
近傍に位置できる。また、マイクアーム２３の側面１９
へ折りたたむように閉じた収納状態にするとハンドフリ
ー用位置（図２参照）となる。
にはディスプレイ１７、電話番号入力用等の操作ボタン
１８が設けられる。側面１９の一端部側から中央側へ順
にミュートスイッチ２０、ボリューム２１、オープン兼
リヤミュートスイッチ２２が設けられ、かつ他端部側に
はマイクアーム２３の基端部が支軸２４を中心に回動自
在に連結されている。マイクアーム２３の先端にはマイ
ク２５が設けられ、マイクアーム２３を回動させて側面
１９から延出させた開き状態にするとハンドセット用位
置となり、ハンドセット５を使用するとき使用者の口元
近傍に位置できる。また、マイクアーム２３の側面１９
へ折りたたむように閉じた収納状態にするとハンドフリ
ー用位置（図２参照）となる。
【００１１】オープン兼リヤミュートスイッチ２２を押
すと、収納状態のマイクアーム２３が開き方向へ回動可
能になるとともに、リヤミュート信号を出してハンドフ
リー用スピーカー１０（図２）の受話音声出力をミュー
トするようになっている。また、マイクアーム２３を閉
じた収納状態（図２）のとき、ミュートスイッチ２０を
押すとオーディオミュート信号が出て全スピーカー１
０、１２のオーディオ出力がミュートされるようになっ
ている。
すと、収納状態のマイクアーム２３が開き方向へ回動可
能になるとともに、リヤミュート信号を出してハンドフ
リー用スピーカー１０（図２）の受話音声出力をミュー
トするようになっている。また、マイクアーム２３を閉
じた収納状態（図２）のとき、ミュートスイッチ２０を
押すとオーディオミュート信号が出て全スピーカー１
０、１２のオーディオ出力がミュートされるようになっ
ている。
【００１２】図４はハンドセット５の裏面を示し、図の
上から順に内蔵スピーカー２６、位置決め溝２７、鉄板
からなる被吸着部２８、充電用端子２９が設けられてい
る。充電用端子２９は内蔵された例えばニッカド電池の
ような充電型電池へ接続されている。
上から順に内蔵スピーカー２６、位置決め溝２７、鉄板
からなる被吸着部２８、充電用端子２９が設けられてい
る。充電用端子２９は内蔵された例えばニッカド電池の
ような充電型電池へ接続されている。
【００１３】図５はハンドセット５を固定するための受
台３０の構造を示し、ハンドセット５を乗せるための支
持部３１と前述のドアノブガーニッシュ１５近傍へ取付
けるためのブラケット部１６とを有する。支持部３１は
上から順に位置決め突部３２、マグネット３３、電源供
給端子３４を有する。位置決め突部３２は位置決め溝２
７と係合可能であり、マグネット３３は被吸着部２８を
吸着可能である。電源供給端子３４は例えば運転席側ド
ア１３（図２）の内部へ配線された電源ラインと接続し
ており、充電用端子２９へ接続して充電用電源を供給可
能である。
台３０の構造を示し、ハンドセット５を乗せるための支
持部３１と前述のドアノブガーニッシュ１５近傍へ取付
けるためのブラケット部１６とを有する。支持部３１は
上から順に位置決め突部３２、マグネット３３、電源供
給端子３４を有する。位置決め突部３２は位置決め溝２
７と係合可能であり、マグネット３３は被吸着部２８を
吸着可能である。電源供給端子３４は例えば運転席側ド
ア１３（図２）の内部へ配線された電源ラインと接続し
ており、充電用端子２９へ接続して充電用電源を供給可
能である。
【００１４】ブラケット部１６は上下方向へ延びるコ字
状断面部分として形成され、先端３５がドアノブガーニ
ッシュ１５とドアライニング１３ａ（図２）の間へ差し
込み可能であり、コ字状空間３６の間隔はドアライニン
グ１３ａの厚さと略同程度である。ブラケット部１６は
支持部３１と連続して形成され、両者の接続部は支持部
３１を所定の傾斜状態にするため斜めになっている。
状断面部分として形成され、先端３５がドアノブガーニ
ッシュ１５とドアライニング１３ａ（図２）の間へ差し
込み可能であり、コ字状空間３６の間隔はドアライニン
グ１３ａの厚さと略同程度である。ブラケット部１６は
支持部３１と連続して形成され、両者の接続部は支持部
３１を所定の傾斜状態にするため斜めになっている。
【００１５】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
図２に示すように、ブラケット部１６をドアライニング
１３ａへ取付ける。このとき、先端３５をドアノブ１４
とドアライニング１３ａとの隙間へ差し込むとコ字状空
間３６がドアライニング１３ａの縁を挟持するので、ド
アライニング１３ａへ取付けられる。そこで、ハンドセ
ット５を位置決め溝２７が位置決め突部３２と係合する
ように位置決めして支持部３１上へ置くと、ハンドセッ
ト５の被吸着部２８がマグネット３３に磁力で吸着され
て固定され、同時に充電用端子２９が電源供給端子３４
と接続してハンドセット５の内蔵バッテリーが充電され
る。これにより、ハンドセット５は手放し状態で車体側
へ支持される。しかも、取付状態では自動的に充電され
るため便利である。
図２に示すように、ブラケット部１６をドアライニング
１３ａへ取付ける。このとき、先端３５をドアノブ１４
とドアライニング１３ａとの隙間へ差し込むとコ字状空
間３６がドアライニング１３ａの縁を挟持するので、ド
アライニング１３ａへ取付けられる。そこで、ハンドセ
ット５を位置決め溝２７が位置決め突部３２と係合する
ように位置決めして支持部３１上へ置くと、ハンドセッ
ト５の被吸着部２８がマグネット３３に磁力で吸着され
て固定され、同時に充電用端子２９が電源供給端子３４
と接続してハンドセット５の内蔵バッテリーが充電され
る。これにより、ハンドセット５は手放し状態で車体側
へ支持される。しかも、取付状態では自動的に充電され
るため便利である。
【００１６】図２の状態はマイクアーム２３が側面１９
へ収納されたハンドフリー位置である。この状態でハン
ドフリー通話をするには、まずミュートスイッチ２０を
押す。すると、ハンドセット５からのオーディオミュー
ト信号は図１に明らかなように、無線で親機２を経由し
てオーディオ装置１１へ送られ、全スピーカー１０、１
２のオーディオ出力がミュートされたハンドフリー状態
になる。そこで、運転席側ドア１３のドアライニング１
３ａ上へ取付けられ、手放し状態で支持されているハン
ドセット５に対して操作ボタン１８を押して相手側の電
話番号を入力することにより電話をかけることが可能に
なる。呼出し信号は無線で親機２へ入り、親機２から有
線で無線機３へ送られ、無線機３から車外アンテナ６を
介して固定基地局７へ無線され、固定基地局７からさら
に有線で接続された相手先電話８が呼び出される。相手
先電話８の応答があれば送話音声はマイク２５を介し
て、また受話音声は親機２からオーディオ装置１１へ入
力されてハンドフリー用スピーカー１０から出力され
る。但し、相手先電話が自動車用電話の場合には固定基
地局７を介して無線機３と相手先電話８間が無線で通信
される。
へ収納されたハンドフリー位置である。この状態でハン
ドフリー通話をするには、まずミュートスイッチ２０を
押す。すると、ハンドセット５からのオーディオミュー
ト信号は図１に明らかなように、無線で親機２を経由し
てオーディオ装置１１へ送られ、全スピーカー１０、１
２のオーディオ出力がミュートされたハンドフリー状態
になる。そこで、運転席側ドア１３のドアライニング１
３ａ上へ取付けられ、手放し状態で支持されているハン
ドセット５に対して操作ボタン１８を押して相手側の電
話番号を入力することにより電話をかけることが可能に
なる。呼出し信号は無線で親機２へ入り、親機２から有
線で無線機３へ送られ、無線機３から車外アンテナ６を
介して固定基地局７へ無線され、固定基地局７からさら
に有線で接続された相手先電話８が呼び出される。相手
先電話８の応答があれば送話音声はマイク２５を介し
て、また受話音声は親機２からオーディオ装置１１へ入
力されてハンドフリー用スピーカー１０から出力され
る。但し、相手先電話が自動車用電話の場合には固定基
地局７を介して無線機３と相手先電話８間が無線で通信
される。
【００１７】また、通常のコードレス電話として使用す
る場合は、ハンドセット５を受台３０から外して手で持
ち、オープン兼リヤミュートスイッチ２２を押して図３
に示すように、マイクアーム２３を所定角度へ回動させ
て開く。これによりマイク２５は使用者の口元近くに位
置するハンドセット用位置となり、同時にオープン兼リ
ヤミュートスイッチ２２を押すことにより発信されたリ
ヤミュート信号によりハンドフリー用スピーカー１０の
み受話音声出力がミュートされる。そこで、ハンドセッ
ト５を持って通常のコードレス電話と全く同様に全席で
通話可能である。この場合、ハンドセット５と親機２及
び無線機３と固定基地局７間は無線で、親機２と無線機
３及び固定基地局７と相手先電話８間は有線でそれぞれ
接続される。この状態は、手でハンドセット５を持つこ
とができる運転席以外の席で使用する場合に特に有効で
ある。
る場合は、ハンドセット５を受台３０から外して手で持
ち、オープン兼リヤミュートスイッチ２２を押して図３
に示すように、マイクアーム２３を所定角度へ回動させ
て開く。これによりマイク２５は使用者の口元近くに位
置するハンドセット用位置となり、同時にオープン兼リ
ヤミュートスイッチ２２を押すことにより発信されたリ
ヤミュート信号によりハンドフリー用スピーカー１０の
み受話音声出力がミュートされる。そこで、ハンドセッ
ト５を持って通常のコードレス電話と全く同様に全席で
通話可能である。この場合、ハンドセット５と親機２及
び無線機３と固定基地局７間は無線で、親機２と無線機
３及び固定基地局７と相手先電話８間は有線でそれぞれ
接続される。この状態は、手でハンドセット５を持つこ
とができる運転席以外の席で使用する場合に特に有効で
ある。
【００１８】このように、本実施例では自動車電話のコ
ードレス化により、インパネＰ下からフロアカーペット
下を通り、トランクルーム１内の通線が不要となり、取
付工数の大幅削減が図られる。また、ドアライニング１
３ａに受台３０のマグネット３３を利用して着脱自在に
取付けることにより、コードの付け換えなしで車内の全
席で通常のコードレス電話におけるハンドセットとして
使用可能である。また、電波の届く範囲内であれば車外
でも使用可能である。ハンドセット５のマイク２５はマ
イクアーム２３を介して回動する開閉式となっており、
マイクアーム２３を閉じた収納状態ではハンドフリー用
のマイクとして働き、開いた状態では通常のハンドセッ
トのマイクとなる。ゆえに、コードレスのハンドフリー
通話が簡単にできる。しかも、ハンドフリー通話をする
場合、オーディオ用の右側リヤスピーカーをハンドフリ
ー用スピーカー１０に兼用できるので効率的である。ま
た、ハンドセット通話をする場合、オープン兼リヤミュ
ートスイッチ２２によりハンドフリー用スピーカー１０
の音声が自動的にミュートされるので、全席で通常のハ
ンドセットとして使用できる。
ードレス化により、インパネＰ下からフロアカーペット
下を通り、トランクルーム１内の通線が不要となり、取
付工数の大幅削減が図られる。また、ドアライニング１
３ａに受台３０のマグネット３３を利用して着脱自在に
取付けることにより、コードの付け換えなしで車内の全
席で通常のコードレス電話におけるハンドセットとして
使用可能である。また、電波の届く範囲内であれば車外
でも使用可能である。ハンドセット５のマイク２５はマ
イクアーム２３を介して回動する開閉式となっており、
マイクアーム２３を閉じた収納状態ではハンドフリー用
のマイクとして働き、開いた状態では通常のハンドセッ
トのマイクとなる。ゆえに、コードレスのハンドフリー
通話が簡単にできる。しかも、ハンドフリー通話をする
場合、オーディオ用の右側リヤスピーカーをハンドフリ
ー用スピーカー１０に兼用できるので効率的である。ま
た、ハンドセット通話をする場合、オープン兼リヤミュ
ートスイッチ２２によりハンドフリー用スピーカー１０
の音声が自動的にミュートされるので、全席で通常のハ
ンドセットとして使用できる。
【００１９】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、車室内にコー
ドレス電話のハンドセットを配設し、車室外へ親機と無
線機を配設したので、ハンドセットと親機の間を無線で
連絡でき、従来行われていたこの間のインパネ下部、フ
ロアカーペット下側及びトランクルーム内へかけての配
線を不要にでき、取付作業が容易になる。ゆえに、自動
車無線のコードレス化を簡単に実現できる。請求項２の
発明によれば、ハンドセットのマイクアームを回動自在
とし、マイクをハンドセット用位置とハンドフリー用位
置とに選択可能にしたので、ハンドフリー通話装置とし
ての利用と、車内全席における通常のハンドセットとし
ての利用の双方を同時に実現でき、極めて便利である。
ドレス電話のハンドセットを配設し、車室外へ親機と無
線機を配設したので、ハンドセットと親機の間を無線で
連絡でき、従来行われていたこの間のインパネ下部、フ
ロアカーペット下側及びトランクルーム内へかけての配
線を不要にでき、取付作業が容易になる。ゆえに、自動
車無線のコードレス化を簡単に実現できる。請求項２の
発明によれば、ハンドセットのマイクアームを回動自在
とし、マイクをハンドセット用位置とハンドフリー用位
置とに選択可能にしたので、ハンドフリー通話装置とし
ての利用と、車内全席における通常のハンドセットとし
ての利用の双方を同時に実現でき、極めて便利である。
【図１】実施例の全体システム図
【図２】実施例要部の取付状態斜視図
【図３】実施例要部の拡大斜視図
【図４】実施例要部の裏面図
【図５】実施例要部の拡大斜視図
１ トランクルームルーム ２ 親機 ３ 無線機 ５ ハンドセット １０ ハンドフリー用スピーカー（右側リヤスピーカ
ー） １１ オーディオ装置 ２３ マイクアーム ２５ マイク
ー） １１ オーディオ装置 ２３ マイクアーム ２５ マイク
Claims (2)
- 【請求項１】 コードレス電話を構成する親機とハンド
セットのうち、ハンドセットを車室内で使用するととも
に、親機をトランクルーム内へ配設し、かつこの親機を
トランクルーム内へ配設されて車外の固定地上局間との
無線通信を行うための無線機と有線接続することによ
り、車室内においてコードレスで通話を可能としたコー
ドレス自動車電話。 - 【請求項２】 ハンドセットは車室内の適当位置へ着脱
自在に取付可能であるとともに、基端部が回動自在に連
結され、かつ先端部にはマイクが設けられたマイクアー
ムを備え、このマイクアームを回動することによりマイ
クをハンドセット用位置とハンドフリー用位置とに切換
可能であることを特徴とする請求項１記載のコードレス
自動車電話。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220995A JPH0538984A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | コードレス自動車電話 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3220995A JPH0538984A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | コードレス自動車電話 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538984A true JPH0538984A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16759822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3220995A Withdrawn JPH0538984A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | コードレス自動車電話 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538984A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997013332A1 (en) * | 1995-09-29 | 1997-04-10 | Sheplind Pty. Ltd. | A hands free mobile phone unit |
| WO1998006183A1 (en) * | 1996-08-01 | 1998-02-12 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Remote control for a mobile station |
| FR2758112A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-10 | Sagem | Equipement de vehicule automobile de reception d'un telephone radio portatif |
| US6108562A (en) * | 1997-08-15 | 2000-08-22 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Travel converter for a mobile telephone |
| EP1341256A1 (en) * | 2000-12-04 | 2003-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Short-range automobile wireless communication device |
| JP2003267136A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-09-25 | Exon Science Inc | 車両用無線通信制御アセンブリ |
| CN103069408A (zh) * | 2010-07-28 | 2013-04-24 | 松下北美公司美国分部松下汽车系统公司 | 具有无线数据能力的后备箱安装的汽车网络服务器 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3220995A patent/JPH0538984A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997013332A1 (en) * | 1995-09-29 | 1997-04-10 | Sheplind Pty. Ltd. | A hands free mobile phone unit |
| WO1998006183A1 (en) * | 1996-08-01 | 1998-02-12 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Remote control for a mobile station |
| FR2758112A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-10 | Sagem | Equipement de vehicule automobile de reception d'un telephone radio portatif |
| US6108562A (en) * | 1997-08-15 | 2000-08-22 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Travel converter for a mobile telephone |
| EP1341256A1 (en) * | 2000-12-04 | 2003-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Short-range automobile wireless communication device |
| EP1341256A4 (en) * | 2000-12-04 | 2004-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | AUTOMOTIVE SHORT-RANGE WIRELESS COMMUNICATION DEVICE |
| US7324840B2 (en) | 2000-12-04 | 2008-01-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Short-range automobile wireless communication device |
| JP2003267136A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-09-25 | Exon Science Inc | 車両用無線通信制御アセンブリ |
| CN103069408A (zh) * | 2010-07-28 | 2013-04-24 | 松下北美公司美国分部松下汽车系统公司 | 具有无线数据能力的后备箱安装的汽车网络服务器 |
| JP2013538723A (ja) * | 2010-07-28 | 2013-10-17 | パナソニック オートモーティブ システムズ カンパニー オブ アメリカ ディビジョン オブ パナソニック コーポレイション オブ ノース アメリカ | 無線データ機能を備えたトランク設置型自動車ネットワークサーバ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05131881A (ja) | 自動車用無線電話装置 | |
| US5940503A (en) | Mirror mounted mobile telephone system | |
| US6728375B1 (en) | Mirror mounted mobile telephone system | |
| JP3360703B2 (ja) | 携帯電話機 | |
| GB2337394A (en) | Hands free support for use of a portable cellular phone while driving | |
| JPH0730626A (ja) | 無線電話用取付け組立体 | |
| JPH0538984A (ja) | コードレス自動車電話 | |
| EP0862309A2 (en) | Limited range transmitter for use with telephones | |
| JPH10243074A (ja) | ハンズフリー電話装置およびこれを用いた電話システム | |
| JP2930048B2 (ja) | ハンドフリー電話装置 | |
| JPH04368246A (ja) | 自動車用ハンドフリー通話装置 | |
| JPH08324354A (ja) | 自動車における携帯電話等の把持装置 | |
| KR20020043745A (ko) | 자동차용 선바이저 폰 | |
| KR0121571B1 (ko) | 통신장치를 구비한 차량 | |
| KR200246627Y1 (ko) | 휴대폰용 핸즈프리장치 | |
| KR100432916B1 (ko) | 자동차용 핸즈 프리 | |
| JPH01247237A (ja) | 無線電話装置 | |
| GB2347301A (en) | Radiotelephone foldably attached to car stereo control panel | |
| JP2533258Y2 (ja) | 自動車電話機 | |
| KR200253130Y1 (ko) | 자동차용 핸즈 프리 | |
| KR200220913Y1 (ko) | 자동차용 핸드프리장치 | |
| JPH089985Y2 (ja) | 自動車用電話装置 | |
| KR200185635Y1 (ko) | 차량에 설치가능한 무선 전화기용 무선 핸즈프리 | |
| JPH01269638A (ja) | 自動車電話装置 | |
| JPH0518152U (ja) | 自動車用ハンドフリー通話装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |