JPH0538952U - 火災報知設備用プリント基板 - Google Patents
火災報知設備用プリント基板Info
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- JPH0538952U JPH0538952U JP8499991U JP8499991U JPH0538952U JP H0538952 U JPH0538952 U JP H0538952U JP 8499991 U JP8499991 U JP 8499991U JP 8499991 U JP8499991 U JP 8499991U JP H0538952 U JPH0538952 U JP H0538952U
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- circuit board
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】導電パターンに確実にチップ部品を実装するこ
とのできる火災報知設備用プリント基板を得ること。 【構成】 それぞれチップ部品の端子がはんだ付けされ
る実装部3と端子部4とからなる複数の第1の導電パタ
ーン2a〜2dと、チップ部品の複数の端子がはんだ付
けされる第2の導電パーンとが対向して形成されたプリ
ント基板1を有し、第2の導電パターンを、第1の導電
パターン2a〜2dと対向してチップ部品の端子がはん
だ付けされる実装部3aと端子部4aとからなる独立し
た複数の導電パターン2e〜2hによって形成し、これ
ら各導電パターン2e〜2hの端子部をそれぞれ共通の
導電パターン5aに接続したもの。
とのできる火災報知設備用プリント基板を得ること。 【構成】 それぞれチップ部品の端子がはんだ付けされ
る実装部3と端子部4とからなる複数の第1の導電パタ
ーン2a〜2dと、チップ部品の複数の端子がはんだ付
けされる第2の導電パーンとが対向して形成されたプリ
ント基板1を有し、第2の導電パターンを、第1の導電
パターン2a〜2dと対向してチップ部品の端子がはん
だ付けされる実装部3aと端子部4aとからなる独立し
た複数の導電パターン2e〜2hによって形成し、これ
ら各導電パターン2e〜2hの端子部をそれぞれ共通の
導電パターン5aに接続したもの。
Description
【0001】
本考案は、火災報知設備に使用するプリント基板に係り、さらに詳しくは、小 さい電気部品を実装するためのプリント基板に関するものである。
【0002】
火災受信機、中継器などの火災報知設備においては、操作部、表示部、中継部 などに演算器、制御器その他多くの電気部品が実装されたプリント基板が使用さ れており、最近ではこれらプリント基板に例えば抵抗アレイのような小さな電気 部品(以下チップ部品という)が実装されている。
【0003】 図2は従来のこの種プリント基板の平面図である。プリント基板1の一方の側 には、図3に示すような抵抗アレイ7(その大きさは例えば3.2×1.6mm )をはんだ付けするための、抵抗アレイ7の各接続端子7a〜7hの表面積より 若干大きい面積の実装部3と、端子部4とからなる複数の導電パターン2a,2 b,2c,2dが形成されており、また、他方の側には全面に亘って例えば電源 に接続するための共通の導電パターン5が形成される。
【0004】 上記のようなプリント基板1に抵抗アレイ7を実装するには、先ず、導電パタ ーン2a〜2d及び5の抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hを実装する位置、即 ち、図2に示すように、導電パターン2a〜2dの実装部3及び導電パターン5 の実装部3とそれぞれ対向する位置の破線で囲んだ部分(この部分の大きさは、 抵抗アレイ7の各接続端子7a〜7hの表面積とほぼ等しい)を除いて、プリン ト基板1の表面全体にレジストを塗布し、ついで、この破線で囲った部分に例え ばクリームはんだの如きはんだ6a〜6hを塗布する。なお、プリント基板1の 表面にレジストを塗布するのは、抵抗アレイ7を実装する面に塗布したはんだ6 a〜6hが流れないためである。
【0005】 次に、塗布したはんだ6a〜6h上に複数の抵抗からなる抵抗アレイ7の接続 端子7a〜7hを付着させ、プリント基板1をリフロー炉に装入し、はんだ6a 〜6hを溶融させて抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hを導電パターン2a〜2 dの実装部3及び導電パターン5上にそれぞれ接着し、実装する。
【0006】
上記のような導電パータン2a〜2d及び5が形成されたプリント基板1にお いては、一方の側は実装部3と端子部4とからなる導電パターン2a〜2dがそ れぞれ独立して形成されており、他方の側には広い面積の共通の導電パターン5 が一体に形成されているので、両者の熱容量に大きな差が生じる。
【0007】 このため、各はんだ6a〜6hの上に抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hを付 着させてリフロー炉に装入すると、独立した導電パターン2a〜2dは共通の導 電パターン5に比べてその熱容量が小さいためはんだ6a〜6dが早く溶融し、 共通の導電パターン5に塗布したはんだ6e〜6hが抵抗アレイ7の接続端子7 a〜7hをはんだ付けするに適した溶融状態になるまで加熱される間に、早く溶 融したはんだ6a〜6dの表面張力により抵抗アレイ7が導電パターン2a〜2 d側に引張られて移動するため、抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hを共通の導 電パターン5に確実にはんだ付けすることができなかった。 これとは逆に、独立した導電パータン2a〜2dに塗布したはんだ6a〜6d が抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hをはんだ付けするに適した溶融状態になる 時間だけ加熱すると、共通の導電パターン5に塗布したはんだ6e〜6hが充分 溶融しないため、抵抗アレイ7の接続端子7e〜7hを確実に接着できないとい う問題があった。
【0008】 本考案は上記の課題を解決するべくなされたもので、独立した複数の導電パタ ーン側と共通の導電パターン側とに確実に電気部品を実装することのできる火災 報知設備用プリント基板を得ることを目的としたものである。
【0009】
本考案に係る火災報知設備用プリント基板は、それぞれ電気部品の端子がはん だ付けされる実装部と端子部とからなる複数の第1の導電パターンと、電気部品 の複数の端子がはんだ付けされる第2の導電パターンとが対向して形成されたプ リント基板を有し、第2の導電パターンを、第1の導電パターンと対向して電気 部品の端子がはんだ付けされる実装部と端子部とからなる独立した複数の導電パ ターンによって形成し、これら各導電パターンの端子部をそれぞれ共通の導電パ ターンに接続したものである。
【0010】
第2の導電パータンを第1の導電パターンとほぼ同じ形状に形成したので、両 者の熱容量はほぼ等しくなる。このため両導電パターンの実装部にはんだを塗布 し、電気部品の端子を付着してリフロー炉に装入すると、すべてのはんだは同じ 状態に溶融するので、電気部品の端子を確実に実装部に接着することができる。
【0011】
図1は本考案実施例の平面図である。なお、図2の従来例と同じ部分には同じ 符号を付し、説明を省略する。2e,2f,2g,2hは独立した複数の導電パ ターン2a〜2dと対向して形成された実装部3aと端子部4aとからなる共通 側の導電パターンで、導電パターン2a〜2dとほぼ同じ形状に形成されており 、端子部4aをそれぞれ共通の導電パターン5aに接続したものである。
【0012】 上記のような導電パターンが形成されたプリント基板1に抵抗アレイ7を実装 するには、従来と同様に各導電パターン2a〜2hの実装部3のはんだ6a〜6 hを塗布する部分を除き、表面にレジストを塗布する。ついで、実装部3にそれ ぞれクリームはんだの如きはんだ6a〜6hを塗布し、抵抗アレイ7の接続端子 7a〜7hを付着させてリフロー炉に装入する リフロー炉内ではんだ6a〜6hが溶融し、リフロー炉から出して冷却すれば 、抵抗アレイ7の接続端子7a〜7hは実装部3に確実に接着される。
【0013】 上記のような本考案においては、共通端子側の導電パターン2e〜2hを独立 した複数の導電パターン2a〜2dとほぼ同じ形状に形成したので、両者の熱容 量をほぼ等しくすることができる。 このため、リフロー炉で加熱した際、各実装部3に塗布したはんだ6a〜6h はほぼ同時に溶融するため、はんだ6a〜6hの表面張力による移動や溶融不充 分による不完全接着などが発生せず、抵抗アレイ7の接続端子を導電パターン2 a〜2hの実装部3に確実に接着することができる。
【0014】 上記の説明ではプリント基板に抵抗アレイ7を実装する場合について説明した が、その他のチップ部品や比較的大きい電気部品をプリント基板に実装する場合 も本考案を実装することができる。
【0015】
以上の説明から明らかなように、本考案は共通端子側の導電パターンを独立し た複数の導電パターンとほぼ同じ形状に形成したので、これら導電パターンの熱 容量がほぼ等しくなり、これに塗布したはんだが同時に溶融する。このため、導 電パターンに電気部品の端子が確実に接着され、接着不良を生ずるようなことは ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の平面図である。
【図2】従来のチップ部品実装用のプリント基板の平面
図である。
図である。
【図3】抵抗アレイの一例の平面図である。
1 プリント基板 2a〜2h 導電パターン 3,3a 実装部 4,4a 端子部 5a 共通の導電パターン 6a〜6h はんだ 7 抵抗アレイ 7a〜7h 接続端子
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ電気部品の端子がはんだ付けさ
れる実装部と端子部とからなる複数の第1の導電パター
ンと、電気部品の複数の端子がはんだ付けされる第2の
導電パターンとが対向して形成されたプリント基板を有
し、 前記第2の導電パターンを、前記第1の導電パターンと
対向して電気部品の端子がはんだ付けされる実装部と端
子部とからなる独立した複数の導電パターンによって形
成し、これら各導電パターンの端子部をそれぞれ共通の
導電パターンに接続したことを特徴とする火災報知設備
用プリント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991084999U JP2556338Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 火災報知設備用プリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991084999U JP2556338Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 火災報知設備用プリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538952U true JPH0538952U (ja) | 1993-05-25 |
JP2556338Y2 JP2556338Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=13846336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991084999U Expired - Fee Related JP2556338Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 火災報知設備用プリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556338Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04368197A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-21 | Sony Corp | はんだ付ランド |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP1991084999U patent/JP2556338Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04368197A (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-21 | Sony Corp | はんだ付ランド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556338Y2 (ja) | 1997-12-03 |
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Legal Events
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