JPH0538741U - アツプダウンスイツチ装置 - Google Patents

アツプダウンスイツチ装置

Info

Publication number
JPH0538741U
JPH0538741U JP9496991U JP9496991U JPH0538741U JP H0538741 U JPH0538741 U JP H0538741U JP 9496991 U JP9496991 U JP 9496991U JP 9496991 U JP9496991 U JP 9496991U JP H0538741 U JPH0538741 U JP H0538741U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide switch
operation button
switch
outer casing
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9496991U
Other languages
English (en)
Inventor
仁志 磯田
泰造 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9496991U priority Critical patent/JPH0538741U/ja
Publication of JPH0538741U publication Critical patent/JPH0538741U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slide Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で部品点数が少なく、コンパクト
であると共に、誤操作が少なくなる新規なアップダウン
スイッチ装置を提供する。 【構成】 回路基板5の側縁部に中心位置がオフで左右
に各別の接点を有するスライドスイッチ6を取着し、外
筐本体3の側壁11に摺動自在に支持された操作ボタン
10とスライドスイッチの摺動子8とを連結する。操作
ボタンを左に移動するとスライドスイッチの左の接点が
閉じ、右に移動すると右の接点が閉じ、中央でスライド
スイッチがオフになる。鋏型のトグルバネ17が外筐本
体に支持されており、その腕片17b、17cが操作ボ
タンのバネ掛け部13にそれを両側から挟むように弾接
して操作ボタンを中立位置に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は新規なアップダウンスイッチ装置に関する。詳しくは、構造が簡単で 部品点数が少なく、コンパクトであると共に、誤操作が少なくなる新規なアップ ダウンスイッチ装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器、例えば、テーププレーヤ、ラジオ等において、特に、電子制御方式 のものにあって、アップダウンスイッチ装置によってチャンネルの変更や音量の 調節を行うようにしたものがある。
【0003】 そして、従来のアップダウンスイッチ装置は、チャンネルナンバーや周波数を 増加させ或いは音量を増大させる所謂アップ用のタクトスイッチと、チャンネル ナンバーや周波数を減少させ或いは音量を小さくさせる所謂ダウン用のタクトス イッチとの2つのタクトスイッチを用い、これらのタクトスイッチを押しボタン によって適宜に操作してチャンネルの選択や音量の増減を行うようにしていた。
【0004】 このような従来のアップダウンスイッチ装置を簡単に図示すると、図9に示す ようになる。
【0005】 aはチューナーつきの携帯型テーププレーヤであり、bはその外筐である。
【0006】 cは外筐bの内側に配置された回路基板であり、該回路基板cに2つのタクト スイッチd、d´が支持されている。dがチャンネルアップ用であり、d´がチ ャンネルダウン用である。
【0007】 e、e´は外筐bに支持された押しボタンであり、eはアップ用タクトスイッ チdに対応しており、e´はダウン用タクトスイッチd´に対応している。
【0008】 しかして、押しボタンeが押し込まれると、該押しボタンeによってタクトス イッチdの被押圧子fが押し込まれてチューナーの受信周波数が上昇する方向に 変化し、押しボタンf´が押し込まれるとタクトスイッチd´の被押圧子f´が 押し込まれてチューナーの受信周波数が下降する方向に変化する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のアップダウンスイッチ装置にあっては、2個のタク トスイッチd、d´と2個の押しボタンe、e´が必要であり、部品点数が多く 、部品代が嵩むと共に、部品の組付工数も余計に必要となり、これらがコスト増 の原因となっていた。
【0010】 また、機構上押しボタンe、e´は外筐bの外側に露出しているため、バッグ 等に入れて持ち歩いているような場合、何かが触れて押しボタンe、e´が押圧 されてしまってチャンネルが変わってしまうという誤操作が起きる惧があった。
【0011】 更に、回路基板cの板厚方向に直交する方向から操作するようにするためには 、図10に示すように、回路基板cの端縁部に切欠gを形成してタクトスイッチ d、d´を配置しなければならないので、その分回路基板cの有効面積が減って しまうという問題がある。
【0012】 更にまた、タクトスイッチをチューナーを備えた機器に使用した場合には、そ の操作方向と大きさの関係から、バーアンテナhからの距離を余り大きく取るこ とが出来ず、電波に対するシールド部分となる金属部分を有するタクトスイッチ がバーアンテナに近くなってしまって、チューナーの感度が落ちてしまうという 問題もある。
【0013】 しかも、携帯型のヘッドホン式テーププレーヤ等の場合、スペース的及び形態 的関係から、側面にチャンネル操作部を設けざるを得ない場合が多い。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案アップダウンスイッチ装置は、上記した課題を解決するために 、中心位置がオフで左右に各別の接点を有するスライドスイッチと、該スライド スイッチの摺動子に連結されスライドスイッチをオフ状態にする中立位置と左の 接点が閉じた状態にする左位置と右の接点が閉じた状態にする右位置との間を移 動する操作子と、該操作子を中立位置に付勢する弾発部材とによって構成するよ うにしたものである。
【0015】
【作用】
従って、本考案アップダウンスイッチ装置によれば、必要な部品がスライドス イッチと操作子と弾発部材だけになるので、従来のタクトスイッチを使用したも のに比較して、部品点数が減少し、かつ、組付工数も減少するので、安価に製造 することが出来るようになる。
【0016】 また、操作子にものが触れるだけではスライドスイッチが操作されてしまうこ とはないので、不用意にチャンネルが変わってしまう等というような誤操作が生 じてしまうことを防止することが出来る。
【0017】 更に、スライドスイッチはその厚みが小さいので、回路基板の厚み方向に直交 する方向から操作するようにする場合、回路基板に切欠を設ける必要がないので 、回路基板の有効面積が不必要に減少してしまうということがなく、また、厚み が小さい分バーアンテナから離して配置することが可能となり、チューナーつき の機器に使用した場合でも、チューナーの感度を低下させてしまうと言うことが なくなる。
【0018】
【実施例】
以下に本発明アップダウンスイッチ装置の詳細を添付図に示す実施例に従って 説明する。尚、図示した実施例は、本考案を携帯型のチューナー付ステレオヘッ ドホンテーププレーヤにおけるチャンネルのアップダウンスイッチ装置に適用し たものである。
【0019】 図中1はテーププレーヤであり、2はその外筐で、該外筐2は外筐本体3と該 外筐本体3に開閉自在に取着された蓋体4とからなり、外筐本体3内にはリール 台、モータ等を備えた図示しないメカデッキが保持されており、また、チューナ ー回路等を備えた回路基板5も外筐本体3内に取着されている。
【0020】 6はスライドスイッチであり、長方体状の外形をしたケース7内に図示しない 2つの接点が配置されている。
【0021】 8はケース7の長辺に沿う幅狭の側面から突出しケース7の長手方向に摺動自 在である摺動子であり、該摺動子8がその摺動範囲の中央にある状態でスライド スイッチ6がオフ状態となり、摺動子8がその摺動範囲の一端に移動すると上記 接点の一方が閉じ、摺動子8がその摺動範囲の他端に移動すると上記接点の他方 が閉じるようになっている。
【0022】 9、9、・・・はケース7の摺動子8が突出している側面と反対側の側面から 突出した端子である。
【0023】 該スライドスイッチ6は上記回路基板5の一の側縁部に固定され、端子9、9 、・・・は回路基板5上に形成された導体の接続端に半田付けされている。
【0024】 10は操作ボタンであり、外筐本体3の一の側壁11に摺動自在に支持されて いる。そして、スライドスイッチ6の上記摺動子8が操作ボタン10の外筐本体 3内に位置した部分に外筐本体3の開口面3a側に向かって開口するように形成 された切欠12に係合され、これによって操作ボタン10が摺動子8と連結され ている。
【0025】 また、操作ボタン10の外筐本体3内に位置した部分にはバネ掛け部13が形 成されている。
【0026】 14は外筐本体3の底壁15の上記側壁11に寄った位置に突設されたバネ掛 けピンであり、16は底壁15のうち該バネ掛けピン14と側壁11との間の中 間の位置から突設された突起である。
【0027】 17はコイル部17aと該コイル部17aから突出した2つの腕片17b、1 7cとを有する鋏型をしたトグルバネであり、そのコイル部17aが上記バネ掛 けピン14に外嵌状に支持され、2つの腕片17b、17cは操作ボタン10の バネ掛け部13にそれを両側から挟み込むように弾接されて操作ボタン10を中 立位置に保持している。尚、上記突起16は2つの腕片17bと17cとの間に 位置して、操作ボタン10の中立位置が片寄らないようにしている。
【0028】 上記のようなアップダウンスイッチ装置は次のようにして組み立てられる。
【0029】 先ず、操作ボタン10を外筐本体3の側壁11に摺動自在に支持し、それから 、トグルバネ17を外筐本体3に支持すると共にその腕片17b、17cを操作 ボタン10のバネ掛け部13に弾接させて操作ボタン10を中立位置に位置させ る。それから、スライドスイッチ6を支持した回路基板5をスライドスイッチ6 の摺動子8を中立位置に位置させた状態で外筐本体3内に挿入していくと、操作 ボタン10の切欠12は外筐本体3の開口面3aに向かって開口されているので 、スライドスイッチ6の摺動子8が操作ボタン10の切欠12に係合される。
【0030】 従って、このアップダウンスイッチ装置の組付はきわめて簡単に為される。
【0031】 そして、操作ボタン10をその摺動範囲の一方に移動すると、スライドスイッ チ6の摺動子が同じ方向に移動されてスライドスイッチ6の一方の接点が閉じチ ューナーの受信周波数が昇順に変更され、このとき、トグルバネ17の一方の腕 片17bがバネ掛け部13によって押圧されて突起16から離れる方向に移動さ れ、該腕片17bによって操作ボタン10に中立位置に向けての移動力が付勢さ れる。従って、操作ボタン10を一方の方向へ移動させていた力を除けば、トグ ルバネ17の一方の腕片17bによって付勢されている移動力によって操作ボタ ン10は中立位置に復帰する。
【0032】 また、操作ボタン10をその摺動範囲の他方に移動すると、スライドスイッチ 6の摺動子が同じ方向に移動されてスライドスイッチ6の他方の接点が閉じチュ ーナーの受信周波数が降順に変更され、このとき、トグルバネ17の他方の腕片 17cがバネ掛け部13によって押圧されて突起16から離れる方向に移動され 、該腕片17cによって操作ボタン10に中立位置に向けての移動力が付勢され る。従って、操作ボタン10を他方の方向へ移動させていた力を除けば、トグル バネ17の他方の腕片17cによって付勢されている移動力によって操作ボタン 10は中立位置に復帰する。
【0033】 上記のようなアップダウンスイッチ装置にあっては、必要な部品がスライドス イッチ6と操作ボタン10とトグルバネ17だけであるので、部品点数が少なく 、組付も容易である。
【0034】 また、チャンネルをアップ或いはダウンさせるには、単に操作ボタン10に触 れるだけでなく、これを摺動させる積極的な動きが必要であるので、たまたまも のが触れただけでチャンネルが変わってしまうというようなことは起こらない。
【0035】 更に、スライドスイッチ6はその厚みが小さいので、回路基板5に切欠を設け なくとも配置することが可能であるので、回路基板5の有効面積を広く取ること が出来、それだけ、部品の配置に余裕が出来る。更にまた、スライドスイッチ6 は扁平であるので、バーアンテナ18からの距離が大きくなり、チューナーの感 度が低下することがない。
【0036】
【考案の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本考案アップダウンスイッチ装置 は、チャンネルの大小、音量の増減等、相反する方向への数値等の変更指令を行 わせるスイッチ装置であり、中心位置がオフで左右に各別の接点を有するスライ ドスイッチと、該スライドスイッチの摺動子に連結されスライドスイッチをオフ 状態にする中立位置と左の接点が閉じた状態にする左位置と右の接点が閉じた状 態にする右位置との間を移動する操作子と、該操作子を中立位置に付勢する弾発 部材とを備えたことを特徴とする。
【0037】 従って、本考案アップダウンスイッチ装置によれば、必要な部品がスライドス イッチと操作子と弾発部材だけになるので、従来のタクトスイッチを使用したも のに比較して、部品点数が減少し、かつ、組付工数も減少するので、安価に製造 することが出来るようになる。
【0038】 また、操作子にものが触れるだけではスライドスイッチが操作されてしまうこ とはないので、不用意にチャンネルが変わってしまう等というような誤操作が生 じてしまうことを防止することが出来る。
【0039】 更に、スライドスイッチはその厚みが小さいので、回路基板の厚み方向に直交 する方向から操作するようにする場合、回路基板に切欠を設ける必要がないので 、回路基板の有効面積が不必要に減少してしまうということがなく、また、厚み が小さい分バーアンテナから離して配置することが可能となり、チューナーつき の機器に使用した場合でも、チューナーの感度を低下させてしまうと言うことが なくなる。
【0040】 尚、上記した実施例では、本考案をチューナー付ヘッドホンテーププレーヤの チャンネルのアップダウンスイッチ装置に適用したものを示したが、本考案アッ プダウンスイッチ装置の適用範囲がこのようなものに限定されることを意味する ものではなく、チューナー付ヘッドホンテーププレーヤ以外のものにも、また、 チャンネルアップダウンスイッチ装置以外、例えば、音量のアップダウンスイッ チ装置、テーププレーヤのFF/REWスイッチ等、操作対象が対称的なものの 操作用スイッチとして広く適用することが出来る。
【0041】 そのほか、上記実施例において示した具体的な形状乃至構造は何れも本考案の 具体化に当たってのほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本考案の 技術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案アップダウンスイッチ装置の実施の一例
を一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図2】本考案アップダウンスイッチ装置が使用されて
いるテーププレーヤの概略を示す斜視図である。
【図3】分解斜視図である。
【図4】図2のテーププレーヤの側面を一部拡大して示
す側面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6に示す状態から操作ボタンを一方に移動さ
せた状態を示す断面図である。
【図8】図6に示す状態から操作ボタンを他方に移動さ
せた状態を示す断面図である。
【図9】従来のアップダウンスイッチ装置の一例を一部
を切り欠いて示す斜視図である。
【図10】従来のアップダウンスイッチ装置の別の一例
を示す断面図である。
【符号の説明】
6 スライドスイッチ 8 摺動子 10 操作子 17 弾発部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネルの大小、音量の増減等、相反
    する方向への数値等の変更指令を行わせるスイッチ装置
    であり、中心位置がオフで左右に各別の接点を有するス
    ライドスイッチと、該スライドスイッチの摺動子に連結
    されスライドスイッチをオフ状態にする中立位置と左の
    接点が閉じた状態にする左位置と右の接点が閉じた状態
    にする右位置との間を移動する操作子と、該操作子を中
    立位置に付勢する弾発部材とを備えたことを特徴とする
    アップダウンスイッチ装置。
JP9496991U 1991-10-24 1991-10-24 アツプダウンスイツチ装置 Pending JPH0538741U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9496991U JPH0538741U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 アツプダウンスイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9496991U JPH0538741U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 アツプダウンスイツチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538741U true JPH0538741U (ja) 1993-05-25

Family

ID=14124750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9496991U Pending JPH0538741U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 アツプダウンスイツチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538741U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3732380B2 (ja) ポインティング装置
JP4624269B2 (ja) 多方向入力装置
EP1047159B1 (en) Electrical switch assembly
KR19980023941A (ko) 복합조작형 전기부품
US2789170A (en) Trigger switch with lock-on and interlock
CA2437332C (en) Depression switch and multidirectional input device
JP4169983B2 (ja) 多方向入力装置
US8093976B2 (en) Vehicle switch
US4698465A (en) Switch
JPH0538741U (ja) アツプダウンスイツチ装置
JP2009134950A (ja) プッシュスイッチ付きスライドスイッチ
US4602137A (en) Pull-push switch
WO2020042572A1 (zh) 一种微动开关的防尘结构
JP4087603B2 (ja) スライド型電気部品
JP2022043622A (ja) プッシュスイッチ
JP4418378B2 (ja) ポインティング装置
US4121062A (en) Change-over slide switch with grounding spring member
KR100551920B1 (ko) 슬라이드형 전기부품
EP2884514B1 (en) Switch
JP4256708B2 (ja) スイッチ装置
JP3910361B2 (ja) ポインティング装置
JP3902076B2 (ja) 多方向入力装置
JP4146713B2 (ja) プッシュスイッチ装置
JPS6344897Y2 (ja)
JP3017575B2 (ja) 操作部機構